去年の
4月3日

20km圏内の
浪江町に

「室内にいるハズ」
・・・・の

当時16歳と
17歳の

母娘犬を
保護に行きました。

母犬の名前は
ムクちゃん

娘の名前は
アンちゃん

震災から
23日目のことです。

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ムク&アン宅へは
車が入らず

(地震の影響で)

徒歩で
向いました。

その時のことは

今でも
はっきり

覚えています。

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Yの字の先の家で

『ここじゃ!』

それから

『ムクちゃ~ん』
『アンちゃ~ん』

家の周りから
何度も連呼

反応ナシ・・・

17歳と16歳

震災から
23日

『これ以上は
入りたくない』

正直
そう思いました。

【親切な】私は
田原君と忍に

『縁側が
好きじゃったみたいよ』

素晴らしいヒントを
教えました。

それから
すぐに

「おったぞ~ッ」

2匹は
私の情報通り

縁側におりました。

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『生きとる?』

「動かん・・・」

『マジ・・・・』

「お前たち
頑張ったな

親子一緒で
良かったな」

田原君が
体を撫でながら

落ち込んでいたら

ムクッ

・・・と

ムクちゃんが
起きました。

『寝とったんか???』

ムク&アン母娘は

少し
耳が遠かったのです。

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そのお宅では
猫2匹の保護も

受けていたのですが

猫は1匹も
見つけることができず

心残りでしたが

ムク&アンだけを
連れて

みなしごバスまで
戻ることにしました。

ムク&アンは

とっても
素直な子で

いろんな話をしながら

ゆっくり
ゆっくり

歩きました。

その途中の家で
柴雑種を

見つけました。

極端に
痩せて

‘人見知りタイプ’で

保護に
手間取りましたが

みなしごバスに
着いた時には

犬3匹に
なっていました。

バスに乗る前に
3匹に

フードと水を与え
それから

散歩して

バスに
乗せました。

天気の良い日でした。





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かわいらしい
ムク&アン母娘です。

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これどう?

かわいいってもんじゃ
ないでしょう

16歳と
17歳ですよ

ホント

ムク&アン母娘は
かわいかったです♪


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近所の
人見知り犬です。


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結局
人見知りちゃんも

その後は
おとなしく

抱っことか
できました。


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お年寄りに
23日という時間は

長いので

あれでも
何かあってはいけんし

みなしごバスの
助手席に

乗せました。

偶然ですが
ムク&アンの

みなしごバス
正面ショットは

みなしご救援隊
写真集DVD版に

載っています。

こんな感じで
ムク&アン母娘は

みなしごバスの
助手席に乗ったまま

圏内の
保護活動に

丸一日
付き合い


二本松の

高校だったような・・・

そこへ
行きました。


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飼い主さんも
ムク&アンのように

心優しい人で

近所の
人見知りちゃんも

(実はももちゃん)

「2匹も
3匹も変わんねぇ」

・・・って
引き取ってくれました。

その時の

母犬ムクちゃんが
先日

天命をまっとうし
浄土へ還ったそうです。

ムクちゃん
あの時

一緒に
歩いてくれて

ありがとうネ

===合掌===



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いつも通り
ご報告が遅れ
申し訳ないですが

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震災から
一年を迎え

犬猫みなしご救援隊では

3月4日(日)
午前10:00~

みなしご救援隊
栃木拠点にて

広島県
真言宗・善光寺住職
生村健空阿闍梨

・・・により

東日本大震災
【被災動物供養会】を

厳粛に
執り行います。

一人でも多くの方が

犠牲となった
動物たちの

冥福を
祈っていただければ

・・・と
思うとります。

ご列席できない方は

その時間に
都合のいい場所で

手を合わせて
いただければ

・・・と
思うとりますので

どうか宜しく
お願いいたします。

なお
供養会の

献花
供物は

明日より
受け付けいたします。

(供物は動物が
喜ぶと思うもの)