NPO犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ

犬猫みなしご救援隊の日々の活動を通じて 一緒に動物愛護を考えてみませんか・・・

2020年06月

栃木拠点・6月8日

まずはお礼


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


私が相談した偉い方から今朝
お電話がありまして

「お待たせしましたが
中谷さんによいお知らせができます」

・・・と

東京都や足立区的には
いろいろあって

まだ公表には至らないみたいですが

足立区の鹿は

殺処分をまぬがれ生きる道が
開かれたみたいです。

これは

《有害鳥獣》と呼ばれている
動物&鳥たちにとっては

大きな大きな第一歩だと思います。

これもすべて

皆さまの抗議の電話&メールの
お蔭です。

いつの世も
民のチカラは偉大ですねぇ・・・

私は今回も感動しました。

簡単ではありますが
まずはお礼を・・・

皆さま・・・ご尽力
本当にありがとうございました。


特定非営利活動法人
犬猫みなしご救援隊
中谷百里


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




一昨日の
栃木拠点あたりは

バタバタと雨が降り・・・雨があがり
・・・を繰り返す

読めない天気でした。




DSC_7204 (2)




・・・なので

昨日のカモミールは
てるてる坊主状態で

完全に閉じていました。

・・・が一転
昨日は朝から好天で・・・




DSC_71611



再びカモミールは満開に・・・

カモミールも生き残るために
開いたり閉じたり

必死です・・・

それにしてもチカラ強いですねぇ
私も見習わなきゃ

↑ ↑ ↑
今以上に強くなる気です私(笑)


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


犬猫みなしご救援隊・栃木拠点に
朝が来た♪♪



DSC_7185



朝・・・と言えば掃除

犬猫みなしご救援隊の施設では
毎日・・・毎日・・・

この掃除がすべてです。





DSC_7186




鼻水の1滴も残さず
キレイに拭き掃除をします。

うちのように
大勢が暮らす保護育成施設では

当たり前のことです。



DSC_7199



敷物類も
毎日全部取り替えます。

これも・・・うちのように
大勢が暮らす保護育成施設では

当たり前のことです。




DSC_7102




猫庭を併設している栃木拠点では
この猫庭の掃除もあります。

今時期は暑いから
日なた側はガラガラ・・・(笑)




DSC_7103




日陰側にたんまり・・・

当然のことながら
これが冬場だと真逆の現象が起きます。



DSC_7104 (1)



なにげに猫はコンクリートは
好きなんですよね・・・

ニオイが好きなんかなぁ・・・

私も雨に濡れたコンクリートの
ニオイは好きですけど



DSC_7204



午後からは
ポツポツ雨が降り始めました・・・

掃除の邪魔をする子
かわいいですよね

見てるだけの私にとっては・・・(笑)




DSC_7205



コチラは
運ぼうとした毛布の上に乗って(笑)

まぁ・・・うちの子たちからしたら
「ガンバレ人間!」って感じですかね

私もそう思うし(笑)




DSC_7207



見て!見て!
集めるとこんなに毛が・・・

うちでは換毛期のこの時期は
これだけの毛が落ちるんですよ

夏に向かってまっしぐら・・・ですね♪





DSC_7208




うちには猫も犬も
ブラッシングができない子の方が多いけど

ブラッシングができなくても
自然に抜けるし無問題

抜け落ちたら
人間が掃除すればそれでヨシじゃし!!



DSC_7206




この段階じゃ
雨が降ったりやんだり

足立区の鹿のことで頭がいっぱいで
私の気分もゆうつでしたが・・・

まさか
たったの3日で話が好転するなんてね

いやぁ・・・世の中
捨てたもんじゃないですねぇ・・・




DSC_7191



2階猫部屋です。

なぜか
真ん中に猫が集まってます。

真ん中に集まる理由は
私には想像もつきませんが

こんな感じの《一ヶ所集まりの現象》は
うちではよく見かけます。



DSC_7187 (1)



引きで見ると

《一ヶ所集まりの現象》が
よくわかるでしょ・・・



DSC_7188



ふふふっ・・・
猫って奥が深いねぇ・・・

・・・では今日は朝から
《嬉しいことがあったので》

なんか・・・逆に
気の利いた言葉が出んから

【中谷写真館】でお楽しみください。




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ええね・・・猫は・・・
かわいいけん♪


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



2021年度

犬猫みなしご救援隊
賛助会員募集が始まっています。

お申込期間は
6月~11月までです。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




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私の考え

私は自称・動物愛護家なので

《できるだけ動物たちを
安全快適に暮らさせたい》

ただそれのみ
・・・の気持ちで活動しています。

もちろん
動物を安全快適に暮らさせるためには

動物が生きていくための環境の整備を
絶対に怠ってはなりませんし

個々に持って生まれた習性も
よくよく観察していかなきゃなりませんし

知恵を絞らにゃいけんし
人手だってお金だってかかります。

ある程度
先が見え《自信がないと》

恐ろしくて手が出せない世界です。

そんな中

私が夢を少しずつ叶えながら
今をのうのうと生きておれるのは

うちで働く者たちや

犬猫みなしご救援隊の活動を支援して
支援物資や支援金を送ってくださる

後方支援隊の方々のお蔭です。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



私の活動の大きな支えとなっている
うちの者や後方支援隊の方々

そして

私と同じ目標を持つ
親交のある他団体の代表&メンバーたち

並びに

私と仲良くしてくれている
個人ボランティアの人たちは

全員・・・1人残らず全員

命に対して
区別も差別もしない人たちです。

どんな命であったとしても
同等に大切に考える人たちです。

・・・だから

私がなにかしらの
傷ついた動物を保護すると

みんな笑顔で
最大限の協力をしてくれます。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



・・・けれど
傷ついた動物の中でも

とりわけ
野生動物を保護する時には

《法律》と《これまでの一般常識》が

私の目の前に
高く立ちはだかります。

今の日本の動物に関する法律は

どれもこれも古く
命を命とも思わない時代遅れの法律なので

助けられる命も助けられず
黙って見殺すしかない内容です。

それプラス

これまでの先人たちが考えた常識
・・・ってモノもかなり厄介で

日々刻々と

知恵と技術が
向上しているにもかかわらず

教科書通りのことしかわからない人や
教科書を丸ごめ信じ込む人たちが

「それは考えられない!」
「そんなことができるハズがない!」

・・・と
一般常識を掲げて全否定してきます。

もちろん

日本は法治国家なので
法律は守らねばならないものです。

そんなことぐらい
私だってわかっています。

・・・でもね

この世で一番大切なものは命で
その命を守るために作られた法律は

人間のためには有効だけど
他の生き物には理不尽なものだ

・・・ということ

これは
まぎれもない事実なんですよね・・・



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



今の日本の
動物に関する法律はどれもこれも

人間の暮らしを守るために作られた
とっても身勝手な法律なんです。

ケガをして困っている野生動物がいても
そのままにしろ・・・とか

飛べなくなった野鳥がいても
絶対に触るな・・・とか

なに?それ・・・

食べるものがなくて
困っている人がいて

お腹が痛くて
のたうち回っている人がいて

それでも社会は無視しますかね
しないですよね・・・

町役場だって区役所だって県庁だって
都庁だって・・・

行政機関はどこだって
無視せんでしょ・・・

逆に無視したらオオゴトじゃし

・・・なのになぜ動物だと無視なの?
・・・なぜ国民にも無視を強要するの?

・・・なぜ動物だと平気で殺処分するの?
・・・なぜ動物に生きる権利を与えないの?

そうせざるを得ない法律って何?

そうするべきだと言い切る
一般常識って何?

なんで負傷した野生動物を
保護しちゃ~いけんの?

なんで飛べなくなった野鳥を
保護しちゃ~いけんの?

頭の悪い私には
納得できないことが山のようにあります。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



なんで生きているだけの動物や鳥を
有害鳥獣に指定するの?

・・・と行政機関に問うと

「農作物を荒らして
農家さんの生活を苦しめるからです」

・・・と
行政職員は答えます。

いやいや・・・
農家さんを苦しめ迷惑をかけているのは

野生動物だけですか?

言いだしゃ~キリがないぐらい
人間はいつも

誰かが誰かに迷惑をかけていますよね

私も誰かに迷惑をかけながら
生きています。

この事実がわかっていながら
それでも法律優先なんですかね・・・



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



嫌われる命


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



今年の5月11日

犬猫みなしご救援隊・栃木拠点
令和の大改修工事のさなか

田原&手塚が
生まれたばかりの子ネズミを発見しました。

田原がユンボでコンクリートを
砕いた瞬間に

おとなのネズミが走り去り

そのコンクリートの下から
ネズミの巣が見つかり

巣には子ネズミがいて

その巣にいた子ネズミを
手塚がすべて拾い出したのです。

うちのあたりは
まだまだ自然が豊かなので

ネズミもたくさんいますけど
それを捕食するフクロウもいます。

・・・で
話は戻りますけど

私は小学生の時に
白いハツカネズミを飼ったことがあります。

飼った・・・という記憶があるだけで

自分がどんなお世話をしたかは
まったく覚えていません。

おそらく私のことだから
『飼いたい』・・・と言っておきながら

お世話は3日坊主であとは母親に任せ
自分は友だちと遊びに行く・・・

その程度のことだと思います・・・

・・・けれど今まさに

生きて呼吸をしている
生まれて2~3日の子ネズミが

目の前にいるわけです。

しかも12匹も・・・

・・・なのに
一般の人が言うような言葉

「ネズミは汚いから」
「ネズミは病原体だから」

・・・みたいなことを
自称・動物愛護家の私が言う?

そんな幼稚なことを言って
ネズミを嫌う???

仮にネズミが
何かの病気を持っていたとして

それもうまく対処できなきゃ
自称・動物愛護家としてダメじゃない??

手塚が保護した子ネズミの仲間の
ハツカネズミは

人間のために

どんだけ実験されて
どんだけ殺されているの???

もし・・・

私が育てることができるなら
それだけの知恵を持っているのなら

それがたとえネズミだったとしても
私は当然・・・育てます!

「大きくなったらどうする?」

それは大きくなったら考えます。
私は今を生きたいので

な~んて(笑)
まだ先のことが読めないだけですけど




DSC_69641




新型コロナウイルスだって
手洗いを徹底すればね

・・・とりあえずはイケるじゃない
・・・ならば

子ネズミのお世話も
手洗いを徹底すればイケるんじゃん♪



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目も開いていないのに
歯は生えている

すごいね・・・ネズミって・・・
生きるための進化なんじゃね・・・



DSC_69671



子猫と同じように
ロイカナ子猫用ミルクを飲ませながら

育ててみることにしました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


保護から5日
ようやく全員の目が開きました。




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世間では「汚い」「不潔」
・・・と言われているネズミですけど

生きとるんですよ
ただただ・・・生きとるんですよ



DSC_6977




まんべんなく育てたつもりでも
5日も経てば

やはり子猫同様

大きい子・・・
小さい子の差ができてしまい

どうしたものかと悩みました。




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私が留守の間
授乳をお願いしていた田原君が

動きが早い子ネズミ12匹全員に

「ミルクを飲ませるのは大変だ!」
・・・と

お皿にミルクを入れて
目の前に置いてみたんだそう




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そしたら・・・全員・・・飲む!

それにしても成長が早いね・・・
それだけ寿命が短いってことよね・・・


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



それから私には
九州TNR一斉の予定が入っていたので

栃木拠点の者たちに
いろいろとレクチャーして

子ネズミたちのお世話を
お願いすることにしました。

九州のTNR仲間には

子ネズミの保護から逐一
成長ぶり等を報告していたから

子ネズミが九州に来ないことに

九州のTNR仲間たちが
どれだけガッカリしたことか(笑)





DSC_7117




なぜか写真がひっくり返りましたが
直せんし・・・(笑)

保護した日から25日・・・
12匹全員元気だったので

早速ネズミのハウスを購入しました。
ハムスターハウスです。

とりあえず・・・
オスとメスと分けて入れました。

気づいたら妊娠出産・・・は困るじゃん




DSC_7185




一応・・・3階建てです。



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ネズミは明かるいと怖いので
段ボールの中にハウスを入れてます。

これだと
安心なのかアクティブに動いています。

特に夜になると・・・ドッタンバッタンです。



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わかりますか?

左の屋根の下(3F)まで
上がって来とるじゃろ

上がったり下りたり楽しいみたい♪♪


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



そんなこんなで
犬猫みなしご救援隊・栃木拠点の隅っこで

子ネズミを育てていることは
私の近しい友人しか知らないハズなのに

どこでどうなったのか

外での活動を終えて
栃木拠点に戻ったら

こんなものが置いてありました・・・




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マジっすか!!

同じように
母ネズミが帰ってこないんだそう・・・




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確かに極小・・・
まだ毛も生えてない・・・

これじゃまるで
ニホンザルの時と同じ展開じゃん

最初に手に負えるぐらいの子が来て

子育ての経験を積んだその後で
それより難しい子が来る・・・

仏教ではよく

「仏さまは
乗り越えられる苦難しか与えない」

・・・と言いますが
そんな感じですよね・・・(笑)



DSC_7157




毛も生えておらず
ホンマに生まれたばかりですが

私には育てる自信があります。

なんたって私は12匹の子ネズミに
《人工乳の癖》をつけた女ですけぇね

おっと・・・
ちゃんとお断りしておきますけど

うちはあくまで
犬と猫の保護育成団体なので

「母ネズミが帰ってこないみたいで」
・・・のような話は

《なるべく》勘弁してくださいね

なんだその・・・《なるべく》って(笑)


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



そんなこんなの
最初の子ネズミ騒動のあと

私は九州へと向かったわけですが・・・

5月19日の九州TNR一斉初日
熊本が終わって佐賀の会場に着いたら

ハピボの甲斐さんが

「中谷さん!
このネズミの種類は何ですか?」

・・・と

ネズミらしき生き物の姿が写った
写真を私に見せました。

私はその写真をちゃんと見もしないで
頭からネズミだと思い込んで

『それぐらいの大きさならクマネズミ』

な~んて言い切って
そこで話は終了しました。

翌日・・・佐賀TNR一斉が始まり
お昼過ぎごろのこと

ハピボボラの「にゃん」が

「中谷さん!

天井あたりから
子猫でもないネズミでもない

聞いたことがない鳴き声がするんですか
聞いてもらえんですか?」

・・・と私を呼びに来ました。

どれどれ・・・行ってみると
確かに天井換気口あたりから

「ギ~~ッ!」「ギ~~ッ!」

・・・と
割と大きな鳴き声が聞こえます。

天井裏に何か棲んどるよ!!

私が知る限りの天井裏に棲む動物で
そんな鳴き声をする動物は・・・

ハクビシンでもないし
アライグマでもない!

聞いたことがない鳴き声じゃん・・・

・・・と言うことは
私が保護したことがない野生動物

『アナグマじゃない?』
私の中ではアナグマで決定!

すぐに田原君を呼んで
天井裏に入ってもらいました。

TNR一斉会場は

佐賀市所有の
すでに使用してない建物で

やたらと広くて・・・

そんな広い建物で
なおかつ《今は使ってない建物》

その天井裏に入るとか・・・私なら勘弁
・・・怖いでしょう・・・オバケ出るでしょう

天井裏に入ってすぐ田原君が
興奮気味に

「フンがあるで!」
・・・と写真を送ってきました。



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『フンはそれだけしかない?』

「いや・・・そこらじゅうにいっぱいあるで」

『そこらじゅうにある?
フンは一ヶ所にまとまってない?』

「いや・・・いろんな所にあるで」

一ヶ所にまとまってない・・・
しかも細い・・・

アナグマの腸はもっと太いハズ・・・

え?じゃあ何?
他に天井裏に棲む動物って何??

わからん・・・マジでわからん・・・

なら・・・アナグマでええじゃん
アナグマでしょう・・・きっと・・・

私がアナグマで決めた時
田原君が電話してきました。

「おったよ!子どもが1匹おる!」

『1匹?そんなわけないじゃん
他にも兄妹がおるじゃろ?』

「おらん・・・絶対に1匹しかおらん」

『その子どもは何?アナグマじゃろ?』

「ワシはアナグマがわからんけん
写真送るよ」





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【⇒】の所に子ども・・・

何・・・これ・・・穴??
どこをど~写したらこ~なるん?

どうやら
そのアナグマの子どもは

天井から壁を伝う点検口に
落ちているみたい

『なら壁にある点検口から
入ればええじゃん』

天井から下りるよう指示を出し
今度は壁の中に入らせました。

田原君から送られてきた写真には
ハッキリとその姿が・・・

おりました。
おりました。

寒くないように自分で移動したのか
断熱材の所に丸まっています・・・




DSC_7007_copy_600x800




体が長いね!
やっぱ・・・アナグマじゃね!

お母さんが帰ってくるかどうか調べよう
・・・ということで

お母さんが戻ってきたことがわかるように
仕掛けをしました。

翌日・・・
甲斐さんたちが話していました。

「ネズミじゃなかったとよ」

何?ナニ?なに?
ネズミじゃないってど~ゆ~こと?

どうやら
3日前に私がちゃんと見もしないで

『それはクマネズミ!』

・・・と答えた子が
その子だったみたいで・・・

3日前に
その子の存在を発見した人がいて

ネズミだと思い込んでいたんだそう・・・

それを考えると
その子は少なくとも3日はそこにいた・・・

なんとなくイヤな予感になり
不安になりながら仕掛けを見に行くと

『お母さんは帰って来てないじゃん!!』

そればかりか
この子の存在を知ってから

すでに
最低でも3日が経過しとる・・・

その子は昨日とうって変わって
か細い声で

いよいよ鳴けなくなった感じでした。

もしかしたら昨日叫んでいたのは
お母さんを呼ぶ最後の声だったのか・・・

『このままだと死ぬしかないじゃん!』

田原君に
壁に入って連れ出すように言うと

「怖いけん触れん!」・・・と・・・

弱った動物を「怖い」とか・・・
何が?何が?何が?何が怖い?

いつの世も男ってそう・・・
イザとなったら弱っちい!

じゃあもうええ!!!!そこどいて!
私が捕まえるけん!!

邪魔~~~ッ!!






DSC_7021_copy_800x600




救出直後の写真です。

目も半開きで脱水いちじるしく

すぐに補液して
子猫ミルクを飲ませ

使い捨てカイロで暖かくして寝かせました。

この時・・・ハピボのメンバーが

「中谷さん!

その子はアナグマと言うより
テンに似てません?」

・・・と
テンの写真を見せてきたことで

私がアナグマだと言い切っていた動物が
実はテンだ・・・とわかり

私はかなりガッカリしました。

私的には
アナグマが良かったわけではなく

イメージですけど
テンってイタチの仲間でしょ・・・

イタチと言えば
数年前に保護した石松がイタチで・・・

イタチは寿命も2~3年と短いし

たまたま石松が
成獣だったからかも知れませんが

あんまり意思疎通ができんかったので
なんか申し訳ないというか・・・

それでなんとな~~く
石松を保護した後ぐらいから

イタチやテンに対して
私の中で苦手意識が生まれていて・・・

結局のところ
アナグマだろうとテンだろうと

母親が戻ってこなくなった以上
私が育てるしかないわけだから

ど~だっていい話なんですけどね(笑)




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あら・・・目が開いたんじゃない?

寒いから
ティッシュの中で寝なさい!

それにしても
すごいですねぇ・・・野生種は・・・

いつも感心するけど
野生動物の生きる力・・・

これはホンマにすごいです!

補液して
たったの30分で吸収していましたもんね




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ペットシーツの下に
すぐ使い捨てカイロ・・・

暑いのか
ティッシュから出て寝ていました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




テンに限らず野生動物に対して

《病原体》《ばい菌》のカタマリみたいに
言う人もいますが

そんなことはありません。

今回の足立区の鹿のことだって
足立区の職員は

「野生の鹿は

なんの病気を
持っているかわからないから

簡単にどこも引き取ってくれません」
・・・と

さもげなことを言ってましたが

鹿が持っているのは
《大量のマダニ》ぐらいですよ!!

そんなもな~

犬猫用の~ノミ&マダニ駆除剤で
簡単に死ぬし

私に言わせれば余程人間の方が
《ばい菌持ち》でっせ!



DSC_7032




その後
佐賀に置いてくわけにもいかず

広島に連れて帰って
子猫と一緒に育てました。

育てていくうちに私は気づきました。

テンはイタチというより
フェレット寄り・・・

福島の時に預かったフェレットが
かわいくてねぇ・・・

テンもまさに
そんな感じなんですよ♪


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



そして今・・・

子猫と一緒に育ったテンちゃんは

子猫と一緒に
栃木拠点に来ています。

※※テンだからテンちゃんって
安い命名だな(笑)





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ごはんも子猫と一緒


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遊びも一緒



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もちろん
お昼寝も一緒・・・



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私は今・・・ハッキリ言いきります!

『テンはかわいい!
テンでよかった!』



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ハピボとのTNR一斉終了の
記念写真

実はこの写真には

テンちゃん
ちゃっかり写っとるんです(笑)




DSC_7178






アタチ・・・種類で言うとテンだけど

気分は子猫で
鼻の形はタヌキそのものよ

大きくなったら避妊手術をしてもらって

このまま死ぬまで
中谷家の家族として暮らすつもり♪



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


船田SA作《テンちゃん動画》
ご覧ください!

私が撮った短いものを時系列で
つなげています。

https://youtu.be/wq_90wzaThU



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足立区鹿騒動に熱くなり
すっかり忘れていましたが

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足立区に出没してしまった鹿・2

多くの善男善女が
足立区の危機管理係や東京都に

電話をしてくださったお蔭で

昨日の夕方あたりから
足立区の担当者の態度はいい感じになり

「殺処分ありきです」
・・・との明言は

「生かす方法も模索しています」
・・・になりました。

・・・が依然

鹿の《正確な安否》はわからず
・・・です。

何を食べているかと問うたら
ニンジン10本のうち半分を食べた・・・と

私の経験上

野生の鹿はなかなか食べてくれなくて
かなり苦労するのですが

鹿を飼ったこともない
鹿未経験の職員が与えたニンジンを

5本も食べたとのこと

『今度・・・野生の鹿を保護したら
ニンジンを与えてみよッ!』

・・・素直にそう思いました。

お水はたくさん飲んだとのこと・・・
たくさんってね

雄の成鹿なら普通に
お風呂のオケ満タンぐらい飲みますからね

明らかに態度が柔らかくなった
足立区の職員からは

「生かすにしても

しっかりした設備の整った
公共の施設に頼みます」

・・・と言われムッとしました。

公共の施設より
うちの施設の方が

何十倍もいいと思い込んでいる
私にとっては

そりゃ~ムカつく回答でしょう・・・




DSC_7184




青草を食べていたUPAを
エリアに戻す時間になりました。

青草だけじゃ栄養が足らなくなるので

強制的にチモシーを
食べさせようとしているのです・・・

うちは大動物のヤギを先頭に

ニホンザルやタヌキ・鹿・カラスなど
どこにでもいる野生獣や野鳥等も

愛情をもってものすごええ環境で
世話をしているつもりです。

それを《しっかりした公共の施設》
・・・と言われたんじゃ

『おいおいオッサン!
なにを言いよんなら!!』

・・・と思いますよ・・・私は・・・






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まぁ・・・
そんなことは取るに足りない話なので

実は
どが~でもええんですが

「放獣した」と言いながら殺すこと
これが一番怖いのです。

キリンやシマウマならまだしも

どこにでもいる鹿を引き取って
大切に愛情かけてお世話する

動物園等の公共の施設が
どこにございましょうか・・・

今日の時点での足立区の見解は

多くの人たちが見ていた衆人環視の中
捕獲したくせに

放獣は黙って静かに行うし
公表する予定は毛頭ない・・・とのこと

最初より態度が軟化したとは言え
まだまだ考えはクソですわ・・・

とにかく
生かすなら生かす場所を言うべきです。

どこに行ったかもわからないまま

「どこかで生きてる」
・・・と思うようなお花畑な人は

そうそうおりませんよね!!




足立区に出没してしまった鹿

「東京足立区の河川敷にいて
捕獲された鹿を助けてほしい」

・・・と
多くの方々から熱心な要望があり

私も今朝から
足立区の危機管理部と話をしましたが

どうやら足立区としては

東京都の方に
有害鳥獣の捕獲の許可を申請した際に

捕まえたらどうするかの欄に
「殺処分」と明記しているし

【最初から】生かすことは想定していない
・・・のだそう

一部報道では

どこか引き取りてがなければ
殺処分もやむをえない・・・と

足立区職員が
言ったみたいになっていましたが

それは真っ赤な嘘でした。

捕獲された鹿は1㎜も生きる道はなく

最初から
【殺処分ありき】での捕獲だったそう

足立区の危機管理部の職員が
何度も私に言っていた

《地域住民の方に
危害をおよぼさないための捕獲》

なんともご立派な大義ですね・・・
動物を殺すための


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



善男善女の皆さまへ

間違って山を下り
足立区に出没してしまった鹿を

助けることができず申し訳ありません。

・・・と言いながら

私はまだ
完璧にあきらめてはいませんけど・・・

はて・・・私に何ができるか・・・


移動中

昨日の朝7時過ぎ(私の都合で)
うちのケーキ職人のオバチャンが

縁故関係のお宅に
子猫を譲渡トライアルに連れて行くのに

子猫をお迎えに来ました。

朝6時の時点でもまだ
どの子にするか決めかねていた私は

長いこと子猫たちの前を
うろうろしました。

もちろん譲渡選抜には
うちの者たちの意見も大いに加わるから

直前まで
みんなであ~だこ~だと大騒動

これから先
何年もの長い時を

猫にも飼い主さんにも
無事に過ごしてもらうための選抜は

私の肩にかかる責任は重く

とにかく
譲渡は疲れます・・・

縁故関係のお宅に行くのにも
これぐらい悩むわけだから

知らないお宅ともなると
私なんか息絶え絶えになります。

私が仲良くしている《ちばわん》は
歴史のある譲渡専門の団体だし

預りさんたちが
個々にしっかりしているから

譲渡後の問題も
そうそう起きないですけど

うちは代表の私自信が
譲渡を苦手としているから

譲渡後のことが不安で不安で
ダメなんですよね・・・

・・・だから
うちの譲渡条件はどこより厳しくて

年に数千件のお申し込みから

譲渡トライアルに至るのも
1~2割じゃないですかね

犬猫みなしご救援隊としては
《保護犬・保護猫》をうたい文句に

譲渡費用を稼ぐだけの
《テイのいいペットショップ型》の

動物愛護団体にはなりたくないので

欲しい子を選ぶ「展示方式」
・・・をとっておらず

うちの者たちと私とで考えに考えて
そのお宅に合う子を選んで

譲渡しています。

もともと
犬猫みなしご救援隊は

「どの子もかわいくて選べません」
「どんな子でもお願いします」

・・・と言う人にしか譲渡せんのですよ

このやり方だと
まず間違いはないですから




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今回も縁故譲渡にも関わらず
悩みに悩みぬいて

『お前たちが幸せになるなら』
・・・と

断腸の思いで送り出した2匹です。

ねこ親さん!

どうかどうか
この子たちを幸せにしてください。

宜しくお願い致します。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



CHIKAKO


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保護してから4日目の
出発寸前の朝

CHIKAKOが
初めてフンをしました。



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良かった♪良かった♪
反すう動物は便秘は命取りですからね

骨折整形手術は明日です。
頑張ってよCHIKAKO!

そして広島の者から送られてきた
今朝のCHIKAKO


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柿の葉を食べてます。

そうね・・・今は
柿の葉が美味しい季節じゃね♪


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



みなしご庵in岡山


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岡山市には

犬猫みなしご救援隊の
保護育成拠点(保健所引き出しのみ)もあるし

会計・経理以外の
一般事務を集約している事務所もあるし

広島の副院長の麻由子先生は
岡山県出身だし

私がひろしを寝かせる時に
語っている物語は

《桃太郎》じゃし(笑)

なにげに岡山という地は
こんな私にもご縁がある地なんですよね

そんな岡山でのみなしご庵

新型コロナウイルスの問題もあって
今回は10名限定で4時間

前回の岡山TNR一斉同様

自民党の逢沢一郎衆議院議員の
選挙事務所をお借りして行いました。




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参加者はオバチャンばかりだから余計
おしゃべりは楽しかったです。

これでまた一歩
岡山が前に進めたらいいと思います。

なぜか愛媛からも2人(笑)
愛媛も頑張ってもらいたい
 
愛媛にも
呼んでくれたらすぐ行くしね♪


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



次回
岡山TNR一斉は

8月30日(日)
会場はココ
【逢沢一郎衆議院議員選挙事務所】

あ!その前に岡山県内では
備前市でTNR一斉をやります。

7月29日(水)
備前市TNR一斉

会場は前回同様
備前市役所日生支所

備前TNR一斉では
備前市の猫のみ無料(備前市が助成)

もう1ヶ所
岡山県内では瀬戸内市でもやります。

11月25日(水)瀬戸内市TNR一斉

瀬戸内市では
まだまだ私の力不足のせいで

補助金が使えるか否か微妙なとこですが

「有料でも来て!」
・・・と言う声を受けたのでやります!

やはり
田舎になればなるほど

《よそ者》の私が食い込んでいくには

なんだかんだ
閉鎖的で難しいですわぁ・・・

役所には

長いものには巻かれ
短いものはぶった斬るような

勇気のない小役人しかおらんしね

まぁ
そ~ゆ~とこに行くこと自体

勝負師の私的としては
オモロいわけですが(笑)




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



さて
みなしごバスには・・・


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マサケン(まさる&けんた)と
隣にトイプードル

この子も譲渡トライアルです。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



みなしごバス猫サロンには




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ハル君


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レイ君


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リンちゃん
・・・のいつもの3匹と



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子猫軍団が16匹



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今回は
へその緒ちゃんが居ないから

ラクチンです。


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ケージの中で
ごはんを食べさせて



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食べ終えたら



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30分くらい
ケージから出して遊ばせます。



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猫サロンの外にいる仔犬を発見



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子猫に見られている仔犬は
野犬の仔犬で

またまた
佐良直美さんのとこに行く予定です。

うちにいる野犬たちも
全員そうですが

野犬の血が入っている子は
いいですよ!

こんなに小さくても
トイレは完璧ですからね

それに比べてマサケン・・・
まだちょいちょい失敗しますもんね・・・

そ~言えば
うちは《しつけ》も苦手だわ!

譲渡としつけ
これがうちの弱点じゃ!

だからと言って
この2点は・・・仕方がないですね

その代わり中谷百里
他の活動を頑張ります!

・・・ではまた♪
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