広島市の安佐動物公園に
行って参りました。
動物園に行くなんて
何十年ぶりじゃろか・・・
まずは
安佐動物公園の
園長を襲撃〜~ッ♪
園長を襲撃〜~ッ♪
広島市安佐動物公園の
阿部園長です。
「え?阿部園長って
センターの阿部さん?」
広島市の古くからの
ボランティアさんは
そう思ったじゃろ(笑)
ほ~なんよ!
阿部ちゃんは
今からちょうど10年前の
2013年ごろは
広島市のセンターにおってね
犬猫みなしご救援隊と
元宇品町内会が協働で行う
《元宇品TNR一斉》が
広島市南区元宇品町の
海岸沿いでありました。
そのとき
当時の佐伯所長と
会場視察に来た阿部ちゃんは
。。。。。。。。。。。。。
広島市のセンターにおってね
そのころの
広島市のセンターは
最低最悪で
※※広島県全体が最低最悪
広島市のセンターは
最低最悪で
※※広島県全体が最低最悪
犬や猫を
バンバン殺処分していて
当時の職員たちは
全員
《口をそろえたように》
当時の職員たちは
全員
《口をそろえたように》
「毎日毎日
たくさんの猫が
たくさんの猫が
持ち込まれるんですよ!
この猫たちをど~やって
生かせと言うのですか?
そんな予算も場所も
広島市にはありません!
この猫たちをど~やって
生かせと言うのですか?
そんな予算も場所も
広島市にはありません!
殺処分するしか
方法はないでしょう!」
方法はないでしょう!」
・・・と
言い切っていました。
言い切っていました。
『ほ~か・・・お前ら
生かし方がわからんのか?
ほんなら
《金持ちの》うちが
生かし方がわからんのか?
ほんなら
《金持ちの》うちが
猫全頭引き出したるけぇ
よ~見とけぇ!』
・・・などと息巻いて
猫全頭引き出しを始めた
猫全頭引き出しを始めた
犬猫みなしご救援隊の
中谷百里51歳(当時)
毎日毎日
猫を引き出しに来る
私の姿を見て
「ど~せすぐ
ねを上げるじゃろう」
・・・と
冷ややかだった阿部ちゃん
。。。。。。。。。。。。。
ところが
半年経っても
新しい年になっても
中谷は
まだ猫を引き取りに来ます。
「自分たち職員にも
なにかできないものかな」
阿部ちゃんが
そ~思い始めた2014年1月
中谷百里51歳(当時)
毎日毎日
猫を引き出しに来る
私の姿を見て
「ど~せすぐ
ねを上げるじゃろう」
・・・と
冷ややかだった阿部ちゃん
。。。。。。。。。。。。。
ところが
半年経っても
新しい年になっても
中谷は
まだ猫を引き取りに来ます。
「自分たち職員にも
なにかできないものかな」
阿部ちゃんが
そ~思い始めた2014年1月
犬猫みなしご救援隊と
元宇品町内会が協働で行う
《元宇品TNR一斉》が
広島市南区元宇品町の
海岸沿いでありました。
そのとき
当時の佐伯所長と
会場視察に来た阿部ちゃんは
町内会の
役員のじいさんたちが
くっそ寒い中
一生懸命
野良猫のTNR手術の
お手伝いをしている光景を見て
役員のじいさんたちが
くっそ寒い中
一生懸命
野良猫のTNR手術の
お手伝いをしている光景を見て
《度肝を抜かれたらしく》
「これまでセンターには
町内会からの
《苦情しかきてない》が
もしかしたら
もっていき方ひとつで
こ~して町内会も
野良猫の存在を
認めてくれるかも知れん
《地域猫活動》が
できるかも知れん!!」
・・・と思ったそうで
元宇品TNR一斉から
何日後だったか
阿部ちゃんから連絡が来ました。
私に相談するのに
ものすごい勇気がいったそう
(笑)(笑)(笑)
。。。。。。。。。。。。。
「手術をしたことがない
ぼくたちでも
手術が
できるようになりますか?」
私は即答しました。
『できるよ!できる!
すぐに開業医を抜くだけの
腕になる!
私が山口先生に頼むけぇ
教わりゃ~ええ!』
センターの獣医だけでなく
私は
《山口武雄》大先生から
当時の
広島市の職員獣医たちは
完璧な手術が
できるようになりました。
。。。。。。。。。。。。。
おっと!その前に!
職員獣医が
手術の講習を受け始めてから
4ヶ月目
1分1秒でも早く
《広島市殺処分ゼロ》を
目指したかった私は
2014年4月14日
午後4時
広島の重鎮の力を借りて
広島市の
松井一實市長へ《直接》
《殺処分ゼロに向けての》
請願書を提出しました。
※松井市長と私
これで広島市が
大きく動くことが決まり
私たちは急いで
《広島市地域猫活動》の
ルールを作ったりしてね・・・
そのルールってのは
広島市の猫のためだけを
考えて作ったルールだから
★町内会長さえOKしてくれたら
その町は《地域猫に認定》
★猫はセンター内で
センターの職員獣医が執刀
★抗体価の高いワクチンは
手術とセット
★ノミ・マダニ駆除剤も
手術とセット
★糸はもちろん高価な
針付き吸収糸を使う
★手術の費用は
もちろん無料
★使用する捕獲器は
犬猫みなしご救援隊が全て提供
※これは今でもそう
★町内会への説明会は
職員と私がセットで行けば
絶対にOKがもらえる
毎日毎日
一歩ずつ
夢に近づいていくわけだから
このころは
なにをやっても楽しかったです。
。。。。。。。。。。。。。
生真面目な公務員
「これまでセンターには
町内会からの
《苦情しかきてない》が
もしかしたら
もっていき方ひとつで
こ~して町内会も
野良猫の存在を
認めてくれるかも知れん
《地域猫活動》が
できるかも知れん!!」
・・・と思ったそうで
元宇品TNR一斉から
何日後だったか
阿部ちゃんから連絡が来ました。
私に相談するのに
ものすごい勇気がいったそう
(笑)(笑)(笑)
。。。。。。。。。。。。。
「手術をしたことがない
ぼくたちでも
手術が
できるようになりますか?」
私は即答しました。
『できるよ!できる!
すぐに開業医を抜くだけの
腕になる!
私が山口先生に頼むけぇ
教わりゃ~ええ!』
ここから事態が
大きく動くこととなり
それから
大きく動くこととなり
それから
リーダー格の阿部ちゃんは
センターの獣医だけでなく
広島市役所の
職員獣医《全員に》
猫の不妊手術を習得して
地域猫活動をやろうじゃないか
・・・と声をかけ
私は
うちの診療所を使って
《山口武雄》大先生から
直々に
TNRの不妊手術の講習が
受けれるよう
お膳立てをしました。
お膳立てをしました。
山口先生から
丸1年みっちり講習を受けた
当時の
広島市の職員獣医たちは
完璧な手術が
できるようになりました。
。。。。。。。。。。。。。
おっと!その前に!
職員獣医が
手術の講習を受け始めてから
4ヶ月目
1分1秒でも早く
《広島市殺処分ゼロ》を
目指したかった私は
2014年4月14日
午後4時
広島の重鎮の力を借りて
広島市の
松井一實市長へ《直接》
《殺処分ゼロに向けての》
請願書を提出しました。
※松井市長と私
これで広島市が
大きく動くことが決まり
私たちは急いで
《広島市地域猫活動》の
ルールを作ったりしてね・・・
そのルールってのは
広島市の猫のためだけを
考えて作ったルールだから
★町内会長さえOKしてくれたら
その町は《地域猫に認定》
★猫はセンター内で
センターの職員獣医が執刀
★抗体価の高いワクチンは
手術とセット
★ノミ・マダニ駆除剤も
手術とセット
★糸はもちろん高価な
針付き吸収糸を使う
★手術の費用は
もちろん無料
★使用する捕獲器は
犬猫みなしご救援隊が全て提供
※これは今でもそう
★町内会への説明会は
職員と私がセットで行けば
絶対にOKがもらえる
毎日毎日
一歩ずつ
夢に近づいていくわけだから
このころは
なにをやっても楽しかったです。
。。。。。。。。。。。。。
生真面目な公務員
誰も手を抜くことがないから
山口先生から教わった
最高の手術は
センター獣医の間で
脈々と受け継がれ
去年までは
広島市のセンター内で
センターの獣医が
去年までは
広島市のセンター内で
センターの獣医が
年間1500匹もの猫の手術を
やっとりました。
やっとりました。
※全部で10000匹以上になるよ!
※※これからは
広島県獣医師会が介入するから
手術のレベルも手術頭数も
ガタ落ちするでしょうが
そして
そして
広島市が変わったもんだから
それに続け!と
広島県も呉市も福山市も
全てのセンターが
《一丸となって》
ゴロゴロと音を立てて
変わっていきました。
当時のセンターの所長たち
右から
広島県の富永所長
福山市の古賀所長
呉市の佐々木所長
広島市の鈴木所長
みんな若い(笑)(笑)(笑)
笑うぐらい若い(笑)
※※これからは
広島県獣医師会が介入するから
手術のレベルも手術頭数も
ガタ落ちするでしょうが
そして
そして
広島市が変わったもんだから
それに続け!と
広島県も呉市も福山市も
全てのセンターが
《一丸となって》
ゴロゴロと音を立てて
変わっていきました。
当時のセンターの所長たち
右から
広島県の富永所長
福山市の古賀所長
呉市の佐々木所長
広島市の鈴木所長
みんな若い(笑)(笑)(笑)
笑うぐらい若い(笑)
。。。。。。。。。。。。。
私が立てた
広島市を変える
広島市を変える
《無謀な計画》に乗っかって
本当に
《広島市を変えてくれた》
本当に
《広島市を変えてくれた》
当時のセンター職員の
リーダー阿部ちゃん
阿部ちゃんが居なかったら
今の広島は存在しないし
阿部ちゃんに続いた
当時の職員が
一人でも居なかったら
今の広島は存在しない!
もちろん
私が居なかっても
今の広島は存在せんが(笑)(笑)
冗談抜きで
それぐらい
当時の広島市のセンターの
職員たちと私は
広島県全体にとって
大きな大きな仕事をしたのです♪
。。。。。。。。。。。。。。。
・・・・ということで
説明が長くなりましたが
阿部ちゃんは私にとって
《苦楽を共にした戦友》
・・・なわけですが
それぐらい
当時の広島市のセンターの
職員たちと私は
広島県全体にとって
大きな大きな仕事をしたのです♪
。。。。。。。。。。。。。。。
・・・・ということで
説明が長くなりましたが
阿部ちゃんは私にとって
《苦楽を共にした戦友》
・・・なわけですが
今は
安佐動物公園の
園長さんなのです♪
何年前だったかなぁ
何年前だったかなぁ
阿部ちゃんから
「動物園に行くよ」
・・・と聞いたとき
『そんな役に立たんところに
行くな!』
・・・と言ったけど
いつしか
私の活動も幅が広がって
負傷した野生動物を
積極的に保護するよ〜になり
なにかと
教えてもらえるので
超・お役立ちなんっすよ(笑)
動物園万歳!
・・・でもお互い
忙しい身
こ~して直接会うのは
2年とか3年ぶりじゃ
『そんな役に立たんところに
行くな!』
・・・と言ったけど
いつしか
私の活動も幅が広がって
負傷した野生動物を
積極的に保護するよ〜になり
なにかと
教えてもらえるので
超・お役立ちなんっすよ(笑)
動物園万歳!
・・・でもお互い
忙しい身
こ~して直接会うのは
2年とか3年ぶりじゃ
。。。。。。。。。。。。。。
動物公園の話に戻ります。
。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。
わざわざ遠い他国から
野生動物を連れてこなくても
よかろう?
・・・という考えから
私は
私は
国内に動物園は
1ヶ所でよいと思う会の
会長です。
会長です。
会員は
私ひとりですけど(笑)
私ひとりですけど(笑)
もちろん
私のこの気持ちは
安佐動物公園の阿部園長にも
訴えており
その流れから
乱獲のせいで
生息数が90%以上激減した
絶滅危惧種の
クロサイの話になり
今現在
そのクロサイの頭数を
増やしているのは
「世界の動物園だよ」
・・・みたいな話を聞いて
動物園には
そ〜いった活動もあるのか
・・・と知りました。
※安佐動物公園には
メスのクロサイが2頭います。
世界の動物園で
クロサイの
頭数を増やせた元の元は
な!な!なんと
クロサイの
頭数を増やせた元の元は
な!な!なんと
安佐動物公園にいた
クロサイのハナちゃんだったのです!
やるじゃん!
安佐動物公園!
クロサイのハナちゃんだったのです!
やるじゃん!
安佐動物公園!
この図が
ハナちゃんの血が流れた
血統図です。
私はこ~ゆ~血統的な話は
大好きなので
阿部園長の説明を
真剣に聞きました。
クロサイも
イノシシも
私にとっては
まったく同じ野生動物
興味は
どんどん湧いていきました。
特に今
広島県内では
イノシシが
激減しているしね・・・
ハナちゃんは47年も
安佐動物公園におったんじゃ
私のすぐそばで
頑張っとったんじゃ・・・
この血統図を見ると
クロサイの子どもも《また》
成獣になれるのは
ひと握りなんだと実感・・・
幾多の問題をクリアして
ようやく成長できた
ひと握りの命でさえ
人間は
勝手な理由をコジつけて
粗末にする・・・
なんてこった・・・
こちらは
やはり絶滅危惧種の
マルミミゾウで
山口県の秋吉サファリから
借りているオスの
ダイちゃんです。
安佐動物公園には
メスのマルミミゾウの
メイちゃんが居るので
繁殖目的で
借りているのだそう
そのマルミミゾウですが
世界の動物園でも
わずか
3頭しか飼育されておらず
そのうち日本に2頭・・・
・・・ってことは
メイちゃんとダイちゃんに
マルミミゾウの将来が
かかっとんじゃ・・・
余談ですが・・・
私は
マルミミゾウの耳は
もっと丸いもんだと
思っていたので
マルミミゾウと
サバンナゾウの区別が
まったく
つきませんでした。
私は常々
『借りてまで繁殖させるのは
どうかと思うよ』
・・・と言っていたけど
クロサイの
ハナちゃんの話や
このマルミミゾウの話を聞くと
いちがいには
繁殖反対とは言えんのぅ
・・・と思いました。
これは
日本各地の動物園が
日本で初の繁殖成功を
成し遂げたらもらえる
《繁殖賞》のメダルです。
安佐動物公園
結構すごいんじゃん♪
さて
こちらはお馴染み
アミメキリン
実は私
この《キリンエリア》に
行きたかったのです。
手前の大きいのが
お母さんキリンの「メグミ」
向こうが
娘の「はぐみ」
なぜ私がこんな
《顔も写ってないような写真》
・・・を載せるのか
広島市の人なら
知っていると思うけど
それには
深いわけがあり・・・
。。。。。。。。。。。。。
ようやく
たどり着きました。
本のサブタイトル
《希望はゼロではない》
※※とっても良い本です。
ぜひ皆さまも
お買い求めください。
2020年4月9日
安佐動物公園で生まれた
キリンの赤ちゃんは
生まれたとき後ろ足が
本来は曲がらない方向に
向いていました。
このときの
飼育員たちの見解は
腱が骨より長いから
こ~なっているのだから
成長して
骨が腱の長さに追いつけば
足は元通りになる!
・・・だったのだそう
そのためにまずはギブス!
・・・だけど
ギブスじゃ強すぎて
骨の成長を阻害する恐れがあるし
試行錯誤してギブスをはめても
うまくいかない・・・
絶望の中
当時の副園長が
「装具なら
うまくいくんじゃないか」
・・・と思い立ち
広島国際大学
総合リハビリテーション学部の
装具に詳しい(人間の)
山田先生に
相談メールを送ったことから
道が開き始め
そこからも当然
長い道のりを経ていくわけですが
ギブスではなく
《装具》によって
「はぐみ」の足が戻ったという
感動の話です。
このときに「装具はどう?」
・・・と思い立って
行動した
副園長ってのが
今の阿部園長なのです♪
ヒュ~ヒュ~
やるじゃん!阿部ちゃん!
「はぐみ」の成長に合わせ
装具は
都合3回も作り直したりして
大変だったそう・・・
これ・・・わかる・・・
うちも
断脚した鹿の車いすを
成長に合わせて
作り替えてますもん
そして
山田先生が作った
装具のお蔭で
飼育員の
当初の見立て通りの結果を呼び
「はぐみ」の足は元に戻り
今では
普通に生活しています。
私はこの《治った足》が
見たかったのです。
私もいつか
生まれつき
腱が伸びて生まれた
野生動物を見つけたら
装具でリハビリさせよう!
・・・と
思っているのでね♪
安佐動物公園の猿山には
ヒヒが居ました。
見た目はニホンザルとは
ぜんぜん違いますが
動きは似てますね(笑)
ひろしぐらいの
子猿が2匹で遊んでいました。
この2匹は
きょうだいではないみたいで
その子たちのお母さんが
呼びに来て
それぞれ
連れ戻されていました(笑)
。。。。。。。。。。。。。
2時間ちょいの
安佐動物公園滞在でしたが
つもる話もできたし
昔話もできたし
そろそろ帰らにゃヤバいし
最後に
安佐動物公園の
副園長でも襲撃するか!
なんと!なんと!
安佐動物公園の副園長は
《あのとき》の
センターにいた森田さん
園長が阿部ちゃんで
副園長が森田さん
・・・ってことは
やっと私の時代が来た!
安佐動物公園は
中谷動物園みたいなもんじゃ
ヨシ!
けれど今回の中谷さんのブログを読んで少し考えが変わってきました…少なくとも安佐動物公園に関してはあの阿倍さんが園長さんという事実を知り、また、森田さんが副園長さんとも知って、安佐動物公園へ数十年ぶり?に訪れてみようと思いました。
特に最近の熊に対する扱いにはもう…そして安佐動物公園で見られた親子熊のニュースにも広島市はとんでもない事をやらかすのではないかと思っていたので、まさか!希望の光がそれも強い光が見えました!熊だけでなく他の野生動物も…
本当に久しぶりに気持ちが明るくなるビッグニュースです!
中谷さん、希望が現実に…どうかどうかよろしくお願い致します。