広島のセンターに収容され
殺処分対象になった猫全頭の
引き出し活動
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
犬猫みなしご救援隊が
広島市のセンターから
殺処分対象の猫全頭の
引き出しを始めたのは
福島原発20㎞圏内の
被災動物救援活動に区切りをつけ
広島に戻ってから
半年経ってからです。
あれから7年・・・
一番最初に引き出した子猫も
もう7歳・・・
立派な中高年です!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
7年前・・・
環境省が発表した
2011年の殺処分数を見て
※2年遅れで発表
広島県が日本一
犬猫を殺していたことを知り
私は
広島県の殺処分を減らす方法を
真剣に考えました。
それにはまず
政令指定都市である広島市から着手
当時の広島市は(今もですが)
収容動物のほとんどが猫で
犬は猫の5分の1ぐらいで
年間約280匹
犬は福島での活動で
詰め込み過ぎると不幸を呼ぶことを
学んでいたので
犬をど~するか・・・悩みましたが
280匹の犬の3分の1は
《逃げちゃった犬》だから
収容期限までに
飼い主が迎えに来るわけですよ
残った犬も
小型犬は譲渡がすぐに決まるし
殺処分されていたのは
中型雑種とかの約100匹
だいたい1週間で2匹の犬を
殺処分していた計算です。
一方・・・猫は約1500匹収容され
そのほとんどが
殺処分されていたので
だいたい1週間で30匹の猫を
殺処分していた計算です。
もし・・・
広島市のセンターの職員に
《人の心》が残っているなら
猫だけ引き出したとしても
必然的に
犬の殺処分も止まる!
・・・と私は予測しました。
多くの犬猫を
殺処分している自治体は
「収容数が多いか
ら殺処分するしかない」
・・・という
間違った大義を持っています。
逆に言うと
1匹だと殺しにくい・・・のです。
うちは弱小団体のくせに
大風呂敷を広げる代表者のせいで
うちの者たちはみんな
常に目一杯の活動をしています。
あんまり無理も言えん・・・
これ以上・・・犬は増やせん・・・
・・・けど
私の得意技は《猫多頭飼養》
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
当時の広島市は
年間1300匹~1500匹の猫を
殺処分していました。
数字だけを見たら驚く数ですが
そもそも私は数字には
興味がないですし
それだけの頭数が
一度に来るわけではなく
毎日・・・少しずつ来るわけだし
当時のうちの者たちの
チカラでは
猫ならそれぐらい増えても
余裕で『できる!』
私個人的には
知り合いの1人もいない東北の地
福島で
気づいたら集まってくれる
善男善女の
測りきれないチカラのお蔭で
1500匹もの犬猫を救出した経験
これが自信家の私を
さらに自信を持たせる結果
・・・となっていたし
ヨシ!勝負しよう!
猫から行けば《道は開ける》
とにかく私は勝負好きで自信家
成功するに決まっとる!(笑)
スタートの時期を考えました。
これは大きなポイントです。
従業員たちの体を慣らすには
子猫はいるけど
一番多い時期は過ぎた
・・・という6月が
《殺処分対象の猫の全頭引き出し》
・・・を始めるには
絶好の時だと思いました。
《殺処分対象の猫の全頭引き出し》
・・・を発表すると
世の中の誰もが
「無謀だ」・・・と言い切りました。
「できるハズがない」
「崩壊するだけだ」
「そんなに目立ちたいのか」
「そんなに金が欲しいのか」
ある事ない事
ない事ある事(笑)
やんやんやんや
やんややんや
言われたいだけ言われましたよ
ますます
やる気が出ましたねぇ(笑)
前人未到の事をやるわけだから
反対意見が多いことは
あったり前田のクラッカ~
そんなことは合点承知の助!
逆に
「中谷さんならできるよ」
・・・と言われるほうが
オモシロくないしね
とにかく私は
勝負好きで自信家
成功するに決まっとる!(笑)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
犬猫みなしご救援隊としては
予定通り進んでいきまして
うちが猫全頭の引き出しを
始めてから5ヶ月後
私の予想より半年も早く
職員の阿部獣医師から
電話が来ましたよ!!
「広島市が殺処分をしないために
僕たち公務員にもできることは
何かないですか?」
1匹の犬が殺せなくなった!
職員の気持ちの中で
命の重みが変わった!
私は嬉しくなりました。
あるよ・・・あるある
なんぼ~でもある!
あとは
あんたらがやるかどうかじゃ!!
結果・・・
やりましたね広島市は♪♪
在来のオンボロ建物を片付け始め
事務所の位置も変えて
収容犬の保護育成スペースを作り
積極的に譲渡する方向に・・・
不妊手術の技術を
1年かけて身に着け
無料で
地域猫の手術ができるように・・・
それで7年経った今でも
普通に《殺処分機の稼働ストップ》
・・・は続いております。
私も言うたからには
約束は守りますから
今でも
猫全頭引き出しに加え
老犬とか負傷とか咬みつきとか
ど~にもならん犬は
全頭引き出してますよ♪♪
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
そんなこんなで
一番最初に引き出した猫ってのは
私にとっては
忘れようにも忘れられん命ですが
その中の1匹から・・・
ロイカナミルクがたくさん届きました。
どうやら・・・
お母さんに臨時収入が入ったみたい
実は・・・
私にも臨時収入が入ったんよ!
・・・で私は
たちまち(とりあえず)いりこを買った♪
広島市のセンターの職員たちが
私が立てた計画に乗っかって
ガス室に送らず
犬猫みなしご救援隊に渡してくれた
《小さな小さな命》
その命が・・・ほら・・・
こんなに丸々と育っとるよ
この世には
殺していい命なんて
ひとつもないのです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
この春の子たちの
不妊手術・第一弾
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
犬猫みなしご救援隊では
不妊手術前の小さな子猫は
縁故譲渡しかしません。
一般の方に譲渡する場合は
不妊手術後になりますから
今回・・・うちに
不妊手術に来た子たちは
知り合いから派生した家庭で
《幸せに決まっとる生活》を
送っている子たちです。
乳飲み子の時から
私と一緒に
広島・栃木・そして全国
・・・を旅しながら育った子です。
1ヶ月ぶりの再会です。
べっぴんさんになったじゃん♪
同じお宅に行ったこの子も
みなしごバスで育った子です。
この子は甘えん坊だったので
自活できる子と合わせて
2匹で送り出したのです。
※※2匹とも甘えん坊だと
人間が疲れた時に困るから
あぁ・・・そうそう
犬猫みなしご救援隊では
譲渡する犬猫たちは
そこの家庭環境に合うよう
いろんな事を考えて私が選びます。
夕方・・・センターから来て
ひと晩じゅう鳴いて鳴いて鳴いて
絶叫しまくってねぇ・・・
おとな顔になっても
あの時のまんまの派手な模様♪
まだ3ケ月になるかどうか
・・・な月齢ですが
小さい子の方が
麻酔からの目覚めもいいし
傷も小さくて済むし
なんといっても
性格が子猫のまんま年を取るから
生涯・・・かわいいんです。
不妊手術は生後半年から
・・・ってのは《昭和の考え》で
薬剤も技術も
ずい分と進んでいるわけだし
犬猫みなしご救援隊では
早め早めの
不妊手術を行っています。
お腹を切って
子宮&卵巣を取り出しても
この傷の大きさですからね
術後の
エリザベスカラーも要りません。
少々
鼻水が出てても手術はできます。
そんな小さなことを言っていたら
慢性鼻炎の子は手術不可
・・・になってしまうし
うちの手術では
術後に2種類の抗生剤を入れるし
猫の場合
鼻水や目ヤニが出てても
風邪とは限らず
鼻水の原因が
子宮・卵巣・精巣の問題だった
・・・ってこともよくあるし
こんなに小さな体ですが
子宮に異常が見られました。
きょうだいと比べて
体が小さいのは
もしかしたら
こ~いった問題があったから
・・・かも知れませんね
右の子宮は正常で
細い左の子宮が異常です。
卵巣との間には
水腫みたいなモノもできています。
目に問題がなさそうなのに
なぜか
よく目ヤニが出るこの子は
卵巣の問題が原因だった
・・・のかも知れません。
私はよく言うのですが
『鼻水の原因は何?
目ヤニの原因は何?
そこを考えんと解決せん』
猫は特に
獣医学的にも犬より遅れているので
わからないことだらけです。
原因になりうることを
ひとつづつ取り除いていく
これが私たち飼い主の務めじゃ
・・・と思うんですよ
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
そんなこんなで
子猫26匹不妊手術一斉は
無事終わりました。
犬も猫もすべての動物が
今の世の中で
人間とともに生きていくためには
不妊手術は必要不可欠です。
しかも・・・《少しでも早く施す》
これが重要です。
私は不妊手術は《早い派》なので
鹿のUPAも
生後4ケ月前に去勢しましたし
ニホンザルのひろしも
まだ腹腔内にあるうちに
去勢しました。
当然・・・イノシシのカンジも
そのつもりです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
たまには私も働きます(笑)
もともと私は
《やればできる子》ですから(笑)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
《素人T》には無理(笑)(笑)(笑)
高さも奥行きもあるハウスで
それは網は無理じゃって!!
ド・ド・ド・ド素人のくせに
プロの言うことを聞かんのよ・・・
(笑)
ハウスの中には
猫が乗れる棚もあり
その気登るための階段もあり
爪とぎ用の生木もあり
馴れてない猫たちを
この中に入って捕獲するには
ちと狭い・・・
《ド素人T》が
悩んでいたので
『そこの素人さん!
そこどけてみ
私が中に入って捕まえるけん』
「ワシが入れんのに
あんたが入れるかいや(笑)
入ったとこで動けんじゃろ(笑)」
・・・と
笑い転げる《ド素人T》を無視して
入れたらど~にでもなる
・・・と言う理論のもと
プロは入りました。
当然・・・猫たちは
知らないオバサン登場に驚き
上下・縦横
縦横無尽に飛び跳ねていましたが
猫の動きが読めるプロは
難なく猫をキャリーで捕まえ
外で待つ《素人T》を
敬服させてやりました(笑)
こ~ゆ~狭いところで
馴れてない猫を捕獲する時は
騒ぐことは絶対にNGです。
パニックになった猫が
縦横無尽に飛び跳ねているのに
人間が騒いだんじゃ火に油
ただただ静かに息を止め
大きな動きはせず・・・
さすがの猫も
空中での方向転換は
できないわけだから
猫が飛んで来る方向に
キャリーの入り口を向ければOK
簡単に捕まえることができます。
私に捕まった子たちは
馴れてないし未手術だったので
そのまま
診療所に入りました。
狭い空間に
太ったオバサンが入って来て
さぞかし
苦痛だったじゃろうねぇ・・・
ごめんね・・・
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
この子たちだけでなく
犬猫みなしご救援隊では
猫にストレスを与えないように
建物内を無駄に
あちこち移動させない工夫も
しています。
秋田猫多頭飼養置き去り現場から
連れて帰った子たちも
未手術だったので
そのまま診療所に入りました。
手術が終わって
麻酔で眠った状態で猫部屋に移動
これがベストかと・・・
周南市から来た子も
未手術だったので診療所へ・・・
手術が終わっている子は
初期医療が終わるまで
猫部屋内にある医療房へ入ります。
たまたま今回
終生で来た子たちは
診療所組も医療房組も
いい子ばかりです。
私が言う『いい子』ってのは
人馴れしている子ではなく
ごはんを食べてくれる子
・・・のことです。
ごはんをしっかり食べる
これほどの親孝行はありません。
ストレスに弱い猫は
環境が変わっただけで
簡単に食欲不振になります。
ごはんを食べる・・・
ごはんを食べてもらう・・・
猫たちが
ごはんが食べたくなるような
落ち着いた環境を用意すること
これはひとつ
私たちの大きな使命でもあるのです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
みなしごTシャツ
新色も入荷しました。
皆さまもぜひご購入いただき
普段着として着用ください。
私が言うのもナンですが
モノはええですけん♪
https://minashigo.jp/category/item/itemgoods/
殺処分対象になった猫全頭の
引き出し活動
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
犬猫みなしご救援隊が
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殺処分対象の猫全頭の
引き出しを始めたのは
福島原発20㎞圏内の
被災動物救援活動に区切りをつけ
広島に戻ってから
半年経ってからです。
あれから7年・・・
一番最初に引き出した子猫も
もう7歳・・・
立派な中高年です!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
7年前・・・
環境省が発表した
2011年の殺処分数を見て
※2年遅れで発表
広島県が日本一
犬猫を殺していたことを知り
私は
広島県の殺処分を減らす方法を
真剣に考えました。
それにはまず
政令指定都市である広島市から着手
当時の広島市は(今もですが)
収容動物のほとんどが猫で
犬は猫の5分の1ぐらいで
年間約280匹
犬は福島での活動で
詰め込み過ぎると不幸を呼ぶことを
学んでいたので
犬をど~するか・・・悩みましたが
280匹の犬の3分の1は
《逃げちゃった犬》だから
収容期限までに
飼い主が迎えに来るわけですよ
残った犬も
小型犬は譲渡がすぐに決まるし
殺処分されていたのは
中型雑種とかの約100匹
だいたい1週間で2匹の犬を
殺処分していた計算です。
一方・・・猫は約1500匹収容され
そのほとんどが
殺処分されていたので
だいたい1週間で30匹の猫を
殺処分していた計算です。
もし・・・
広島市のセンターの職員に
《人の心》が残っているなら
猫だけ引き出したとしても
必然的に
犬の殺処分も止まる!
・・・と私は予測しました。
多くの犬猫を
殺処分している自治体は
「収容数が多いか
ら殺処分するしかない」
・・・という
間違った大義を持っています。
逆に言うと
1匹だと殺しにくい・・・のです。
うちは弱小団体のくせに
大風呂敷を広げる代表者のせいで
うちの者たちはみんな
常に目一杯の活動をしています。
あんまり無理も言えん・・・
これ以上・・・犬は増やせん・・・
・・・けど
私の得意技は《猫多頭飼養》
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
当時の広島市は
年間1300匹~1500匹の猫を
殺処分していました。
数字だけを見たら驚く数ですが
そもそも私は数字には
興味がないですし
それだけの頭数が
一度に来るわけではなく
毎日・・・少しずつ来るわけだし
当時のうちの者たちの
チカラでは
猫ならそれぐらい増えても
余裕で『できる!』
私個人的には
知り合いの1人もいない東北の地
福島で
気づいたら集まってくれる
善男善女の
測りきれないチカラのお蔭で
1500匹もの犬猫を救出した経験
これが自信家の私を
さらに自信を持たせる結果
・・・となっていたし
ヨシ!勝負しよう!
猫から行けば《道は開ける》
とにかく私は勝負好きで自信家
成功するに決まっとる!(笑)
スタートの時期を考えました。
これは大きなポイントです。
従業員たちの体を慣らすには
子猫はいるけど
一番多い時期は過ぎた
・・・という6月が
《殺処分対象の猫の全頭引き出し》
・・・を始めるには
絶好の時だと思いました。
《殺処分対象の猫の全頭引き出し》
・・・を発表すると
世の中の誰もが
「無謀だ」・・・と言い切りました。
「できるハズがない」
「崩壊するだけだ」
「そんなに目立ちたいのか」
「そんなに金が欲しいのか」
ある事ない事
ない事ある事(笑)
やんやんやんや
やんややんや
言われたいだけ言われましたよ
ますます
やる気が出ましたねぇ(笑)
前人未到の事をやるわけだから
反対意見が多いことは
あったり前田のクラッカ~
そんなことは合点承知の助!
逆に
「中谷さんならできるよ」
・・・と言われるほうが
オモシロくないしね
とにかく私は
勝負好きで自信家
成功するに決まっとる!(笑)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
犬猫みなしご救援隊としては
予定通り進んでいきまして
うちが猫全頭の引き出しを
始めてから5ヶ月後
私の予想より半年も早く
職員の阿部獣医師から
電話が来ましたよ!!
「広島市が殺処分をしないために
僕たち公務員にもできることは
何かないですか?」
1匹の犬が殺せなくなった!
職員の気持ちの中で
命の重みが変わった!
私は嬉しくなりました。
あるよ・・・あるある
なんぼ~でもある!
あとは
あんたらがやるかどうかじゃ!!
結果・・・
やりましたね広島市は♪♪
在来のオンボロ建物を片付け始め
事務所の位置も変えて
収容犬の保護育成スペースを作り
積極的に譲渡する方向に・・・
不妊手術の技術を
1年かけて身に着け
無料で
地域猫の手術ができるように・・・
それで7年経った今でも
普通に《殺処分機の稼働ストップ》
・・・は続いております。
私も言うたからには
約束は守りますから
今でも
猫全頭引き出しに加え
老犬とか負傷とか咬みつきとか
ど~にもならん犬は
全頭引き出してますよ♪♪
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
そんなこんなで
一番最初に引き出した猫ってのは
私にとっては
忘れようにも忘れられん命ですが
その中の1匹から・・・
ロイカナミルクがたくさん届きました。
どうやら・・・
お母さんに臨時収入が入ったみたい
実は・・・
私にも臨時収入が入ったんよ!
・・・で私は
たちまち(とりあえず)いりこを買った♪
広島市のセンターの職員たちが
私が立てた計画に乗っかって
ガス室に送らず
犬猫みなしご救援隊に渡してくれた
《小さな小さな命》
その命が・・・ほら・・・
こんなに丸々と育っとるよ
この世には
殺していい命なんて
ひとつもないのです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
この春の子たちの
不妊手術・第一弾
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
犬猫みなしご救援隊では
不妊手術前の小さな子猫は
縁故譲渡しかしません。
一般の方に譲渡する場合は
不妊手術後になりますから
今回・・・うちに
不妊手術に来た子たちは
知り合いから派生した家庭で
《幸せに決まっとる生活》を
送っている子たちです。
乳飲み子の時から
私と一緒に
広島・栃木・そして全国
・・・を旅しながら育った子です。
1ヶ月ぶりの再会です。
べっぴんさんになったじゃん♪
同じお宅に行ったこの子も
みなしごバスで育った子です。
この子は甘えん坊だったので
自活できる子と合わせて
2匹で送り出したのです。
※※2匹とも甘えん坊だと
人間が疲れた時に困るから
あぁ・・・そうそう
犬猫みなしご救援隊では
譲渡する犬猫たちは
そこの家庭環境に合うよう
いろんな事を考えて私が選びます。
夕方・・・センターから来て
ひと晩じゅう鳴いて鳴いて鳴いて
絶叫しまくってねぇ・・・
おとな顔になっても
あの時のまんまの派手な模様♪
まだ3ケ月になるかどうか
・・・な月齢ですが
小さい子の方が
麻酔からの目覚めもいいし
傷も小さくて済むし
なんといっても
性格が子猫のまんま年を取るから
生涯・・・かわいいんです。
不妊手術は生後半年から
・・・ってのは《昭和の考え》で
薬剤も技術も
ずい分と進んでいるわけだし
犬猫みなしご救援隊では
早め早めの
不妊手術を行っています。
お腹を切って
子宮&卵巣を取り出しても
この傷の大きさですからね
術後の
エリザベスカラーも要りません。
少々
鼻水が出てても手術はできます。
そんな小さなことを言っていたら
慢性鼻炎の子は手術不可
・・・になってしまうし
うちの手術では
術後に2種類の抗生剤を入れるし
猫の場合
鼻水や目ヤニが出てても
風邪とは限らず
鼻水の原因が
子宮・卵巣・精巣の問題だった
・・・ってこともよくあるし
こんなに小さな体ですが
子宮に異常が見られました。
きょうだいと比べて
体が小さいのは
もしかしたら
こ~いった問題があったから
・・・かも知れませんね
右の子宮は正常で
細い左の子宮が異常です。
卵巣との間には
水腫みたいなモノもできています。
目に問題がなさそうなのに
なぜか
よく目ヤニが出るこの子は
卵巣の問題が原因だった
・・・のかも知れません。
私はよく言うのですが
『鼻水の原因は何?
目ヤニの原因は何?
そこを考えんと解決せん』
猫は特に
獣医学的にも犬より遅れているので
わからないことだらけです。
原因になりうることを
ひとつづつ取り除いていく
これが私たち飼い主の務めじゃ
・・・と思うんですよ
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
そんなこんなで
子猫26匹不妊手術一斉は
無事終わりました。
犬も猫もすべての動物が
今の世の中で
人間とともに生きていくためには
不妊手術は必要不可欠です。
しかも・・・《少しでも早く施す》
これが重要です。
私は不妊手術は《早い派》なので
鹿のUPAも
生後4ケ月前に去勢しましたし
ニホンザルのひろしも
まだ腹腔内にあるうちに
去勢しました。
当然・・・イノシシのカンジも
そのつもりです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
たまには私も働きます(笑)
もともと私は
《やればできる子》ですから(笑)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
手作りの木製のハウスに入っている
人馴れしてない猫3匹を
捕まえて
引き取って欲しいという依頼を受け
先日・・・
福山まで行きました。
人馴れしてない猫3匹を
捕まえて
引き取って欲しいという依頼を受け
先日・・・
福山まで行きました。
《素人T》には無理(笑)(笑)(笑)
高さも奥行きもあるハウスで
それは網は無理じゃって!!
ド・ド・ド・ド素人のくせに
プロの言うことを聞かんのよ・・・
(笑)
ハウスの中には
猫が乗れる棚もあり
その気登るための階段もあり
爪とぎ用の生木もあり
馴れてない猫たちを
この中に入って捕獲するには
ちと狭い・・・
《ド素人T》が
悩んでいたので
『そこの素人さん!
そこどけてみ
私が中に入って捕まえるけん』
「ワシが入れんのに
あんたが入れるかいや(笑)
入ったとこで動けんじゃろ(笑)」
・・・と
笑い転げる《ド素人T》を無視して
入れたらど~にでもなる
・・・と言う理論のもと
プロは入りました。
当然・・・猫たちは
知らないオバサン登場に驚き
上下・縦横
縦横無尽に飛び跳ねていましたが
猫の動きが読めるプロは
難なく猫をキャリーで捕まえ
外で待つ《素人T》を
敬服させてやりました(笑)
こ~ゆ~狭いところで
馴れてない猫を捕獲する時は
騒ぐことは絶対にNGです。
パニックになった猫が
縦横無尽に飛び跳ねているのに
人間が騒いだんじゃ火に油
ただただ静かに息を止め
大きな動きはせず・・・
さすがの猫も
空中での方向転換は
できないわけだから
猫が飛んで来る方向に
キャリーの入り口を向ければOK
簡単に捕まえることができます。
私に捕まった子たちは
馴れてないし未手術だったので
そのまま
診療所に入りました。
狭い空間に
太ったオバサンが入って来て
さぞかし
苦痛だったじゃろうねぇ・・・
ごめんね・・・
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
この子たちだけでなく
犬猫みなしご救援隊では
猫にストレスを与えないように
建物内を無駄に
あちこち移動させない工夫も
しています。
秋田猫多頭飼養置き去り現場から
連れて帰った子たちも
未手術だったので
そのまま診療所に入りました。
手術が終わって
麻酔で眠った状態で猫部屋に移動
これがベストかと・・・
周南市から来た子も
未手術だったので診療所へ・・・
手術が終わっている子は
初期医療が終わるまで
猫部屋内にある医療房へ入ります。
たまたま今回
終生で来た子たちは
診療所組も医療房組も
いい子ばかりです。
私が言う『いい子』ってのは
人馴れしている子ではなく
ごはんを食べてくれる子
・・・のことです。
ごはんをしっかり食べる
これほどの親孝行はありません。
ストレスに弱い猫は
環境が変わっただけで
簡単に食欲不振になります。
ごはんを食べる・・・
ごはんを食べてもらう・・・
猫たちが
ごはんが食べたくなるような
落ち着いた環境を用意すること
これはひとつ
私たちの大きな使命でもあるのです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
みなしごTシャツ
新色も入荷しました。
皆さまもぜひご購入いただき
普段着として着用ください。
私が言うのもナンですが
モノはええですけん♪
https://minashigo.jp/category/item/itemgoods/
さて、私は何をするのか?と思ってしまいます。
中谷様のごとくの様には、およばないですが、大切な命を守るんだという考えを持って、自分の周りから活動したいと思います。
自然災害にコロナと、今年は、動物にとっても苦難な時代ですが、負けないで前に進みましょう。