ブログの更新が遅れていますが

やることがたまって・・・たまって
バタバタしとるんです。

明日の朝には
東日本の旅に出発しなきゃですしね♪

今回の東日本での活動は

群馬県の
猫多頭飼養現場に行くことから始まるので

中央道を通るルートで行くのかな・・・

ついこの前も

群馬の猫多頭飼養現場から
猫を引き取りましたが

今回も同じ群馬県だなんて
偶然って続くもんですねぇ・・・


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朝から雨


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マリーや山羊たちは
濡れることを嫌うので

外には出ません。


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一方

「雨や雪を避けてたんじゃ
山じゃ暮らせんよ」

UPAは全然平気です。

・・・がUPAは野生の鹿ではなく
《飼い鹿》ですからね

屋根の下に停留させます。
お坊ちゃまなんで♪♪

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広島県のセンターに
収容される乳飲み子の数が

GWを前に昨日ぐらいから
一気に増え始めましたが

それでも
去年と比べたら半数以下です。

「ワシさえ良けりゃ~それでええんじゃ」
・・・という

《行儀の悪い》県民性を持つ広島も
ようやく

他県並みの
収容頭数になったのかと♪♪


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人間の意識というモノは
良くも悪くもどっちにも転ぶモノで

ほんの5年前までの
広島の4つのセンターは

どこもかしこも
クソの集まりじゃったのに

今じゃ
《日本一素晴らしい》職員が集まっていて

ちょっと言えば
即・改善されるようになり

茶色いオバチャンは

趣味を1つ
失ってしまった感じです(笑)

引き出す猫とともに来る搬送用台帳も
最初のころは

猫の年齢は

1週・3ヶ月・1歳・3歳
この4通りしかなかったのに

今は
いろいろな数字が並んでいますし

猫の毛色も
白・黒・茶の3色しかなく

白と書いてあるのに白黒だったり
黒と書いてあるのに三毛だったり

やりたい放題でしたが

( )がついて
詳しく書かれるようになりました。

『乳飲み子は全員1週齢か!』

『猫は3歳以上はおらん言うんか!』

『黒ゆ~たら黒なんじゃ
そこに白は入らんのじゃ!』

『小さな子どもでも白・黒・茶の3色は
三毛猫じゃと知っとるで!』

そんなこんなを
怒鳴りまくっていたころが

わたくしは
なつかしゅ~ございます。



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ど~ですか!
この丁寧な搬送台帳

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知っていますか?

殺処分するのにオスもメスも
白も黒も1歳も2歳も必要ないのです。

必要なのは

犬なのか猫なのか
そして・・・何番目に収容されたのか

・・・ただそれだけです。

性別も毛色も年齢も《考えようともせず》

ただ漫然と
《職務と言う名のもと》

《罪もない犬や猫》を殺す《お手軽な》システム
これが《殺処分》なのです。

広島県内の4つのセンターは
2016年8月から

殺処分機の稼働をストップさせていますから

職員の意識の中には
《殺す》という考えは毛頭なく

《生かすために》
いろいろと努力をしています。

まぁ・・・どこまで行っても行政なんで
にぶい点もありますけどね

他県のセンターと比べたら
格段にええですよ広島は♪

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疥癬タヌキ

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数日前から
うちの者たちが

「疥癬タヌキを見かける」
・・・と言うので

うちの敷地内に
捕獲器を仕掛けたりしていましたが

昨日の夕方
根本から私の携帯に電話があって

「ビオトープのとこにタヌキがいます!

中谷さん!
網で捕まえてください!」

タヌキは夜行性なので

健常なタヌキは真昼間に
人間のそばにノコノコ現れたりしません。

疥癬になると

痒くてのどが渇いてど~しよ~もなくて
昼間でもウロウロしてしまうのです。

これは
なんとしてでも捕まえないと!!

私も動物愛護団体の代表
失敗するわけにはいきま千円♪

疥癬タヌキは網を持った私を見て

「キュ~~ッ!!」とか言って
反抗していましたが

まだまだ私もタヌキにゃ~負けま千円♪♪



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結構・・・進んどる・・・


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安心しんさい!

これぐらい無問題じゃけぇ!

治してみせようホトトギス♪

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そもそもタヌキ的には
毛がない時点で寒いですけど

疥癬の治療を始めると
タヌキは必ず低体温症になります。

暖かい部屋へ・・・と言っても
室温は25℃程度です。

それじゃ~タヌキの体温より低いので

低体温症を
治すことなどできません。

そこで私が行きついたのが
石油ストーブ

もうね・・・これしかないんですよ・・・



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捕獲して
その場ですぐに治療したので

2時間もすれば痒みはなくなります。

タヌキを置く場所の準備をする間
寒くないように

とりあえず
ケージを段ボールで囲って・・・

※この時点ではまだ外ですから



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痒みが取れた夜中のタヌキ・・・

寝てますね・・・ぐっすり寝てます。

疥癬タヌキは
必ず死んだように寝ます。

今までどんだけ寝てないの・・・


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夜中に起きてオシッコして
また寝ました。

かわいいでしょ・・・

名前は『ネキくん』になりました。

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今回もまたオスですが
オスは体が弱いのかなぁ・・・

私も元気だとうつらんけど
ちょっと体調が悪いとうつるしね

疥癬は健康体だとならんのです。

何かしら
弱った原因があるのだと思います。

まぁそれはオイオイに・・・

まずは疥癬の撲滅と

皮膚の割れ目から
細菌感染しないように

注意することが大事です。


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石川県から

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「雪深い町に野良猫は暮らせない」
・・・と

石川県の山間の町から
特急列車と新幹線と在来線を乗り継いで

広島本部まで連れてくる人がいます。

石川⇔広島ですからね
とんぼ返りしないと大変だから

私がいるときは私が
『あき亀山駅』までお迎えに行きます。





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あき亀山駅に着いて

あき亀山駅の目の前にできる
安佐市民病院の工事現場を

ボ~~ッと眺めていたら
1羽のキジ(メス)がいました。


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「あぶないから
はいってはいけません」

誰にでも読めるように
ご親切に《ひらがな》で書いてありますが

キジには読めません・・・

このキジは
このあたりで暮らしていたんでしょうね

ここにもまた
棲み処を追われた生き物がおる・・・

私たち人間が

便利な暮らしを更新し続ける上で
犠牲になった生き物がたくさんいることを

私たち人間は知るべきです。

そして
犠牲になった生き物たちに

私たち人間は
心から懺悔して感謝すべきです。


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そんなことを考えていたら

あき亀山駅に
可部線の電車が到着しました。

北陸は石川県から捕獲器1台持って
片道5時間かけて

遠い広島まで
野良猫を連れてくる人がいる・・・



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この中に捕獲器
その捕獲器の中には成猫が1匹

重さは7kgちょい・・・

これを女の人が手に持って

石川県の山間の町から
広島県の山間の町へ連れて来るんですよ

すごいことです!!

まぁ・・・女の人・・・と言ってもねぇ・・・
こんなことができるぐらいなので

細くて
弱々しいタイプじゃないですけどね

そうね・・・どちらかと言えば
《こっち側》な感じ・・・私と類類かな(笑)



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うちに連れてくる理由は
「雪深い町で野良猫は暮らせない」

その思いだけで
助けてもらえる野良猫たち・・・



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『お前はラッキ~なんだよ』
・・・と言いながら

去勢後のチェックをしていたら
おや・・・

クチの横を見て!!


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少し口内炎がありますが
これぐらいは私の判断ではセーフ

クチビルの一部が黒いのは
ただの色素だから無問題

それより
クチビルの横の茶色い点

これですよ大問題は!!
それを拡大すると



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マダニ(稚ダニ)です。

マダニはセメント物質を出して
ガッツリ咬みついて

麻酔物質を出しながら
おとなしく吸血していくので

痛くも痒くもありません。

・・・でも皮膚は赤いですね!
反応はしっかり出ていますよね!

頭に来てかなわんけど
マダニは無理やり取り除くのではなく

マダニ駆除剤をつけて
このまま死ぬのを待つのがベスト

それにしても
石川県から来た甲斐がすでにあったね

ラッキ~じゃわ♪♪


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呉のセンターに
持ち込まれた成猫たち


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呉のセンターは
捕獲器での持ち込みは禁止です。

『捕獲器で捕獲してまで
殺処分を願うな!バカタレ!!』

・・・という意味では

捕獲器での持ち込みを
禁止することはええことのようですが

『じゃあ抱っこして連れてくれば
ええのか?』

・・・と言えばそ~でもないので

結局は
《持ち込み方》が問題なのではなく

《持ち込むこと自体》が問題なのです。



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掻いた痕の近くに
小さな白い丸い玉上のモノが4~5個

『なんじゃろ~か?』

猫のトイレ砂の破片でした!
明らかに室内飼いの猫じゃん!

自分が飼っている猫を
保健所&センターに連れて行く・・・

その程度の人間が飼っていたから

痒くても
病院へ連れて行ってもらえとらんのよ!




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これがタダの傷なら簡単に治るけど
腫瘍である可能性もある・・・

あ~悔しい・・・

飼い主だったヤツを
夜な夜な呪うしかないね・・・



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両手が奇形の子猫

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兄弟と思われる子と2匹
一緒にt持ち込まれたんだそう・・・

あ~悔しい・・・

飼い主だったヤツを
夜な夜な呪うしかないね・・・


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それにしても
なんか・・・かわいいね♪

うちのカンちゃんが言うには

「麻酔から覚めたら見てくださいよ

甘えん坊で
ものすごくかわいい兄弟です」

見てみたかったが
今度帰ったときの楽しみにしよう!