NPO犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ

犬猫みなしご救援隊の日々の活動を通じて 一緒に動物愛護を考えてみませんか・・・

2021年05月

伊予市の鹿


さて
長いこと待たせましたが



いよいよ伊予市の鹿を
引き取る運びとなりました。



引き取るって
簡単に言ってますけど



相手は
野生の鹿です。



あの広い場所から
どうやって捕まえるか



それが問題・・・です。



私たちは
下品な猟友会のオヤジじゃないから



鹿に負担をかける事は
絶対にNG!



伊予市の担当課も



鹿の扱いに
慣れているわけでもないし




はて・・・どうやって?



明確な答えが
見つからないまま



夜が来ました。




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いつも通りの
夜の猫部屋




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うちの者たちは



見落としがないか
最後の点検に入っています。




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明日はどうする?
どうするのがベストかね?




これが犬猫ならね・・・



ちょっとは読める自信も
あるんじゃが



鹿・・・となるとね



生まれた日から育てている
UPAとは



えらい違いがあるし



野生じゃからね
なかなか手ごわいよね・・・





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たまたま愛媛から来た
みかんちゃんが目の前に来て



「愛媛の鹿も助けてや!」
・・・と



助けるよ!
モチのロン♪♪



。。。。。。。。。。。。。。。。。



いよいよ伊予市の鹿の
お迎えの朝が来ました。




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みなしごバスは
松山フェリーで四国へ渡ります。



3時間の船旅です。




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新型コロナウイルス対策の為
私たちは3時間



ずっと
みなしごバスに乗ったまま



そのまま
松山港に着きました。



。。。。。。。。。。。。。。。。。



愛媛県伊予市の
栗の里公園




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鹿たちは



狭いとこに集められていました。



狭いと言っても
私たち人間にとっては



広いし高いし
勝ち目無しじゃし(笑)




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引き取る数は3匹
これだけ決めて



鹿の負担を少なくするために
個体選別は一切せず



捕まった子を
連れて帰ることにしました。



当初は



以前に見た
ボロボロの子にする!



な〜んて言ってましたが



そんなもん
思い通りに捕まるかいな(笑)



思うよ〜にならんのが
世の常



ひとつ事にごたわるより
柔軟な頭を持つべし



その流れで
もうひとつ予定を変えました。



うみちゃん号に



クレイトを3台乗せて
個別搬送する計画でしたが



暑さとか色々考えて



クレイト無しの
フリー搬送にしました。



何年も
群れていた仲間じゃし



個別にする理由もないし




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立ってもこれぐらいなら
ヨシ!



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鹿たちは
すぐに落ち着きました。




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この搬送方法が
正解じゃと思います。



このまま



うみちゃん号と
みなしごバスは



仲良く連れ立って



四国を横断し
大鳴門橋を渡ったりしながら



栃木拠点を目指します。



明日には
栃木拠点に着くでしょう♪♪



。。。。。。。。。。。。。。。。。


余談


。。。。。。。。。。。。。。。。。



鹿は1匹ずつ捕まえて
うみちゃん号に乗せました。



うみちゃん号の中には
自称・動物愛護家が待機していて



次の鹿を乗せる時に



先に乗せた鹿を
逃がさないようにしました。



また1匹
また1匹



・・・と3匹揃った時には



自称・動物愛護家は
鹿アレルギーで目が真っ赤(笑)



《運転手T》に安全運転で頼むわ
・・・と告げ



抗ヒスタミン剤を飲み



先程
目が覚めました(笑)



ちょうど淡路島に渡る手前
ええ時に起きたわ♪

広島本部・5月30日

自称・動物愛護家のくせに
動物アレルギーで



大きな顔が
余計に大きく腫れあがり



視野も狭くなってしまった私は
車の運転もできんし



さすがに昨日は1日
どこにも出かけず



引きこもり続けました。



今日の時点で腫れは
ずいぶんと良くなっていますが



痒くて
掻き倒したもんだから



皮膚がゾウみたいになって



どが~も
やりよ~がない感じです(笑)




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




昨日の夕方



ツバメの鳴き声につられて
本館1Fの倉庫に入ると







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九州に出かける前は



小さすぎて見えなかった
子ツバメの姿が



見えるぐらい
大きくなっていました。





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一生懸命
子育てする親ツバメ



一生懸命
生きようとする子ツバメ



巣の下に



少々フンが落ちたって
なんてことないのに



小鳥のフンひとつで
ガタガタ言う人がおるよね



どんだけ
ちっちゃいヤツなん?



・・・と思います。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




犬猫みなしご救援隊
広島本部・本館2F・犬部屋



天井梁にツバメの巣






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ここは犬部屋だから
この時期は朝から夕方までは



ドアは開けっぱで



犬たちが自由に
出たり入ったりしているわけで・・・







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このドアを閉めるわけには
いかんので



巣作りをしたいツバメを
止めることもできず



今日に至ったわけで・・・






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まぁ・・・ここなら
外敵には狙われんしね



ど~せ天井梁なんて
私ら使わんしね



ご自由に・・・と言う感じです。







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犬部屋の天井に
ツバメの巣



ついに室内にまで
進出してきたツバメちゃん



ドアからは犬が出入りし
ツバメも出入りし



犬も気にしていないし
ツバメも気にしていない



なら・・・私ら人間も
気にせにゃ~ええ♪♪




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




夕方の親子エリア





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子猫たち



母猫&人間の共同作業で
順調に成長しています。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



広島県内のセンターから



殺処分対象になった猫の
全頭引き出しを始めて8年



結果は顕著に表れ



最高時は



4月5月だけで1000匹近くの
乳飲み子が来ていたのに



今年なんて
20匹30匹ですから



変わったのは
持ち込み頭数だけでなく



センターに入る苦情が激減!!



すなわち
県民意識が変化したということです。



数年前までは



犬猫みなしご救援隊
広島本部にも



この時期になると



「うちの庭でノラが
子猫を産んだんじゃが



TNRもクソもあるか!!



お前ら愛護団体が
今すぐど~にかせ~や!」



・・・と



解決策を聞こうともしない
一方的な電話が



数多く
かかって来てたんですがね



最近は



TNRや地域猫のやり方など
解決策を説明すると



「ほいじゃ~そ~するけん
大きゅ~なったら手術頼むわ」



・・・と



なんともなんとも
感じのいい電話ばかりになりました。



世の中
変えようと思ったら



変えることができる!
・・・ってことですねぇ♪♪





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今現在
広島本部にいるのは



一般の方からの依頼で
引き取った母子たちばかりです。





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犬猫みなしご救援隊では



母猫だけに頼らず
私たち人間も手伝うという



二人三脚
共同子育てをしています。





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せっかく人間のそばに
いるわけだから



たまには母猫にも
自由な時間を与えるべきじゃん



・・・と
私は思うんですよね!





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子猫は天使・・・



どの子も
平等にかわいいですね♪




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この子たちは
猫多頭現場から来た子たちで



実は
どの子がどの子なのか



きょうだいもわからんし
母子もわからんので




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成長具合や母乳の出具合など
いろいろ見て



この子とこの子・・・みたいに
分けてみたのです。




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そもそも



多頭飼養現場の子は
交代で子育てもするし



母子が違っても
うまくやってくれますが



人間の
ちっぽけな感情からすると



正しい親子・きょうだいで
分けたいじゃない・・・






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ところが
今回の多頭の子たちは



お母さん猫は



三毛三毛サビサビ
・・・みたいな毛色で



子猫が
キジキジ黒黒みたいな毛色で



分けるのに
結構・・・悩みました(笑)



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




こないだの熊本TNR一斉の時
安達長女から



「中谷さん!
ロッシーの毛色は



なんであんなに
変わったんですか?」



・・・と聞かれました。



私も驚いたぐらいじゃから
誰でもそ~思うでしょうね・・・



『ロッシーは
目も見えるようになったし



やっぱり栄養じゃろう
食べ物の差だと思うよ』






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この毛色から



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こ~なったわけだから・・・



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




私がロイカナフードを
使うようになって



30年が過ぎました。



そ~考えたら長いね・・・
これまでに相当使ったね(笑)



ロイカナと出会うまでの私は



処方食は
ウォルサム一辺倒でしたが



一般食は
ぜんぜん決まってなくて



フードサーファー



あれ買ったり
これ買ったり



まったく
定まっていませんでした。



それが


おフランスから来た
チョイ高のフードを試してみたところ



気に入ってね・・・



ほどなくして



私が好きだった
ウォルサムとロイカナとが合体して



ますます好都合になり



ロイカナ以外は
浮気をしたことがないです。



それぐらい
お気に入りでございます。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



古く汚い写真ですが



私の机に置いている
私にとって意味のある写真です。



↓  ↓






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私が36~37歳の時
22~23年前の話です。



広島市中区の
高級マンションの一室から



救出した猫たちが我が家で



ようやく
馴れてくれたころの写真です。



今で言う《猫多頭飼養崩壊》
・・・みたいな現場で



他人の家を
ひっくり返しながら猫を探す



・・・って作業を
ここで初めてやりました。



私もヒヨコで



1日で全頭捕獲する
自信がなかったので



何日か通いました。



金融屋みたいな
怪しい商売をしていた夫婦が



ベンガルやらアメショー
ペルシャ猫をどっさり残して



夜逃げしてね・・・



室内には



高級そうに見えるネクタイが
いっぱいあって



・・・でも
よく見たらダイソーだったり



金返せ!殺すぞ!的な
脅迫状がいっぱい出てきたり



オバサンが残した
ウサギの毛皮の首巻きが



荷物に埋もれて一部見えていて




猫の亡骸だと思った私は
最後の最後まで無視して



いよいよ最後の日に
持ち上げたら



『首巻きか!』・・・みたいな(笑)



人生初の
大規模猫レスキューで



そこには
40匹ぐらいいましたかね・・・



子猫を足したら
もっといたかな・・・



いろんな意味で怖かったけど



その後の
自信につながりました。



そして
この子たちの名前は



当時
ハマりまくっていた真言宗の



長い長い
ご真言から付けていき



猫の名前を呼びながら
労せずご真言を覚えていった



・・・という話



やっぱり私は
昔から変わっとらんね(笑)



あら・・・話が脱線しましたが



とにかく私はロイカナ1本で
30年来ています。





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おや・・・お前は



岡山の保健所から来た
元負傷猫のももちゃんじゃん



犬猫みなしご救援隊は



隣県岡山の負傷猫の引き出しも
やってます♪



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



夕方6時



犬猫みなしご救援隊
広島本部あたりは



まだまだ明るいです。



椅子に座って



うちの者たちの仕事ぶりを
見ていたら






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負傷猫のこうちゃんが
やって来ました。



こうちゃんは
昼間はずっと自由なんです。



甘えん坊だから
人を見かけたら「抱っこして!」



椅子に座ったりしたら
リ~ソクやって来ます♪




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こうちゃんは
今年の3月の終わりに



広島のセンターから来た
負傷猫で



頭部を強打しており
意識もうろうで



クチが閉じず
ゆらゆらしていましたが



内臓には問題がないと
最初から思っていました。



ゆらゆらするぐらいは
個性じゃし♪







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クチが閉じないから
ヨダレも止まりません。



・・・が
脳の回復は少し見られ



ちゅーるだと



自分から
舐めにいくようになりました。



・・・が
まだ現時点では



舌が動かないから
クチの奥まで運べません。







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それでも
舐める行為を続けていたら



いつか舌が動くようになるかも
・・・と思っています。



リハビリは必要だしね♪




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椅子に座る私の左横には
バスバスがいます。



去年生まれた子猫です。



なかなか
大きくなってくれません・・・





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ケージの掃除をする
福田のおばちゃんと



犬のけんた



けんたも
おばちゃんの働きぶりをチェック(笑)




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右斜め前には
わんぱく子猿のひろしですぅ




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私の右横には
カンジが寝ています。



カンジは夜7時なると
外に遊びに行きます。



もちろん
エレベーターに乗って(笑)



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



夜9時前
うちの者たちは



本日最後の
追い込みをしています。



犬エリアも猫エリアも
その他のエリアも同時に



だいたい夜8時ぐらいから
追い込み作業が始まります。





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1日の終わりは
1日の始めと同じぐらい



忙しく・・・かつ重要です。





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動物たちのお世話は
毎日の繰り返し作業ですが



これができないと
前には進まんですから・・・



犬猫みなしご救援隊の
活動の中では



最重要活動だと私は思っています。





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犬猫みなしご救援隊
広島本部には



ありがたいことに



勤続10年以上選手が
たくさんいてくれるので



私の出る幕は
ほとんどありません。




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さぁ・・・みんな明日まで
静かにおやすみよ♪



静かに・・・だよ!



・・・と言ってみたけど
静かになんてできんよね(笑)



猫たちにとっては
今からが



パーティーの本番ですから(笑)



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




さて私は
明日5月31日は



《いよいよ》伊予市の
鹿の引き取りに参ります。



引き取りは
3匹を予定しておりますが



うみちゃん号で運ぶので



人馴れしていない鹿が
おとなしく乗ってくれるかな



・・・な感じです。



一応
伊予市役所には



できるだけボロくて



人気のない子を
お願いしています。



その後は
そのまま栃木拠点で活動です。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。





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佐賀TNR一斉

始まりました!



3日連続
佐賀TNR一斉!



私は
ハピボの《めぐにゃん》に



『3日連続で大変だけど仕方ない』
・・・みたいなことを言って



しっかりしっかり
恩を着せていますが



実は
移動の手間がないから



ラクチンなのです。



考えてみてください!



会場に着くなり



みなしごバスから
手術セットを降ろして運んで



組み立てて
準備が整うやいなや



先生たちは
長時間TNRの手術をして



私は長時間
耳先カットをしながら



会場にいるボラさん相手に
漫談して(笑)



終わったら



手術セットを片付けて
みなしごバスまで運んで



また次の会場まで移動する
・・・となると



これは
かなり体力を消耗するじゃろ



ところが
3日連続だと



2日間は終わったら



『お疲れッ♪』・・・とか言って
《そのまま》帰れるわけだから



ど~考えても
ラクチンなのです♪



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




今回の佐賀TNR一斉は
加部島の猫がメインでした。




イカで有名な
呼子(よぶこ)から



呼子大橋を渡ったところにある
加部島には



ザッと猫が300~400匹いて
まったくの《手つかず状態》



孤島なら



キレイにしたら
終わる話なんだけど



橋でつながっているから



長期間
見ていかねばならん島です。



私たちのTNR一斉は
無料ではなく



手術費用の一部負担を
お願いしていますが



今回は
めぐにゃんの呼びかけに



島の人や役場の人なども



手術費用の一部負担は
当然だとの考えで



一致したみたいです。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




繰り返しますが・・・



私たちの考えは



無責任な人を助けても
また無責任になるだけだし



自分が
無責任に餌をばらまいて



猫を増やしたわけだから
無料ってわけにはいかんよ



・・・というスタンスで
一部負担と言う形にしています。



厳しいようですが
私には



無責任な餌やりに
同情するヒマはありません。



殺処分ゼロを目指すなら
まずは



無責任な餌やりを
ゼロにしないと!



その人たちのせいで
近隣住民から猫がうとまれ



殺処分に
つながっているわけじゃし!!



一般の方々からみたら



無責任な餌やりも
ちゃんとしている餌やりさんも



同じように



「猫に食べ物を与える優しい人」



・・・と
思えるかもしれませんが



違います!
本当に優しい人は



《食べ物も与えるけど
不妊手術その他の医療も
ちゃんと施しています》



TNR活動をしている人の
共通の見解では



無責任な餌やりこそが
猫を不幸にしているのです。





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加部島の猫が
140匹ぐらい来ていました。




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見にくいですが・・・



黒い粒々はノミです。





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呼子から加部島にかけての
《すべての猫》には



ノミが
大量に寄生していました。



昔からあるノミ取り剤に
ノミが耐性を持ってしまって



100%死ななくなったので



こんな時
新薬のブラベクトは強いです。



ノミが耐性を持っていないから
確実に全部死にますからね



しかも効き目は3ヶ月♪





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見てください!
ノミ取り首輪のすぐそばにノミ



こんな市販のノミ取り首輪で
ノミが死ぬハズもない!!



ノミ取り首輪は殺虫剤が
しみ込んでいるだけだから



体のあちこちにいるノミが
死ぬと思う???



殺虫剤を首に巻かれて
猫が不快なだけです!!






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クチビルを見てわかるように
粘膜が白くなってます。



ノミの吸血による貧血です。



ノミが吸血すると
猫は貧血になるので



子猫や弱い子たちは
ノミの寄生だけで



死にますからね!








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茶トラなのに
なんか赤茶けているでしょ?



この原因はノミのフンです。



血を吸うノミのフンは
血のカスですから



ノミのフンは
舐めると血の味だし



グルーミングが大好きな猫にとって
最悪なんですよね・・・






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まるでサビ猫のような
黒猫です。



ノミが寄生して血を吸い
なおかつ



安価な
国産フードを食べているから



こんな毛色になるのです。



猫に餌を与えるなら
ノミも駆除して



消化吸収の良い
良質なプレミアムフードを



与えてください!!



「私は年金で高い餌は買えん」
・・・と言うなら



餌やり場を減らしてください!



1匹だけでも
家に連れて帰って



その子を大事に育ててください!







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手術前のオシッコ絞りで
この色・・・



いかにも肝臓に問題あり・・・





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目ヤニも出て鼻もつまり



それでも
病院に連れて行かない餌やり・・・



ダメじゃろ?




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肝疾患の子は多かったです。



私に言わせれば
肝臓はよみがえる臓器です。



予後
ちゃんとお薬を飲ませて



しっかり看てくれれば
必ずな元気になります!





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飼い猫が
こんな傷を負っていたら



飼い主は



急いで
病院へ連れて行きますよね



日本には
そ~してもらえない子たちが



数えきれないほどいます。





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青い薬を塗ってみよう♪



これぐらいならきっと
・・・治る!




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




TNRのシルシ
《人工的な耳先カット》



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




ケンカやケガで
できないような人工的な形



これを耳先に施します。



たまに
メスとオスとで



左右の切る方向を
変えている人がいますが



それって



どんな意味があるのかな
・・・と思います。



不妊手術を済ませたからには



元・メス猫だったとか
元・オス猫だったとか



あんまり
関係ないと私は思います。



切る方向より
切る形を考えましょうよ!






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この子は
佐賀市内から来た子ですが



あまりにも
バッサリ切れていたので



佐賀のボラさんたちも
耳先カットだと思わず



麻酔まで入ってしまいました・・・



・・・でも
ワクチンも打ってもらえるし



なんたって
3ヶ月効くブラベクトだから



ノミが多い場所の子には
かなりのお得があると思います。






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耳の半分近くが切れとる・・・




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また捕まったらいけないので
反対側の耳に



耳先カットをしました。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




耳先カットをして
顔を拭こうと思ったら




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瞬膜が出ていて
いかにも体調不良みたい・・・



原因を探そうと全身を見たけど
よくわからんかったので



もう一度
よく確認してみたら・・・





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原因はコレです!



歯根膿瘍のヒドイやつ・・・




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綿棒で丁寧に
膿を取り出して



キレイに洗い流して
ヨードチンキを塗りました。




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かなりキレイにしたので



あとは抗生剤を
飲んでくれれば治ります。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。







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クチの横に傷・・・




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咬まれとる・・・



季節的にも
オス同士のケンカでしょうね・・・





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ケンカ傷には青い薬



これは完璧です♪




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またまた咬み傷か???




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歯形が出てきましたね!



ホント
この時期オス猫はケンカ三昧



向こうから歩いて来ただけで
ケンカ・・・



まるで
若いころの私みたい(笑)



向こうから歩いてくるだけで
腹が立つ・・・



その気持ちは痛いほどわかる



・・・けど
もう今日でおしまい!



去勢したから
腹が立たんよ~になるけぇね♪



そろそろ
私も去勢するかの・・・



そんな話をしながら
膿を出そうとしたら



私の顔めがけて
膿が勢いよく飛んで来て





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マスクしていてよかった・・・



化膿菌だから
危ないですからね・・・





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これでヨシ!!




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シッポに
何かがついとる・・・



カサブタか??



取ってみると






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臭い!



生ごみが腐ったニオイ・・・



このニオイは
化膿している証拠です。




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キレイにしてみると



ね・・・
歯形がちゃんとある・・・




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キレイに洗い流して青い薬
これでもう大丈夫♪!!



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




ここまでは



麻酔が効いて寝てくれないと
わからない傷でしたが



ここからは
誰の目にもわかる傷です。



それを放置できる・・・



これが無責任と言わずして
なんと言う??





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この状態の猫を



病院へも連れて行かず
放置できる神経が



私にはわかりません。




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餌やりが言うには
「数日前にこ~なった」



数日って・・・
もっと前からじゃし!



無責任な餌やりは
必ずこんな小さな嘘をつきます。



クチでは
その猫が大事だ的なことを言って



演技派になると
そこで泣いたりもしますが



これを見て
ど~思いますか??



確実に
《放置》していたでしょう!



こ~ゆ~人が
どんな美辞麗句を並べても



信用できんでしょう!






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痒くて掻いて
体液がついてさらに痒みが増し



搔きまくって
患部が潰瘍化しています。



さぁ~こ~なると
治すのに時間がかかりますよ!





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青い薬じゃ
とうてい治りはしませんが



鎮痛効果で
少しは痒みが治まるかな



・・・と思いました。





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この子もそうです・・・
こんな状態で放置です・・・



『いつから?』・・・と問うと
ヤバい・・・と思うのか



必ず言います。
「つい最近です」・・・と



重症・重病の子を
放置できる神経が



私にはわかりません。





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かなり痒いのだと思います。




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両足の爪は
掻いたあとが・・・




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右足でも掻き・・・
左足でも掻く・・・



それぐらい常に痒い・・・
24時間休むことなく痒い・・・



地獄です・・・




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下のキバを見てください!



歯にも
毛が挟まっているでしょ



痒くて痒くて



体のいたるところを
ガジガジしていたのでしょう・・・





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歯ぐきが炎症を起こすぐらい
毛が挟まる・・・



ど~なん・・・




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よく見ると
上顎に潰瘍みたいなものが・・・




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この子も
青い薬じゃ治るわけもないけど



なんかやりたいじゃない・・・



あれでも
ちょっとは違うかな



・・・と
思うじゃない・・・



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



先天性なのか
腫瘍なのか




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佐賀市内の子ですが



鼻先がとけたようになって
鼻の穴も変形しています。




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先日亡くなった
顔が半分なかったすだちと



同じかな



・・・と不安になりました。





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この子は



餌やりさんが
しっかりしているみたいで



ちゃんと投薬してくれるそうで
安心です。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



実は私・・・



九州TNR一斉に出る前に
動物アレルギーになって



目の周りが腫れてね・・・



・・・だけど



TNR一斉はの最中は
私は会場の責任者



眠気が来たら困るので



抗ヒスタミン剤を飲まずに
我慢していて



昨日
家に帰ったので飲みました!





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あの
お美しいお顔が



こんなことになって・・・(笑)



それにしても



自称・動物愛護家が
動物アレルギーって



魚が食べれない
魚屋のオッサンと同じで



ダメじゃんねぇ・・・



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




最後に



会場に同行していた
子猫ちゃんの写真です。



かわいいですよ♪






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今回は
同行子猫ちゃんが



いっぱいいました。



この子たちが生涯
幸せに暮らせますように・・・



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熊本TNR一斉

更新が遅れ
申し訳ありません。



飛ばしますね♪



。。。。。。。。。。。。。。。。。



5月25日
熊本TNR一斉


。。。。。。。。。。。。。。。。。



TNRの前夜に生まれた
赤ちゃん子猫と




母親が来ました。




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赤ちゃんたちを
丁寧に移動させてます。



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小さい!



育つのか?・・・と
不安になるぐらい小さい!





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早産だと



鼻の穴が
できてなかったりするし



いろんな点を考えると



早産ではなく
ただただ未熟児です。





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出産後
ひと晩というだけあって



お母さんの
子宮はまだ腫れたままです。




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妊娠していない子宮と
比べて見てください!



上が普通の子宮
下が出産直後の子宮



赤ちゃんを育てた子宮は
こんなにも腫れるのです。




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お母さんが手術を終え
戻ってきました。



赤ちゃんは未熟児だから
本来なら餌やりが



子育て介入をした方が
いいのだけれど



餌やりは
「そこまではできない」



・・・と
《餌やりあるある》な答え





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熊本TNR実行委員会の
人たちが



この母子の幸せを
しっかり考えてくれました。



。。。。。。。。。。。。。。。。。



年間何万匹もの猫が
殺処分されている現実



世間では



こんなにも
邪魔者扱いされているのに



《いまだに》



「子猫を産ませてあげたい」
・・・みたいな



甘いことを言う人がいますが



子猫を産んで育てる事が
いかに大変か



母猫の身体に



どれだけの負担が
かかっているか



そこらも
考えてみてください!



出産直後の
母猫のお腹の



《血管を見てください》





お腹に
張りめぐる血管が



母猫の身体的負担を
物語っています。




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出産直後の血管



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子育て中のお腹
乳腺も張ってるでしょ?



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痛々しいほどの血管



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これが普通の猫のお腹



妊娠していない子の
お腹です。



見比べてみたら
わかるでしょ?



これでもまだ
子猫を産ませたいですか?



。。。。。。。。。。。。。。。。。



私たちが
熊本TNR一斉を始めて7年



その初回から参加している
ボランティアの原田さんが



コツコツと7年かけて
TNRしても・・・しても



いつも子猫を捨てられるから



《常に》未手術が
20匹ぐらいいる



・・・という

摩訶不思議な現場があり




そこは
今は使われていない



広い農地なんだそう





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今回
その現場にいた子猫です。



こんな子が3匹


生まれたのか
捨てられたのか・・・


この子たちは



熊本の個人ボラさんが
連れて帰って



お世話してくれるので
良かったですが



毎回毎回ね
そ〜ゆ〜わけにもいかんし



なんとかしないと!





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猫風邪をこじらせ
両目には膿がたまり



体重は枯れ葉のような
軽さです。



この子たちがいた
摩訶不思議な現場には



たまに来て



安価なフードを
どっさり置いて帰る



80代の爺さんと
(農地の持ち主)



その爺さんに頼まれて



農地に置いてある
動かないボロボロの軽自動車で



寝泊まりしながら
毎日餌をばらまく



中高年のオジサンの
2人の餌やりがいます。



どちらも
ええとこどっこい《無責任》


今回その現場に
行ってみました。




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場所は



主要道路から
何本も奥に入った



土地勘がない私には
サッパリ位置関係かわからない



元・農地
現・荒れ地でした。




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向こうにいるのが
原田さんと安達さん



道路に
寝転がっても平気なぐらい



車も通らない場所



こんなとこに
猫を捨てに来るとしたら



ものすごい土地勘がある
《常習犯》か



もしかしたら



実は
誰も捨ててなくて



餌やりの2人が
子猫を集めているのかも



・・・と
思えるような場所でした。




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その元・農地には



壊れたビニールハウスを利用した
猫小屋がありました。



道路から見て
その中に猫がいるとは思えない



ボロボロの
ビニールハウスです。




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中はこんな感じで



安価な国産フードが
ばらまかれ



痩せて状態が悪い猫が



「それ以上
近づいたら逃げるぞ」



・・・と
こちらを見ていました。




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夏は暑く
冬は寒い



雨が降ったら
びしょ濡れじゃん・・・



そんなビニールハウスには
猫のご遺体も・・・



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ばらまかれている



栄誉にもならん
安価な国産フード




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何かわからん水



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よく見ると
昼間でも猫はいますが



安価な国産フードが
《常に》ばらまかれているから



捕獲器にも入りません。



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この赤茶けた黒猫は
耳先カットがあるから



原田さんが
TNR会場に連れて来た猫ですね





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農業用水路で
白猫発見!


ここで
水を飲んでいるのね!



なら
あの汚い水は要らんじゃん!



捨てればええのに




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腐った
安価な国産フード



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ハエがたかっていた
人間の《元・食べ物》



動かない車の中で寝泊りしている



中高年のオジサンが食べた
カスでしょう



農地にはトイレはありません。



考えるのも
イヤになりますよね!




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ゴミにまぎれて



やはり
タバコの吸い殻が・・・



私の経験では



安価な国産フードを
ばらまき



無責任に猫を増やす人の
95%が



お金はないけど
タバコを吸っています。



このタバコの吸い殻を
見てわかるように



消してないでしょ?



消さずに
投げただけみたいでしょ?



タバコは火を消してから
灰皿に捨てる



こんな初歩的なことも
できないわけですよ。



こんな人間が猫を集めて
不妊手術をせず



増やしているのです。



そして私たちは
こんな人と対峙して



こんな場所から
猫を救い出しているわけで・・・



・・・だから
なかなか話は進まんし



解決の糸口すら
なかなか見つからんのです。



。。。。。。。。。。。。。。。。。



私の目標《月に1件》



1ヶ月に1件



猫多頭飼養現場を
キレイにしていく



これをノルマとして



毎月どこかしらの現場に
入っているのです。



5月は小さい現場を
2件キレイにしました。



6月は
ちょっと大きな山を登ります。



7月にまた熊本に来るし
この現場をどうするか考えます。

広島本部・5月24日

昨日は
ブログを更新しようとして



私のスマホの調子が悪く
撮った写真がボケてて



写真を載せるのに
5工程ぐらいあるのに



私の老眼も相まって



ブログ作成ページに反映させた後に



写真が
ボケとることがわかる・・・



こ~なったら
人生がイヤになるでしょう・・・



そもそも
私はアナログ人間じゃし



こっぱ疲れたのでやめました。



本来なら
SE船田になんとかしてもらうまで



パソコンを開かんのですが
・・・今日は



熊本に向かって
出発する日なので



やっとくか!!
・・・と思った次第です。



・・・と言うことで
ボケた写真が何枚かあります。




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



ツバメ


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




犬猫みなしご救援隊
広島本部の玄関で育った



ツバメの子どもたちが巣立ち



寂しいなぁ
・・・と思っていたら



夜は帰って来ていました。



・・・なぜか
違う巣に・・・(笑)





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これがツバメたちが
生れて育った巣です。



玄関に向かって左手にあります。





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玄関中央には



作りかけてやめた巣が
あります(笑)




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そして左側には
穴が開き



メンテが必要な
去年の巣があります。





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こんな感じで並んでいます。



犬猫みなしご救援隊
広島本部のツバメの巣は



玄関に限ったことではなく
いたるところにあります。



うちには
犬がゴロゴロいるから



ツバメの天敵である
ヘビが来ないからかな



・・・と
私はひそかにそう思っています。



・・・で今回
巣立った子ツバメたちですが



夜になると
自分たちが育った巣ではなく



右側の穴が開いた巣に
帰ってくるんですよね・・・






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『そこは
あんたたちの家じゃないよ!』



「そうよ
ここは別荘じゃもん♪」



そ~か!
そ~ゆ~ことか・・・(笑)





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この子たちも
子ツバメの時は



両親から食べ物を
もらわなきゃならないから



全員
外向きだったけれど



成鳥になってからは



全員
内側に向くんですよ



フンで巣を汚さないように



フンは下に落として
忍に掃除させちゃえ作戦



・・・なのでしょうね(笑)



ツバメだけじゃなく



生き物たちの子育手も含めた
生活ぶりを観察してたら



ものすご~楽しいですね♪




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




昨日は
広島本部TNR一斉でしたが



これと言って
変わったことがありませんでした。





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この時期だから
もちろん妊婦がいます。



私たちのTNR一斉では



手術後その子たちも含め
抜歯した子や



ちょっとお年寄りの子などには
必ず補液をしています。



術後ひと晩は静かに
そのままにさせるので



補液をすればそれだけ余計に
オシッコが出て



体が濡れたりするので
かわいそうですが



世の中には
八方がうまくいく話なんてありません。



どこかを犠牲にして
成り立てるしかないのです。



・・・だったらこの際
オシッコが余計に出ることより



猫の身体的負担を考えて
補液したほうがええじゃろう



・・・という考えに至ったのです。



。。。。。。。。。。。。。。。。。




そのほかはこれと言って



啓発するような出来事が
なかったので



うちの子たちの手術から
啓発できそうな事案を



引っ張り出しますね♪




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



お母さん猫全員
避妊手術


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




犬猫みなしご救援隊
広島本部には今現在



乳飲み子を抱えている母猫が
12匹います。



今でも



母猫がいれば安心ね
・・・って言う人もいますが



母乳を飲んだから
すくすく育つ



・・・って考えは古くて



すでに10年前から
母乳神話は崩れています。



逆に
母乳だけで育てると



細胞レベルが低いまま
成猫になる危険性もあります。



昨今



1歳未満の子が
FIPになる確率が高いのも



これらが関係しているのかな
・・・と思っています。



FIPは
免疫の問題ですからね!



・・・で



うちでは母乳を飲んでいる
赤ちゃん子猫は



うちの者たちも介入して
お母さん猫と一緒に



育てるようにしていますから



ひと昔前みたいに



子育てが終わるまで
母猫は避妊手術を待つべきだ



・・・っていうこともないし



お母さん猫12匹全員
避妊手術をしたのです。



私が
避妊手術を焦る理由は



子宮の中で



胎児と
子宮蓄膿症の膿が



一緒になってるケースを
たびたび目撃するからです。



もしかして
それらが原因で



産後
体調を崩す母猫がいるのかな



・・・と思ったり



いずれにしても
原因となりうる因子は



ひとつづつ廃除すべきだし



うちでは
早めの手術をしています。





DSC_5917





手術前後は
お母さんは絶食で



子どもたちは
普通にごはんを食べる




・・・という点だけ
気をつければOK






DSC_5949




子猫は



ひと晩たりとも
お母さんと離れなくて済むし



母猫には



目が覚めたら子どもがいる
・・・という安心感が与えられます。






DSC_5951



それにはもちろん



手術の傷が小さい
・・・という条件が必要です。



1




手術痕はこの程度の
大きさですから



なんの問題もないじゃろ?




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



粘着物を取る方法


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



ネズミ捕りの粘着剤とか
ベッタベタを取る方法は



いろいろありますが



ひとことで粘着剤がついた
・・・と言っても



毎回
ケースバイケース



『これ!』
・・・と言う方法はなく




試行錯誤するしかない感じです。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



福山市のセンターに
収容されていた子ですが



センターの職員が
麻酔を使って



ここまで
粘着剤を落としていました。





DSC_5906




・・・と聞くと



福山の職員が努力した
・・・みたいですが



いやいや!



麻酔をかけるなら
去勢手術も同時にやろうや!



これ常識じゃけぇ!!



なんかひとつ足りんよね・・・
・・・ったく!!



・・・とブツブツ言いながら
私が取ることに・・・



福山市の職員が言うとおり
なかなかの粘着力で



私も難儀しました。






DSC_5910





今回は
去勢手術後ってこともあったので



洗い流したりはできないから



ベビーパウダーを使って
丁寧に丁寧に落としました。



なんにしても
気の遠くなるような作業でした。



これ・・・猫じゃなく
自分についていたとしたら



私は
絶対に無視するね!



こんな努力は
猫にしかできんし



『いつか落ちる!』
・・・とか言いながら



粘着剤なんてなかったことにして



ベトベトのまま生きますよ



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




マダニ


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



ノミ・マダニ駆除は



うちでは3ヶ月効く
ブラベクトを使っていますが



うちに来てすぐ
ブラベクトを滴下したのに



1週間後



まだ
マダニがついていました。



しかも



割としっかり
食いついていました。





DSC_5908



・・・が



見ての通り
死んでいました。




1




マダニのクチは



皮膚に入り込んだまま
白くなっている・・・



それでも離れないこの根性!



寄生虫ってのは
ホント・・・腹立ちますねぇ!!



ちなみに今回は



触った感触が
いかにもカスカスだったので



潰さず
そのままポイしました。




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




多頭飼養現場の子の中で



栄養状態が悪くて
肉芽腫ができていた子も



状態が良くなったので
避妊しました♪







1621735936027




5月3日に
来た時はこんな感じで



肉芽腫が腕1周ありましたが



ステロイド治療と
ロイカナセンシブルで



小さくなりました。




DSC_5911



その写真を撮る前に
青い薬を塗ったから



わりにくくなりました・・・



ごめんなさい!
私のミスです!!



わかりにくいでしょうが
小さくなったんですよぉ・・・



・・・でこの子には
クチビルにも



好酸球肉芽腫ができた
形跡があって





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上唇が欠損しています。



たまに
こ~ゆ~子を見て



「先天性の異常だ」
・・・と言う人がいますが



これは好酸球肉芽腫の痕です。



好酸球肉芽腫の子も
たくさん見てきましたが



クチビルに出る場合は
ほとんど上唇で



なぜか
鼻の下まで欠損したら



こんな感じで
進行が止まるんですよね・・・




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この子も
多頭飼養現場の子で



来た時は
首から背中にかけて



肉芽が
いっぱいできていました。




DSC_5913




それもほら・・・



ステロイド治療と
ロイカナセンシブルで



免疫を抑えながら
栄養を摂ればOK




1621735949213




この子は
首がこんな感じでしたが





DSC_5912




10日で
こんな感じになったので



食べ物アレルギーが
原因だと思います。



安価な国産フードを
食べている子は



みんな食物アレルギーで
苦しんでますからね



毛がハゲてきたり
痒そうにしていたら



食物アレルギーです。



ちゃんとしたフードを
与えてください!!



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



長崎負傷猫



。。。。。。。。。。。。。。。。。



事故に遭い



動けなくなったところを
保護され



うちに来たスズオは
おそらく捨て猫です。



スズオがいた町は
外飼いが多い町だけど



スズオの糞の中には



腐った発泡スチロールが
たくさん混じっていたから

  

捨てられて
食べるものを見つけられず



魚か何か入っていた
発泡スチロールを



食べたのかな
・・・と思います。



コクシを退治して
雑菌類を退治して



ようやく
下痢が治ったので



去勢手術と同時に



DSC_5944



腹壁が大きく破れ
腸が皮下に出ていて


 
圧迫排尿の時に
出てきた腸が邪魔するので



腹壁の
整復手術もしました。




DSC_5945



膿んでいた足先も
きれいに洗って



青い薬をつけたし



予後は
順調そのものです。




DSC_5947



よく食べてくれる子は



お皿でもなんでも使って
食べてくれますが



手術後とか
なかなか食べない子に



《ジカ起き》は有効で



すんなり
食べてくれる可能性があります。




DSC_5948


腹壁ヘルニアの手術痕も
きれいじゃしOK!



。。。。。。。。。。。。。。。。。



あまりにも猫が
気にして舐めているので



見てみたら
なんとワイヤー縫合!



そのワイヤーを
うちの者が



外そうと思ったら
その中のひとつが



肉に食い込んで
肉がカチカチになってて



ど〜にもなりません!
・・・と言うので



私が触ってみたところ
ホンマにカチカチになって



腫瘤になっていたので



皮膚をメス刃で切って
ワイヤーを出してもらいました。





DSC_5918




医療用ワイヤーは



細いから
チクチク皮膚を刺激しないので



そのままでも大丈夫だ
・・・と



医療用ワイヤーを
使っている獣医は言いますけど



いやいや
そんなことはないですよ!



猫は
ものすごく気にします。



気にする
・・・と言うことは



違和感があるわけじゃろ??



この子のお腹に
ワイヤーがあることも



この子が舐めていたから
わかったわけだし





DSC_5919





ここにあるのですが
   

結び目が
片方しか出てないんですよ・・・



もう片方が
おそらくお腹の中に・・・




DSC_5920




皮膚を切って
出してもらいました。



なんで片方のくくり目が



お腹の中に
入ったのかわかりませんが



こんなことになるわけだから



私なら・・・
医療用ワイヤーを使う獣医に



『手術費用を
値上げしていいから



医療用ワイヤーは
使わないでいただきたい!』



・・・と
ハッキリ言いますね




DSC_5921




医療用ワイヤー



・・・って
聞こえはええですが



細いもなんも
針金ですから!



これがお腹にあるんですよ!
イヤじゃない??



TNRでリターンした後は
お腹を見る機会が少ないから



大きな問題にならないだけで



うちみたいに
お腹が見れる環境だと



よくわかります。



しょっちゅう



医療用ワイヤーの問題は
起きています!!!



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




スコティッシュフォールド



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。





何回も何回も
クチが腐るほど言うてますが



スコティッシュフォールドは



耳が垂れて
丸顔でかわいいですけど



慢性的なリウマチ症状が出て
全身の痛みが強くなるため



怒って
咬みつく子が多いです。



咬まれても文句も言わず
かわいがれるならええですけど



普通は



猫に咬まれたら
ど~にもならんですよ!!



・・・だから



ペットショップからも
繁殖屋からも



いい加減
買わないでください!!



みんなが買わなければ



ヤツらは
儲からないから



産ませなくなります!



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



こないだ私が行った
繁殖屋も



自分んちの繁殖動物には



ホームセンターブランドの
安価なフードを



食べさせておきながら



《販売直前の子ども》には
ロイカナを食べさせていましたよ!



そして



「飼い主には
ロイカナを食べさせるよう
徹底してます!」



・・・と
威張って言うてました。



ホームセンターブランドを
食べさせとるくせに!



繁殖屋は



命を売って
それで生きている人間ですから



平気で嘘こっぱちを
言いますからね!



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



兵庫県から来た
新・咬みつき猫


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




スコティッシュフォールドの
メス猫を



ペットショップで購入して5年



部屋に入ると
飛びかかって来るようになり



怖くてど~にもならず



未避妊だったので
それも原因かと思って



獣医に相談したら



「もう5歳だから
今さら避妊しても手遅れだ」



・・・と言われたらしく
うちに連れてこられました。



うちに来てすぐに麻由子先生が
避妊してくれましたが



やはり
飛びかかって来ます。





DSC_5930



最悪
人間を咬むのはヨシとして



うちは
たくさん猫がいますからね



猫同士が
ケンカになったんじゃ〜



どが~にもならんので



他の咬みつき猫たちと
同じように



私たちが面倒を見る
ジプシー生活にするしかないか



・・・という結論になりました。





DSC_5936



かわいいですよ!
・・・でも咬むんですよね




DSC_5931



元・咬みつき猫の
ハルです。



下半身不随で
カテーテル排尿なのに



咬むってね(笑)



最初は困りましたけど
もう咬まないので
平気です。




DSC_5933



元・咬みつき猫の
レイです。



レイも



飛びかかってまで
咬んでいたそうだけど



うちに来てからは
咬まないです。




DSC_5932



元・咬みつき猫の
リンちゃんです。



最初は
何やっても咬まれましたけど



最近は
余計なことをしなければOK



昨日も
私の背中にくっついて
寝てましたよ♪
。。。。。。。。。。。。。。。。。



うちのジプシーたちは
顔を見てわかるように



全員丸顔で



スコティッシュの血が
入ってます。



スコティッシュは



産ませてはいけない猫種の
トップです。



。。。。。。。。。。。。。。。。。



明日は熊本TNR一斉です♪
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