一体となって推奨しているTNRの
《実践版》
呉TNR一斉
11月29日《日》朝7時
天気はくもり
久しぶりに見た朝焼けの空
呉のセンターの前に行くと
あら!こんな張り紙が・・・
誰が作って
貼ってくれたんじゃろ・・・
私は作れんし
うちの呉の者たちも作れん(笑)
主催は
犬猫みなしご救援隊
会場は
呉市動物愛護センター
完全なる
官民一体化活動
呉で
こんな善き日が来ようとはね・・・
私が
呉在住のうち者たちに頼まれて
呉市内でTNR一斉をやったのは
もう7年も前の話
2013年の7月・・・と
2014年1月・・・と
呉市内で2回
TNR一斉をやったんだけど
その時
呉のセンターは丸ごとスルー
「うちは関係ないので
やりたきゃ勝手にやってください」
・・・的なスタンス
それが全面協力するとか
いやぁ・・・
変われば変わるもんですねぇ・・・
これが《かの有名な》
呉のセンターの負の遺産
山羊を飼うための山羊舎です。
冷暖房完備の山羊舎
工事費550万だか
560万だか忘れましたが
それぐらいかけて建てた
小さな小さな
小さな小さな山羊舎です。
(笑)4回言うた!
これを建てるよう決めた
呉市の《高い役職の人》
その偉い役人は
この山羊舎の完成を待つことなく
《悠々と》
定年退職されていきました・・・
この偉い役人は
俗にいう
《箱物を建てたい症候群》の人
・・・だったんですかね??
役に立つ仕事もしないで
箱物を建てて
やった感を出す人たちが
こぞって
り患するこの病気
《箱物を建てたい症候群》は
そこらじゅうの市町に
蔓延してますよね・・・
俺が在任中に
あの建物を建てたのだ!
・・・と威張ったところで
あんたの金じゃないし(笑)
それ・・・税金じゃし・・・
税金を
湯水のように無駄使いして
どこに威張れる要素が
あるんじゃろう・・・
それともうひとつ
山羊を飼おうって発想がねぇ
バカと言うか
マヌケと言うか
動物を知らんよね・・・(笑)
山羊はおとなしい動物じゃとでも
思ったんかね
山羊とて
簡単に飼える動物じゃないし
そもそも
山羊を飼うヒマがあるなら
犬猫を助けろ!
・・・という話じゃし
結果ここで
冷暖房を使うこともなく
水槽のお魚たちが
快適に安全に暮らしています。
そんな負の歴史を
今の職員たちが塗り替え
みなしごバスは
気持ちよくここに停まる
・・・そんな感じの小春日和
・・・かな
呉TNR一斉当日
真面目な公務員たちは
朝8時前に全員集合し
まずは自己紹介を兼ねた
朝礼から
左から
広島市動物管理センターの
職員獣医
広島市動物管理センターの
田中所長
ちばわん代表の
扇田桂代さん
福山市動物愛護センターの
職員獣医2名
呉市の動物愛護センターの
高田所長
広島県動物愛護センターの
職員獣医
呉市の動物愛護センターの
前・所長の佐々木獣医
呉市の動物愛護センターの
西山獣医
千葉県柏の
岡部獣医科病院の岡部院長
広島本部の
副院長の麻由子先生
広島県庁の長澤リーダー
苦しい時に
広島県動物愛護センターにいた
三次保健所の森中獣医
うちの藤本
広島県動物愛護センターの
柳本指導課長
広島県動物愛護センターの
所長
広島の
動物愛護行政の中では
そうそうたるメンバーです。
みんな1度は
私からの電話を取り
息をのんだ経験がある人たちです(笑)
さぁ!始まりました!
呉TNR一斉
広島県のセンターの所長が
薬剤吸い係です。
全頭だから
・・・300本以上は吸ったと思います。
県庁のリーダーと
殺処分が多くて
苦しい時に県のセンターにいた
森中獣医が
鎮静&麻酔係
全頭相手だから
これもすごい数打ったと思います・・・
県のセンターの柳本課長
ケタ表を記録したり
毛ぞりをしたり
まぁ~よ~働いとった
これまでは
現場に出ることもなかったような
役職の人たちが
野良猫のために
TNR会場で実動する・・・
これは感動しますね♪
呉の前の所長
もちろん
昔は目のカタキでしたが(笑)
今は
いろいろ協力してもらってて
私はすごい助かってます。
早い遅いはあるけれど
基本的に
広島県内の職員獣医は
避妊去勢手術の腕は上々
合格点です♪
広島市の
センターの所長は
抗生剤2種&ワクチン接種係
・・・と
ケージ&キャリーなどの掃除
休む間もなく
働いていました。
横須賀から来たこの人も
今回は
ホンマに働いていたので
ちばわんの人たち
どうか安心してください♪
呉市の梶山市議
梶山市議には
ずいぶん前から
呉の案件を
手伝ってもらっていて
今回は
餌やりの説得から
猫の捕獲・搬送まで
しっかり手伝ってもらい
その上
あきらたちニホンザル軍団に
お土産までいただいきました。
麻酔から覚めた猫たちを
元の入れ物に入れる作業は
呉のセンターの高田所長
あら・・・私の友だちは
ちゃっかり胸に名前を貼っとる(笑)
とにかく
楽しい空気の中での
TNR一斉です。
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頬が腫れたように見える子が
いました。
よく見ると・・・
切り傷みたいな穴があり
押すと
かなりの膿と出血があり
何度も何度も洗い流しました。
こ~ゆ~のは
私は得意中の得意なんです。
腫れが引くと
あごの骨が出ていることも
わかりました。
できる限りのことをして
餌やりさんに
注意して見るよう伝えました。
猫によく見られる
シッポの先の皮膚がないケガ
断尾をしました。
この子も
同じようになっていたので
断尾をしました。
患部が
腫れない手術をするから
TNR一斉では
断尾は普通に行います。
事と次第によっては
私の責任において
断脚もします。
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広島市や呉市などの
職員獣医たちは
うちに長期間
手術講習に来て手術を覚えたから
安定の小キズです。
福山市のセンターが
手術に関しては
少し遅れを取っているので
今後は《強制講習会》を開こう
・・・と思っています。
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なにはともあれ
広島は私の生まれ育った町です。
あんまり不細工なことを
されたんじゃ
私の立場もないしね(笑)
これからもいろいろと
優しく優しく
《ご指導》していこうと思っています。
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だいたいTNR一斉ってのは
120匹予定でいると
「捕まらんかった」
・・・という話が1割2割はあります。
それを見込んで
予約を取ったのですが
みんな頑張ったみたいで
120匹予定が
150匹来ましてね・・・(笑)
私らは100匹TNRなんて
いつものことで
なんてことないですけど
※九州だとTNR終了後に
移動して翌日もTNRだし
今回
休みなく働いてくれた職員たちは
普段は
椅子に座るのが仕事のような
人たちだから
間違いなく今日は全員
筋肉痛じゃと思います(笑)
たぶん・・・
横須賀の私の友だちも(笑)
呉TNR一斉
広島県内の
各関係機関が一体となって
150匹やりました♪
私はこのような形で
県全体が一体化して
TNR一斉を取り組むことに
大きな意義があると思うので
ボランティア参加してくれた
職員全員と
それを容認してくれた
その上の機関の偉い人には
心から感謝をしています。
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犬猫みなしご救援隊
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