道路向かいの
墓所から下りて来る



野生の鹿たちのために



うちの裏庭の青草を
残すようにしているので



パンくんが食べてもよい範囲は
鳥小屋の前だけです。





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青草なら何でも食べるか
・・・と言うと



もちろんそうではなく



このあたりの草は



毎年秋にかけて
よく育つ草ですが



うちの歴代の
大動物たちは食べんのです・・・



少しは食べるけど
喜んでは食べません。




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そんな時
ラッキ~なことに



パンくんに
《ビワの葉》が届きました♪




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ナニ?なに?何?




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ほらほら♪
食べて!食べて!!




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パンくんが嬉しいことは
私たちも嬉しい♪



・・・だから
一刻でも早くパンくんに・・・



ハヤル気持ちはわかるけど
方向は合っとるんか??




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パンくんの頭の方が
微妙に低くないか?



車いすの子だけでなく
立てない子には



間違った高低差は



ほんの少しでも
息苦しさにつながります。



『見てわからんのなら
水平器を持って来て



水平を測ってみ!』



こ~ゆ~1㎜2㎜のことに
私は《非常にうるさい》です。






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水平は
私の言うとおりだったので



ビワの葉を
反対向きに置きました。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



考えんでええ事は
考えんでええ



まぁまぁでええ事は
まぁまぁでええ



・・・けど



ちゃんとせにゃ~いけん事は
ちゃんとせにゃ~ダメじゃ!



そこは丁寧に
絶対にゆるめちゃ~いけん!!



もの言わん動物と暮らす
・・・ということは



大胆でいながら繊細



そ~ゆ~こっちゃ!




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美味しいねぇ・・・
パンくん



良かったねぇ・・・
パンくん




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日本人は
自分たちの生活のためだけに



森林の木々を伐根し
開発を続けてきましたが



それでもまだ日本は
国土の約7割が森林です。



その森林の
ほんの一部でええから



野生動物との共生のために



栗や柿やビワの木を
植えたらどうじゃろう??



この話は



無謀なようでそ~でもないと
私は思うとります。



持っていき方ひとつで
可能な話じゃと思うとります。



だってその昔
儲けようと考えた人らが



一斉に森林を切り開いて
杉の木を植えたように



小真面目な日本人が
その気になりゃ~



植樹は
容易にできるわけじゃから



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



凪(なぎ)


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



夏の夕方



広島市内は
風がピタッと止まります。



瀬戸の夕凪(ゆうなぎ)



名前を聞くと
風情なようですが



現実的にはとっても厄介です。



昼間の暑さをそのまま
夜までキープするわけですから



無風状態で・・・



・・・なので



犬猫みなしご救援隊
広島本部では



夜遅くまで



あちこちの
外部用扇風機が回ります。





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犬たちだけでなく
アフラックも



扇風機の風が来るところで
ひと休みしています。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



段ボール箱に
そろって入って寝ているのは



どちらも負傷猫の
ナマちゃん&福ちゃん




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ナマちゃん&福ちゃんは
どちらも私から



何度も
『さよなら』を言われました。



旅に出る時に私は
無理かな・・・と思った子には



『さよなら』を言って
出かけているのです。





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・・・でも・・・もう・・・



ナマちゃん&福ちゃんには
『さよなら』は言わないな・・・



こんなに元気になって
その言葉・・・必要ないしね♪



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



災害時のために




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うちでは犬たちには
災害時の避難のために



ケージレストを
教え込んでいます。



教え込むって(笑)
そんなたいそうな(笑)



①犬をケージに入れて
扉を閉めてから



②『お利口さん』とホメて
美味しいおやつを与えるだけ



・・・です。



たったそれだけで
ケージが好きな子になり



避難所生活での
ストレスも減るし



避難所で他人から
愛犬が嫌われることもなくなります。





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犬猫みなしご救援隊では
《空きケージ》を点在させていて



いつでもご自由に
・・・にしてます。



日本は災害大国です。



皆さまの愛犬ちゃんにも
ぜひぜひ



ケージレストを
《教え込んでください》



①犬をケージに入れて
扉を閉めてから



②『お利口さん』とホメて
美味しいおやつを与えるだけ



・・・です。



①と②の順番を
間違えないでくださいね!



あらかじめケージ内に
おやつを入れといて



犬をケージに入れて
扉を閉めたら



それは詐欺ですよ!詐欺!



私が犬だったら



『おやつで騙したな!』
・・・と咬みつきます。



日本は災害大国です。



いつでも災害に遭う
・・・と思ってください。




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



訃報


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




福島県富岡町の
6号線沿いにしまむらがあり



2011年4月の始めごろから
そこら一帯は



次から次から
どこからともなく



犬が集まる《犬銀座》に
なっていました。



ある時



犬の姿は見えないけれど
犬の鳴き声がして



その鳴き声は明らかに
私の声に反応していました。



よく耳をすますと



どうやら声は
道路脇の側溝から聞こえます。



側溝のフタを取ってみると



いました!!
薄茶色の中型雑種が・・・



捕まえようとすると逃げて行き
追いかけて追いかけて



側溝のフタを何個
開けたかな(笑)



とうとう
ドン詰まりまで追いかけ



御用となった中型雑種



付けた名前は
もちろん《側溝くん》



その後《側溝くん》は



千葉県の
預かりさん宅に行きました。



側溝くんの飼い主は
見つかりましたが



その時点ではもう



千葉県の
預かりさん宅に行っていたし



そのままがいいだろうという
話になり



正式譲渡という形になりました。



その後も



《側溝くん》の
いぬ親さんとは



ちょこちょこ連絡を取っていて



側溝くんは
千葉県で《りくと》という名前で



それはそれは
可愛がられて暮らしていました。



あれから10年
福島の富岡町で



追いかけて追いかけて
やっと捕まえた《側溝くん》は



昨日6月19日朝6時半



千葉のいぬ親さんが見守る中
安らかに旅立ったそうです。







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眉間にある
ひし形の白い点が



元の飼い主さんを見つける
決め手になりました。



地震が起きたその時



元の飼い主さんは
《側溝くん》と散歩中で



ふたりで
這うようにして自宅に帰った



・・・と
おっしゃっておられました。





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富岡にいたころは



てんかん発作があって
投薬もしていたそうですが



千葉のいぬ親さんが言うには



最後の5年ぐらいは
発作はゼロになったんだそう





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10年後に



今生の別れが来るとは
思いもせず



富岡の《犬銀座》を毎日
走った私たち



田原くんに



『側溝くんが今朝死んだよ』
・・・と言うと



「そうか・・・



よ~生きてくれたのぅ
よかったじゃないか!



あんとき
追いかけてよかったのぅ」



・・・と言いました。




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そうね・・・



私はお前を助けたかったんよ
じゃけぇ走ったんよ



私に捕まってくれてありがとう!



じゃあまた会おう!



合掌



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