NPO犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ

犬猫みなしご救援隊の日々の活動を通じて 一緒に動物愛護を考えてみませんか・・・

2020年09月

栃木拠点・9月15日

1週間にわたる
北海道芦別・秋田の旅を終え


栃木拠点に戻って来ました。


正直に言うと
疲れましたよ・・・もちろん!


芦別は《初》ですしね
ましてや


芦別にしても
秋田にしても


猫多頭現場が待っていたし・・・
猫多頭現場に入るのはね


ぶっつけ本番・・・と言うか
出たとこ勝負だし・・・


いかに図太い私とて
神経を使いましたから(笑)



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



お久しぶりのUPAちゃんです。


UPAは
野生の《ニホンジカ》ですけど


うちで一番の甘えん坊です。




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今年の夏は異常に暑かったからか
UPAの毛がまた一段と


薄い《夏毛》になろうとしています。




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ね・・・
この時期には珍しい換毛


鹿の白い点々は
《木漏れ日》に似せているので


寒くなると


落葉樹の葉が落ちて
木漏れ日がなくなるから


冬になると
白い点々も目立たなくなります。




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UPAは生まれた日から
私が育てている・・・ってのと


生後4ヶ月で去勢した
・・・ってのがプラスされ


体は大きくなっても
気持ちは子鹿のまま


甘えん坊のままなのです。




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UPAちゃん・・・
その顔は・・・ないよ・・・


気を取り直して・・・


これが鹿の鼻です。


こんな機会も
めったにないでしょうから


ご覧ください(笑)




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とにかく私が居たら
何もしないで


ずっとベッタリ
くっついています・・・


暑いねUPA・・・ヨシヨシ♪




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6月に引き取った
たろうです。



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来たばかりの時は


ヒヅメが歪んでいて痛くて
長時間立てず


ヒザまづいていたから
ヒザが汚れていましたが



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今は
足場が柔らかいから


長時間立てるようになり
ヒザがあまり汚れなくなりました。


※ヒヅメの歪みは治りません。



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今は広いところで
堂々と生きているので


とにかく
《自信に満ちた顔》をしています。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



長梅雨と猛暑のせいで
アゲハ蝶がいない・・・



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アゲハ蝶の幼虫のために
植えている山椒も


青々と茂り
今年は寂しいもんです・・・


例年なら
葉が足らなくなって


山椒の葉や柑橘類の幼木を
買いに走るのですがね・・・


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



犬猫みなしご救援隊
栃木拠点の犬エリアに
朝が来た♪







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朝一番
犬たちはみんな


《この時》を待ってますから
うちの者たちは


ごはんを作る係と
お水を配る係と


犬たちを犬舎から出す係と
朝一番のウン〇を拾う係と


できあがったごはんを配る係に
それぞれ分かれ


ものすごい早さで
バタバタと働きます。


たぶん今は・・・
120匹ぐらい居ますからね





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朝ごはんを食べ終わると
胃ねん転を予防するために


犬たちは全員
1時間の休憩に入ります。


この時の
静かなこと・・・静かなこと





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それから30分交代で
パドックで遊びます。


交代の時間になると
またそれぞれの犬舎に戻り


おやつを食べます。


犬たちは
だいたい1日に4~5回


おやつの時間があります。


おやつは1回に
たくさんもらえるより


少しずつを《何度も》
もらえる方が犬は喜びますから


うちでは
ザックリ2時間おきぐらいの


おやつタイムです。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



犬猫みなしご救援隊
栃木拠点の犬エリアに
夜が来た♪



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夜は近隣への配慮で


19時には
犬たちが静かになるように


うちの者たちは
微調整しながら動いています。



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このあたりは
もともと犬はおらず


人間だけが歩くスペースですが


音声がないのが残念ですが・・・
静かです・・・


ホンマに静かです・・・




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1日の最後は


少し硬くて
食べるのに時間がかかる


ささみ巻きガム系のおやつを


《おやすみのおやつ》として
配るのですが


犬たちは
それが最後だと知っているから


それをくわえて
それぞれの場所に行き


食べながら
ゆっくりと眠りにつきます。





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芦別エリアです。


猫は犬とは違って
吠えたりしないから


24時間
起きようが寝ようが


外に出ようが
室内に居ようが自由です。


・・・ただ


遅くても
21時には消灯します・・・


エブリバデ~
また明日♪♪



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



2021年度

犬猫みなしご救援隊
賛助会員募集が始まっています。

お申込期間は
6月~11月までです。

みなしご会員¥3000
プレミアム会員¥10000

※※プレミアム会員さまには
ノベルティ手帳以外に
うちが使用しているものをお分けする
特典もついています。
これはかなりお値打ちだと思います。

どうか皆さま
よろしくお願いいたします。

お申し込みはコチラ
↓  ↓  

または・・・お電話で直接
082-812-3745



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in秋田

芦別を9月11日の夕方
出発し


途中の
道央自動車道Pで車中泊して


函館に9月12日の
11時ごろ到着しました。


函館で


1日早く芦別を発っていた
桂代ちゃんと合流し


昼食を共にする事に・・・


函館と言えば
ラッキーピエロなのに(笑)


桂代ちゃんは


「聞いた事もない!」
・・・と言うから


函館港近くの
ラッキーピエロに行き


ハンバーガー昼食♪


アメリカンな雰囲気に
桂代ちゃんは


「楽しい!」
・・・を連発してました。


その後


桂代ちゃんは新幹線で
私たちは津軽海峡フェリーで


それぞれ
津軽海峡を渡りました。


♪行きはよいよい
帰りは怖い♪


津軽海峡フェリー・・・
帰りは揺れました・・・


私は


車酔いするぐらいだから
船酔いもヒドいので


フェリー内では


千葉先生からもらっていた
酔い止めを飲んで


ぶっ倒れて過ごしました(笑)


隣で田原君は
プロ野球の阪神戦を見ながら


弱いカープに
うなだれていました(笑)


青森に着くころには


私の船酔いも
回復のキザシが見られ


『青年よ
そうガッカリするな


来年は私が
カープの監督になるけん』


こんな事が言えるぐらい
元気になっていました。


秋田に着いたのは
夜11時を回っていましたが


図々しい私はそのまま
秋田のエイコさんちに行き


エイコさんちで


道中に買い込んでいた
コンビニ夕飯を食べ


エイコさんちで寝ました。


田原君は
《運転手T》ですから


私をエイコさんちに
降ろしてから


どこかの駐車場に行き
車中泊しました。


人見知りな田原君は
絶対に車中泊しますが


おしゃべり好きな私は
誰かの家に泊まって


チャブチャブ言いながら
そのままゴロ寝するって事は


よくあります(笑)


。。。。。。。。。。。。。



今回の秋田TNR一斉は
新型コロナの影響で


前回よりも
さらに規模を縮小して


エイコさんちで
こじんまりと行い


同時に
私の案件である


秋田市猫多頭現場の子たちの
不妊手術も行いました。



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ここでは以前も


大仙市猫多頭現場の子たちの
不妊手術も行いましたし


シャワー&洗濯機を
借りる事はしょっちゅうで


早く言えば
我が家みたいなもんなのです♪




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手術が終わり
まだ眠っている状態の


秋田市猫多頭の子たち



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この多頭現場は
建物は広いし


歴史も短く
まだ4~5年の事だし


環境も
多頭現場にしては悪くないし


親族の人と私とで
バックアップしていけば


今以上に増えなければ
大丈夫だろう


・・・と判断し


この子たちは
手術が終わり次第


全員自宅に戻します。



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子猫の時に
猫風邪をこじらせたのか


左目は眼球が陥落し



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右目は眼瞼癒着しており
全盲ですが


完全室内飼養で


生まれた時から
そこで暮らしているわけだし


無問題だと思います。




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手術を施した事により


みんなが穏やかになって
ケンカが激減するから


間違いなく今よりも
安全に暮らせるしね♪




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近親交配により


こんな感じで
長い毛にもなります。


「シャムMIX」だの
「スコティッシュMIX」だの
「ペルシャMIX」だのと


一般の人たちが


《洋猫》だと思い込んでいる
猫のほとんどが


《近親交配によって生まれた猫》


・・・だと言う事です。


人間に置き換えて考えたら
わかるように


近親交配ほど
恐ろしいものはないので


猫を飼うなら


《まずは不妊手術》を
お願いします。


。。。。。。。。。。。。。



手術の順番が
最後の方になっていた


黒白の女の子の陰部から
出血が見られたので


慎重に開腹したところ


出産2日目ぐらいの子宮が
出てきました。


出産2日目ぐらいだと
子宮はまだ収縮しておらず


かなり腫れていますが


それにしても
出ない部分があり


それが胎児だとわかったので大きく切って


帝王切開する事にしました。


その子の子宮の形状だと


自然分娩は
不可能な感じだったので


そのままにしていたら
子宮内で胎児が腐り


母猫も命を落としていたと
思います。
 

帝王切開で出した
赤ちゃん猫は


自称《蘇生の女王中谷》が


呼吸器内に入っている羊水を
出して蘇生させ


エイコさんたちが
お湯で温めて元気にしました。



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《堕胎やむなし》で
TNRを行っていながら


胎児が
産道に下りてくるなどの


出産行為が見られると
生かそうとする矛盾・・・


これ以上


《行き場のない猫》を増やさない


これ以上


《望まれない命》を増やさない


そんな切実な思いから
始まったTNR活動は


時に
厳しい決断を
私に迫ってきます。


私が


『千葉先生!帝王切開で!』
・・・と声を出し


私の手で蘇生した
赤ちゃんは


時が経つにつれ
どんどん大きな声になり


自宅に戻ると


他の猫たちが入らない
別室に


お母さん猫と一緒に
入って行きました。


この現場には


今回
手術を見送った子猫もおり


まだ完全に
終わったわけではないので


来月の秋田TNRの際に
再訪問する事にしています。


。。。。。。。。。。。。。



北海道の芦別から始まった
1週間に渡る活動を終え


みなしごバスは今
東北道を南下し


栃木拠点を目指しています。

旭山動物園

私は約9年もの間


栃木県に半分
根を下ろしておりながら


時間的に余裕がないため


栃木拠点から
普通に行ける距離にある


日光東照宮にすら


いまだに
お参りできてないぐらい


日本各地を
日常的に飛び回っていても


私的な観光は
なかなか難しい状況です。


それが今回
芦別拠点滞在中に


ポッカリと4時間ばかし
時間が空いたので


雨が降っているけど
行ってみるか!と


千葉先生と桂代ちゃんと
《運転手T》と4人で


芦別市から
車で1時間のところにある


旭川の
旭山動物園に行きました。



。。。。。。。。。。。。。



北海道の旭川市にある
旭山動物園の存在は


多くの方がご存知だと思いますが


旭山動物園の公式ホームページを


コピーしてみますね



。。。。。。。。。。。。。



旭山動物園の理念



【伝えるのは命】



動物園で、ありのままの動物たちの生活や行動、しぐさの中に「凄さ、美しさ、尊さ」を見つけ、「たくさんの命あふれる空間の居心地の良さ」を感じてほしい。家畜・ペット種との触れ合いを通じて「命の温もり、命の尊さ」を感じてほしい。そして、野生動物の保護や環境問題を考えるとき、動物たちは私たちと対等な生き物なんだと思うきっかけになれる、そのような動物園でありたいと思っています。

本園の理念である「伝えるのは、命」という言葉には、このような思いが込められています。



・・・と書いてあります。



このように
他の動物園とは違う


動物主体の動物園を作ったのが


当時の小菅・前園長です。


私はこれまでも
小菅・前園長には


ニホンザルを
飼う事になった時


ニホンジカを
飼う事になった時


・・・などに


色々と
相談に乗っていただいたり


野生動物の飼育方法を含め


数々のご指導も
いただいております。


また小菅・前園長は


私たちの【活動記録映画】
《犬に名前をつける日》にも


公式コメントを寄せてくださってます。


生意気な言い方を
させていただくと


動物に対する考え方が
とっても似通っているので


私的には


勉強も兼ねて
行きたい場所だったのです。


断っておきますが
私は


わざわざ遠く離れた
アフリカあたりから


気候その他が
ぜんぜん違う日本に


野生動物を連れて来て
都合のいいスペースに入れて


見世物にする意味が
サッパリわからないので


動物園は嫌いです。


私的には動物園は
日本国内に1ヶ所あればよい


・・・と思っています。



。。。。。。。。。。。。。



旭山動物園


。。。。。。。。。。。。。



ヒグマエリアには
ヒグマが1頭おりました。


名前は《とんこ》


とんこの紹介文と
ヒグマについての説明文が


心に響きます。


こんな内容の説明文を付ける
動物園が


はて・・・
日本に何箇所あるのか



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以下はすべて


旭山動物園の飼育員さんたちが書いた説明文です。



。。。。。。。。。。。。。



とんこはなぜ
動物園にいるの?



1999年4月30日(今から21年前)

子連れの母グマが
中頓別町に現れました。

人間の安全のため
やむなく母グマは射殺され

子グマは生け捕られ
動物園に引き取られました。

メスの子グマは中頓別の
《とんこ》と名づけられました。

人間に母親を殺されたとんこが
来園者の人気を集めているのは

【皮肉なこと】でもあります。



とんこが動物園で暮らしている意味はなんでしょう?


。。。。。。。。。。。。。


ヒグマと人との事故を避ける為に

私たち人間の側が
気をつけるべきこともあるのです。


①山に入る時は熊鈴をつけて
なるべく大勢で入る

クマに人の気配を知らせる事で
出会い頭の事故を防げます。



②山にゴミを捨てない

山にお菓子の袋や
ジュースの空き缶などを捨てると

クマが人間の食べ物の味を覚え
やがて人里に近づくようになってしまいます。



③山でクマの糞や足跡を見つけたら

速やかに立ち去る



このような
ちょした心がけで

ヒグマと人との事故を
減らす事ができるのです。



。。。。。。。。。。。。。




オオカミのエリアに行きました。


雨の中・・・


私がハッキリと
個体識別ができたのは4頭でしたが


実はもっと居ます。


オオカミのエリアにも


飼育員さんたちが書いた説明文がありました。


以下はすべて


旭山動物園の飼育員さんたちが書いた説明文です。



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オオカミは
この大地にすんでいた。


アイヌの人たちと
とてもよい距離間を保って


共に生活していた。



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とかろが


内地の人々が渡ってきて
北海道に開拓が始まると


牧場の牛や馬を守るために
オオカミは殺され


とうとう1頭もいなくなった。


たった
100年ほど前のことだ。



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今エゾシカは
どんどん増え続けている


そして森や草原や畑が
荒らされている


エゾシカを害獣にしたのは誰?



。。。。。。。。。。。。。


旭山動物園には



事故に遭った
子ギツネがいました。


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キツネエリアには
遊具がいっぱいありました。


『キツネも猫みたいな遊具が
要るんじゃ!』


キツネの生態系を
知る事ができました。



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80頭以上の
ニホンザルが暮らしている

サル山です。


なんで
こんなに大勢のニホンザルが


同居できるんじゃろうか・・・


しかも


サル山には2頭のイノシシも
一緒にいました。


ニホンザルもイノシシも
うちに居ます。


サル山には


ニホンザルが楽める遊具が
たくさんあるし


ニホンザルが安心できる居場所も
たくさんある・・・


もちろん


生活エリアは
うちの何万倍もあるから


うちとは
生活環境の違いが大きいにしても


うちでニホンザルの
多頭飼育ができないのは


やはり


ニホンザルについての
知識と経験を


私が持ってないからです!


ニホンザル飼育ド素人の
私なんか


赤ん坊だったひろしを


先住猿のあきらたちに
認めさせる事もできず


やむなく
ひろしが孤独を感じないために


犬のマサルと一緒に


きょうだいのように
育てるしか手がなかったし


成獣で引き取った
はなこ&みつこに至っては


お互いが
よく見える隣室ではありますが


単体別居生活をさせてます。


どんな生き物を飼うにしても


生態系に基づいた
【正しい知識】は


絶対的に
必要ですものね・・・


私には明らかに
それが足りない・・・



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以下はすべて

旭山動物園の飼育員さんたちが書いた説明文です。


年間2万頭


ニホンザルは年間およそ2万頭が


有害鳥獣として
殺処分されています。


私たちが農産物を
食べることができるのは


ニホンザルたちの犠牲の上で
成り立っているのです。



。。。。。。。。。。。。。



旭山動物園のパンフレット


。。。。。。。。。。。。。



パンフレットの
表紙を飾る動物が


トラやライオン
キリンやゾウ・・・といった


日本から遠く離れた
サバンナで暮らす動物ではなく


どこの町でも簡単に見られ
うちにもたくさんいる


《タヌキ》だった事に


私は思わず
『え?』と声が出て


笑ってしまいました。


タヌキは
日本中どこにでもいて


日本人的には
さほど珍しくもない野生動物ですが


毛皮をとるために
ロシアにタヌキを持ち帰るまでは


ヨーロッパには居ない
非常に珍しい生き物だったし


日本でも毛皮をとるために
絶滅しかけた時期もあるし


タヌキもまた
人間の欲望に翻弄させられた


悲しい歴史を持っているのです。



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北海道旭川市にある
旭山動物園


【伝えるのは 命】


皆さま
お近くにお寄りの際は是非
行ってみてください。


何かしら得るものがある
・・・と思いますよ。


。。。。。。。。。。。。。



最後になりましたが


私たちの【活動記録映画】
《犬に名前をつける日》を


ご視聴された時の旭山動物園
小菅・前園長のコメントを


どうぞご覧ください。


※犬に名前をつける日
公式サイトから


強く押してみてください。
↓ ↓


http://www.inu-namae.com/sp/k_comment.html

in芦別

飼い主が特定されない
野良猫を捕まえ


不妊手術を施し
元の場所に戻す


・・・という活動は


野良猫と人間が
うまく共生していくために


国際社会が認めた
《唯一無二》の活動です。


・・・が


捕獲する時は
「うまく捕まえられるだろうか


手術をする時は
「麻酔から覚めてくれるだろうか」


元の場所に戻す時は
「道路に飛び出さないだろうか」
「あのクソオヤジにイジメられないだろうか」


・・・などなど


猫ボランティアさんたちは
色んな事を思い


とても神経を使いながら
行っています。


そんな
《厳しい》TNR活動の中で


一瞬だけ
笑顔が出る場面があります。


リターンの時の


猫が元気よく走り去っていく
あの瞬間です。



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今回


遠く離れた北の大地で
孤軍奮闘した


犬猫みなしご救援隊
芦別拠点の2人にも


そんな時が
やって来ました。


芦別拠点に突如として現れた
《プーもどき君》


雨上がりの朝
リターンです。


捕まえるために
捕獲器をセットする時より


リターンさせるために
捕獲器を開ける時の方が


ドキドキしますからね


この2人も
緊張したことと思います(笑)




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《プーもどき君》は


ここまでは
一気に走りましたが


ここからは


見送る2人の方を
たびたび振り返りながら


ゆったりと
歩いて行きました。


その後ろ姿を
笑顔で見送った


芦別拠点の2人は


上に立つ私が
この程度なのだから


当然
まだまだ未熟です。


・・・けれど
今回のTNR一斉を経験した事で


ちょっとは
大きくなったんじゃないかな


・・・と思います。


★動物愛護は
助けるか見殺すかしか道はないけれど


★生まれた時から
できる人などどこにもおらず
みんな苦い経験を積みながら
少しずつ少しずつ
できるようになっていくのだから


★ゆっくり行くことを恐れるのではなく
立ち止まることだけを恐れ


★常に前を向いて
歩いてくれればええ


・・・と
私は願っております。


。。。。。。。。。。。。。



9月11日
みなしご庵in中富良野


。。。。。。。。。。。。。



この度の


《みなしご庵in富良野》を
計画したのは


犬猫みなしご救援隊
芦別拠点の者たちだから


私には開催日しか
伝わっておらず


開催時間も
開催場所も


どんな形式なのかも
何も知りませんでした。


私の場合は


《この程度の情報》で
じゅうぶん・・・


・・・と言うか
《これ以上の情報》は


【どうせ覚えないのだから】
必要ないのです。


私の事をよく知る
うちの者たちは


みんなそう・・・


私には《たくさんの情報》は
入れてきません。


今回の
みなしご庵in富良野も


開催時刻を知ったのは
当日の朝(笑)


開催場所ともなると
連れて行かれるまま


到着するまで
知りませんでした(笑)


到着して


『ここでするの?』
「そうです」


『ここは何屋?』
「カフェです」


この度


みなしご庵を
開催させていただいた


中富良野の
シンバカフェは


現在閉店中(コロナ渦で)
・・・なのに


わざわざ


お店を開けていただいた
・・・との事


『そりゃ申し訳ない事をしたねぇ』


シンバカフェに到着すると
抗ウイルス剤を手に


店主が待っておられ


私の両手にも
シュッ!として


ひと言


「中谷さん!
私の事を覚えていますか?」


・・・え?


その前に
言い訳させてもらうと・・・


10回以上お会いして
しっかり《ガン見》して(笑)


ようやく顔を覚え


2時間ぐらいお話をして
ようやく顔と名前が一致する


私の脳はそんな感じで
カサカサ乾燥しているので


1回会ったぐらいじゃ
まず覚えられません。


・・・が


何かしら
《濃い内容》があれば


《思い出すこと》は
できます!


石井ようこに
『あの人は誰?』
・・・と聞いたら


「一番最初2011年に
私と一緒に栃木に行った人」


ハイハイ!


そ~いや~北海道から
背の高い2人組が来た!来た!


そっか・・・
あの時の人か・・・



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シンバカフェから
見える景色


中富良野あたりは
道路が凸凹しているのですが


それは
元が沼地で


地盤がフニャフニャだから
・・・だそう


・・・だから


地中に貯まる水を抜くモノ
・・・を埋めて


対応しているんだそう


目の前の田んぼも
私が見た玉ねぎ畑も


どこもそうやって
対応しているんだそう


北海道はデッカイドウ


・・・な~んて
能天気な事を


観光客気分の私は
言っていましたが


その土地その土地で
今に至るまでには


色んな事があったんだな
・・・と


そんな事も知らないで


『富良野は道が悪いよね』
な~んて


文句ばっか言っちゃダメじゃ!




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シンバカフェの壁に
止まっていたトンボ



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こんな時だから(コロナ渦)


テイクアウト用の入れ物に
入れてのランチ



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自家製の野菜が
多種多様に料理されたサラダ


・・・と


雑穀米の上に
ローストられたお肉がたっぷり


私は自称・動物愛護家であり
仏徒でもありますが


中途半端な凡夫だから


生きていたお野菜も
お米もお魚もお肉もなんでも


好き嫌いせず


感謝して
美味しくいただきます。


ちゃんと育てられた命を
美味しく料理して


それを真剣に食べる事が


私が元気でいられる
糧(かて)ですから




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シンバカフェにて


こんなコロナ渦で・・・


私には
感謝しかありません。


ありがとうございました。


。。。。。。。。。。。。。



シンバカフェからの
帰り道


猫が迷い込んだという


芦別市の持ち物である
滝里キャンプ場に


情報収集に行くと
※キャンプ場10月末で閉鎖


クソみたいなオヤジ職員が
出て来て


迷い込んだ猫は


《アライグマを殺すため》に
持っている捕獲器で捕まえ


野良猫の多い町中に
捨てに行く!


・・・と


平気で動愛法違反を
声高にホザくので


私は一気に不愉快になり


こんなヤツと話をするヒマはないし


芦別市から委託を受けて


キャンプ場を管理している
管理会社と


話をする事にしました。


クソみたいな職員とは
正反対で


管理会社はマトモだったので


今後は


キャンプ場の管理会社と
うちの芦別拠点の者が


話を進めていく事になりました。



。。。。。。。。。。。。。



次に


今回手術した多頭現場の中で
一番難儀した現場で


私たちが探していた子猫を
発見したとの情報が来たので


子猫を保護しに行きました。



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TNR一斉の捕獲中に
発見した時の子猫です。


その時は  


他のきょうだいも
発見できず


母猫も特定できず


子猫を捕まえる事が
できなかったのです。



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持ち主と一緒に
空き家内部を探したところ


子猫を発見!



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まだ小さい子猫だから
キャリーに入れる必要もなく


捕まえては
曽谷のTシャツでくるみ


3匹全員保護♪



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シャム猫みたいな
シェーデット色の毛に


青い目


明らかに
近親交配で生まれた子です。


広大な地・北海道でも
近親交配が進んでいた事実に


私は驚き
恐怖を感じました。


ヨシ!


できる限り
TNR一斉をやろう!


そして


無責任な餌やりを排除し
野良猫被害を軽減し
近親交配を止めよう!


次回
芦別拠点TNR一斉は


11月3日4日あたりです。


↑  ↑
あたり・・・って(笑)





芦別TNR一斉

北海道・芦別TNR一斉は


2013年8月に野花南で
やっていたので


芦別TNR一斉としては2回目
・・・なのですが


犬猫みなしご救援隊
芦別拠点として行うのは


今回が初めてだから
気分的には


記念すべき
芦別拠点TNR第1回


・・・です♪






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見事なまでに真っ赤な
赤とんぼ


・・・がいる割に


北海道・・・暑い・・・
ホンマに暑い!


異常気象ですよ!
異常・・・


人間が欲望のまま
突っ走るから


地球温暖化が進み
9月の北海道で30℃超え・・・



。。。。。。。。。。。。。



今回の芦別TNR一斉は
7年前の経験から


《老人が餌やり》をしている現場や


《多頭現場》
優先的にやらねばならん


・・・と考えていたところ


ポンポンと6ヶ所から
多頭の相談が来たので


私的には気分よく
in芦別です♪


9月8日
芦別に着いてすぐ


芦別市役所に
《ごあいさつ》に行きました。



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私が話をしに行く
まさにこの瞬間まで


芦別市では


《猫の餌やり禁止》
・・・を


前面に出していましたが


《猫の餌やり禁止》
・・・という文言は


行政が使ってはならん事だと
《大演説》したところ


別室で詳しく聞きたい
・・・と言う事で


さらに別室で《大演説》


・・・すると
芦別市は


私が言わんとする点に対して
すんなり理解を示し


今後
芦別市としては


《犬や猫を飼うなら
責任を持って終生飼養をすること》


《野良猫に餌を与えるなら
不妊手術を施し餌やりマナーを守ること》


・・・を


啓発してくれることになりました。


野花南の時も思ったけど
芦別の人は


素直で
柔軟な人が多いです。




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ここが今回
相談が来た猫多頭の現場で


一番難儀をした現場です。


餌やりから話を聞いたり
苦情を言う人の家に行ったり


私も久しぶりに原点に戻って
活動をしました。



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近所のお母さんと
野良猫談話しながら


チャンスをうかがい


このお母さんに
玄関内に誘導してもらい


私が網で捕獲したりもしました。




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その時に捕まえた子です。


この子は
生後半年ぐらいですが


芦別は氷点下25℃になる
極寒の地


1歳ぐらいまでの子猫は
冬が越せないんだそう


これもまた


北の大地ならではの
悩ましい問題です。


。。。。。。。。。。。。。



始まりました。
第1回・芦別拠点TNR



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今回
医療スタッフとして


遠き芦別まで来てくれたのは


千葉先生と
桂代ちゃん


持つべきものは
善き友かな・・・



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平山先輩です!


旭川で長年
野良猫ボランティアをされていて


7年前の
野花南の時も


お手伝いしてもらったし


今回も私たちの朝昼晩の
まかないを全部・・・


お世話になりっぱなしです。




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かわいいでしょ!


見るからに
オジサン猫ばかりで♪



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フライパンに入っとるし(笑)


多頭現場だけど
ここの現場の猫たちは


環境その他がいいから


みんな
丸々して元気です。




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別現場の
多頭現場の子ですが


この現場は
餌の質も環境も悪いから


猫たちはガリガリで・・・



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皮下脂肪もなく
血管が浮き出ています。


こんな体じゃ
芦別の冬は越せません。



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多頭現場にありがちですが


子宮に問題がある子が
たくさんいました。


その原因は


不潔な生活環境だと
私は思います。


。。。。。。。。。。。。。



どこの町にも必ずいる


片方のタマがお腹の中にある
停留精巣(陰睾)


これは多頭とか


生活環境には
まったく無関係で


先天的に起きる問題です。




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左は
大きさも形も左右同じ


正常な精巣ですが


右は
大きさも形も色も違うでしょ


一番右側にあるのが
お腹の中から取り出した


停留精巣


明らかに《異常》です。




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初日は45匹手術をして
 

15時から
猫探索に出かけ


猫の居場所リサーチを
しました。


芦別TNR一斉は
これから始まるわけだから


次回のためにも
リサーチは必要ですしね♪




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セイコーマートに
停めさせていただいている


みなしごバスの前に
猫発見!



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堂々と
くつろいでいたので


捕獲器を仕掛けましたが
丸無視され


悠々と
向こうに歩いて行かれました。


車通りの多い道に
面しているため


深追いもできず・・・



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懐かしい現場です。


ここは


栃木拠点の
《芦別エリア》にいる子たちの


生家です。


誰も住まなくなって7年
草はボウボウですが


建物はまだしっかりしてますね・・・


色んな事を思い出しました。


。。。。。。。。。。。。。



それから隣町の富良野に
行きました。




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富良野では
玉ねぎ収穫の真っ最中で


広大な農地に


掘り返されたばかりの
玉ねぎがゴロゴロあって



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その玉ねぎを


農機具で拾い集め
カゴに入れていき


カゴが満タンになったら
次のカゴが来る


・・・という流れ



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広島のスーパーで
売っている玉ねぎは


ほとんどが北海道産だしね


玉ねぎの収穫作業を見て
感動すると同時に


今以上に


感謝して玉ねぎを
いただこうと思いました。




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それにしても
北海道はデッカイドウ


栃木も
たいがい広いが


そんなもんじゃない広さ


原野ばかりの地を
先人の方々が開墾し


今の私たちの食が
まかなわれているのです。


すごい事です。



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広島に居たんじゃ
見る事のない白樺並木


私は今回北海道に来て
色んな事を考えました。



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夜・・・


千葉先生と桂代ちゃんと
4人で


捕獲器を
仕掛けに行ったりしました。


ここ何年も私は


猫を捕獲器で
捕まえる事をしていないので


久しぶりに
ハイテンションでした。


。。。。。。。。。。。。。



芦別TNR一斉2日目は


ボランティアさんが
捕まえられないという猫を


多頭飼養現場に
捕まえに行きました。


室内で
猫を捕まえるのは


日常的にやっているし
得意分野ではありますが


多頭飼養現場特有の
激しいニオイにやられ


いつも通りツラかったです。


こんな身なりをしている
私が言うのもなんですが


私・・・汚いとこは苦手でね




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写真からは
ニオイが出ないから


正確な事が
伝えられないですが


10分もいたら
着ているものも臭くなり


全身に
虫がハッているような気分になり


痒くて痒くて
ガマンできなくなります。




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隅はウン○が堆積


こんなとこで猫が
暮らしていたのかと思うと


かわいそうで
フビンでなりません。


ここにいた
20数匹の猫たちは


術後は
この家には戻らず


市議さんが用意してくれた
プレハブ小屋で


暮らすんだそうです。
良かったです。




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記念すべき
第1回・芦別拠点TNR一斉は


無事に終わりました。


次回は
11月頭を予定してます。


。。。。。。。。。。。。。


9月11日は
富良野で《みなしご庵》


それが終わると
芦別を出発し


次なる地
秋田を目指します。

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