広島本部滞在も残り3日となりました。

5月31日(日)に
《みなしご庵㏌岡山》があって
※※予約は〆切です。

そのまま岡山から
栃木拠点へと向かう予定です。

私が左目の上を虫に刺された件ですが

一昨日より昨日より痒いし
さらに腫れたし目を開けにくいです。

年を取って小さくなった目が
余計に小さくなって

金曜日から密着取材があるのに・・・
『こんな顔じゃTVには出れん!』

・・・と
人並みの言葉を言ってみたが

実は
そんなことは1㎜も思ってもなくて

たちまち(とりあえず)
この痒みがね治まってくれれば

腫れてる腫れてないは主観の問題だし
どが~でもええんじゃが

とにかく
虫刺されだから不快な痒さなのよね・・・

・・・で掻くなと言われてもね
そんなもん・・・掻くでしょう!

私もエリカラが要るかな・・・特大7Lかな
な~んて

さて!本題に入ります。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



犬猫みなしご救援隊・広島本部に
夜が来た♪



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21時過ぎの
広島本部・本館4F猫部屋





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みんな・・・ダラ~ッとしていて
動き的には昼間の方が活発な感じ

夜行性の猫が
本格的に動き始めるのは

これよりもっと後の時間です。



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私のブログでは

犬や猫の個体アップではなく
部屋全体は見えるように

《引きの写真》を多く掲載しています。





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「〇〇という愛護団体の保護施設は
清潔ですか?」

・・・とよく聞かれますが
そんなことはご自身でお確かめください。

私みたいに日常的に

部屋全体が見える
《引きの写真》を掲載しているか

これは施設を知る大きなポイントですよ!

犬や猫の
アップの写真しか載せてないのは

全体の写真が載せられないのかな
・・・と私なんぞは思います。


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愛護団体の保護施設には
いろんな子がいます。

特にうちみたいに

底辺の底辺で活動をしている愛護団体の
保護施設では

状態が悪い子・気性難の子
トイレができない子

さまざまな問題を抱えた子が
一緒に暮らしています。

この子たちの生活を支えているのは

意識の高い支援者さんと
こころざしの高い従業員たちです。

・・・で
その二者をなんとなくまとめている私の

三者が三様に

自分のすべきことを
しっかり遂行しているから

この環境
《誰もが信じられないような素晴らしい環境》

・・・が作れるのです。

お金があったって人手がなきゃできないし
人手があってもお金がなきゃできないし

三者のバランスは
実は難しいかも知れませんねぇ・・・






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向こう側に2人いるのがわかりますか
黄色いシャツと白いシャツ

うちの者たちは

普通に夜9時を過ぎてもまだ
強食や補液をやってくれています。

状態の悪い子を見つけたら
どんなに夜遅くても《今すぐ》処置する・・・

これは大変なことですが

この努力は
《必ず明日につながります》からね


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



猫に多い皮膚の爆発


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2月の山口TNR一斉に来て

そのまま終生飼養になった光源氏の
頬の皮膚の爆発ですが



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山口TNR一斉の時の
状態です。



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皮膚はなかなか治らんし

感染症にならないようにすればヨシかな
・・・と思って

私的には皮膚爆発より
この口蓋裂の方が気になって

穴が小さいから外科的治療ができるかな
・・・とか考えていました。





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TNR会場では

感染症にならないように
青い薬を塗って終わりにしました。








そしたら・・・終生飼養を依頼されました。

うちに来てからもハテ・・・
ど~するかな・・・

これぐらい傷が大きかったら
なかなか皮膚再生はせんし・・・ねぇ・・・

コレとコレを合わせたらええんじゃない?
・・・と思う薬はあるんですが

いかんせん場所が悪い・・・
思いっきり頬じゃし・・・

これが首ならまだ包帯も巻けるけど
頬ってねぇ・・・

試しにエリカラ着けてみたら狂うし・・・

無理に我慢させたとしても
エリカラが傷口にチョイ当たるし・・・

ど~やったら一番いいのか
わからないまま

1ヶ月ぐらいが過ぎました。


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その後

私が合わせてみた塗り薬を
ど~しても使ってみたくなったので

薬を塗ったドレッシングを幹部に当てて
テープでバチバチに留めて

それから
自着生包帯で巻いてみよう!

・・・ってことになり
現在に至るわけですが





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ほら!ほら!

お蔭さまで大成功し
鼻くそほどのカサブタになりました。



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光源氏は
この自着生包帯を取ると一気に掻き始め

また血みどろの
赤身にしてしまうけど

この自着生包帯を巻いていたら
いっそ掻かないのです。

その理由は
光源氏にしかわからんですが

皮膚再生はうまくいったということで
万事ヨシじゃない?




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次は口蓋裂の手術じゃの!

口蓋裂が治ったら
お水を飲んでも痛くないし

なにかにつけて生活がラクになるし
頑張ろうや・・・ねッ♪



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えぇぇぇ・・・

オレまた手術するん???
また麻酔かけられるん???

マジっすか・・・

『マジっす!!』



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上顎骨折のデイ君


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事故に遭い上顎骨折で

動物病院でも自分では食べられないし
やりようがないとのことで

5日前に
広島市内から状態が悪い感じで

うちに来たデイ君



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私の経験上も

下顎は早めの形成手術が必要だけど
上顎はやりようがないので

できるかぎりのことをしながら
お世話しました。



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日に日に・・・ご機嫌も良くなり



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昨日の朝

あら・・・デイ君・・・おはよう!
今日は補液も急がない感じじゃん!



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そして今朝

成猫たちのごはんを作っていたら
鳴く・・・鳴く・・・鳴く



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ジカ置きしてみたら『食べた!』

気をよくして
今度はお皿を用意して

Lリジン入りのロイカナセンシブルに
ちゅ~るをかけてみたら




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食べた!!
しかも完食♪♪

もう大丈夫・・・心配は1㎜もありません。
ケガは治りだしたら早いしね♪♪

負傷猫を見つけた人が病院へ連れて行き
「やりようがない」と言われても

お金を出してまで
うちに連れて来てくれたお蔭で

5日後・・・デイ君には
生きる道が完全に開かれました。

ただの黒猫ですよ・・・
どこにでもいる黒猫ですよ・・・

それでも助けたい・・・と願う人がいる
こんな腐った広島に・・・

そっか・・・なら私も・・・がんばろ!
この広島で・・・


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マダニ


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同じく広島市内の西の方から
終生飼養でやって来た超・野良猫



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ものすごい怒るので
すぐに去勢手術をしました。

そしたら
気持ち悪いぐらいの稚ダニが・・・

もちろんすぐにブラベクトをつけました。

翌朝・・・
稚ダニが猫の体から離れ

ケージ内を歩いていたので
養生テープにくっつけたり潰したりして

思う存分《やっつけてやりました》

ノミは痒くてたまらんし
マダニは痒くはないですが

ウイルスを持ったマダニに刺されたら
犬も猫も人も

100%殺されてしまいます。

私は地球全体を恐怖に陥れている
新型コロナウイルスより

致死率100%な分
マダニの方がよほど怖いと思っています。

これらノミ・マダニを退治できるのは
《動物病院で売っている》薬剤のみです。

ホームセンター等で売っている
安価なノミ・マダニ駆除剤は

8割しか効きません。

ノミが2割も生きたらどう・・・
また増えるよね

・・・ということは意味がない
・・・と言うことなのです。

・・・なので必ず

《動物病院で売っている》
ノミ・マダニ駆除薬を購入してください。

あなたの愛犬がノミ・マダニ駆除剤をつけ
そこらを歩いたら

そこらのノミ・マダニは死にます。

自分の愛犬を守る行為が

野良猫や野生動物を守ることに
つながるのです。




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犬や猫に安全なノミ・マダニ駆除剤は

いきなり
マダニを殺すわけではなく

マダニを麻痺させて落として殺す薬なので
薬が効き始めると

生きたままバタバタ落ちてくるのです。

待てば死ぬのはわかっていますが

私は・・・
ノミとかマダニとかヒゼンダニとか

動物に寄生する虫は大嫌いなんですよ


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



・・・で
マダニつながりで

昨夜遅くに・・・うちの対岸の道路に
車にハネられた子鹿が横たわっていたので

車に乗せて
連れて帰って応急しました。

子鹿が倒れていたその道は

夜10時~の子猫の授乳に来てくれる
斎藤&やまみんが通る道で

2人が通ったときは子鹿はいなかったと・・・

私は私で夜に出かけることは
ほぼないので

ものすごいタイミング
奇跡のめぐり合わせだと思いました。


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後ろ足は骨折・・・
全身に小さな傷がありました。

鼻血が出ていたので
頭部強打も疑いましたが

全てはもう少し時間をおいてから
わかることかな・・・と




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とりあえず・・・野生の鹿だから

そうそう簡単には
食べたり飲んだりしてくれないだろうから

脱水もしてないけど先に補液したり

抗生剤とショック止めを用意したり
小さな傷に例の青い薬を塗ったり

なんやかんや私は
子鹿を助けるために忙しく動きました。





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その時・・・オヤジは・・・と言えば
すでにブラベクトを垂らしているのに

全身についているマダニが気になるようで

邪魔なぐらい場所を陣取って
マダニを取っていました。

※※噛みついている口器の方向を間違えなければ
口器を残すことなくマダニを外せます。



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『今マダニじゃないじゃろ!
どいて!!!!!』



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なんだかねぇ・・・
変なオジサンがいて・・・ゴメンねぇ・・・

まぁ・・・今夜はここで静かに寝んさい
明日・・・明るくなったらよ~見るけぇ


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そして今朝・・・

オヤジは朝から子鹿にくっついて
マダニを取っていました。

「世の中に死んでもええ命はないと
あんたは言うが

マダニはえかろうが?
マダニは殺してもえかろう?」

・・・と私に聞きました。

マダニが大嫌いで
実はマダニを積極的に殺している私は

『そんなことはブラベクトがやる!
あんたはなんもせんでええ!!』

・・・と言いました。

自分はマダニを
張り切って潰したりしているくせに・・・



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ひと晩経ったからと言って
骨折は治っていませんが

その他の小傷は
例の青い薬でカサブタになっていました。

野生は早いねぇ・・・
ものすごい治癒力じゃと思いますよ





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UPAが栃木に行って
草が生えまくっていた所に連れて行きました。

この子のために
この青草は生えていたのかな・・・と思うぐらい

ホント・・・今までだとUPAが食べるから

青草が生えているなんて
考えられんことですからね・・・

さぁ・・・この骨折をど~するかな・・・
まずはレントゲンかな・・・

その前に子鹿の強食作るかな・・・

なんか・・・忙しくなってきたぞ!
オバチャン・・・がぜんやる気が出てきた!!

イエ~イ♪♪


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