みなしご救援隊
栃木拠点は

引っ越し前の
連休とあって

引き取れない
環境の

飼い主さんや

支援物資を
持ってきてくれる

後方支援隊の
方々で

訪問者
ラッシュでした。

。。。。。。。。。。。。。。。。


そんな中

皆さまより
お悔やみの言葉を

たくさん
いただいた

‘ななめ’を

玉川霊園へ
連れて行き

丁重に
遺骨にしてもらい

連れて帰りました。


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夕暮れ時の
玉川霊園

イチョウが
見事でした。

ありがたいことに
私は

動物愛護活動を
している

お蔭で

‘労せず’

木々の紅葉を
見ることができます。


。。。。。。。。。。。。。。。。。

お別れ

。。。。。。。。。。。。。。。。。


福島第一原発
放射能漏れ事故による

被災者の
ほとんどが

1年9ヶ月
経った今も

仮設住宅か
借上げ住宅で

‘自由のない’
生活を

送っておられます。

『原発さえ
なければ』

家族が
バラバラになることもなく

一緒に
暮らせたのに!!

日本国は

被災者を
そっちのけで

選挙で
忙しいようで

ど~にも
ならん。

。。。。。。。。。。。。。。。。。


仮設住宅は
仮設なので

次に
誰かが

住むわけでもなく

いずれ
壊すわけです

なのに
ペット不可

借上げ住宅も

元々

犬猫を
飼養していた

家族に限り

家主に対して
国・県・町が

ペット可で
交渉するとか

何か手はある
・・・と思うのですが

結局は

面倒なことには
巻き込まれたくない

ことなかれ主義の
行政のすること

何の役にも
立っとらんです。

日本中

どこの町にも
起きている

野良猫問題と
同じで

とにかく
お役人ってのは

くちうるさい人の

言うことしか
聞かん

「野良猫が邪魔だ」

・・・の声には

俊敏に
対応するくせに

「野良猫にも
生きる権利がある」

・・・の声は
ハナから聞かん

・・・ってなことを
書いていたら

頭に来て
イライラするので

このへんで
冷静になり

本題に戻ります。

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まずは

メリー&セブン
面会


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メリー&セブン
家族は

楢葉町で
暮らしていたころは

じいちゃんと
ばあちゃんも

同居で

特に
じいちゃんが

犬たちを
かわいがっていたのですが

今は
家族バラバラで・・・



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生後3ヶ月だった
セブンは

記憶が
薄いですが

成犬だった
メリーは

大喜びです。

・・・でも今の
借上げ住宅は

ペット不可


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メリー&セブンは
里親希望ではなく

お迎えまで
みなしご預かりで

今後は
みなしごバスで

メリー&セブンが
家族に会いに

いわき市まで
連れて行きます。


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杉下ゆうちゃん
面会



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飯舘村
長泥地区の

杉下ゆうちゃんは

TBSの
ひるおびが

引き取りから
ずっと

追っかけている
猫なので

家族最後の
面会も

取材

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ゆうちゃんの姿を

携帯写真で
撮っている

お母さんを

TBSが
TV用に撮り

それを
私が

ブログ用に
撮る・・・

図式的には

私が
一番偉い感じ?



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ゆうちゃんの
お母さんは

ゆうちゃんを
あきらめた時期も

ありましたが

猫だから
どうにかなる

・・・との
私の思いで

ずっと
育ててきました。

なので
お母さんは

ゆうちゃんが
栃木拠点にいたことに

大喜び・・・

でも

また
しばしの別れ・・・


。。。。。。。。。。。。。。。。。


おじゃる

大嫌いな
私に面会

。。。。。。。。。。。。。。。。。



おじゃるは
震災前

年老いた
おばあさんと

お父さんと
暮らしていました。

引き取り依頼を
受けて

私たちが

おじゃるを
迎えに行ったのは

いわき市内の
学校体育館

去年4月の
夜遅くのこと

おじゃるは

家族に
連れられ

一緒に
避難したものの

体育館には
入れず

長引く
車生活で

ストレスは
MAX

「私たちは
もう

おじゃるに
何もしてやれません

おじゃるのために

どうか
優しい里親さんを

探してください」
・・・そう言われ

おじゃるを
車に乗せると

おばあさんが
泣き崩れ

私たちは
どうすることもできず

逃げるように

体育館を
後にしました。


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それから

幾日も
経たないで

東京から
預かり希望の

鈴木さんが
来ました。

私は

『来た!!』
・・・思い

おじゃるしか
紹介しませんでした。

その時
おじゃるは

ストレスで

臆病な
咬みつき犬

・・・・に
なっていました。


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1年半年ぶりに
会った

おじゃるは
相変わらず

サン太&サンコ
・・・と同じ

‘困った系’の
顔ですが

表情が明るく

すっかり

落ち着いた犬に
なっていました。


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一度
不幸になった子を

二度
不幸にするわけには

いかんのです。

それが

私の
責任なのです。

あの時

鈴木さんに
無理やり

おじゃるを
押しつけて

よかった・・・

本当に
よかった・・・

『鈴木さん!

咬まれまがらも
よく辛抱して

おじゃるを

立ち直らせて
くれましたね

心から
感謝してます

これからも
どうか

おじゃるを

かわいがってやって
ください

お願いします』


。。。。。。。。。。。。。。。。。

アベネオ
面会





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津波警報が
発信され

お父さんは

財布も
何も

持たないで

ただ
ネオだけを

軽トラに乗せて
逃げた・・・

それだけ
ネオは

大切な
存在なのに

引き取れん・・・


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ネオは

くちびると
肛門周辺と
肺に

腫瘍が
あります。

余命いくばくも
ありません。

もう
生きては

会えないかも
知れません。

それでも
引き取れん・・・


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まったく
日本って国は

世界一
紳士的でない

野蛮で
つまらん国じゃ・・・


。。。。。。。。。。。。。。。。


チャット
面会



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チャットの家族は

全員
犬好きで

チャットにも
会いたいけれど

他の犬たちも
気になる・・・


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チャットも
里親希望でしたが

ここにきて
話が変わって

「飯舘の家には

もう
帰れないから

どこかに

新しく家を
建てようかと・・・

その時に
引き取りたいんですが」

『いつでも
ええですよ

チャットは
それまで

広島で
待たせときますけぇ」

もうひとつ
嬉しいことに

「これまでは

つないで
飼っていたけど

ここで
こんなに自由に

させてもらって

チャットが
楽しそうなので

引き取る時は

柵を作って
自由にさせます」

私は

犬をつないで
飼うことが

嫌いです。

狭くてもええ

首にカセを
付けたくないのです。

みなしごイズムが

飯舘村の
人にも

浸透していく・・・
嬉しいね

この施設を
作ってよかった・・・

。。。。。。。。。。。。。。。。


チャットんちの
長兄ちゃん


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‘シャイな青春’
まっただ中の

チャットの
お兄ちゃん

私は
ひとことも

しゃべったことは
ありませんが

犬に対しての
扱い方が

みなしご検定では
100点満点



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安田ばあさん
GET!!

簡単そうに
ヨシヨシしていますが

臆病な
安田ばあさんを

触るのは
難しいことです。

しかも

お兄ちゃんの
手の位置を

見てください。

ちゃんと
アゴの下を

撫でているでしょう

たいがいの人は

頭を
撫でようとします。

それは
間違いです。

『あなたが
見知らぬ人から

頭を
撫でられたら

どうしますか?』

私なら
咬みつきます。




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お次は
いわきチビ

相手が
見知らぬ人だと

絶対に

犬舎の奥から
出てこない

いわきチビが

普通に
出てきました・・・

これもスゴい!

しかも

手も出さず
何もしないで

何分間も

ただ
座ったまま

ええ
判断じゃねぇ・・・

うん
ええねぇ・・・



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やっぱり

首の下の
位置に

手を出してる

チャットの
兄ちゃん

犬の
扱いセンスが

抜群

『チャットの
兄ちゃん

高校卒業して

どこかの企業に
うかうかと

就職しとる
場合じゃないよ

これからの
日本は

動物愛護先進国に

ならにゃ
いけんのんじゃけぇ

若者よ!

一緒に
動物愛護の道を

歩もうではないか!!』

高校卒業したら

スカウトに
行こッ♪


。。。。。。。。。。。。。。。。。


今日の
動画

。。。。。。。。。。。。。。。。。

今日は
お久しぶりの

ひなちゃんです。

この前

広島に
帰った時の

映像ですが

毎晩
こんなことをして

首から上しか
動かない

ひなの
リハビリをやってます。

ひなは

私が近寄ると
逃げ

私が逃げると
近寄ります。

途中で
カメラに気づいたり

ひなの

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ひな
かわいすぎ♪

撮影者・郷原