まず初めに・・・



わたくし中谷百里63歳



『もう来ない!』
・・・と思っていた50肩が



今ごろになって
左腕に来まして・・・
※私の場合はとにかく筋肉が痛い



右側は
40代半ばになっており



そのころの私は
水商売の最盛期(笑)



性格はこのままですが
見た目がね



今とは
ずいぶんと違っていたので



毎日のようにお客さまから



《俺のイチ押し》治療に
連れて行ってもらったり



『痛ッ!』
・・・と言うだけで



みんなから
心配してもらえたりして



チヤホヤされまくって
《50肩》を越したので



あんまり
苦しんだ記憶がないのです。



・・・ところが



誰からも
チヤホヤされなくなった今



左腕は
死ぬほど痛い上に



脳が古びた分
痛いことを忘れて動かし



『ほ~じゃ!50肩じゃった!』



数分間
うずくまる始末・・・



もちろん



オヤジからも優しい言葉は
一切なく



うちの
パートのおばちゃんたちと



「50肩は痛いよねぇ!」
「1年続くけぇね!」



・・・と



《痛みを共有する》
・・・ぐらいです(笑)



もともと
痛みに超・弱い私としては



マジで痛いので



これから1年間は
箸より重いものは持てんし



おとなしく過ごすつもりで
ございます。



みなさまも
そのおつもりで・・・



↑  ↑
そのつもりって・・・
どんなつもり??(笑)



。。。。。。。。。。。。。



佐賀から帰ったので
まずは・・・



つぶつぶ~ッ!!





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去年12月の佐賀TNR一斉時に
会場で断脚して



連れて帰った子です。





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毛もボロボロで
ひょろひょろした子でしたが




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4ヶ月後の今は



立派な
お嬢さんになってます♪



。。。。。。。。。。。。。



4月8日~10日



九州TNR一斉
㏌佐賀県小城市




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佐賀県小城市です。



緑あふれる
のどかな田舎町です。



・・・ただ
・・・ただ
・・・ただ



この《のどかな田舎町》ってのが
大きなミソで



のどかな田舎に行けば
行くほど



動物愛護の意識は低いです。



・・・なので



何度も
TNR一斉を開催している小城市も



まだこれからだし



広島県も県北あたりの
《のどかな田舎町》に行くと



動物愛護行政すら
追いついてきてませんもんね!



この活動をすればするほど
わかってくることですが



《田舎のお年寄りは優しい人》



・・・だとゆ~イメージは
大ウソだということ



ハッキリ言って
田舎のお年寄りは・・・



動物に残酷です!!



。。。。。。。。。。。。。



私たちの医療チームは
手術の前にオスもメスも



必ず
オシッコを絞ります。



メスは



子宮と膀胱が
ほぼ同じ位置にあるから



オシッコを絞るのは
常識ですが



オス猫の場合でも
オシッコを見ることで



尿石(ストラバイト)があるか
どうかや



腎臓や肝臓等も状態も
わかるし



私はゼッタイに
絞るべきだと思っています。





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腎臓臭がしていたオジサンの
オシッコ



やはり無色透明です。





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右側が
普通のオシッコの色



左が
腎臓が壊れた子のオシッコの色



もちろん



TNR会場では
皮下補液をしてお返ししますが



その旨も伝え



今後も補液は怠らないように
お願いします。



犬猫みなしご救援隊では
腎臓病の子は補液一択です。



。。。。。。。。。。。。。



マダニ


。。。。。。。。。。。。。




妊婦が増えるとともに
増えるマダニ




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この子は



マダニの卵が孵った場所で
生息しているのか



全身に
ものすごい数の稚ダニがおり



幼ダニから成ダニまで
勢ぞろいでした。





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昔は



マダニを取る専用のモノで
マダニを取っていましたが



専用のモノを使っても
歯が残るのでやめました。



ブラベクトさまに
お願いする方が賢明ですからね



マダニが媒介する
SFTSウイルス



これにり患すると
猫は死にますからね



譲渡会に出る子たちに対して



猫エイズだ猫白血病だ
そんなことを調べるぐらいなら



SFTSを調べた方が



よほど猫のためや
新しい飼い主さんのためになる



・・・と私は思いますよ



もう一度言います。



SFTSに
り患すると猫は死にます。



・・・だから私は



マダニから猫を



3ヶ月も守ってくれる
ブラベクトを使うのです。



普通のノミ・マダニ駆除薬の
3倍ですからね



外で暮らすしかない猫にとって
3倍お得なんです♪



。。。。。。。。。。。。。



ケガなのか
腫瘍なのか




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ケガとして治療し



今後は
よく様子を見てもらいます。




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口腔内に問題がないのに
口元が汚れているし



見るからに首が太い・・・



触ると
ブヨブヨしています。




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原因まではわかりませんが
血膿が溜まっていました。



。。。。。。。。。。。。。




ケンカ傷



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ここまで重傷だと
回復するときに



扁平上皮癌になる可能性もあり



今後は餌やりさんに
よく見てもらわないと・・・





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反対側の首も・・・




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腕の内側も・・・




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お腹も・・・



相当もぐれついた
取っ組み合いをしたんでしょう



発情期のオス猫は



同じオス猫が
向こうから歩いて来るだけで



ムカつくみたいで
一触即発



大ケンカになります・・・



もしかしたら
15歳のころの私は



発情期のオス猫が
乗り移っとったのかも(笑)



。。。。。。。。。。。。。



断尾しました。




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よくある
しっぽズル剥け



これはこのまま治らないので
断尾しかありません。




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元は咬み傷



咬まれたところが膿んで
皮膚の一番奥まで腐っていき



ある日



皮膚ごと
スポッと剥けるのです。



。。。。。。。。。。。。。



お子さま連れ




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かわいい!
・・・と見たら



子猫の目が潰れとる!



これは早く治さないと
眼球まで腐っていく




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おばちゃんに任せなさい!



50肩で
右手しか使えんけど



これぐらいの軽さなら
余裕〜余裕〜余裕♪





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中谷オリジナル点眼で
これぐらいは一発




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この後
この子どもたちは



佐賀のボランティアさん宅へ
行きました。



ボランティアは
うちのプレミアム会員さんなので



子猫に使える
オリジナル点眼薬を渡しました♪



。。。。。。。。。。。。。。。



子宮蓄膿症



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私たちの医療チームは
子宮蓄膿症でも



小さな穴から
《安全に》取り出します。



万が一
蓄膿子宮が破れたら



中から膿が出て
猫は腹膜炎を起こし



死ぬ生きるでオオゴトです!



・・・だから



手術の腕がない獣医は
ものすご〜大きく開きますが



傷口が大きければ
大きいだけ



猫は術後
苦しみますからね



そこは私は
非常に厳しく考えており



医療チーム全体で
協力して手術しています。






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こんな形でした。



膿を育てるために
太い血管・・・



それだけ猫は
栄養を取られるわけだから



腹が立ちます!!



。。。。。。。。。。。。。。。




またまた
子宮蓄膿症




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こんどはカチカチ
かなり硬いです。



硬かろうが
柔らかかろうが



小さな穴から取り出す。



ここは変わりありません。





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うまく取り出せました。



これまた
太い血管!!



。。。。。。。。。。。。。。。



またまた
子宮蓄膿症




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今度は
久しぶりにイビツなヤツ



こんな形でも
取り出す穴は小さく・・・ね





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これは凄い!



相当
お腹も痛かったでしょうねぇ



術後は



美味しいものでももろ〜て
食べんさいね♪



。。。。。。。。。。。。。。。



産道に
胎児が詰まっていました。



生まれる寸前で
なにかが起きたのだと思います。



詰まっていた子を
取り出したあと




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普通サイズの
赤ちゃんを蘇生



このサイズが



皆さまもご存知のとおり
普通の赤ちゃん猫です。



お母さん猫は



産道に
赤ちゃんが詰まったままで



子宮が腸も圧迫し
ウン◯も出せなかったみたいで



お腹はパンパンで
重度の便秘状態



この日に
会場に来てなくて



そのままだったら
2日はもたないかな・・・



お母さん猫は
死ぬしかない状況から



まさに
九死に一生を得ましたが



ウン◯が詰まり過ぎてて



もしかしたら



腸の扇動機能が
止まってしまったかも
※猫は多い



そ〜なると



かなり厄介なので
あらゆる手を尽くさねば






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・・・とゆ〜ことで



お母さんと
赤ちゃん2匹は急きょ



うちの広島本部に
連れて帰り



広島本部の者が
総動員でみることにしました。





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運よく
お母さん猫は母乳が出るので



赤ちゃん2匹は
育ててもらってます。



運が悪かったのは
うちの者たち



お母さん猫は
超シャーシャで



叩く叩く
そして咬む!



総攻撃を受けてます・・・



。。。。。。。。。。。。。。。



写真を
載せるか載せないか



相当悩んだのですが・・・



この子の存在を



無かったことには
したくなかったので



1枚だけ載せます。



お母さんの子宮内で
詰まって亡くなっていた



ぷくぷくちゃんです。





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大きさは
犬の赤ちゃんぐらい・・・



全身が
パンパンにむくんでおりますが



肋骨が触れたので



必死で
心臓マッサージをしたんだけど



私のチカラが及びませんでした。



ぷくぷくを
最初に見たときは



とても驚きましたが



蘇生術をしていたら



どんどん
愛おしくなっていって・・・



ぷくぷくを
連れて帰りたくなって・・・



私は
ぷくぷくの火葬と納骨は



ど〜しても
うちでしたかったです。