もとは人間が身勝手に
《飼い猫》を捨てたから


飼い主が特定されない
《野良猫》が増えたのに



なにかと邪魔にされ



生きることすらままならない
《野良猫》たち



この事態に
心を痛めた先達さんたちが



これ以上





望まれない命を
増やさないために




・・・と考え出した
人道的に行う活動のことを



TNRと言います。



今さらですが
TNRとは



野良猫を捕まえて
不妊手術・ワクチン接種等を施して
元の場所に返す活動です。



このTNR活動は
コツコツやっていたのでは



生まれる数の方が多く



なかなか
結果が出ません。



・・・そこで



安価な金額で
一斉にやっていきましょう



・・・というのが



私たちが行っている
《TNR一斉》です。



野良猫に関しては



【意味のない】法律が
からまないから



できることですが



《野良犬》だと
【狂犬病予防法】が立ちはだかります。



狂犬病予防法は



狂犬病に
【人間がうつらないため】の法律で



ひらたく言うと



飼い主が特定されない犬は
【生きてはいけない】



・・・という法律です。



私は法律家ではないので



コアなことまでは
よ〜わかりませんが




自称・動物愛護家としては



動物のための法律に
変えよ〜やと思います。



これは野生動物にも言えること



いちいち
《人間のため》の法律が立ちはだかり



思うよ〜には動けません。



・・・が
・・・しかし



何かしらの法律に
抵触してしまうにしても



われわれ人類が成すべきことは




他の命を
たっとぶ(尊ぶ)こと



・・・ではないですか?



行政機関ならなおのこと



昭和の時代にできたような
古びた法にしばられず



条例でも要綱でも
なにかしら作って



できる限りのことをしたらどう?



邪魔だから撃ち殺す
迷惑だから撃ち殺す



これ・・・
おかしくないですか?



法律うんぬんの前に
【ヒトとしてどう?】





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うちのニホンザルの
あきらは8歳のオスです。



野生のニホンザルだと



怖くて怖くて
ど〜にもならん年齢です。



・・・が



あきらは
引き取って2年目



あきらが4歳半のとき
成獣になる半年前に



去勢したお蔭で



見知らぬ人は近寄れなくても
私と田原くんには




わが子として愛情深く
お世話することができます。



不妊手術をしたら
それ以上増えないだけでなく



それなりに
おとなしくもなります。




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あきらで
証明できたから



ひろしは
1歳前に去勢しました。



そしたら



暴れたところで
まぁまぁの反抗だから



ひろしのお世話は
私と田原くんだけでなく
 


うちの者は誰でもできます。



ニホンザルが
農作物を荒らして困るなら



ニホンザルが
誰かを攻撃して傷つけてしまうなら



人道的介入として
不妊手術を施したらどうじゃろか?



増えなくなるし
おとなしくなるし



ええアンバイの
距離を保ちながら



人間と共生できるかも知れん



行政機関のくせに
やりもしないで



できないと言うのは
私はダメじゃと思います。




げんに



広島の田舎の
ちっぽけな動物愛護団体が



ニホンザル6匹と
共生しとりますけんね♪