福島第一原発の被災犬
楢葉町出身の松本ピース

松本ピースは

楢葉町の
山手にいる犬猫を助けるために

貢献した子です。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


・・・というのも

ピースの存在は
私は早くから知っていて

飼い主さんも
ピースを置いては避難しない

・・・という考えの方だったので

保護活動中に
ピースんちに立ち寄っては

ピースの飼い主さんに
餌を渡して

近所の犬や猫に
配ってもらっていたのです。

それが警戒区域に指定される
数日前に

ピースが
忽然と姿を消しました。

落胆していた飼い主さんに

『心配しなくても

私たちが
必ずピースを保護するから』

・・・と
まぁ大口を叩いたわけですよ

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


それなのに
ピースはいっこうに見つからず

ピースを探しに行くと

肝心のピースを
見つけ出すことができず

見たことがない犬や猫がいて

代わりに
その子を保護する

・・・みたいな日々が続いていました。

同じころ
楢葉町の海側には

いつも行動をともにしている
木戸川くん・シャケくん・ヤナちゃん

・・・という3匹組がいました。

この3匹とは
ずっと顔見知りでしたけど

なかなか
3匹同時での捕獲のチャンスがなく

食べ物を与えたら
サヨナラな

餌やりさん状態になっていました。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


ある時

ピースの代わりに見つけて
保護した犬と猫が

ザックリ50匹になったころ

たまたま
ちょっとしたきっかけで

木戸川・シャケ・ヤナを

3匹同時に
捕獲することができました。

そして

当時あった
被災犬リスト集に

この3匹を載せてもらったところ

ピースの飼い主さんから

「中谷さん!
ピースを助けてくれてありがとう!」

・・・と電話がかかってきました。

私は
ピースを探せずにいたので

『いやいや

まだピースを探せておらず
申し訳ないです』

・・・と言うと飼い主さんは

「中谷さん!
ピースはリスト集に載ってるよ!

間違いないよ

シャケって名前の子が
うちのピースだよ!」

・・・と

そんなことはない!
シャケとピースはまったくの別犬

シャケと
ピースは似ても似つかん

田原君に聞いてみました。

『松本さんがね
シャケをピースだと言うんじゃが

ど~じゃろう?』

田原君も自信を持って
答えました。

「ぜんぜん違うよ!
顔も毛色もぜんぜん違う!

ピースは細い顔じゃし

シャケは茶色じゃが
ピースはシルバーじゃ」

でしょ?
私もそ~思う!

ピースだ!
・・・と言う飼い主さんと

ピースじゃない!
・・・と言う私たち

飼い主さんに

ピースの仔犬の時からの
写真を見せてもらうと

ホンマじゃ
シャケはピースじゃん・・・

田原君はともかく

私は当時から
自称・動物愛護家

何度も見ている顔見知りの犬を
あそこまで間違えない!

・・・と言い切れるのです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


福島第一原発20km圏内

あの町では
実社会ではありえないような

不思議な出来事が
たくさん起きました。

犬猫を助けるために
何かのチカラが働いた

・・・と思うしかないような

不思議な出来事が
たくさん起きました。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



ピースを探す目的がなければ
ピースんちには行きません。

ピースを探し出したくて
私たちは

人家の少ないあの道を
わざわざ通った・・・

そのお蔭で
50匹もの犬と猫と遭遇し

その子たちを全員
栃木拠点に連れて帰り

『さすがにもう
この道にはもう猫1匹いないね』

・・・となるまで
私たちはあの道を通った・・・

おそらく
何かのチカラによって

私と田原君の脳に刻まれていた
ピースの姿が

まるっきり書き換えられ

私たちの中では
完全にピースとシャケは別犬

私たちの中での
シャケは

私たちが楢葉に行くと
必ず待っている

3匹組のリーダー

なかなか捕まらない3匹組の
頭のいいリーダー

・・・だから
ど~やっても捕まえられなかった

・・・なのに

私たちが山手のすべての犬猫を
保護したと同時に

3匹組は

私たちに
いとも簡単に捕まった・・・


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


前置きが長くなりましたが

そのピースの飼い主さんも

このたび
楢葉町に帰町されました。

本来なら喜んで
ピースをお返しに行く予定が

うちの者たちが

「どうしても
返さなければならないのか」

・・・と言い出し
私も困り果てました・・・

確かにピースは
うちに来て6年

広島に連れて帰って4年
大型犬のピースはもう少しで12歳

あれだけ苦手だった
カミナリも聞こなくなったようで

顔も白くなり

ゴロゴロしていることが
多くなりました。

幸い
ピースの飼い主さんと私は

ずっと連絡を取り合っており
関係は良好

『たちまち楢葉に行って
話をしてみる』

電話で
済ませられる話ではないし

筋を通すために
楢葉のピースんちに行きました。

お久しぶりの飼い主さんは
細くなっておられました。

『広島で
このまま看取らせてほしい』

・・・と言うと

「中谷さん!
あれから6年です

ピースも年を取り
私たちも年を取りました。

これから先
動物病院がない楢葉で

ピースに何かあったら
どうしよう

・・・と悩んでいたところです。

・・・でもこれ以上
中谷さんに甘えられないし」

・・・と

何をおっしゃるウサギさん

甘えましょうよ
私が元気なうちは!!

ヒャッホ~~~~(^^♪




13



・・・ということで

楢葉町の山手の犬猫たちを
全員助けたピース

このまま広島で
暮すことになりました♪








12



住民を・・・
動物を・・・

不幸にするだけ不幸にして
いまだに制御できず

あの時のまま
危険なままたっている

福島第一原子力発電所

実際にこの足で歩いて

この目で見て
この手で感じてきた

福島原発エリアの
動物たちの悲劇

悲しいことも
苦しいことも
痛いことも

腹が立つことも
全部流しながらの1年9ヶ月

その間に助け出した
1500匹の命

その中の1割近くの
犬・猫・馬・山羊・鳥を

私は
今でも飼養している・・・

確かに

国の偉い人に
刃向かい続けて

勝手に
押し進めた福島活動ですが

私は

『私こそ
原発を反対すべき立場じゃ!』

・・・と思っています。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


野犬

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


栃木県も野犬の多い県で
特に県北地方

うちの栃木拠点があるあたりは
野犬が多くいます。

成犬は捕まりませんが
仔犬はお腹がすいているので

保健所&センターに
簡単に捕まってしまいます。

そして

保健所&センターに捕まった仔犬の
ほとんどが譲渡されます。

※成犬の場合
ほぼ殺処分になります。

譲渡されることは
とても喜ばしいことですが

不妊手術を施さない人にも
譲渡されるので

九十九里浜の悲劇のように

その子が逃げたり
捨てられたり

《再び》
野犬になってしまうケースが多く

《殺処分ゼロを目指して》
愛護活動をしている者たちは

安易な譲渡に対して
みんな困っています。

未避妊の犬を捨てたら
どこかで産みます。

保護した犬が
どこかで出産して増やしていたんじゃ

ペットショップや
繁殖屋&増殖屋と同じです!

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



いつ何が起きるかわからないのが
浮世の定め

地震が起きて犬が放れても
暴風雨に見舞われて犬が放れても

不幸の連鎖が起きないように
不妊手術やワクチン接種を施しておく

これは飼い主の責任であり

これを啓発し
実行に移すことが

私たち愛護活動をする者
全員の

【責務】だと思います!!

※うちでは
よほどのことがない限り
不妊手術を済ませてからしか
譲渡をしません。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


楢葉のピース宅から帰る道中
富田君から

「廃屋で
野犬の仔犬を見たって

相談がきたんですけど
どうしますか?」

どうします?って・・・(笑)

富田君のお願いなら
私は100%聞きますよ

捕獲して
連れて帰ればええのですかね

栃木拠点に帰ると
時刻はすでに18時を回り

暗くなる一方の時間

しかも
那須の廃屋なら

間違いなく敷地が広くて

母屋だ納屋だ
農機具小屋だなんだで

いっぱい建屋があるはず・・・

おまけに明日は雨

条件が悪すぎで
見つけ出すことすらできない

・・・と予測して

とりあえず
捕獲網だけ持って出かけました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


現地で
富田君と合流し

仔犬を探すことに・・・

案の定
敷地はべらぼうに広く

草はボウボウ
半分はヤブ化している・・・

草むらが超・苦手な私には
イヤ~~~な任務

暗くて見えにくいから
まだ我慢できますが

これ明るかったら
私は泣くよ・・・

そして
富田君をくっそ怨むよ・・・



15




懐中電灯もなく

携帯電話のライトで
足元のみ照らして

『やっぱ来るんじゃなかった』
・・・と思いながら

ヒザ上まで伸びた草むらを
重い足取りで前に進むと

あ!
仔犬が3匹か4匹おる!!!

もちろん仔犬は逃げます。

オバチャン
がぜんやる気が出ました。

農機具があったり
倒木の枝が邪魔したり

仔犬に咬まれたりしながら

1匹
捕獲するのに3分ぐらいかかり

ようやく
車まで連れて行って

あッ!!
クレイトどころかキャリーもない

そうだ・・・私は

『どうせ見つからない』
・・・と

何も用意しないで来たのだ・・・

『富田君
クレイト持っとらんの??』

「何言ってんですか!

中谷さんが
手ぶらでいいから現場に集合!

・・・って言ったんじゃん」

実のところ
私はいつもそう

『とにかく行ってみよう』主義

考えたあげく

仔犬は野犬の子
捕まった時点で往生する

車に乗っていた45Lのゴミ袋に
仔犬を入れ

袋を閉じないで
後部座席へ置いてみた

これで仔犬は逃げない
呼吸もできる!

田原君に電話をかけ
クレイトを持って来てもらうことに・・・




16



すでに
あたりは真っ暗



17


逃がした仔犬は
明日捕まえよう・・・

私は何かで足を切り
蚊にボコボコにかまれて

その日は引き上げました。


32



前の晩に捕まえた
2匹の仔犬

栄養状態が悪くて
真菌と疥癬とマラセチア

おそらく

カエルと泥を
食べていただろうから

お腹の中には
マンソンもいるでしょう・・・

・・・でも
そんなことは二の次

ミルクと仔犬ごはんを
用意して

静かにさせました。

※野犬の仔犬は
食べるものがないので
泥や木の皮を食べていることが多く
この子たちものちに
泥のウン〇をしました。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


翌朝


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水も飲んで
ごはんも完食していました。




34




2匹の仔犬を
8面サークルに入れて

外の風にあてることに



33


早速

親切なお兄さんが近づくと
仔犬も近寄りました。

これでO・K!

・・・では私たちは

逃がした残りの仔犬を
捕まえに行きます!!

それにしても
痩せとるわ・・・細すぎる・・・


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


・・・ということで
明るい時に行ってみると




43

49



ここを通って行くと


50



仔犬を捕まえたとこです。

暗い中
ここを歩くとケガぐらいするね(笑)

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


おそらく

もう
ここには居ないから

他を探そう!!




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・・・って

待って!
待って!
待って!

ここで置いて行かれたら
私は死ぬ!!


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ここに入る?

マジで?

入るべき?

入るしかない?

私も??




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また今日も蚊がすごい・・・

すでに

アナフィラキシーになるぐらい
蚊にかまれとる・・・

「じゃけぇ

長袖を着て長靴を履け
って言ったじゃろ?」

・・・と田原君

私は常にこれなの!
ブツブツ・・・




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なぜか
母屋付近は整備されとる



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どうやら
牛舎があったよう

さすがに
ここには犬は棲まない


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またヤブになった・・・

この向こうに

トタンの建屋がある
そこには屋根もある

・・・ってことは

このヤブも
かきわけて行くしかない・・・

マジで・・・イヤじゃ・・・

もう1つのヤブを入ると


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おや!
ここは犬の棲家になるぞ!




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ありましたね!

ここだけ土・・・

ここですね
出産&子育ての場所は

なんか
やる気が出た!!



42


あ!
ロール倉庫を発見



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比較的新しい
食べ物系のゴミ・・・

母犬が
仔犬たちのために

運んだものと思われます!




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「おった~~!
3匹おる!

ワシは押さえたけぇ
後ろを回って押さえて!!」

後ろって・・・


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入れんし


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さらに入れんし

・・・で結局
2匹に逃げられ

1匹だけ捕まえました。




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やせ細った男の子です。




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栃木拠点に連れて帰ると

やんややんやの
大騒ぎ



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これじゃ風が吹いたらイチコロ
夜は寒いね・・・

よ~~し!

不器用でセンスはないが

風が入らんよ~に
囲うてあげる♪

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


仔犬3匹は
台風接近と言われていた

暴風雨も
モロともしない

立派なハウスで夜を明かしました。


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私としては上出来♪


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入り口も
のぞきこまないと見えない

超・安心設計♪



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とりあえず今日は
温かいし

ちびっ子たち
マラセブシャンプーをしよう!!



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仔犬のシャンプーなんて
ホントお久しぶり

※いつもうちの者に
頼んでばかりなもんで・・・



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こ~ゆ~皮膚の状態の
仔犬を見ると

私は福島に
フラッシュバックします。

真菌・疥癬・マラセチア

この原因は栄養失調

痒かったね・・・
よく生きてくれたね・・・




63



ところで

お前たちのお母さんはどう?
元気なの?

逃げた兄弟だけでなく
お母さんにもお父さんにも

「いいとこ見つけたよ
一緒に来ない?」

・・・って誘ってみてよ




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こちら

2ヶ月前に新生児状態で
保護した

花子の子どもたち




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おそらく
同じぐらいの月齢です。

毛もふさふさで
体もプリプリです。



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食べ物がない場所で
野犬として生まれて育った

ただそれだけで
こんなにも違いが出るのです。

この子たちに
こんな思いをさせたのは

母犬を捨てた人間
父犬を捨てた人間

そして
野犬を疎む人間社会

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



ピースはこの現実を
どう思う?

ど~したらええと思う?



14



「オレは

中谷さんが
もっともっと戦うべきじゃと思う」

そっか・・・
もっと暴れるか!!

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


ひとまず

残りの仔犬の捕獲に
行って来ます♪

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

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