九州10月の陣
2日目と3日目は宮崎市TNR一斉でした。
あきらたちは
鹿児島の「あきらくんファン」から
大好物のおむすびと
玉子焼きをもらったから
宮崎でも
「良い子でお留守番します」・・・と
ホンマかいな(笑)
うちのお猿さんは
食べたらケージから出ます。
犬たちと同じ育て方で
ケージは美味しいものを食べる場所
・・・と定義付けています。
食べて休んだら自由
お猿さんエリアで登って降りて
ドロップキックして
あたりを散らかすことが
もっぱらの仕事
。。。。。。。。。。。。。。。。。
やはり宮崎でも
口腔内の問題を抱えている子が多い
この子の場合
下の口内炎になっている部位に
上の歯が当たって痛い!
その上の歯は腐っている
抜歯抜歯抜歯
とにかく私は抜歯が大好き
抜歯は大変な作業だから
獣医さんは疲れ果てます。
意地悪な私は
嫌がらせのように叫びます。
抜歯抜歯抜歯!(笑)
想像してみてください。
一般の獣医師が1日に
やっても4〜5匹の不妊手術を
この美女軍団は
1日に100匹以上やるんですよ!
どんだけ「中谷の脅迫」が凄いかでしょ(笑)
違う!違う!
どれだけ「意識が高いか」です。
「猫が好き」それだけじゃこれはできない。
わかりますか?
そして
なんと言っても
この技術
子宮&卵巣(全摘)して
この傷
懇切丁寧なこの傷
後世に伝承すべき「日本の技術」です。
どんなに
欧米が動物先進国だったとしても
「合理性」だけでは済まさない
日本人の繊細な「技術」は
決してヒケを取っておりません。
※私はロンドンで不妊手術を見学しました
私は
この手術の技こそ
全世界に誇りたいです。
・・・ただ
全員が持ち合わせている技術ではなく
残念な獣医師は山のようにいます。
見てください!
通常の一般獣医が施した
避妊手術の痕
6cm7cmは普通ですよ。
猫のお腹に
ムカデが這っています。
見たところ乳首も小さく
この子は
若いとき未妊娠の状態で
避妊手術を受けたものと思います。
妊娠もしていないのに
このムカデ傷
こんなムカデ傷で2万円も3万円も
払わなきゃいけないなんて
ガッカリじゃね
・・・とまた
敵を作ったかな私・・・
宮崎市TNR一斉にも
子育て中のお母さん猫が来ました。
小さな兄弟は
良い子で待っていました。
。。。。。。。。。。。。。。。。
発情期のケンカで
シッポを咬まれ膿んで皮がポロッと取れて
骨だけになってしまうケースは
よくあります。
基本
女の子か若い男の子です。
その理由は明白
「ケンカはしないよ」と逃げたのに
追いかけられてシッポをガブッ
ワタリガニ系の強いオッサンは
逃げたりしませんからね
ワタリガニ系の強いオッサンの傷は
顔面のみ!
位置的にこの子もそう
咬まれて化膿して
皮が取れたパターンでしょう。
そのせいで後ろ足が
汚れています。
千葉先生が断尾してくれましたよ!
良かったね♪
子宮蓄膿症
私たちは子宮蓄膿症は
日常的に見ていますが
この子はまだ乳歯が残る子猫
最近は
子宮蓄膿症になってる子猫を
チラホラ見るようになりました。
やはり避妊手術を施すなら
卵巣だけ取るのはNG
子宮も取るべきです!
アゴの皮がずり落ちた子
顔面を強打したらこ〜なりますが
この子の場合
痛い時期はとうに過ぎたし
生活にも慣れていると思うので
このままで
砂がついたのかと思えば
模様でした。
珍しい♪♪
。。。。。。。。。。。。。。。。。
2日で宮崎市TNR一斉で267匹位の
手術を終えました。
2日間とも
ANAリゾートホテルの
佐藤総支配人からのご厚情により
先生たちには素晴らしいお部屋を
ご用意いただき
宿泊もしない私たちも
ホテル内の温泉を提供していただき
みなしごバスも
一番良い駐車場に停めさせていただき
快適でありがたい2日間でした。
ANAリゾートホテルの佐藤総支配人の
「宮崎の猫たちのために
遠くからありがとうございます」
ただただ純粋なお気持ちだけで
私たちは
ANAリゾートホテルの方々から
とっても良くしていただきました。
この場を借りて
お礼を申し上げます。
ありがとうございました。
ついでに・・・
宮崎港を手掛けるときも
どうか宜しくお願い致します。
オバチャンという生き物は
図々しい生き物なんです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。
みなしごバスに戻ると
宮崎市で
終生で引き取った子が怒ってました(笑)
この子猫たちも引き取りました。
2匹とも目がぐじゃぐじゃで
食欲もないんだそう。
大丈夫!
これ系は自信があるから♪
・・・と余裕で翌朝
目も開き
食欲も出ていました。
今後は
維持していけばええでしょう♪
。。。。。。。。。。。。。。。。
九州10月の陣
最終日は宮崎県北部に位置する
延岡TNR一斉です。
猫を捕獲して集めるのも、N の準備や諸々、達成感もあるでしょうが、皆様大変は大変でしたでしょうね~。
本当にお疲れ様です。 これでどれだけの猫が救われたか・・・・。長い目で見ると泣けてくるよな数になりますね。。