今回の
東日本の旅の

最終日の
ギリギリに

郡山で猫1匹

その後

千葉で猫1匹

・・・を
引き取りました。

2匹とも

終生飼養ホームの
入居者ですけど

郡山の子は

「同じ
福島っ子だから

是非
みなしご2号館で」

・・・と言われ

成猫で

ワクチン抗体も
あったので

そのまま
2号館へ・・・

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


千葉の子は
子猫だったので

ワクチン抗体が
できるまでは

こすずと一緒に
洗面所で♪

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


帰路

‘‘寂しがり屋’’
・・・の私は

千葉の子猫の
ななちゃんを

(引き取り依頼書を
見ると
保護日が
7月7日なので
ななちゃん?)

みなしごバス内で

ずっと
抱っこして

いろんな
お話をしました。




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明日

広島市
動物管理センターに

猫の引き出しに
行くけど

また
こんな小さな子が

わんさか
おるんじゃろうな・・・

ななちゃんは
えかったね

ええ人に
拾われて・・・



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同じ子猫なのに

【善い人】に
出会えると

こうして

【生きる道】を
与えてもらえる

同じ子猫なのに

【心無い人】に
見つかると

【何も悪いことを
していないのに】

センターに
連れて行かれ

のちに
殺処分される

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


なんとか
したいな・・・

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


重い気持ちで
家に帰ると



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どこから
来たん?

この子たちは!

リピーター
KAさんからでした。

KAさんは

子猫を
見かけると

ずっと待って
ずっと追って

母猫と子猫
全員を

終生飼養ホームに
連れて来ます。

広島にも

こ~ゆ~
【善い人】は

居るんですけどね・・・

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


東日本の旅から
帰った翌日

私は
約束通り

広島市
動物管理センターに

殺処分対象の
猫の

引き出しに行きました。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


7月26日(金)
PM4時30分

広島市
動物管理センターの

就業間際でした。


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ここは

広島市
動物管理センター




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いつ来ても
イヤじゃ!

空気が
クソ重い・・・

③のドアの
左横にある

掲示板の右隅に
ちっこい字で

保護動物の
詳細が

書いてあります。

『あんたら
ホンマに

飼い主を
探す気あるんか?』

こんな
奥ばったとこに

貼っても

通行人すら
見んし

このやり方じゃ
明らかに

【公示】ではなく
【密示】じゃん





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今回は
ちょうど20匹

これで
センターの猫舎は

すっからかんに
なりましたが

待ってる間

犬の鳴き声が
聞こえていて

今現在

犬舎が
いっぱいで

何もできない
私は

耳を
押さえたかったけど

その声と
向き合い

自分の
ふがいなさを

のろい続けました・・・


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よ~生きとったね

帰ろ・・・

一緒に帰ろ・・・



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広島市
動物管理センターの

右隣りには

広島県警
東警察署があります。

隣りの
センターに

持ち込まれるのが
人間じゃったら

ど~すんじゃろ・・・

持ち込まれた
人間たちが

隣りの
センター内で

殺されていたら

ここで
働いとる警察署員は

黙っとらん
じゃろうにね・・・

犬や猫だと
黙っとる

同じ命なのにね

『捕まえて
牢獄に

ブチ込んでくれたら
ええのに』

↑  ↑
ひとりごと




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左隣には
広島市保健所

どう?
この立派な建物

これは

人間のための
保健所で

しかも
広島市は

100万人都市
政令指定都市じゃけぇ

【無駄に】
立派な建物でも

問題ないんでしょうね・・・



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:補足:

最近

動物管理センターの
事務所も

この中の
【狭い狭い部屋】

・・・に
引っ越しました・・・

【狭い狭い一室】

私は

『これって
保健所内のイジメ?』

そ~
思うんですよね

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


話は
元に戻って・・・


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人間の
保健所と比べて

どう?

この
みすぼらしい建物

広島市の
中心部に

ふさわしくない
オンボロ建屋

『いつの
建物ですか?』

これが

広島市
動物管理センターです。

ここに
広島市内一円の

犬と猫は
収容されているのです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


・・・で今日

私が
言いたいことは

人間の
保健所は

こっぱくそキレイで

動物の
保健所は

オンボロ

・・・って
そんなことじゃなく

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


隣りの
保健所の建物内には

広島市立
看護専門学校が

入っているのですが




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このキレイで
立派な建物と

横の
オンボロ建屋の

あいだには
狭い通路があります。



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わかりますか?

広島市立
看護専門学校の

出入り口と

【殺処分場】の
出入り口の間

私が最も

通りたくない
通路です。

その通路を



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広島市立
看護専門学校の

生徒たちは

みんな
普通に通ります。

しかも
数人のグループで

笑いながら・・・

殺処分される
運命の

犬の鳴き声が
聞こえるんですよ・・・

耳を
ふさぎたくなるのが

人間じゃ
思うんですがね

私が居た間は
例外なく

100%全員が

普通に
通っていました。

「近道じゃけぇ」
???

ど~なん
広島人!

こ~ゆ~とこから

崩壊は
始まっとる・・・

これじゃ

殺処分数
日本一になるのも

納得じゃ!


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今回
引き出した中には

生後10日あまりの

子猫が
1匹いました。

他の子たちを
ケージに入れている間に

この子は
まだ

歯も
生えていないのに

同房の子の
フードを

チュウチュウと
吸っていました。

『消化できるわけ
ないじゃん!』

あわてて
別にしました。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


センターでは

新生児の
世話などしません。

職員は

夕方5時には
引き揚げます。

兄弟たちは
ミルクを

じゅうぶんに
与えてもらえず

みんな
死にました。

そんな中

たった1匹
生き残った子です。

生きるために

フードを
チュウチュウ・・・

この子は
この子なりに

必死で

生きる道を
探したんでしょう・・・



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『もうええよ

まだ
赤ちゃんじゃけぇ

今日から
おいしいミルクを

いっぱい
飲もうや』


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とっても
気のいい母猫と


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人懐っこい
子猫2匹

『こんな
気のいい親子

捕まえるのは

さぞかし
簡単じゃったろうて』

母子3匹
一緒なら

殺されても
ええんか?

そんなバカな!!





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しょせん

センターに
持ち込むような

ヤツのすること

攻撃的でない子を
捕まえるわけですよ

『あ~
頭に来る!

そんな
卑怯なヤツ

咬みまくって
膿ませまくって

痛めつけて
やりたい!』


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この子も

「シャ~ッ」
・・・って言っても

咬んだり
蹴ったりしません。

・・・だから
捕まった・・・

これまで

センターから
引き出した子猫で

咬むような子は
1匹も居ません。

子猫の場合

たいがい
段ボール箱で

センターに
持ち込まれるので

持ち込むヤツは
子猫を

‘手’で
捕まえていると

想像できます。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


猫の餌やりさん!

世話をしている
子猫を

人に
馴らさないでください。

馴れてもらいたいなら

自分の家に
連れて帰って

完全室内飼養を
してください。

連れて
帰れないのなら

□■□■□■□■□□■□■□■□■□

話しかけない
触らない

ごはんを置いたら
サッサと逃げる

□■□■□■□■□□■□■□■□■□


これを絶対に
守ってください。

これが

子猫が

変なヤツに
捕まらない

第一条件です!

人に対して
ひとたび

心を許した子猫は

見る人すべてを
同じだ

・・・と判断します。

悔しいけど
これは現実です。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


変なヤツが

成猫を
捕獲する場合

捕獲器を使う
ケースが多いので

毎日
【おいしいモノ】を

じゅうぶん
食べさせてください。

空腹は

猫を
捕獲器へ誘導する

一番の
原因ですから

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


さすがに
今回は

広島市
動物管理センターも

学習したのか

ワクチンを
打っている子が

ほとんどでした。

そ~すりゃ~
ええんです。

最初っから

殺すことを考えちゃ
いけん!

「あぁ・・・

また中谷が
引き出しに来たら

面倒じゃけぇ
ワクチン打って

つでに
風邪も治すか」

そ~思うてくれたら
本望です。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


NPO法人
犬猫みなしご救援隊では

殺処分ゼロを
目指して

支援金が続く限り

TNRも
続けますし

殺処分対象の子の
引き出しも

続けます。

今度とも
ご支援ご協力のほど

よろしく
お願い申し上げます。

NPO法人
犬猫みなしご救援隊

理事長
中谷百里