犬猫みなしご救援隊
栃木拠点から



秋田TNR一斉会場に行くとき
私は



自分が《原点回帰》するよう



思い入れのある町を
通って行くようにしていますが



もちろん
それは帰りの道も同じです。



。。。。。。。。。。。。。。。




13年前の今日
3月14日



。。。。。。。。。。。。。。。



新潟の荒川胎内ICから
国道113号線を通って



私は
仙台空港を目指しました。



新潟から
宮城までの間に



山形があることを
うっかり忘れていた私は



『宮城に入ると
ガソリンスタンドは



宮城県の人で
いっぱいだろうから



宮城の人の邪魔にならんように
新潟で注いで行こう!』



荒川胎内ICをおりてすぐの
ガソリンスタンドで



ガソリンを注いで
少し走ったら



まだ新潟県内なのに
すでに



ガソリンスタンドには
数珠なりの車の列



どれも宮城ナンバー



『ギリセーフじゃったね!』
そう言いながら走りました。



どれぐらい走ったでしょう。



道の左右に
3mぐらい雪が積まれており



それが
土汚れもなく真っ白で



すごく感動しました。



付近の道の駅
《白い森おぐに》に立ち寄り



『ここは山形県だって!



ほ〜じゃ!
※そうだ!



新潟と宮城の間には
山形があるんじゃ!』



生粋の広島人の
私の頭の中には



東京から青森の間は
ぼんやりなんとなくだったので



こんな凡ミスは
普通に起きていました。



ほんの13年前の話だけど
当時は



グーグルマップどころか
車のナビすらなくて



私は



《宮城県》と《岩手県》
そして《福島県》という名前の



《3冊の地図本を持って》
東北入りしたわけだから



しかも
知り合いが1人も居ないのにね



今考えたら
無謀っちゃ無謀じゃね(笑)



それでも私は



ど〜しても
宮城と岩手に行きたかったです。
※このときの私には
福島は重要地点ではなかった。



。。。。。。。。。。。。。。。




震災直後



一切通れなかった
太平洋側の道を除くと



広島から
宮城・岩手に行くには



日本海側を新潟まで北上し



そこから太平洋側まで
横断するしかなかったので



今でも



新潟から宮城までの
国道113号線と



福島から新潟までの
国道49号線は



私にとっては



《命綱の道》
ありがたいありがたい道のまま



・・・けど
ありがたい道だと思ったのは



その後
行ったり来たりしたからで



13年前の今日3月14日
初めて通ったときは



『五月雨を集めて早し最上川』



な〜んて
能天気なことが言えるほど



旅行気分で通る普通の国道で



その時点で私は
《まだ》



まさか津波の被害で
あんなことになっているなんて



1mmも想像していませんでした。



。。。。。。。。。。。。。。。



3月14日の
仙台市沿岸部は



まだ海の水が引いてなくて



津波で流された建物や車や船
生活雑貨等が所狭しと



プカプカ浮いていました。



目の前に見えてる景色は
本物?



これは現実?



あまりの非現実な光景に
私の脳は混乱してしまい



自分がなにをすべきか
まったく考えられず



ただただ通れる道を通って
移動しながら



『ここにも津波が来とる』



・・・と
落ち込むしかありませんでした。



そのときの宮城は
とにかく寒かったです。



薄いウインドブレーカーしか
持ってなくて



その日は
エンジンもかけられない車中で



寒すぎて
寝たのか寝なかったのか・・・



翌3月15日
一気に水が引いていて



水没していた道路も
目で見えるようになり



ずいぶん先まで
歩いて行けるようになりました。



・・・が
水が引いたせいで



津波被害に遭った人や
牛や犬や魚の姿が



見えるようになり



私は
気が狂うほど怖くて



広島に
逃げ帰ろうとしました。



そのとき



当時
私をよく取材していた



RCC中国放送のカメラマンから
電話がきて



「福島原発が爆発したから
広島から取材に来たのに



報道規制が引かれて
取材ができなくなったから



中谷さんが
仙台に居るって聞いたし



僕もこれからすぐ
仙台に戻るし



中谷さんの活動を
撮ることにするよ!」



・・・と



私は



『取材は受けんよ!
私は今すぐ広島に帰るけぇ!』



・・・と言ったのですが



「僕も手ぶらじゃ広島に帰れんし
そこをなんとか」



・・・と押し切られ
まぁ浮世の義理もあるし



仕方なく
取材を受けることにして



水が引いた道を案内しながら
カメラとともに進んでいたら



太平洋の方から



ドロドロのポメラニアンが
走ってきてね



その子を抱いて
体に付いた泥を取ったりしてたら



急にパ〜ッと
目の前が明るくなって



今まで見えなかったものが



一気に
見えるようになって



壊れた家の
『屋根の上に猫がおる!』



流されている家の
『窓から猫が見える!』



こ〜なると私の出番!



寒さも怖さも
すっかり忘れて



夢中になりました。



それから張り切って
避難所まわりをして



広島から持って来た
ロイカナフードを配って



飼い主さんから
《困りごと》を聞いて



ヨシ!



命綱の道
国道113号線を通って



広島に戻り
また東北に行く・・・



私の東北の被災地での活動が
始まったのです。



この先の話は
また今度continue♪



。。。。。。。。。。。。。。。



昨日は
秋田の雄勝で車中泊



。。。。。。。。。。。。。。。



秋田TNR一斉を終え



春まだ遠い
秋田県雄勝町で車中泊したのですが



朝起きたら
あたりは真冬な感じ




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《運転手T》が



「まだこが〜に雪が降るんか?」
・・・と言うので



『思い出してみんさい!



13年前も
小国で写真撮ったじゃん』



「ほ〜じゃ!



ありゃ〜雪が真っ白で
相当キレイじゃったのぅ」



2人で
あの日を懐かしみながら



バス民たちの朝のお世話開始♪



周囲ではすでに
除雪車が働いていました!



雄勝は
菅元総理の故郷だそうですが



平安歌人の小野小町の故郷とも
言われています。



私は日本古来の歌集の
造けいは



まったくございませんが



小野小町のこの歌だけは



私もそうありたい
・・・と願うところでもあります。



↓  ↓  ↓  ↓



「我死なば
焼くな埋むな野に捨てて
痩せたる(飢ゑたる)犬の
腹を肥やせ(よ)」




世界三大美女とまで言われ



満天の夜空に輝く星を見ながら
恋の歌を綴った小野小町が



一生懸命生きている動物たちに
心をはせていてくれたことに



私は感動しきりです。




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雪深い道を通りながら



この山で
野生動物たちが生きていくには



苦労しかないじゃろう
・・・とつくづく思いました。



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よく見ると秋田の山は
杉が多い・・・



この道を通ると特に



秋田から山形に入っても
杉が多い・・・



杉は
人間の生活には役に立つ木じゃが
※花粉症問題は別として



野生動物には
1円にもならん木じゃ



秋田は天然秋田杉が
一大産業になっているけど



調べたらこんな分布図が
ありました。
↓  ↓  ↓  ↓



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結局は
ほとんどが人工植林じゃん!



いや〜ぶったまげた!



こんなに山を
杉だらけにしたんじゃ



もともと山にいたツキノワグマの
生態系を完全に狂わすよね!!



これだけ山を
杉だらけにしておいて



食べ物がなくて仕方なく
里に出てくるしかなかった熊を



山にも返さず
ただ撃ち殺すばかりの秋田県



バカ???



。。。。。。。。。。。。。。。



建築をちょこっとかじった
私に言わせれば



木目には柾目(まさめ)と
板目があって



板目がキレイなイメージは
松で



柾目(まさめ)がキレイなのは
ダンゼン杉で



杉の柾目は



線が揃って
息をのむほど美しいと思うよ



・・・だけど



柾目は
木の真ん中しか使えないけど



板目は
木の端から使えるし



柾目は私的には
贅沢なものだと思うし



自称・動物愛護家的には
自然保護も考えると



必然的に
私は板目推しになりますよね



おっと・・・
そんな話ではなく



私は
秋田に8年も通いながら



ツキノワグマが暮らす
秋田の山が



こんなに杉まみれになってるとは
まったく気づかんかった!



昔から
ツキノワグマがいる秋田県こそ



ツキノワグマが
人里に来なくても済むように



夏には葉がしげって木陰を作り
秋には実を実らせ



冬には落葉し
地面まで太陽の光を射し込ませる



広葉樹を育てるべき



下葉を刈って
間伐して



持続可能な山を目指して
今こそ山を整備すべきです。



秋田の人で



「うちの裏山も整備したいな」
・・・と考えている人がいるなら



ぜひ私に連絡してください。
09013393745



【持続可能な山を目指して】



私は本気で
それを考えてます。