7月1日の豪雨で
用水路に流された



5匹きょうだいのうち



息をしていた
2匹のイタチの赤ちゃんは



発見されてすぐ
兵庫県から



犬猫みなしご救援隊
広島本部へ・・・





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そのときはまだ
目も開いておらず



生まれて間もなく流されたみたい




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それから



2匹のイタチの赤ちゃんは
すくすくと育ち




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一昨日まで
キャリーで生活していましたが





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離乳期に入り



いつまでも
キャリーのままってのも・・・



・・・かと言って




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体が細いイタチは



少々のケージじゃ
すり抜けて出てしまいます。



そこで
私は考えました。





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ヒデです。





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ロザンナです。



ヒデ&ロザンナの
おうちは・・・



小鳥用のハウスがえかろう!






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《職人T》に
台を作ってもらったりして



お引っ越し♪




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イタチは
非常に神経質な生き物で



4Fエレベーターホールにいる
先住の負傷イタチたちは



人間がいる間
姿を見ることすらありませんが



ヒデロザは
さすがに



目が開いたときから
《飼いイタチ》



かなり
順応性があります♪




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しこたま遊んで
疲れたら



普通に
パイプに入って寝ました。



寝ていたので
写真を撮ろうとしたら





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上がヒデ
下がロザンナ



ロザンナは
まんま眠い・・・



ヒデは
私のスマホが怖い・・・





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ロザンナは
ひたすら眠い・・・



ヒデは
スマホがあるから眠れない



イタチもメスの方が
普通に堂々としとる



人間と同じじゃ(笑)



。。。。。。。。。。。。。



あれから12年



。。。。。。。。。。。。。



私の記憶によると



福島原発エリア内の町と
隣り合わせの葛尾村は



2011年3月末ごろには
牛を移動させたりの



避難に向けての動きは
見られましたが



それでもまだ



住民の方々は
自宅で生活できる状況でした。



2011年4月22日
0時0分0秒



浪江町に隣接する
葛尾村のごく一部が



警戒区域に指定されたため



葛尾村は
全村避難となりました。



それ以前から



葛尾村でも保護活動をしていた
私たちのもとへは



葛尾村の犬猫の飼い主から
保護引き取り依頼が



一気に殺到しました。



その中の1匹・・・ユキ



「この子は
色が白くてかわいいから
ユキと言います」



・・・とお父さんに言われて
引き取ったけど



色が白くて
かわいいユキちゃんは



空が曇るだけで
パニックになって



破壊行動を起こす
重度の《カミナリ恐怖症》



そればかりか



曇ってなくても
気に入らないことがあると咬む



とってもわがままな
咬みつき犬でした(笑)



空が曇るだけで
パニックになったら最後



あたりかまわず
なんでも破壊するユキ



2011年の台風時期
あまりにユキが怖がるから



私たちが寝ていた
スーパーハウスに入れていたら



暴風雨にビビり



考えられないパワーで
垂直に建つ壁をよじ登り



エアコンの配管をカジって



一瞬のうちに
エアコンを壊しました。



当時



栃木県内に
頼れる人がいない私たちは



時間に
余裕がなかったことも相まって



壊れたエアコンは
そのまま無視!



寒い冬場
氷点下10℃の日も



暖房のないスーパーハウスで



布団を
重ねたいだけ重ねて



毛糸の帽子をかぶって
寝たもんです(笑)



雨が降ると
ユキは車に乗りたがるから



それなら
・・・と車に乗せたら




座席シートを咬みまくって



車内は
スポンジもぐれで



針金が出て
人が座れない状況・・・



しかも
田原くんの車と私の車と



立て続けに2台破壊(笑)



2012年12月



栃木拠点を引き上げ
広島本部に戻ってからも



犬舎を破壊されたり
脱走されたり



広島の者たちを
ひどく疲弊させるので



私たちは
ユキは連れ歩くことにしました。



初代みなしごバスの時代から
ずっと《バス民のユキ》



うちの子の中で
一番長い時間ともに過ごし



ユキが老いていく様子を
ずっと見続けていた私は



ついに



ユキを手放すことを
田原くんに告げました。



『ユキは



バスのステップも
自分ひとりじゃ上がれんし



耳も遠いし
目も薄い・・・



それだけなら
まだえかったが



見た感じ
腹水が溜まっとるよ~じゃし



左後ろ足が腫れて
血栓ができとるかも知れん



そろそろ
広島の2階に移動させようや』



「ワシも
移動させるなら



2階しかないと思うとる



腹水にも気づいとるし
後ろ足もおかしい



腹水の原因はなんじゃ思う?」



『特に
体調が悪いわけでもなく



今まで通りの生活で
腹水・・・



足の血栓も含め



トシを取った
ゆ~ことじゃ~思う



なんなら
血液検査をして



状態を知るのもえかろうて』



私の話を半信半疑の
田原くんは



増田院長に
血液検査をしてもらいました。



血液検査の結果
特に悪いところはなく



逆に
なかなか良い数字でした。



田原くんも



私の話に
納得するしかなかろう・・・



ユキも
私たちと同じように



この12年
生きてきたということ・・・



私たちも
今さらなにをしても



ハタチのころの体にゃ~
戻れん!



トシ相応の
生活をせにゃ~ならん



ユキも同じじゃ!






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私の首と同じ
ユキにも年寄りイボができとる



お互い
トシを取ったのぅ・・・




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バス民エリアから
広島本部の2階に移動しても



ユキは外が好きみたいで
しょっちゅう外に出ています。



今の時期



エアコンが効いた室内の方が
絶対的に涼しいと思うけど



外がええなら
外に出ればよい♪






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犬猫みなしご救援隊
広島本部2階




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ここは



お年寄りか
体の不自由な子たちの部屋





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みんな適当な場所に
転がっています。



それでヨシ!



適当な場所に転がる・・・
私もじゃけぇ♪



。。。。。。。。。。。。。



このくそ暑い中



事故に遭っても
誰も助けてくれず



その場に放置されると



それだけで
かなり衰弱してしまいます。





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事故に遭ったと思われる猫が
センターから来ました。



もともと
痩せていたのだとは思いますが



事故による下半身不随と
衰弱具合を考えると



うちに来るまで
よ~生きとったと思います。





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話しかけると



すこ~~~し
反応してくれます。



。。。。。。。。。。。。。



事故に遭った猫を
動物病院へ連れて行ったら



「自力排尿は無理」
・・・と言われたので



センターに持ち込んだ



・・・という
《親切な人》がいました。



この手の



【結局はセンターに連れて行く】
《親切な人》は



数ヶ月に一度ぐらいの頻度で
現れますよ!!



病院へ連れて行ったのに
結局はセンター???



あとは中谷ガンバレ!
・・・ってこと???



一体・・・
ど~ゆ~心理なんでしょうね



自力排尿できないなら
圧迫排尿すればええ



やり方がわからんなら



獣医師から
やり方を教わればええ・・・





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圧迫排尿中



もちろん
その子によって



体勢は変えていて



その子に合う体勢で
オシッコを絞ってます。







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あらぁ・・・
残念な耳先カット





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TNRしてもらったのに
事故に遭ったのか・・・



私も含めTNRする人の
一番の悩みは



交通事故よね・・・






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顔を見たら
いっぱい古傷があって



TNR前は
よくケンカしてたのでしょう



ようやく落ち着いた
・・・と思ったら事故



ううんんんんんん・・・