私は物心ついたころから
《生き物好き》で
ホントに小さいころから
いろんな生き物を飼育してきました。
・・・でも
私が子どものころに
飼育したかった生き物は
自分も小さかったもんだから
大きな哺乳類ではなく
鳥類や魚類や昆虫や
微小な甲殻類だったので
哺乳類は
犬・猫・ウサギ・ハツカネズミしか
飼ったことがありませんでした。
・・・なので
動物愛護団体を立ち上げてたときも
犬・猫以外の哺乳類は
《ど素人》でスタートしたわけです。
そんな私ですから
一番最初に
ニホンザルのあきらを保護したときも
「まだ生まれて数ヶ月の小さな子猿です」
・・・と言われ
それを
丸々信じていたぐらい無知でね(笑)
来たばかりのあきらです。
私の手のひら3~4つ分の大きさでした。
生後数ヶ月って
実はこの時点であきらは2歳半
ど~します?(笑)
私の無知さがわかる
当時のブログですが
↓ ↓
あきらと生活してわかったこと
あきらは時々
けいれん発作が起きます。
それで母猿から落ちて
迷子になったのかも
↑ ↑
こんなことを書いていますが
中谷サン!違います!
ニホンザルは
無理やり拘束されたり(抱っこ)
イヤなことをされると
ビクビクっとチックみたいな
小刻みなけいれんをするのです。
決して《発作》なんかじゃありませんよ!
普通のことです。普通の・・・
それと
あきらには耳タブがないのですが
それを田原君から
「なんであきらには耳タブがないんや?」
・・・と聞かれたときの私の答えは
『後ろの物音がよ~聞こえるように
耳たぶがないんじゃ!
そんだけ野生種は
生きていくのが大変なんじゃ!』
おやおや中谷さん!
それもウソ!全くのデタラメ!
たまたま
なんらかの理由で
あきらには耳タブがない・・・だけです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
無知すぎる当時の私ですが
たまには正確な情報に基づいたことも
書いていたみたいで
当時のブログです。
↓ ↓
母猿は子猿を抱きません。
子猿が母猿に抱きつくのが
猿界の常識
母猿は両手を使って
木から木に飛び移ったり
木の実を取って食べたり
『なんで母猿は
子猿を抱いてあげないんだ
なんて冷たいんだ』
私はそう思っていました。
・・・でも違うんです。
生きるために食べ物を探して
1日中飛び回っているのです。
母猿は
子猿に母乳を飲ませるために
1日中飛び回っているのです。
・・・だから
子猿が
しがみつくしかないのです。
↑ ↑
これを知った中谷さんは
この後ニホンザルの生態系も含め
いろいろと
真剣に考えるようになるわけです。
あきらです。
あきらを子猿だと信じきっていた私は
咬まれても咬まれても
『子どものすることじゃ
咬まれたところで痛くもなんともない!』
・・・とか強がりを言いながら

全身に青あざ作りながら
あきらをかわいがりました。
この歯で咬まれていたのです(笑)
そりゃ~普通に痛いさ(笑)
・・・でも確かに
何かの拍子に
いろんなところを咬まれてはいましたが
あきらと私は
信頼関係ができていたので
こんなことをしても
あきらは私を怒ったりはしませんでした。
この顔・・・(笑)
うちに来て3ヶ月目のあきらです。
今見たら
明らかに
子猿じゃなくオッサン猿じゃしね(笑)
このときのあきらを
生後半年の子猿だと思い込んでいる私は
シャンプーしたりなんだかんだ
考えられないほど
危険なことをやってます(笑)
相手は
野生のニホンザルの2歳半
そりゃ~咬まれるに決まっとる
普通はこんなことできんし(笑)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
それからずいぶんと経って
今度は《おとり猿》をやらされていた
よしこを保護しました。
うちに来たよしこを見て
私も田原君もその《小ささに驚き》
『あきらが生後3ヶ月じゃったから
よしこは生まれたばかりじゃ!』
・・・などと
バカなことを言っていました。
保護した日のよしこです。
実はよしこは
《おとり猿》をやらされていたので
山にいる子猿よりも
栄養状態が悪かったのです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
おとり猿のおさらい
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ニホンザルの習性として
子猿が痛みや恐怖で泣き叫んだら
おとなの猿たちは一斉に
その子猿を助けに行きます。
それを知っているから
子猿もまた結構オーバーに泣き叫びます。
オス猿みたいに自分が普段
子猿をどんなにイジメていたとしても
自分以外の誰かから
子猿がイジメられていたら
ニホンザルは怒り狂って
すっ飛んで助けに行きます。
この習性をたくみに使って
子猿をワナとして仕掛ける猟を
《おとり猿猟》と言い
最近は【人道的配慮】で
環境省とかも厳しくなったので
ほとんど行われていないそうですが
まだそれをやっていた
クソもクソもええとこクソの
クソジジイが山形県におりました。
そもそも
なんでニホンザルを殺すのかと言えば
1匹いくら・・・で
お金になるからです!!
ニホンザルを殺した対価として
お金を出すのは
県だったり市だったり町だったり
JA農協だったりです。
くちびるをハサミで切られていた
よしこです。
保護したときには
切られたばかりの傷と
治った傷(下唇)と2ヶ所傷がありました。
よしこのことを
生まれたばかりの赤ちゃん猿だと
思い込んでいた無知な私は
もう少しで1歳になろうとしていた
よしこに
《まだ》ミルクを飲ませたりして(笑)
この写真のように
私がうたた寝しても
よしこは哺乳瓶を自分で持って
ミルクを飲んどる・・・
この時点で
赤ちゃん猿じゃないでしょうに(笑)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
それから
またまた時が過ぎた去年の3月の頭
今度は
「雪の中で倒れていた」
・・・という子猿を保護しました。
私は
その子猿を見て『ワオ~~ッ!』
その小ささに驚きました。
ひさこを保護した経過を記した
ブログです。
↓ ↓
ひさこは
中国山地の雪深い山で
行き倒れているところを
猟友会のメンバーに発見され
あまりに小さいので「かわいそうだ」と思い
連れて帰ってもらったんじゃが
なかなか馴れんし
「猿は凶暴」とのことで飼育を断念して
うちに来たのです。
うちに来るまでのひさこは
猟友会の人から
抱いて
かわいがってもらえたわけでもなく
ケージの中で独りきり
食べ物は
ピーナッツとりんご
ただただ
2段ケージの中で《生きて》いたのです。
ひさこを引き取るとき
猟友会の人たちが
「どうやってケージから子猿を出すか」
・・・と話していたので
『子猿は私が出すから大丈夫!』
・・・と割り込みました。
すると
ニホンザルに詳しいと自負する
猟友会のジイサンが
「いやいやとんでもない!
子猿も防衛本能があるんで
ひどく噛みますよ!」
・・・と
あら・・・そ~でっか
では見といてください私のワザを!
2段ケージの隅っこで
攻撃スタイルでいたひさこを
私がスルっと抱きよせたので
猟友会の人たちは驚いていました。
私はあきらに咬まれまくって
さんざん泣いた人間です。
それなりに
ニホンザルについては学習しております。
おそらく
猟友会のメンバーの誰よりも!!
↑ ↑
去年の3月には中谷さんも
ずいぶんと自信を持ってますね(笑)
写真では
保護したばかりのよしこと
保護したばかりのひさこの差が
わかりにくいですが
ひと回りほど
ひさこの方が小さいし
毛の生え具合が
よしこに比べると《うぶ毛》だったので
『ひさここそ
生まれたての赤ちゃん猿じゃ!』
・・・と
性懲りもなく《また》そう思い込みました。
ひさこは保護したときから
まったくミルクを飲んでくれず
普通に果物を
食べていたにもかかわらず
赤ちゃん猿だと思い込むこの恐ろしさ(笑)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
それから
またまた時が過ぎ・・・今年の7月
宮崎延岡のTNR仲間の平野さんが
「ニホンザルの赤ちゃんを保護したんだけど
どうしたらいいですか?」
・・・と聞いてきました。
そのニホンザルの赤ちゃんは
交通事故で死んでいたお母さん猿に
べったりくっついていたそうで
そこを通った林業の人に
泣きながら飛びついて来て
「このまま放っとけない!」
・・・と平野さんにSOSが来て
平野さんから私にSOSが来た・・・という経緯
ニホンザルの子猿を
さんざん《赤ちゃん猿》と間違えてきた私は
『ホンマに赤ちゃん猿?
比較対象でタバコとか持って
写真を送ってよ
赤ちゃん猿だなんて言いながら
どうせ生後半年ぐらいでしょう』
・・・と笑い飛ばしました。
なにせ私は2歳半の青年猿を
赤ちゃん猿だと思ったぐらいですから(笑)
そして送られて来た写真に
おったまげました。

いや~~~ッ!!
これぞ赤ちゃん猿
恐ろしいぐらい小さな赤ちゃん猿
『そりゃ~こんなに小さかったら
誰も育て方がわからんね』
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
あきらを保護してから私は
壁にぶち当たるたびに
旭山動物園の元・園長小菅先生や
京都大学霊長学研究所の先生たちから
いろいろと教わり学びながら
あきら&よしこ&ひさこを育てて
こんにちに至るので
ニホンザルについては
ちょっとばかし知っていたのです。
そ~は言うても《ホンマに》
生まれたばかりの赤ちゃん猿ですから
私も慎重にアドバイスしていきました。
平野さんは2歳児(人間)の母親
2歳の子どもを育てながら
赤ちゃん猿を育てるのはちと厳しいです。
私は赤ちゃん猿を引き取る準備を
始めました。
なんの準備って
ヒゲオヤジの説得ですよ
これがかなり厄介で・・・
このヒゲオヤジは
《簡単に限界を作るタイプ》
ニホンザルに限らず犬でも猫でも
ちょっと難しい傷病の子だったりしたら
「それは引き取れん!」と言うのです。
反対に私は
《まったく限界の無いタイプ》
難しければ難しいだけやる気が起き
嬉々として引き取るのです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
私は赤ちゃん猿を引き取るつもりで
いろいろやったり
いろいろ言ったりしてみましたが
「うちにはもう3匹もおる
猿を育てるのが大変なことは
あんたが一番よ~わかっとるじゃろ!
もうこれ以上
猿は引き取らんけぇ~の!!」
ヒゲオヤジはガンとして落ちず
8月の九州TNR一斉のとき
会場まで赤ちゃん猿を連れて来てもらい
実際に赤ちゃん猿を抱かせて
みんなで一斉にたたみ掛けよう!
・・・と計画しました。
そして
ついにそのときがやって来ました。
どんなにみんなが
「かわいい!」「かわいい!」・・・と
お祭り騒ぎをしようとも
赤ちゃん猿をガンとして見ようともしない
頑固なヒゲオヤジ
・・・けれど
《痩せがまん》には必ず限界がきます。
ヒゲオヤジが振り向きました。
すかさず私は
ヒゲオヤジの肩に赤ちゃん猿を乗せました。

ヒゲオヤジ瞬間で落ちました(笑)

名前は《ひろし》
飼育を猛反対していた
ヒゲオヤジが命名しました(笑)
ひろし
体重400gで保護

ひろしは
歯もこれだけしか生えてない
正真正銘の赤ちゃん猿です。
もちろん離乳前でミルクです。
引き取ったときは1日6回
1回40㏄をシリンジで飲んでいたけど
シリンジでしか飲まないってのは
ちょい手間だったので
哺乳瓶で飲めるように練習しました。

この可愛さに私はもちろんのこと
あのヒゲオヤジもメロメロ
みんなメロメロ(笑)
ニホンザルの世界では
母猿から離れるまでに8ヶ月を要すそう
ひろしは生後1ヶ月だから
あと7ヶ月抱き続けなければなりません。
すぐに福丸さんに
ひろし専用のスリングを作ってもらいました。

私の破れたTシャツを

内側は
ヒロシの皮膚に直接あたるから
エイデンアンドアネイの
モスリンコットンを縫い合わせてもらい
優しい素材のネッでバッチリ♪

私の着古しなので
ポツポツ破れていますが
私が今現在
着ているのも普通に破れているし
私的には
そこはまったく問題ないかと・・・

ど~でしょう
ええ感じじゃと思うのですが

毎日交換するため5袋あります。
これから乾きにくい季節になるし
ひろしも成長するし
また考えないと・・・
メイドイン福丸の
優しいスリングの中で眠るひろしです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
そんなこんなで
ひろしを引き取ってもうすぐ2ヶ月です。
離乳も順調に進み
歯も生えそろい

食べものを
ほほ袋に貯められるようになりました。
食べた♪
後肢麻痺のダイちゃんとは
大の仲良しで♪

栃木拠点TNR一斉

邪魔しかしません。
それがひろしの仕事ですから♪
秋田TNR一斉会場でも
ひろしは自由
(どこにいるかわかりますか?)
マリーが亡くなったとき
広島から那須塩原まで初新幹線
あ!
私のTシャツが破れとる(笑)

初新幹線で
ミニトマト食べてます。
新幹線で行ったから
《寝台》みなしごバスがないので
栃木拠点のプレハブ小屋で寝ました。

日曜日の夜は
うちのいぬ親さんのお店《福じ》のお座敷で
福じの長男くん&次男くんに
遊んでもらいます。

いつもは夜8時には寝るひろしですが
福じの長男くん&次男くんの
声が聞こえると
寝ないで遊びたがるのです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
もし・・・どこかの町で
私たちを見かけたら
私たちが掛けているスリングを
よく見てください。
こんな顔が見えるかも♪
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
仏教では
仏さまは私たちに
《越えられる試練しか与えない》
・・・と言われています。
仏徒の私は
自分にとっては
どうしようもない大きな問題だったとしても
それは必ず《越えることができる山》だ
・・・と信じて生きています。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ニホンザルを育てることは
そりゃ~大変です。
あきら&よしこ&ひさこは
私たちのことは家族だと認識していますが
私たち以外の人は許しません。
ニホンザル自体の
1日に必要な運動量もハンパないですし
※犬のお散歩の比ではない
腕をつかまれたら
アザになるぐらいの腕力があり
咬まれたら
一瞬で人間の皮膚なんてちぎれます。
ニホンザルが病気になっても
ニホンザルを診れる獣医師は
すごく少なく
動物園で働いている獣医師でも
ニホンザルに関しては
わからないことだらけです。
ニホンザルを育てるには
体力も要りますし知識も要ります。
私は今回
ヒロシを育てることになって
つくづく思いました。
最初に私の元に来たのが
2歳半のあきらでよかった・・・
もし最初に
本物の赤ちゃん猿のひろしが来ていたら
私には知恵がなさすぎて
ひろしを育てきれなかったと思います。
また逆に
ひろしを育てた後に
あきらが来ていたら
あんなに大きくなった猿は怖くて
あきらを育てきれなかったと思います。
仏さまは私の元へ《順番に》
ニホンザルをよこしたのだと思います。
私はこれから
ニホンザルと一緒に暮らしながら
どんどん経験を積んで
いつか
ニホンザルと人間が共生できる方法を
あみだしてみたいと思います。
ボクひろしです
皆さまどうぞよろしくね♪














ヒゲオヤジってもしかしてっ?
と思いましたがやはり田原さんのことでしたか 笑
田原さんみたいに動物への思いやりのある男性って良いですよね〜
そんな人と結婚できたら最高です。
中谷さんという素晴らしい女性と共に生きると選択した田原さんは、見る目もありますしね〜
小さい頃から馬や犬や猫やハムスターの中で育ち、わたしも動物が物心ついた頃から大好きでした!
小さい頃、中谷さんはペットショップなんかに行ったりしましたか?
なんだか何にも知らない頃でしたが、その中にいる動物たちが不憫で不憫でなぜかかわいそうだなという記憶が今もあるものです。
現実はやっぱりかわいそうでしたが。
早くペットショップがなくなり、海外のように譲渡、保護で飼うという選択が当たり前になるよう願ってるだけでは何も変わらないので周りの友達にはURLを送ったり、説明したりしてます!
やっぱり無知というのもありますし、裏側を知ったらみなさんきっとペットショップなんかで飼わないはずです。
情報を流すというのはとても大事ですよね。