3月16日(日)
岡山瀬戸内TNR一斉
。。。。。。。。。。。。。。。
TNR前日3月15日
捕獲の日
岡山県東部は
朝から冷たい雨
こんな日は
猫は出てこない。
それでも
瀬戸内市の職員さんも
和気町の職員さんも
もちろん
各町内のボランティアさんも
よく頑張ってくれました。
・・・なので
医療チームの先生たちも頑張る!

そして
PM2.5に加え
スギ花粉にやられ
アレルギー全開の私も
ガンバルンバ♪
・・・みたいですが
私のアレルギーは
目の周りに出るんです。
目の周りの皮膚バリアが
粉々に破壊されてるのだ
・・・と思います。
まぁ
アレルギー反応が出るだけ
若い!とゆ〜ことで
万歳♪
。。。。。。。。。。。。。。。
たかが耳先カット
されど耳先カット
。。。。。。。。。。。。。。。
猫の栄養状態で
耳先カットの部分が
折れ曲がったりします。
・・・たから
余計に私は
耳先カットにはうるさいんです。

この子は
自然耳先カット
ケンカ傷なのかな?
こ〜いった自然耳先カットと
TNRの耳先カットを
区別するために
TNRでは
《人工的に見えるよう》
あえて深く鋭く切ります。

自然耳先カットに
カブして
鋭利に切りました。
。。。。。。。。。。。。。。。
耳先カットは
《耳先》を切るから
耳先カットと言うので
ちゃんと
《耳先》を切ってほしいです。
麻酔をかけて
毛剃をしてわかったのですが
この子は手術済でした。
↓ ↓ ↓ ↓

どうやら
これが
耳先カットだったみたいで
※もう1匹同じ耳カットがいました
ど〜やったら
こ〜切れるのか
逆に
教えてほしいぐらいです。

これでは
いかにも
わかりにくいので
反対側を切りました。

耳先カットができない
・・・とゆ〜か
耳先カットの
《やり方がわからない》獣医は
たくさんいます。
・・・だけど
誰かに教えを請うことに
自尊心が傷つくのか
野良猫だから
ど〜でもええと思っているのか
平気で
わからんままやるんですよね!
私が
死ぬほど嫌っている
スペイクリニックなんかは
耳先を止血するときに
犬の爪を切りすぎて
血が出たときに使う止血剤
クイックストップを
使うんですよ!
クイックストップを
切り口に塗られた猫は
数日間
グジュグジュ膿んで
非常に
可哀想なことになります。
私は以前
クイックストップを塗ったら
どんなものかと
自分の手にできた
切り傷に
クイックストップを
塗ってみました。
結果は
痛くて
飛び上がりましたからね!
クイックストップは
爪の止血剤です。
爪専用です!!!!
皮膚には使えません!!
クイックストップが
皮膚に使えるなら
しょっちゅう擦り傷を作る
人間の小さな子どもには
「最適じゃん」
・・・ってことになり
小さな子どもがいる世帯には
クイックストップと
絆創膏は
常備品となってるハズです!!
私はなんでも
自分で実験しますが
私が不快なものは
動物には使わない!
これ
《動物愛護の基本のキ》です!
。。。。。。。。。。。。。。。
不妊・去勢手術を
施さないまま
「かわいい」
・・・とゆ〜だけで猫を飼うと
猫は発情ストレスで
凶暴にもなりますし
万が一
オス・メスがいたならば
当然
子猫が生まれます。
それも
そのままにしていると
近親交配が横行します。
近親交配で
生まれた子猫は
血が濃くなっていき
体のいたるところに
不具合が生じます。
おまけに
お世話が行き届かなくなり
猫の生活環境は
糞尿もぐれになり悪化の一途
こんなことを
平気でする人は
猫好きでもなんでもなく
猫好きの仮面をかぶった
【猫虐待魔です】
。。。。。。。。。。。。。。。
岡山瀬戸内TNR一斉に
多頭崩壊現場から猫が来ました。
どの子も状態は悪く
可哀想でなりませんでした。

黒猫なのに
赤茶けているのは
明らかに栄養失調
理由はひとつ
安価な国産フードを
与えているから
国産品はNG!
国産ほど怖いものはありません。
フードの袋に
どんな文言が書いてあっても
NGはNG!
日本は動物に優しい国では
日本は動物に優しい国では
ありません!

安価な国産フードを
食べると
アレルギーも出て
痒い部位を猫は舐めます。
痒みは痛みより地獄
アレルギー体質の私は
そう思います。

近親交配の結果が
最初に現れるのが被毛で
シャム系もそうだし
パステルカラーもそう
この子も
本来はキジトラかと思います。

体は小さいけれど
子猫ではなく
も〜
かわいそ〜以外の
言葉は見つかりません!

近親交配だと
毛が長くなり
長毛になります。
室内閉じ込め多頭現場には
必ず長毛の子がいます。

ベージュやグレーなどの
パステルカラーに長毛
そして
目が寄り目・・・
近親交配が進むと
被毛の次に
骨に異常が出てきます。

そして
耳が倒れます。
耳の軟骨だけでなく
前足も
曲がっていました。

わかりますか?
関節が腫れて
曲がっています。
すでに
この子には
骨の痛みが出ていますね

この子は
耳も小さく
なおかつ倒れており

甲の形も変わり
各関節は大きく腫れ
関節ごとに
ぐいっと曲がって
足の長さも
短くなっています。

相当な
骨の痛みがあると思います。

曲がり具合を見ると
立って歩けているのか?
・・・と思うレベル

全体像を見ると
小柄で
体つきもおかしいです。

おまけに
陰部のこの汚れ
最初は
子宮蓄膿症の膿が出てるのか?
・・・と思いましたが
取り出した子宮には
問題はなく
膀胱からの出血だと
わかりました。

汚れを取ると
尿道口も周りもかぶれており
ジワジワと
鮮血がでていました。
鮮血が出るには理由があって
私には
かぶれを治してあげるしか
やりようがなく
なんとも情けなく
無力を強く感じました・・・

その多頭宅で
生まれていた赤ちゃん
お母さん猫の
子宮の具合から
生後4〜5日かなと思います。
閉じ込め多頭宅では
一定の時期を越すと
子猫は生まれても
育たなくなります。
育たないのがよいのか
体に色々と問題を抱えたまま
生きていくのがよいのか
考えても答えは出ず
無責任な飼い主に対して
腹が立つばかりなり

赤ちゃんを産んだ
お母さんの子宮
いかにも
おどろおどろしく
普通の出産後の子宮とは
だいぶ違います。
こんなところにも
近親交配の恐ろしさが
出るのですね・・・
も〜
閉じ込め多頭飼養者め〜
私は
あんたを一生許さん!
。。。。。。。。。。。。。。。
耳の下に
水風船様のモノが・・・

袋状のものの中に
水様のものが入っており
無駄と知りながら
全部抜いてみました。
この子は瀬戸内市の
野良猫で
この子の生息場所の
餌やりに聞くと
「最近流れて来た子で
私が世話をしている子ではない」
餌やりあるある
・・・模範的回答(笑)
・・・なら
ちょっと予後をみていきたいし
瀬戸内市と私の関係性から
この子は
私が連れて帰りましょう!

連れて帰った翌日
すでに半分以上
たまっていました。
そればかりか
他にも
水風船様のものがありました。

右足の上あたり

腰骨と背骨の間あたり
。。。。。。。。。。。。。。。
瀬戸内市は環境課の職員さんが
ものすご〜頑張ってるんだが
職員さんがとんなに頑張っても
民度の低い地域では
いまだに
トラバサミや
くくり罠が横行しています!

手の先が落ちてます。
骨は残っていますが
悪臭もなく
自然治癒が進み
すでに
痛みはないと思います。

新たな擦り傷もないと
ゆ〜ことは
この子は器用な子で
上手に3本足で
歩いているのだと思います。

この子は
ドルくんと同じように
前足2本とも
罠にかかったようで・・・

左手は悪臭もあり
化膿しており
右手は
もげそうでブランブラン
※もげる=ちぎれる
この様な前足じゃ〜
普通には歩けないし
お座りも厳しいです!


この子も
瀬戸内市の子だから
私が連れて帰って
このままでいくか
断脚するか
様子を見ながら
時間をかけて
考えたいと思います。
翌日
↓ ↓ ↓ ↓

やはり
立つのはイヤみたいです。
そりゃ〜そ〜だと思います。
この子は
外での生活は無理でしたね
今後は
先輩に教わりながら
うまく生活してもらいたいです。

先輩のドルくんです。
ドルくんは
まだ自分でごはんを食べませんが
ちゃんと
意思表示をしてくれていて
「水」「トイレ」「寝床」
この3つは
必ず鳴いて要求します。
たいしたもんです♪
。。。。。。。。。。。。。。。
野犬
。。。。。。。。。。。。。。。
3月18日
冷たい小雨が降る中
まったく人馴れしてない野犬を
引き取ることに
※※世話人が亡くなったため

これは
依頼者さんからもらった
私が
その子を知るための写真です。
灯油の入れ物を
比較対象として
置いてもらいました。

この写真からは
まず
誰も近寄れないし
この鎖すら
外せない状況だとわかり
この子に
なるべくストレスをかけない
方法で
ここから連れ出す作戦を
立てました。

まずは
糞尿でズルズルだと
私が滑って転ぶので(笑)
新聞紙やら
毛布やらを敷いてから
犬を捕まえることに・・・
私たちはプロですから
やる気になれば
チョチョイのチョイで
うみさん号に乗せました。
うみさん号には
うちの先生を待機させていたので
そのまま車内で
避妊手術をして

あとは
うみさん!
1100kmの旅
安全で快適に頼むよ♫

作戦は
すべてうまくいき
避妊手術の麻酔で
眠っている間に
神奈川の
うみさん宅の駐車場に到着♪
そのまま
うみさん宅で
トイレだけ済ませて
うみさんと仲良く車中泊♪

翌3月19日の朝
栃木拠点までイザ出陣♪
。。。。。。。。。。。。。。。
栃木拠点では
どんな子が来るか
みんな楽しみに待っており
2011年の
福島のときに作った
古いけど
《上に登っても大丈夫な犬舎》を
チョイス!
一応
この子が寝るスノコベットは
新しいものにしてますからね♪
今後は
この子の様子を見ながら
気の合うお友だちを見つけて
その子と一緒に
新・犬舎に移動させる予定です。
私としては
できれば人馴れした子と
お友だちになってくれたら
・・・と願っております。
うちに来てからの
名前はリラ
※私がつけました
皆さま
リラちゃんを宜しくね♫
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