私は
これまで

散々

野良猫の
不妊手術の

重要性を
訴えてきていますが

今日は

不妊手術は
野良猫に限らず

飼い猫でも
飼い犬でも

施すべき

・・・という
お話です。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


私は

動物病院で
働いておりますので

『不妊手術さえ
施しておけば

防げたのに』
・・・という

ホルモン系の病気に
冒された

飼い犬や
飼い猫を

日常的に
見ています。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


プラス

私は

動物愛護団体の
一員として

動物たちの
つらい姿を

ずいぶんと
見てきましたから

『私は
嫌われてもええ

うっとうしがられても
ええ

誰かが

言わにゃ
いけんのじゃけぇ』

・・・の
強い信念の元

病院の窓口で
せっせと

不妊手術の
重要性を説き

不妊手術を
すすめております。

・・・が

「完全
室内飼養だから」

「ちゃんと
管理できるから」

「オスだから」

「持病があるから」

「もう年だから」

・・・などなどの
理由で

不妊手術を
施さない

・・・という
家族も多く

その
何年後かに

麻酔のリスクが
大きくなった

年齢に
なってから

腫瘍が見つかり

あわてて
手術

・・・って
ケースが

まだまだ

たくさん
あります。





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ブリーダー
崩壊現場から

救出した

T・プードルの
ミッフィーは

保護後
体力を回復する前に

子宮蓄膿症になり

‘やや危険な状態’
・・・で

子宮摘出手術に
臨ませました。

『子宮がなきゃ
腐りよ~がないのに!』




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宮城県で
被災した

コッカーSの
ジェッキーは

範囲の広い
乳腺腫だったので

かなり大きく
切除しました。

想像してください。

術後
傷口が

どれだけ
痛かったか・・・


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


そして
数年前

毛がみごとに
抜け落ち

ガリガリの
骨の標本状態で

遺棄されていた

M/ダックスの
姫ちゃんも

先月

乳腺腫が
見つかり・・・


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昔の写真を
探すヒマがないので

HPから
取り出しましたが

うちに来た時の
姫は

抱くのも
怖いぐらい

痩せていました。

それが

《太らせたら日本一》
・・・の

みなしご救援隊

あっという間に
ええ感じまで

復活♪

・・・なのに
乳腺腫・・・


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真ん中の子が
姫です。



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ダッピ~軍団の
1匹として

毎日
楽しく暮らしていたのに



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最初の
発情までに

不妊手術を施せば

乳腺腫になる
確率は

ほぼ0%

姫は
うちに来て

体力を回復してから

不妊手術を
施しましたから

時すでに遅し
・・・だったのでしょう・・・


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犬の乳腺腫の場合

良悪比率は
50%ぐらいで

転移率も
そう高くはありませんが

私が
言いたいのは

そんな
問題ではなく


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予防できる
病気で

痛い思いをさせるのは
どうなのか?

・・・と
いうことです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


ジェッキーや
姫の場合

例え
悪性であったとしても

腫瘍が
切除できただけ

生活の質が
保たれるので

まだまだ
ラッキーですが

乳腺腫には

外科的処置に
適応しない

厄介なモノも
あります。


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福島県
富岡町出身の

ちょっと秋田の
お母ちゃんの

乳腺腫が
まさにそれで

《手術適応外》

余命1か月宣告を
受けています。




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母ちゃんが
居なきゃ

夜も日も明けん

母ちゃん大好き
少年の

ちょっと秋田の
息子は

どうなるのか・・・・



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こんなに
仲良し母子なのに・・・

予防できる病気で

母子が
引き裂かれるなんて

耐えれんしょ・・・


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2011年の冬

ちょっと秋田の
お母ちゃんは

息子とは
別々に寝るぐらい

状態を
崩しましたが

2012年の冬は
逆に

乳腺腫のことを

すっかり
忘れてしまうぐらい

絶好調でした。



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予防できる病気で
命を落とすほど

悔しいことは
ありません。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


浪江町の
海沿いにあった

アベネオ君の
自宅は

津波で
流されました。

避難する時
お父さんは

財布も持たず

軽トラックに
ネオだけ乗せて

避難したそうです。

それだけ
お父さんは

ネオのことを
愛していましたが

残念なことに
お父さんは

オス犬の
不妊手術(去勢)の

重要性を

まったく
知りませんでした。

「ネオは
オスだから

子どもを
産まないし

そのままで
いいと思っていた

まさか
それが原因で

ガンになるとは」

お父さんの
言葉です・・・

ネオの
かかりつけの

獣医さんが
ひと言

言ってあげとけば

ネオの
お父さんは

去勢手術を
施していたと思います。






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ネオは
2011年5月

私たちが
保護した時点で

未去勢のオスに
好発する

肛門周囲腺腫を

肛門の周りに
ぶら下げていました。

肛門の周囲に
腫瘍ができ

それが肛門を
圧迫するので

便が
出にくくなったり

そのせいで

腫瘍が
爆発してしまったり

ほとんどの場合
患部付近から

強烈な
悪臭を放ちます。

ネオの場合も
そうだったので

切除しようと
試みたのですが

麻酔に耐えれる
肺ではなく

手術を
中断しました。

その後は

おしり周りを
洗うだけでも

ひどく怒って
舌が紫になり

バタンと
倒れるので

私たちは
騙し騙し

毛刈りをする程度に
していました。



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いつも
こんな感じだけれど

やりようもなく

ネオにも
周りの子にも

申し訳ない状態が

ずっと
続いていました。




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今年の春

不幸なことに

ネオには
もうひとつ

腫瘍が
見つかりました。



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安定剤で
ぼんやりさせて

おしり周りの
毛刈り洗浄と

肛門周囲腺腫の
成長具合と

直腸検査を
試みたところ

肛門周囲腺腫の
成長は見られず

直腸転移も
ありませんでしたが

代わりに



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精巣腫瘍が
見つかりました・・・

精巣腫瘍は

急性貧血症を
呼び起こし

死に
至らしめます。

当たり前のことですが

去勢しておれば
精巣がないので

精巣腫瘍には
なりません。


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2013年
6月9日午後5時

アベネオ

精巣腫瘍による
急性貧血症で

永遠の
眠りにつきました。

これが
ネオの

与えられていた時間

・・・だったのかも
知れませんが

『ネオが
子どものころに

誰かが
ネオのお父さんに

去勢の
必要性を

教えてくれていたら』

・・・と思うと

私は
無念でならんのです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


広島県を含む

中国地方も
そうですが

東北地方も

不妊手術の
重要性が

浸透していないので

みなしご救援隊が
保護した

1400頭の
犬猫のうち

不妊手術が
施されていた子は

わずか
10%・・・

保護当時
未不妊の子は

所有権問題が
絡まない

保護後
3ヶ月以降の

2011年6月~
随時

不妊手術を
施していきました。




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パグMIXの

お母ちゃんも
お姉ちゃんも

子宮・卵巣の
病気は

安心ですが
(避妊済)

乳腺腫は

可能性が高く
要注意です。


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私にとって

うちに居る
1000頭

どの子も

かわいい
我が子です。


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みなしご救援隊
スタッフにとっても

それは
まったく同じこと

‘無駄な病気’で
苦しんでほしくない

みんな

元気で
長生きしてほしい

そう願って
いるのです。