私の実家は

お坊さんに
任せっきりの

他力本願な
浄土真宗ですが

なんでも
やってみたい私は

自力本願な
真言宗です。

東日本大震災が
起きるまでは

毎年1回

高野山に
上がっていました。

高野山の
奥の院の入口に

【生かせいのち】

・・・と刻まれた
石碑があります。

その石碑の前で
私は必ず

『承知いたしました』

・・・と

頭を
下げておりました。


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生かせいのち
Vo1

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犬猫みなしご救援隊は
2013年6月から

広島市
動物管理センターに

持ち込まれた猫
全頭を

引き出しています。

「全頭引き出しすると

殺処分されないから
ラッキ~と

持ち込みが
増えるんじゃない?」

・・・と言った質問を
よく受けますが

私は
動物愛護家

そして

ウチは
動物愛護団体です。

動物愛護団体は
何があろうと

理不尽な殺処分を
阻止するのが

当たり前の
使命です。

殺されないなら
・・・と

センターへの
持ち込みが増えたところで

年間100匹
200匹の世界

それぐらいは
増えたうちに入らんし

日本全国から

しっかりと
支援を頂いている

犬猫みなしご救援隊にとって

100匹
200匹増は

無問題な数です。

『続けて見せよう
全頭引き出し』



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昨年
センターから来た子です。

全体の感じから
免疫介在性なのでしょう

・・・でも

この子は
人懐っこくて

とっても
愛嬌のある子です。




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一昨年
センターから

負傷猫として来た子です。

一生懸命
生きてます。



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「負傷猫だから」

そんな
つまらん理由で

殺すなんて
ありえません。



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殺されずに済んだ子たち

昼間は

猫ベランダに
出れますが



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夜はまだ寒いので

外には
出れません。

・・・残念


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広島市
動物管理センターから

猫全頭
引き出しを始め

春の子猫シーズンを
モロに経験した

ウチのスタッフは

18匹ぐらいの
乳飲み子なら

余裕シャクシャクです。
・・・が


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母乳もほとんど
飲まないうちに

センターに
持ち込まれた子猫は

不憫でなりません。

それと同時に

子猫を取られた
お母さん猫も

不憫でなりません・・・



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お母さん猫が

食べ物を
探しに行ったスキに

子猫を盗む

これは
そこらの窃盗犯より

タチが悪い

私に言わせれば

強盗殺人に
匹敵する

重罪です。

しかも
自分は手を汚さず

センター職員に
殺させるなんて

卑怯すぎる

私に言わせれば

殺人教唆
以上の

重罪です。





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あら・・・
かわいい♪

この子たちに
何の罪があって

母親から離すの?

何度も言いますが

乳飲み子を
母猫からを盗んで

センターに
持ち込んでも

根本的な
解決にはなりません。

一時しのぎのために

殺生して
いいと思いますか?

【センターに持ちこむ】
【警察署に持って行く】

そのどちらも
4日後には

【殺処分】です。

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これから
この保育かごが

ズラ~ッと
並ぶんでしょうね・・・

そんな季節ですから
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生かせいのち
Vo2

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動物愛護には
いろんな形があって

一家に1匹
その子が還り逝く時まで

大事に大事に
育てるのも

動物愛護です。

たまたま
犬猫みなしご救援隊は

団体ですし

【より多くの子を
助けよう】

・・・が
活動基盤なので

医療面も

延命処置は
取りません。

その代り

最期まで

快適に
苦しむことなく

過ごさせるよう
努力しています。



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飯舘村のクロ

いよいよ
食べなくなったので

2号館から
本館2F

福丸さんパラダイスに
入居しました。




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ここは
手厚いケア付きエリア

お年寄りたちが
自由に

放浪できます。


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生かせいのち
Vo3

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犬猫みなしご救援隊では

譲渡は
殺処分対象の子だけ

・・・と
決めておりますので

一般からの

譲渡希望での
預かりはやっていませんが

終生飼養は

どんな子でも
引き取っています。

【有料です】
【現金一括支払いです】

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終生飼養は
お金を出してまで

引き取りを
願われるわけですから

元親さんは皆

断腸の思いで
手放されます。

手放したくないのに
手放す感じが

私たちにも
ヒシと伝わり

引き取る私たちも
心苦しいく

う・・・ん
なんて言うか・・・

その場から
逃げ出したいぐらい

空気は重いです。

元親さんが

これ以上
迷わないために

私たちは逆に
引き取りを

淡々を済ませるように
心がけています。

本当は

性格とか
病歴とか

聞きたいことは
山ほどあるのですが

元親さんには

過去にとらわれず
前に進んでもらいたいし

引き取ったら
笑顔で

バイバイ♪

・・・みたいに
しています。

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昨日も

断腸の思いで
手放されることとなった

M・シュナウザーが
やって来ました。



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わたし
チョコです。

14年も

大事に
育ててもらいました。

これからは

この茶色いおばちゃんを
中心とした

みなしごファミリーと

仲良く
暮らしていくことになりました。

よろしくね♪



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「ここに来て
良かった」

・・・と

チョコに
思ってもらおうと

私たちも必死で

チョコのそばから
離れないようにしました。


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翌朝



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小型犬同士
仲良く遊んでいます♪



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昼間は

ベランダ・スロープに
出れます。



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冬場と違って

ベランダでは

多くの小型犬たちが
遊んでいます♪



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みんなが
太陽を浴びて

心も体も
元気に過ごしてくれれば

・・・と
思うとります。


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午後3時を
過ぎると

小型犬たちは
帰って来ます。

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生かせいのち
Vo4

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ファミリーマート
椛坂店の

駐車場内に
設置された捕獲オリに入り

殺処分されるところを

広島県
動物愛護センターの

計らいで
ウチに来た

もみじに

お友だちが
できました。

お友だちの名前は
さとみちゃん


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さとみちゃんです。

さとみは

広島市
動物管理センターに

収容されていた
野犬です。



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もみじ&さとみ

さ「ここはどこなの?」

も「よくわからんけど
犬はいっぱいおる」

さ「あの茶色い
オバサンは誰?」

も「よくわからんけど
おいしいものをくれるよ」



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さとみ&もみじ

わたしたち
どうなるんじゃろう・・・

『幸せになるに
決まっとんじゃん』




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この顔
この目

誰かに似てない?

そう・・・

さとみも
あかね一族なんです。

もっと早く
ウチに来ていたら

同じとこで
暮らせたんですが

あかねには
もう

新しい家族ができたし・・・


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みなしごバスつながりで

あかねは
こゆきと

夜は一緒に
寝ています。

たまに
私もこの仲間に入って

寝ています。

・・・が
この時期は

アレルギーが
ひどいので

チモシー草原では
寝れないのです。