『医療チームを組んで
地方でTNR一斉をやりたいね』



・・・と



《親友K》と山口先生と
3人で



夢みたいな話をしたのが
2012年の秋・・・



福島も終息に向かっていた
当時



私は50歳で
今やらにゃ~いつやるの年齢



《親友K》なんか
35~6歳のひよっこサブレ



山口先生は



今の私より
ちょい年上の60代半ば



それから私は
地方に数日行くなら



医療器具一式が乗せられ



置いて出れない子を全員
乗せられる



大型バスを買おうと決め



250万円という
超・破格の中古の



《初代・みなしごバス》
・・・を買い



準備に備えました。
※この時のバスは
笑うほど故障三昧じゃった(笑)



。。。。。。。。。。。。。



あれから12年・・・
紆余曲折があり



今では



20240407_082319





うちで
手術を学びたいという



研修医が集まるようになり



地方のボランティアさんとは
阿吽の呼吸となり



医療品等の値上げは
歯止めが利かない状態ですが



そこさえ考えなきゃ
極楽!極楽!



極楽のTNR一斉です。





20240327_103741





私たちの
医療チームの先生方は複数名いて



手術の腕は
もちろん私が保証しますし



各地に出向くときは



手術の腕だけでなく
多様な傷病に詳しい



知識と経験が豊富な先生を



必ず1名は
チョイスしています。



そもそも
私は自称・動物愛護家



傷病が見つかっても
なにもしない



なにもできない人を
「先生」とは呼びませんよん!



そんなに私は甘くないしね♪





20240324_162500~3




犬猫みなしご救援隊
広島本部TNR一斉のときは



一応
私の地元・本拠地だし



いつも
5人の先生が揃うので



私は毛ぞりや
オシッコ絞りだけでなく



耳先カットすらしないで
済むので



ものすご~
ラクができる感じです。




20231116_115330





私たちのTNR一斉は



たった1回のチャンスで
最大限の医療の提供をする



《TNRイノベーション》



全抜歯もしますし
断尾が必要な子は断尾します。



断脚だってやります。



もちろん
取れる腫瘍は取ります。



最終的に責任を持つのは
私ですけど



それらの手術は



参加してくれている
先生たちの意見を聞いて



そのうえで
餌やりさんとも話し合って



その子にとっての
最善を尽くします。



どんな手術でもできる
豊富な経験と



素晴らしい技術を持ってる
先生たちと



チームを組めたこと
それこそが



私の多様な
動物愛護活動において



《一番の自慢》です。






20240324_153818





右後ろ足の先が
無いのですが



微妙に長いので
歩くときに着くんですよ・・・





20240324_153823




痛そうでしょ・・・



これは
私の判断で《断脚》





20240324_161934





餌やりさんが
予後がみれるようなら



このまま
信頼して託します。



もちろん
私も一緒に考えて行きます。



。。。。。。。。。。。。。




内反症の手術




20240324_152254




柴犬に多い内反症ですが
猫にも多く



こないだの
広島本部TNR一斉のときも



内反症の手術をしました。





20240324_152330




目の中に



1㎜のゴミが入ったって
痛いのに



マブタが入り込むってね・・・
そりゃ~痛いよ・・・



私的には



内反症の子を
そのままリターンさせるなんて



絶対にありえません!



内反症の診断すらできない
TNR専門医も居ますがね・・・



。。。。。。。。。。。。。



ケンカ傷



。。。。。。。。。。。。。




去勢してないオス猫同士は



激しい
縄張り争いをします。





20240327_085756





この程度の咬み傷を
放っておいたら



どんどん腐っていって
ある日突然



シッポが
ズル剥けになります。



もちろん
この子はここで止めたので



安心ですけどね




20240323_101714_copy_800x600




※イメージ写真です。



もう一度言います。



シッポあたりの咬み傷を
放置してたら



皮ごと剥がれて
ズル剥けになります。



放置しないですぐ



動物病院へ
連れて行ってあげてください。



。。。。。。。。。。。。。



ケンカ傷2





20240327_090759




この子の目のあたりの
毛が剝けたのも



ケンカ傷が膿んだから・・・





20240327_091531





腫れているのが
わかりますか?



このあと膿を出して
キレイに洗って



魔法の薬を塗りました。
これだけでOKっす♪♪



これだけで済むよう
何年も何年も研究しましたから♪



。。。。。。。。。。。。。



生まれたばかりの乳飲み子は
お母さん猫と一緒に



TNR会場に
連れて来てもらいます。



お母さんを待つ間は
私が



赤ちゃんの《お守り》をします。
※赤ちゃん猫を見て
遊んでるだけですけど






20240327_100742



20240327_100748



20240327_100753




まだ母体抗体や
母乳抗体がある時期なのに



最近は
残念ながら



こんなに小さいのに
目やにが出て



目が潰れている子が多いです。



目やにも
早く治さないと



結膜炎になるだけでなく



眼球が腫れたり
角膜に問題が起きたり



最終的には
眼球が陥落したりして



目が見えなくなります。



過去の私はコレ系の
猫の眼病に悩みに悩んで



赤ちゃんにも使える
魔法の点眼薬を研究したので



このきょうだいのように



生まれたばかりで尚且つ
発見が早い子だと



たいがい一発で治します。



えへっ・・・♪



。。。。。。。。。。。。。




TNR一斉会場に
TNR済の子が来ました。



。。。。。。。。。。。。。



しっかり
耳先カットもあるし



連れて来た人が
TNR済ってことを知らない



・・・ってことは
ないだろうに




なぜTNR会場に来る・・・
疑問に思っていたら



この子の餌やりさんが
私に言いました。



「実はこの子は
この春



TNR専門医のところで
7~8000円で手術して



そのとき
妊婦だったのですが



とけない糸で縫われたみたいで



その糸を気にするので
その糸を取ってください!」



・・・という話でした。



私は



『そんなクソみと~なところへ
行くけ~じゃ!』



・・・と言いながらも



猫が
かわいそうなので



『皮膚や肉に
食い込んでいる糸を


わざわざ



ほじくり返して
取るのもかわいそ~じゃし



明らかに取れる糸しか
取りませんよ!』



・・・と説明して



通常の1/8ほどの
少量の麻酔をかけました。





20240403_091142




ほ~~~
仮に妊婦だったとしても



どんだけ切ったん
・・・と思うぐらい



大きい傷じゃ(笑)



糸は
皮膚の中にありました。



わかりますか?



お腹の中に
青いようなのが見えるでしょ



あれが皮膚を縫った糸です。



生涯体内に残ってしまう
ワイヤーや



ナイロンを使うしかない
《腕のない獣医に限って》



糸が外に出ない
《袋縫い・巾着縫い》



・・・をするんです。



「猫が舐めて
糸を抜いたら困るから



埋没縫いをしました」
・・・と



そこを《愛護の売り》に
したりもしているんです。



いやいや・・・
考えてもみなさいよ!



猫もバカじゃないので



縫われた傷口が痛いうちは
そこを舐めたりしませんよ!



傷口は



痛みが取れると
今度が痒みが生じます。



そうなんです!



猫が一心不乱に
傷口を舐めるのは



傷がふさがって
痒くなったからです。



・・・ということは



わざわざ
糸を隠して縫う必要もないじゃろ



むしろ猫は
隠された糸が気になるしね!



私たちの
医療チームの手術だと



切れ味最高
メス刃の使い方がうまいから



傷は翌日には
すでにふさがってますよ。
※翌日糸がなくなったケースが
何度かあります。



。。。。。。。。。。。。。



ちょっとした
豆知識ですが



細い繊維が
何束にもなって



よれているナイロンの糸を
《ナイロン撚糸》と呼びます。



ナイロン撚糸は



技術がなくても扱いやすい
・・・ってのが



最大の特徴ですが



普通のナイロン糸と違って
よれている糸だから



糸が通る部位の細胞は
壊されやすく



なおかつ
細い繊維が束になっているから



そこに
細菌感染が生じやすいので



《ちゃんとした動物病院》
・・・では



ナイロン撚糸は使いません。
※単一のナイロン糸は使います。



もちろん
私たち医療チームの先生たちは



普通に
技術があるので



モノフィラメント



単一糸の
とける糸を使っています。



ナイロン撚糸と違って
単一の糸だと



細菌が
入り込むスペースがないため



細菌汚染を起こす危険性が
非常に低いので



獣医療の世界でも



腸の手術のように
汚染を伴う手術に限らず



通常の手術全般で



モノフィラメントの縫合糸が
推奨されています。




20240403_091516





皮膚をズラしてみると



お腹の中の腹筋も
ナイロンで縫われているのが



よくわかります。






20240403_091516





避妊手術は
ヘルニア手術のように



持続的な緊張が必要ない
手術なのに



ナイロンで縫われた子は



一生・・・
意味なくこのままです。



。。。。。。。。。。。。。



猫の場合



ワイヤーやナイロン糸だと
反応が起きにくい



・・・と
言われているので



これ幸いにと
技術のないスキマ産業獣医たちは



ワイヤーやナイロン糸を
使っていますが



それは真っ赤な嘘
真っ黒いデマの情報ですよん!



TNRで
野に放たれた子は



事実が
つかみにくいだけで



うちに終生で来て
その後



ワイヤーやナイロン糸に反応し



《子宮断端炎》を発症した子は
何匹も居ますよ!!



。。。。。。。。。。。。。




子宮断端炎の原因は
《不適切な糸の使用》です。



不適切な糸を
使用したことにより



《切った部分が炎症を起こす》
・・・のです。



先日も



《不適切な糸の使用》で
結紮された子が



子宮断端炎になり



出血と
血餅が出まくりました。



その子を
うちに依頼した人の話だと



今ハヤリの
スペイクリニックで



手術をしたそうです。



↓  ↓  ↓  ↓






1711163631126





陰部写真です。



出血したのはココ・・・
・・・陰部からです。





1711882514053





困ったことが起きると
私がよく相談する



高度医療系の先生に



「陰部から血餅・出血あり
メス・年齢不詳
4ヶ月前に
助成金を使って無料で避妊
数日前にうちに来た」



・・・と書いて
写真と一緒に送ったら



即答で



「子宮断端炎でしょう」
・・・と



もちろん
うちの子ですから



すぐに対処し
事なきを得ましたが



もし・・・この子が
うちに来ないで



野に居たとしたら・・・



餌やりさんは
この出血を見ることもなく



いつも通りの
餌やりを続け・・・



この子は
断端の炎症が原因で



高熱が出て
食欲不振になり死亡・・・



・・・または



断端が
炎症を繰り返しているうちに



断端癌になり死亡・・・



どっちにしても



うちに来てなかったら
亡くなっていたと思います。




。。。。。。。。。。。。。




これまでは



犬は



不適切な糸の反応が
起きやすいけど



猫は糸の反応が少ない!
・・・とか



絹糸はヤバいけど



ワイヤーやナイロン撚糸は
安全だ!



・・・とか
言われていましたし



実際
私も数年前までは



この断端炎なる病気に
出会ったことがなかったので



それこそ
数年前TNR一斉のとき



宮大の先生から
断端炎のことを教わったときも



へ~え・・・



・・・と
聞き流していたぐらいです。



ところが!!



ここ最近



技術が無いまま
開業したり



少々講習を受けたぐらいで
開業したりの



TNR専門医が増え



その人らがこぞって



《不適切な糸》を
使用するようになったせいで



今までみられなかった



子宮断端が
感染するケースが



多発しているのです。



ここ1年の間に



うちに終生で来た
手術済のメスの野良猫の間じゃ



子宮断端炎は
当たり前の病気の部類



・・・になりましたよ!!



そして
厄介なことにこの感染は



お腹の中に
不適切な糸がある限り



術後
何年経っても起きるみたいで



上の写真の子も



TNRの手術をしたのは
去年の11月だから



発症は4ヶ月も経った後
・・・ですからね!!



。。。。。。。。。。。。。




糸がある限り炎症が起きる
子宮断端炎



あなたが
お世話をしている猫たちは



ちゃんと単一の糸で
結紮れていますか???



まさか



ワイヤーや
ナイロン撚糸じゃないですか?



猫も《普通に》



不適切な糸の反応は
起きますよ!!



。。。。。。。。。。。。。



私は
自称・動物愛護家です。



当然のことながら
私たちの医療チームは



細菌が
入り込むスペースがない



モノフィラメント
単一の吸収糸しか



使いませんよん♪