人口約2000人の三宅島で



野良猫が
増えて困っているから



TNR一斉をやってほしいと
電話で頼まれたのが



2021年12月



頼んだ主は
見ず知らずの三宅島民で(笑)



猫のボランティアをしているとか
※三宅島にゃんこの会



見ず知らずもなにも
私は三宅島が東京都で・・・すら



知らなかったわけですが(笑)



『孤島なら
TNRの成果は出やすい』



・・・と思って
私は一発で話に乗りました。



そして
すぐさま



獣医師の手配やら
医薬品の準備やらを始め



翌2月には
三宅島TNR一斉を決行しました。



その後は



台風時期と
冬のシケの時期を避けて



年に3回
三宅島に行き



これまでに4〜500匹の
TNRをしましたが



三宅島の中にも
わからず屋の餌やりがいて



猫多頭飼養崩壊者もいて



ここでもか!
・・・って感じです。



。。。。。。。。。。。。。。。



三宅島TNR一斉を受けたときは



三宅島にゃんこの会が
捕獲もするし



キャリーや捕獲器も持ってる



おまけに全頭
手術代も払えると言うので



甘〜くみていましたが



TNR一斉を進めるうちに



手術代が払えん飼い主や
餌やりが出始め



※※
故・小山正明さまが
支援してくださっているから
三宅島TNR一斉は
続けられている状況です。



確実に
動物虐待じゃろ!みたいな



水も出ない家に猫を閉じ込めた
猫多頭飼養崩壊はあるわ



ワヤクソです。
※ぐじゃぐじゃ



。。。。。。。。。。。。。。。



多頭案件に強い私も
いかにも三宅村が遠すぎて



TNR一斉以外の日に
行くこともできず



動けない自分にも腹が立ったりして



前回の4月3日に



三宅村役場の村民課健康福祉係に
※以下=福祉係



多頭崩壊現場に行って
現状を見て



《しかるべき指導をして》くれ!



・・・と言ってみたところ
驚くことに



三宅村役場の福祉係は
その現場を知っていました。



知っていながら訪問すらせず
そのまま放置!



TNR一斉の後
三宅島にゃんこの会が頼んで



一緒に
三宅村保健所の動物担当が



ようやく現場を訪問したので



これで全頭助けれる!
・・・と思ったら



保健所の動物担当は
現場は見たが



《特に問題ない》的な結論



ふざけんなや!



80歳を超えたよ〜な
爺さんが単身で



水もないエアコンもない
くっそ暑くクソ臭い



ゴミもぐれの部屋で



猫を
閉じ込め飼いしておきながら
※自分は暑い日は車に避難する



猫には名前もなければ
何匹いるかもわかってなくて



これが動物虐待でなかったら
なにが動物虐待???



。。。。。。。。。。。。。。。




ちゃんと
行政機関が動いておれば



こんなことにはならんかった!



三宅島役場の福祉係は
この現場のことは知ってたのに



私が頼むから行ってくれ
・・・と頼んで2ヶ月



玄関先で話をしただけで
いまだ室内も見とらん!



この福祉係には



広島出身だという
広島人の職員がいたので



『広島人なら根性出せ!
広島人のとりえは根性じゃ!』



・・・と言ったのに



ガッカリするぐらい
のらりくらり



ハッキリ申しまして



三宅島行政機関の担当職員が
こが〜な眠たいことじゃ〜



三宅島にゃんこの会の
ボランティアたちが



どんなに頑張ったところで
八方塞がり



年に3回しか三宅島に行かん私が
どが〜に吠えても



ど〜せ中谷は
今日の飛行機で帰る



それまで待とうホトトギス
・・・でチャンチャン!



。。。。。。。。。。。。。。。



動物虐待ってのは



法律では
あ〜だこ〜だ決まっていても



私ら一般人が告発しても
警察はいっそ動かんよ!



・・・けど



行政が警察に告発したら
警察は動いてくれる



・・・けど



行政職員が
指導してこなかったという



自分らの落ち度があるから
行政は告発せん!



・・・ってことは
動物愛護法はお飾り法律



行政職員って



地域の住民のために
働いているのではなく



なにも起きなきゃええな
・・・と思って



静かにイチニチを
過ごしたい人たちなんですよね!



。。。。。。。。。。。。。。。



正直言って私は
人口約2000人の三宅島で



こんなに苦労するとは
ゆめゆめ思っていませんでした。



今回皆さまに
お見せするのは



動物虐待じゃろ!
飼い主は法的にアウトじゃろ!



・・・と思う



猫多頭飼養崩壊現場の写真です。
↓  ↓  ↓  ↓





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写真だと
ニオイがわからんので



なんともわかりにくいですが



家中が
どこもかしこもこの状態なので



風呂も使えにゃ〜
人間のトイレも使えん!



家中からは



猫の糞尿と
人間の尿臭と



なんなのこれは!
・・・なニオイが充満!



ここに
高齢者が独り暮らしていて



猫は
何匹いるかわからない状態





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雨戸を
閉め切っているので



太陽の光は



この細いところからしか
入って来ません!



雨戸を閉め切る理由は
飼い主いわく



「猫が外に出たら
車に轢かれて死んで
かわいそ〜だから」



こんな室内に閉じ込めの方が



よっぽど
よっぽど
よっぽどかわいそ〜じゃ!





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高齢者がよくもまぁ
ここまで



ゴミを積み上げたもんじゃ!



この努力
違う方向に使え!



猫の安価なドライフードの袋
猫の安価な缶詰の空き缶
人間のカップ麺のカス



どこもかしこも
ジメジメしていて



暑いわ臭いわ
臭いわ暑いわ



人間は不潔じゃ死なん!
・・・を



真っ向から
証明したような室内です。





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当然
この中からは



猫のご遺体も出てくるでしょう



明らかに
前回手術した子が



すでに今回
姿が見えなかったので・・・




そんなこんなで捜索してたら



このゴミの山の下から
ひょっこり出てきた子猫たち
↓  ↓  ↓  ↓


この子ら〜の
お母さん猫は誰なん?



まだメス猫がおったん?
一体あと何匹おるん?




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全員もれなく猫風邪で
目がこんな感じです。



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上下がくっついた結膜炎
痛かろう・・・



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この子たち
あの家には返せま〜で!



そもそも
飼い主の爺さんは



この子らの
存在すら知らんかったし!



福祉係は



預かれませんか?と
私に聞きました。




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私にとっちゃ〜
それぐらい朝飯前なんで



もちろん
連れて帰ってますが



ず〜っと
ホンマにず〜っと



この子たちは鳴いてます。



乳飲み子は普通
新幹線の揺れが気持ちよくて



ぐっすり眠るものですが



静かになったなと思うと
2〜3分したら



またみんなが
狂ったように鳴き出すのです。



いや〜
こんなに小さな子なのに



精神が
崩壊したなんてことがあるんかな



あ〜〜ああ!
かわいそ〜過ぎる!



。。。。。。。。。。。。。。。



そして
またまた臍ヘルニア



不妊・去勢手術も施さないで
閉じ込め飼いをして



近親交配が進むと



体のいろんなところに
弊害が生じますが



最近
多頭現場の子に



臍ヘルニアが多いことに
気づきました。





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腹筋に大きな穴が開いて
臍ヘルニアになるのですが



ここの子は



前回もそうでしたが
穴が大きいんですよ!




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だから腸も出る・・・



もちろん
飼い主は知らんぷり




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こんなのを放っておいて



これが動物虐待でなかったから
なにが動物虐待???



飼い犬・飼い猫が病気になったら



飼い主は
すみやかに動物病院へ連れて行き



しかるべき
処置をしてもらうこと



これ
飼い主の義務じゃ〜ない???



こないだの
子宮から胎児が飛び出して



脂肪層から
胎児の遺骨を拾い出した



あの子もここの子



これが動物虐待でなくて
なにが動物虐待???



皆さまは
どう思いますか?



爺さんは
猫がいないと寂しいと言う



・・・だから
《あの家に返せ》と職員は言う



は〜?ひ〜?ふ〜?



今回の動物虐待物語は



三宅村役場の怠慢
三宅村保健所のクソな見解



これに尽きませんか?