NPO犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ

犬猫みなしご救援隊の日々の活動を通じて 一緒に動物愛護を考えてみませんか・・・

2020年03月

広島本部・3月31日

3月も今日で終わりますね・・・

早い・・・
年が明けてもう3ヶ月も経ったんじゃ

新型コロナウイルスの影響で

私なりに
不要不急の外出を避けているお蔭で

ゆっくりと
本を読む機会も生まれたし

棚の中の整理もできたし

私的には
ええ感じで《静かに》過ごしています。
※※もともと私は家に居たいタイプです。

皆さまも今こそ
家の中を見直すチャンスです。

無駄をはぶいた《質素でよりよい暮らし》を
実践してみてください。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


赤ちゃん子猫


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


これは本に書いてあることを
丸写ししたのではなく

これまでの私の経験です。
↓  ↓  ↓


子猫は生まれた時から
母猫からもらう母胎抗体が働き

ほぼ問題なく
過ごすことができますが

この母体抗体の期限は約2週間です。

その後は

母猫の母乳を飲むことで取り込める
母乳抗体が働いて

子猫は再び
安全圏に入ることができるハズなのですが

昨今・・・この母乳抗体ってのが
怪しいものとなっていて

母乳を飲んでいたから元気
・・・ってのは感じられなくなっています。

・・・なので私は

母猫に育てさせること自体には
そこまでこだわらなくなりました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



今・・・うちで人工乳で育てている
乳飲み子は3腹15匹

全員が生後2週間を超えたので
今まさに母体抗体が切れた状態で

昨日も1匹の子が高熱を出して
ぐったりで・・・

生後2週間を超えたばかりの子猫です。

とりあえず応急処置として

体温を下げるために
温水で体を濡らして気化熱利用して

その後・・・治療をしました。

なんとか夜には元気を取り戻して
ミルクも飲むようになりましたが

こんな具合なので
ミルクの時間になるとドキドキです。

うちに来た時から
消化不良系の下痢をする子もいて

子猫の下痢は
非常に悩ましい限りですが

赤ちゃんにできることは限られているので
乳酸菌を飲ませながら

毎回毎回

『下痢は治らんでええから
ミルクを飲んでくれますように』

無力な私は祈るのみでございます。



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今年から新たな試み
《乳飲み子は段ボール箱で育てる》

これ・・・ええですよ!
私はとっても気に入ってます。




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段ボール箱の底に
使い捨てカイロを置いて

柔らかい素材の毛布を置いて
BOXティッシュを敷き詰めます。

BOXティッシュは授乳のたびに
全部取り換え

キレイそうなところは
オシッコを出す時に使います。

清潔をうたい過ぎて
物をバンバン使い捨てることは

間違いだと私は思います。

清潔はそ~ゆ~ことではなく
菌やウイルスを自家繁殖させないこと

これだけでええと私は思います。

きれいなティッシュを捨てることは
忍びなくて

私にはできませんしね♪




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今日の動画は

段ボール箱で育てたほうが
子猫たちがよく寝てくれるから

その様子を・・・と思って

授乳終了直後から
動画を撮り始めたんですが

私は大きな勘違いをしていました。

いつもだと授乳後
授乳場所の床掃除を始めるやいなや

みんな寝て
一気に静かになるのに

撮影中はなかなか寝てくれん・・・
なんで???

よく考えたらフタを開けたままじゃ!!
そりゃ~寝んよね・・・

それに気づくのに4分・・・情けない(笑)

なのでタイトル変更
~~~ぜんぜん寝ない子猫たち~~~

赤ちゃん子猫はかわいいね
・・・と思っていただければ幸いです。


https://youtu.be/HFBJC-8ol7U


広島本部・3月30日

猫多頭飼養者が高齢のため

「これ以上の飼養は無理」
・・・と言うことで

飼い主さんのお世話をされている
福祉関係の方からの相談を受け

うちの条件を
守っていただけるということで

昨日3月29日

佐賀県の西部の町まで
猫21匹をお迎えに行きました。




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途中で
トイレ休憩した佐賀の道の駅の

桜が見事でした。



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これぐらいだと
まだ満開じゃないのかな?

広島本部の桜と同じぐらいですね


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



今回のお宅は車通りもあまりない
自然豊かなところにあって

猫たちは外飼いで
あんまり人に馴れておらず

町内の方たちが協力し合って
捕獲器で捕獲したそうですが

その捕獲器と言うのが
《残念なことに》アライグマ用箱罠・・・で

No31ということは最低でも31台は

アライグマを
《殺すための捕獲器》があるわけで・・・



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アライグマが悪いんじゃなくて

アライグマを北米から
日本に持ち込んで売ったヤツ

それを嬉し気に買ったヤツ

そして
そのアライグマを捨てたヤツ

こいつらが全部悪いわけです。

私に言わせれば
『そいつらを先に捕獲せ~や!!』

アライグマを
飼ったことがある友人が言ってます。

「アライグマは凶暴じゃないから
人を襲ったり絶対にしない!」

私もその通りじゃと思います!!!

野生動物は人間のことが怖いんです。

むやみに近づいたりしなければ
襲うわけがないんです!



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


今回は猫を助けるために
この捕獲器を借りたみたいですけど

普段は
猫を処分するためにも

貸し出しているのかな・・・とか
もうね・・・悪い詮索しかできんのよ私は

おっと!話がソレましたね

・・・で
その捕獲器で捕まえた猫たちは

市販のケージ2台と手作りのケージ2台に
入れているとのこと

『ケージに入っているなら簡単じゃ!
21匹じゃから30分もかからん』

・・・などと計算して行った私たちは
いきなり驚きました!







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『え???外なの???』

捕獲器で捕まえなければ捕まらないような
人馴れしてない猫を入れたケージ

手作りケージ《外》に置いてある・・・



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しかも見て・・・

用意したトムクレイトと比べたら
高さ・・・と言うか《深さがある》・・・

捕獲器で捕まえた猫を
上から落とす感じで入れたんだそう



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隙間から中をのぞくと
ホンマじゃ・・・猫がおるね・・・

困ったね・・・

何を言うても猫は
深い入れ物に入っとるし

しかもそれは《外に置いてある》

まぁ・・・やるしかないじゃろ・・・
私らプロじゃし・・・




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フタを開けてまたまた驚き・・・危ない!

近所の爺さんたち

長いビスも何も
お構いなしで作ったみたい・・・




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どこもかしこもビスが出ていて
よく見ると2㎜とか出ていたりもする・・・

これでフタを取ったら
猫は中で暴れるよね・・・

そしたらビスが猫に刺さるよね・・・

もちろん
引っ掛かるけん網は使えんし

手か・・・手で捕まえるしかないんじゃん

「マジか・・・」
田原君と2人でクスクスと笑いました。

笑うしかなかったんですよ




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手で捕まえるのはヨシとして

深いじゃん・・・たわん(届かん)し
これじゃ腹が邪魔じゃね?

言うても今さら腹は引っ込まんし
もちろん足も長くならん・・・

のぞき込むと一斉に猫がこっちを見て
なんか・・・怖い・・・(笑)

『顔だけは攻撃せんでよ
女優は顔が命じゃけぇ』

そうなんです!私は女優なんです!

水商売時代
仕事始めの朝礼の時の私のセリフ

ここは舞台・・・私たちは女優
こんな顔でも私は女優

なんだかんだバカなことを言いながら

ここにいた10匹を
用意していたケージに移動させました。

お次は市販のケージ
市販のケージと聞いたらホッとするね

手作りだと
どんなもんが出てくるかわからんし

『後のケージはどこに置いてますか?』

「そこを曲がったところです」




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オォ~ノォ~ッ!また外かい・・・
しかも2段あるし・・・

段があると猫は上がったり下りたり
厄介なんよね・・・


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下のトレイはウン〇&オシッコだらけ

新聞紙をもらって
先にトレイに敷きました。

・・・でないと・・・猫が汚れるじゃろ



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新聞紙を
敷こうとして私は驚きました!



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見て見て!
ケージの扉は上から下まで一体

2段ケージなのに
扉は縦長のが1つ・・・

えぇぇぇっ・・・
これ開けたら猫は逃げ放題じゃん・・・

・・・でも開けんと捕まえられんし

これまた
田原君となんだかんだ知恵を出して

ここにいた11匹を
用意していたケージに移動させました。

教訓がまたひとつ増えました。

もし・・・依頼者から
「猫はケージに入れておきますね」

・・・と言われたら

『そのケージは
必ず【室内に】置いてくださいね』

・・・と【必ず念を押す】!!

これ大事ですよ・・・外はダメ絶対!
逃がしたらアウトじゃもんね・・・


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


BOXティッシュは優れもの


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



搬送中・・・馴れてない猫が
ウン〇&オシッコをしても

BOXティッシュなら無問題




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広島に帰る途中の車内
右側にオシッコがあります。

きれい好きの猫は
オシッコで汚れたくないから

精一杯オシッコを避けています。

こんな時はPに停まって

ケージの隙間から
BOXティッシを1枚ずつたくさん落とすのです。





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こんな感じに・・・

そ~すると
扉を開けなくて済むから猫は逃がさないし

BOXティッシがオシッコを吸うから
猫の体も汚れません。


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朝・・・広島を出て佐賀を目指しても
現地で猫を移動させたり

まだ捕まっていない猫たちの
今後について戦略を伝授したりしていたら

あっという間に時は流れ

ナビで調べたら
広島に到着するのは夜8時ごろとのこと

私が育てている赤ちゃん子猫たちは

代わりの者でも
じゅうぶんお世話ができますが

このお方は私でなきゃダメで

とうとう
泣き寝入りをしたんだそう



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送られてきた写真を見て
『ごめんね・・・ひろし』

なんで寝た子は

こんなにもかわいいんじゃろう・・・
天使なんじゃろう・・・

起きている間は
イタズラばっかするから

私はひろしを怒ってばかりじゃけど

寝たら・・・かわいいねぇ・・・
ホンマにかわいいねぇ


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



ナビどおり夜8時に到着



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とりあえずケージをきれいにして

目ヤニで
目が開かない子もたくさんいたから

猫風の治療をしながら
ごはんを食べさせよう!!




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下半身不随のハルが
爪とぎにやって来ました。



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ハルの爪とぎです。

段ボール箱を解体しただけですが

このサイズだと
ハルの体が丸々乗れるから

動いて逃げることもなくて
ハルはしっかり爪がとげるのです。




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レイも出てきました。

『レイ!また家族が増えたよ』



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猫風によく効く

オリジナルのお薬を飲ませて
これまたオリジナルの目薬を点して

たった1回ですが

目ヤニ&鼻水ぐらいなら
明日には治ります。



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うちの者は個々にそれぞれ
違ったジャンルでプロいので

何か不測のことが起きると

お互い相談し合って
急場をしのいでおりますが

シャ~シャ~言う子のお世話は
うちの者は全員できます。

・・・なので私は高みの見物

あざやかな手さばきを見ながら
よ~ここまで育ってくれたのぅ・・・

うちの者たちの成長を嬉しく思いました。




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そのそばで田原君は
ハルの導尿・・・

ハルは事故の後遺症で
圧迫排尿ができないから

カテーテル排尿をしているのです。



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佐賀の子たち
ごはんを食べ始めました。



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お水もしっかり飲んで


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栄養状態に問題がありそうだけど



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明日は朝から不妊手術だよ


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



うちに来てすぐに手術をする子と
少し様子を見る子といますが

多頭飼養現場の子は
いろいろ問題を抱えている子が多いので

多頭飼養現場の子は
その日か翌日には必ず手術をします。

メディカルチェックも兼ねて
1日でも早く不妊手術をすべきで

多頭飼養現場の子を
待たせていいことは

ひとつもないのです!



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・・・と言うことで
今日3月30日・・・手術

ホームセンターブランドを
食べていたから

お腹の中には
ウン〇がぎっしりと溜まっていて

全員栄養失調です。

安価な国産フードはカスだから
ウン〇の量がやたらと多く

消化吸収せず
クチから入ってケツから出ているだけです。

ウン〇をたくさんするから
たくさん食べている・・・って考えは間違いで

消化吸収のよい良質なフードは
※※可溶性繊維を除く

食べただけ身になるから
ウン〇も小さいです。



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瞬幕が出ているのも
耳が《やたらと長い》のも

栄養状態が悪い証拠です。



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おまけに・・・すごいノミ・・・
黒い粒々はノミのフンです。


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オシッコの上にノミのフンが落ちて
茶色くなっているでしょ・・・

ノミは
猫の血を吸って生きているから

ノミのフンは
猫の血でできていて

濡れたら茶色くなるのです。



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透き通っている皮膚・・・
いかにも皮下脂肪もない感じでしょ・・・

これも栄養状態が悪い証拠です。





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首の後ろの皮膚を
つまんでみると



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皮膚が元に戻りません。

これは脱水の証拠
すぐに点滴をしなきゃマズイです!!

脱水は水を飲んでいてもなります。

要は・・・
水分バランスの問題ですが

書くとなると説明が長くなるので
今度トークショーとかで

「水を飲んでもなぜ脱水になるのか?」
・・・と質問してください。

《懇切丁寧に》
わかりやすくご説明しますから




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あらら・・・猫に多いケガですね




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これぐらい皮膚が欠けていたら
縫い合わそ~にも

皮膚が足りんでしょ・・・

こんな時は
《只今絶賛研究中》の塗り薬を・・・




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この研究中の塗り薬
今年の初めから試していますが

実は
劇的な変化は見られず

仕切り直しかな・・・と思っているところで
やれやれ・・・なんですよ


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


結局
佐賀の21匹の子たちは

栄養状態が悪すぎて
1匹も妊娠しておらず(妊娠できない)

子宮&卵巣に問題があった子が4匹
精管に問題があった子が3匹
ケガをしていた子が2匹
口腔内に問題があった子が13匹


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多頭飼養現場に入られる方へ

猫多頭飼養現場や
犬多頭飼養現場には

健康上の問題を抱えている子も多いので

メディカルチェックも兼ねて
一刻も早い不妊手術を施してください。

それらすべての医療環境を
しっかり整えてから

多頭飼養現場に入られることを願います。


広島本部・3月29日

広島はお久しぶりに

朝から晴天


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うちの倉庫のツバメたちも

忙しく働いています。

その一方

栃木拠点は雪



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寒そうじゃ・・・


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雑木林の中にある山羊&鹿エリアには

あまり雪がない・・・

樹木のお蔭を受けていますね

それにしても

同じ日本でえらい違いじゃね・・・


さて

今まさに私が向かっている佐賀県の

天気はどうじゃろ?

天気予報は晴れじゃが・・・☀️


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私はつい先日
業者さんとの無駄話の中で

犬猫みなしご救援隊は
今年25周年で

私が個人で
野良猫の保護活動を始めてからは

30年になることがわかりました。

いつの間にか私の活動は

人生の半分以上の
《数字》になってしまったけど

私的には『まだまだ感』しかありません。

・・・だからと言って
活動の範囲を広げるのは難しいしね・・・

今の自分の実力と相談したら

今の私には

今の私の活動量が精一杯じゃ


・・・と思うんです。


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私はこれまで何をする時も・・・

例えば
《令和の大改修工事》をするにしても

例えば
多頭飼養崩壊現場から

状態の悪い子を

たくさん保護するにしても

私はその都度
ご寄付を募ったことはありません。

私は良い点も悪い点も含めて
《お金は正直じゃ》と思うんです。

どこぞの御曹司でない限り

お金ってのは強い信念がないと
稼ぎたくても稼げんし貯めたくても貯まらん

世の成功者と言われている人たちは

才能をいかんなく発揮し

地をはうような努力をされた人たちだ

・・・と思うんです。

すなわち私は
何かをする資金がないってことは

それは

時期早々「それをするにはまだ早い」か
分不相応「実力が伴ってない」か

・・・だと思っています。

そりゃ~マレにね

資金を援助したら成功する人も
おられるでしょうが

そ~ゆ~ケースはほぼ・・・マレで

《特に》私たち動物愛護団体は
尊い命を預かっているので

常に余裕を持っていないとNG
ギリギリで活動しちゃ~いけんと思います。

この考えもあって私は

『〇〇するためにご寄付をお願いします!』
・・・というところに考えは行きつかず

〇〇したいな・・・そのための

資金は・・・ある!人手も・・・ある!
確かな情報も・・・ある!

ヨシ!やるぞ!go!・・・となるのです。

逆に言うと

資金があって人手もあって
確かな情報もあれば失敗しない!

これは私が実証済みですからね

・・・と言うことで当面は
活動の範囲を広げることは置いといて

今よりも

もっともっと活動の内容を

充実させていきたいと思っています。

今やってる活動は
今以上にまだまだ進化できると思うし

ご寄付をいただいて生きている以上
当然進化すべきじゃし・・・ね


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・・・と言うことでこの春から
《乳飲み子の育児法》も

進化するために
いろいろ変えてみることにしました。

今まで乳飲み子は
上開きキャリーで育てていましたが

段ボール箱に変えています。

たまたま
新品の段ボール箱があったので

その中で育てていたら


なんとなく・・・

ええ感じなんですよね・・・



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去年までは乳飲み子は

このキャリー




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広島市のセンターから

全頭引き出しを始めた2013年から


なんの違和感もなく

上開きキャリーを使っていましたが


7年目にして初めて

新しい案が浮かんだのです。





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早速

私が良いと思うサイズで

段ボール箱をオーダーしました。



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深くしてます。

その方が
子猫たちが静かに寝れるんですよね


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キャリーだと
しょっちゅう目覚めていたので

段ボール箱に変えたことで
良質な睡眠が取れるのでは

・・・と思っています。



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太陽の光を
取り入れることも可能だし


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キャリーより
温度調整がラクになりました。


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最近は特に

生まれながらに消化器官に
問題がある子が多く

消化不良を起こしやすいし


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おへそが化膿している子も多く

どうすることが最善なのか
手さぐりでいろいろ試行錯誤しています。


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カイセンタヌキ


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私は昔から

タヌキがカイセンに
親和性が高いことはよく知っていましたが

その後
キツネやハクビシンも

カイセンに親和性が高いことが
わかりました。

タヌキ・キツネ・ハクビシンが
カイセンになってしまうと

再発・再発を繰り返し
犬猫のように簡単に治りません。

週1の割合で薬を飲ませても
完治までに2~3ヶ月かかります。

野生動物は一期一会

たった1度の
チャンスを逃さないためにも

一発で治らなきゃ意味がないし

『なんとかならんかのぅ』
・・・と悩んでいたところ

かなりいい感じの情報を
手に入れることができました。

・・・それで
栃木拠点で治療中だった

カイセンタヌキと
カイセンハクビシンに試したら

手応えを感じることができたので

うちの小谷が広島で捕まえた
カイセンタヌキに試してみました。



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捕まえた時


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たった1回お薬を飲ませただけで
今現在も再発は見られません。

あとはこのまま
すんなり毛が生えてくれば完璧です。




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うまくいけば
どれだけ野生動物が助かるか・・・

ワクワクします♪


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日進月歩の人間の医学と比べると

大きく遅れている
日本の獣医学

遅れているにも関わらず
努力もせず

「野良猫は診ない」とか
「猫は洗濯ネットに入れて来い」とか

何様?的に威張り腐っている獣医の
なんと多いことか・・・

そのくせ避妊手術をしたら

猫で6cm
犬だと15cmもの傷になるので

わお~~ッ!!

精巣腫瘍を取ってもらったら
何日も入院させられるけど

うちの手術だと
翌日には通常生活が送れます。



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一昨日・・・去勢手術と
精巣腫瘍と肛門周囲腺腫の切除を

同時に受けたタロ~ですが
昨日は早速《タロ~らしく》


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カケションして 
 他の犬たちにガウガウ言ってました。




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


佐賀まであと2時間です。

夜7時までには帰りたいな・・・
そのためには手早い捕獲を・・・

そんな感じです。


広島本部・3月28日

一昨日3月26日の夕方から
広島は雨です。

太陽信者の私はガッカリ・・・

・・・でも万物が生きるためには
雨は絶対に必要じゃし

あんまりイヤイヤ言うたら雨に悪いし
・・・と思う今日この頃です。


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少し雨がやんだ時

裏の太田川には
カワウが川魚を狙って集まっていました。

カワウも生きるためにゃ~
そりゃ~魚を食べにゃ~いけんね・・・

・・・なのにアユを放流して
遊魚券みたいなものを発行している

太田川漁協としては
アユを食べるカワウは邪魔な存在みたいで

このカワウをめぐって

国交省の太田川河川事務所と
太田川漁協を相手に

私はよ~モメた・・・
何回モメたじゃろうか・・・

ここに引っ越したころは特にね
鳥を追い払うことを初めて知って

事あるごとにすっ飛んで行ってね・・・

なんか・・・私って
どこでも誰とでもモメとるみたいじゃが

私にゃ~私なりに
ちゃんと理由はあるんよ!

放流した《アユをカワウが食べる》と
遊魚券を購入した釣り人が釣れんらしく

釣れんと《その川は人気がなくなって》
遊漁券が売れんらしく

そ~なると《儲からん》じゃろ・・・

それの対策が

見えない糸を張って
カワウをケガさせたり

花火を打ってカワウ驚かしたり
この程度のこと

カワウの命もことは1㎜も考えんわけよ

まさかカワウが
町に行ってアユを売っとるハズもなく

自分が生きるだけしか食べてないのに
それも許さん・・・

私が聞いた時には

カワウが食べるアユの量は
「放流したアユの1割です」・・・と

たったの1割・・・

カワウに全体の1割ほどでも
食べられて困ると言うなら

次年度の稚魚の養殖&放流量を
1割増やせばええんじゃない?

太田川漁協さんぐらいになると
それぐらいの養殖技術はあるでしょう

・・・と言うことで

動物愛護家として
言いたいことは山ほどあるわけですよ



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放流したアユの
ほんの1割しか食べんカワウに対して

人間って生き物は
殺したいほどの憎しみがわくもんかな

・・・って言うか

釣り人なら
鳥に負けちゃ~ダメでしょ

鳥がいても負けずに
釣り上げればええわけで・・・ねぇ

あんな小さな頭蓋骨のカワウに

負けるってことは


そもそも
釣りのセンスがないんじゃない?

・・・と私なんぞは思うんじゃが

あら・・・この話・・・長くなりましたね
・・・ごめんなさい


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



昨日3月27日・・・行ってきましたよ
犬のお迎えに福山市まで・・・

なんか今回の広島本部での私の活動は
お迎え案件が詰まってて

今日は月例の供養会なのに

捕獲もかねて
広島市内に猫のお迎えに行かなきゃで

明日は
佐賀県の猫多頭飼養現場に

20匹強の猫のお迎えに行くんですよ

新型コロナで自粛せ~と言われてもね
自分の生活だけなら我慢できるが

生き物相手じゃから
そ~簡単にゃ~自宅待機ができんのよ


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



・・・で福山の犬ですが



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16歳・・・と聞いていた割には
しっかりしていて吠えまくり・・・

そこで初めて飼い主さんから
「気をつけてよ!うちのは咬むけん!」

・・・と

咬むんですか・・・そりゃ~参ったな・・・
最初に説明してほしかったな・・・

私・・・怖いんですけど




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吠えては室内に戻っているから

実は
気が小さいだけかも知れんし

未去勢で

イライラしとるんかも知れんし



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タロ~君です。

ね・・・
パッと見はまだ若い感じでしょ

・・・でも16年前に

福山のセンターから
生後1ヶ月の時に譲渡してもらったそうで

畜犬登録を見ても
16歳は間違いない・・・




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OH~NO~ッ!
未去勢だから精巣腫瘍じゃ

犬を飼っていながら
去勢を反対しとる世のお父さんたち!

オス犬は年を取ったら必ず
こ~いった性ホルモン系の病気になるよ!

「去勢したらかわいそうじゃ」


なにが?

なにがかわいそう??

こんな腫瘍をぶら下げるほ~が
よっぽどかわいそ~じゃろ!!




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いやいや・・・

こりゃ~早う取らにゃダメじゃ・・・

予定を変更して

タロ~は連れて帰ったその足で
腫瘍摘出手術を施すことにしました。

そ~となったら準備は早い!
それが私のええとこですけぇ♪♪




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大きいねぇ・・・

タロ~は16歳だし
麻酔のリスクはありますが

そんなことを言うてもしょ~がないし

《手早い手術》で
《少量の麻酔でいけば》可能でしょう!

・・・と《的確な指示を出す私》




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左が正常な精巣
右が腫瘍化した精巣

触るとカチカチで

ドス黒い血がドバ~ッと出て

教科書通りの精巣腫瘍でした。

おまけにタロ~には

小さいけど肛門周囲腺腫も

複数個ありました。

これも未去勢のオス犬がなる
性ホルモン系の病気です。




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見事に肛門の周りを囲うように
できとるでしょ・・・

肛門周囲腺腫はこのまま
ジュクジュクと自壊しながら成長していき

出血したり悪臭を放ったり
貧血になったりいろんなことを起こすので

私はコイツが大嫌いなんですよ・・・

もちろん小さいうちに
・・・と同時に処置しました。



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普通の去勢や避妊だと
うちではTNRと同様に

エリザベスカラーは着用させませんが

今回は少しオーバーな傷になったし
舐めないようにしようかと・・・

・・・で
タロ~は攻撃的な子なので

エリザベスカラーは壊すと読み
段ボールで《首長族巻き》を作りました。

傷が治るまでの予後見はもちろん
タロ~はフィラリアも陽性だったので

明日からは早速
成虫の繁殖制限の治療もプラスです。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



タロ~の手術中

オペ室の隣の部屋で生活している
3匹の猫と遊びました。


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気のいいハル君です。
・・・と言っても

ハルも来たばかりのころは
シャ~シャ~猫で

なのにカテーテル排尿しなきゃだし
やれんかったですよ・・・

それもこれも
なつかしい思い出じゃねぇ・・・



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元・咬みつき猫のレイ君です。

今は普通に甘えん坊ですが
しつこく触らないとか

レイにとって不快なことをしないとか
気をつけています。

・・・なのに
オヤジはしつこつ触るし!!

なんなんでしょうね・・・

この男の「ワシは特別」みたいな
みなぎる自信は・・・クソムカつくし!

お次は
まだ《咬みつくかも猫》のリンちゃん



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リンちゃんは触ると怒るから
『触るな!』と言うのに

これまたオヤジが触るんですよ・・・

『そんなことをするから咬まれるんよ!』
・・・と言うと

「ワシは1回も咬まれとらんし
最近はあんまり叩かれもせん!」

・・・だと
・・・生意気に!!

『ほいなら手を見せてみ~や!』



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ホンマじゃ・・・(笑)
新しい小傷がない・・・(笑)

叩かれてない・・・チッ(笑)



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確かに・・・私が近づくと怒るけど
オヤジには怒らん・・・

やっぱ・・・
毎日のお世話が大事ってことじゃね

リンちゃんはうちに来て
まだ1ヶ月ぐらいのこと

もう少し時間はかかるよね

まぁ・・・また来月も
みなしごバスで一緒に旅をしよ~ね♪


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



猫の出産が始まりました!!



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呉市のセンターから来ました。

センターに持ち込んだ人の知人から
この子たちの母猫が特定できたので

今まさに

うちの落合が近隣住民と話をしながら
捕獲している最中です。

ついでに
付近の猫も全頭TNRでしょう

飼い猫なら家に連れて帰るべきじゃし
連れて帰らないのなら

私らがTNRしても
文句を言われる筋合いもないし

一応・・・広島じゃ
犬猫みなしご救援隊は認知されとるし

落合は
うまいこと話しをまとめるタイプじゃし
一帯のTNRは
スムーズにできると思います♪



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広島市のセンターから来ました。

なんか・・・多頭飼養の予感がする・・・
全体的に薄い毛色じゃし


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


・・・で

私が栃木拠点にいた時から育てている
千葉から来た子猫たち



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引き取ったときは
生後2日とかだったから

よく寝てくれましたが



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今は目も完全に開いたし
耳も聞こえるようになったし

物音ひとつで
簡単に目が覚めるようになりました。

この10日間は
なんの問題も起きず順調に成長し

体重も全員が
2倍~3倍に増えました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



子猫を捨てる人へ

よ~考えてくださいよ!

産んだ母猫が悪いわけでもなく
生まれた子猫が悪いわけでもなく

すべては避妊手術を施さんかった
あなたが悪いんよ

なのに
生まれたばかりの子猫を捨てるなんて

バカ???
人間のすることじゃないじゃろ

子猫が生まれたら
もうジタバタしても遅いんじゃけぇ

腹をくくって往生して
避妊手術を施さんかった自分を反省して

母猫にしっかり栄養をつけて
育てさせるべきじゃ

自分の不始末を小さな命に押し付けて
無かったことにする

世の中はそんなに甘うない

そんなことをする人間のとこには
絶対に幸せは来んし!


公務員の移動のシーズン

地方公務員の
移動シーズンになりました。

私の中での公務員と言えば

1に・・・広島市・呉市・福山市
そして広島県のセンターの職員

2に・・・広島市・呉市・福山市
そして広島県のセンターの職員

3、4も同じで

5に・・・広島県食品生活衛生課の職員

(笑)(笑)(笑)

自称・動物愛護家として生きている私には
これ以外は見当たらんです・・・


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



・・・ということで

まずは

広島県動物愛護センターと私のあゆみ
(以下広島県のセンター)


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


広島県のセンターと私は


長きにわたり

《超・敵対関係》にありました。

超です。超・・・(笑)


『収容された犬猫を殺すな!』
・・・と

協力もしないで【一方的に言う】私と

年に数千匹もの犬猫が送り込まれる
広島県のセンターとでは

誰がどが~に考えても
折り合いようもないですよね・・・

それは私もわかっていたので
しょっちゅう攻撃していたわけではなく

なにかしらの
《理不尽すぎること》が起きた時に

攻撃していた程度ですが



超が付くほど
敵対関係だったことは間違いありません。




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



私が東日本大震災の被災地・福島で
原発20㎞圏内の

犬猫の救出に没頭していた

2011年の1年間
広島県は日本一殺処分をしていました。

広島県の殺処分数は犬でも日本一ではなく
猫でも日本一ではないのですが

※犬は茨城県だったかな??
猫は大阪府でした。

広島県は犬も猫も上位だったため
犬と猫を足すと日本一になったのです。

これがまた・・・おもろいことに

環境省が2011年のことを
2年後の2013年に発表するから

福島の活動を終えて広島に帰っていた
私の目に止まったわけで・・・

そりゃ~烈火のごとく・・・でしょう(笑)

そ~こ~していたら
広島県のセンターに

収容されていた野犬3匹と老犬1匹を

《引き取り予約を入れていた》
・・・にもかかわらず

収容期限前に殺処分されたのだが

・・・と言う相談が入ったのが

2013年の12月


いろいろ調べたら
その子たちは

《不要になった犬猫は
決まった日時に最寄りの役場に
持ってくれば回収しますよ》

・・・という昭和55年4月にできた
定時定点回収方式で

広島県の島しょ部から
広島県のセンターに来た・・・とのこと

それから私は定時定点回収のことを
事細かく調べ上げ

2013年に
広島県のセンターが引き取った

4309匹のうち1507匹が
定時定点方式だっここともわかり

広島県のセンターに質問状を送りました。

その中のひとつに

★定時定点回収を実施したことによって
得られた効果を述べろ

そして
それを疎明する資料を添付せよ

・・・という質問があり

それに対する
当時の広島県のセンターからの回答は


★図に示された通り

飼い主不明の犬・猫の引取りが多いことから

定時定点回収は

県民に配慮した方法であると考えます。

・・・でした。

おそらく
今の広島県のセンターの職員が

この回答を読んだら

一斉に「アウト!」と思い
頭を抱え込んでしまうでしょうね・・・

生きる道があった子を
《収容期限前に殺した》こと

それが定時定点方式で収容したとのこと

なにもかもに対し

腹が立ってかなわん私は

全国の心ある善男善女にお願いして
自筆の嘆願書を集めることにしました。

わずか20日ぐらいで
30282人分の自筆署名が集まり

《しかるべき時に》それを持って

広島県議会の当時の林議長を訪ね

定時定点回収の全廃を要望しました。

全国の善男善女の

自筆署名のお蔭で


その年の6月定例会で廃止案が出て
9月に全廃が決定

昭和の時代から続いていた悪しき風習が
わずか数ヶ月で終結しました。

9月の広島県議会定例会で
定時定点方式の全廃が決まった瞬間・・・

それは

4匹の子の死が
無駄にならない瞬間であり

広島県が変わろうとする瞬間

・・・でもありました。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



その後も
広島県のセンターと私の間では

小さなイサカイが続き

2015年3月ドカ~ンと
《ファミリーマート事件》が起きました。

東広島市のファミリーマートの駐車場に

広島県のセンターが
大型捕獲機を設置し

野犬が入ったのを見るなり

ファミリーマートの店長がヒモを引いて
扉を閉める・・・

中に入ってしまった野犬は
広島県のセンターが迎えに来るまで

約半日間は往来の中

《見世物状態にされる》という


ビックリポンなことが起きたのです。

すぐさま私は
ファミリーマート本社に電話して

『東広島の店舗がやったことを

ファミリーマート本社としては

どのようにお考えですか?』

・・・と尋ねてみました。

そしたら

さらにビックリポン!

「野犬の捕獲のお手伝いは

地域貢献の一環です」


・・・という驚きの回答!!

私は『企業として最低だ!』

・・・と憤慨しまくりました。

・・・で私は地道に

今日も今日とて
ファミリーマート非買を続けています。





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ファミリーマートの駐車場に設置された

大型捕獲檻で捕まり

半日も見世物になったもみじ

広島県のセンターから
引き出してきた時の写真です。

野犬だから
人には全然馴れていませんが

小柄のかわいらしい子でしょ♪


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



この時
犬猫みなしご救援隊は

広島県のセンターに

《収容動物を引き出す団体登録》
・・・をしていなかったので

もみじを引き出すのに大変苦労しました。

一般の皆さまはご存じないかもですが
保健所&センターに収容された動物は

誰でも彼でも

自由に引き出せるわけではありません。

例えば

広島県のセンターから
収容動物を引き出す場合だと

広島県内に住民票があり

なおかつ

広島市・呉市・福山市以外の人

もしくは
引き出し登録をしている団体以外は

引き出せないのです!

※※※
犬猫みなしご救援隊は【広島市】の団体で
【広島県】の団体ではないし

私の住民票も広島市だし

広島県のセンターに団体登録しない限り
広島県のセンターからは引き出せんのです。

今現在は県内4つのセンターからの
引き出しはすべてO・K♪


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


今の・・・もみじちゃん



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岡山の八つ墓村で

トラバサミに掛かっていた

3本足のそばちゃんと・・・

「お互い・・・いろんなことがあったね」

・・・と
語り合ってるんじゃないかな♪




。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



その年の

動物愛護のシンポジウムで

私は広島県のセンターの
当時の藤井所長に

答えに困るであろう

意地悪で厳しい質問をしました。

『動物愛護法には
【殺処分しろ】とはどこにも書いてないのに

殺処分するのは広島県の裁量か?』

これに対して


当時の藤井所長は

キッパリと言い切りました。

「県民の財産を侵害する野良猫を
殺処分するのは広島県の裁量です」

・・・・・・・・!!


法令でいたしかたなく
殺処分しているのではなく

県民の財産を侵害するから
広島県の【判断】で殺処分するのだ!

・・・と

当時の
広島県動物愛護センターの

トップである
藤井所長は堂々とお答えになられたのです。

おそらく
今の広島県のセンターの職員が

この回答を読んだら

一斉に「アウト!」と思い

頭を抱え込んでしまうでしょうね・・・

(笑)(笑)(笑)


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



広島県のセンターの所長が
こんな旧態依然じゃ先には進まん!

・・・と思っていたところ

2017年になって広島県は

ゴロゴロと音を立てて変わり始めました。




1



2017年7月

私は
広島県の湯崎県知事に直接お会いして

広島県を殺処分のない県にしたい的な
要望をして

《先行き明るいご回答》
・・・を得ることができました。

この勢いで

犬猫みなしご救援隊は

それまで
広島市・呉市の2つのセンターからの

収容された猫全頭の
引き出し活動を行っていたところに

広島県・福山市の2つのセンターを加え

広島県内のすべてのセンターに
収容された猫全頭の

引き出しを実行することを発表!




4



広島県庁記者クラブで
その発表をした時の写真です。

大勢のマスコミに囲まれ

伊藤まゆみ広島県議と一緒に
記者会見に臨みました。

この2017年ぐらいから
一気に潮目が変わり

広島県のセンターは


《常識的な話ができる》センターに

なりました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



そ~言えば私は

広島県のセンター管轄区の
尾道市ともやり合いましたねぇ・・・

猫の町で有名な尾道市で
うちがTNR一斉を行うことになり

尾道TNR一斉活動に対して
後援名義の申請をしたところ

《不許可通知》が来ました。

これまたその理由が笑かすんです。

【後援名義使用の不許可理由】

本市は、動物の愛護及び
管理に関する法律により、

動物による生活環境の保全上の支障を
防止していく観点から、

他人や地域へ迷惑をかけないような

自宅内での
猫の飼養をお願いしている。

貴団体はノラ猫を増やさない活動を
されておられるが

ノラ猫にエサを与えている者に
自宅での飼養の取組をされておらず

本市の取組と
相違している点があるため

平成25年9月5日
尾道市長 平谷祐宏

・・・と

おいおい平谷市長さんよ~

ずいぶんと頭の悪い文章を
書いたもんじゃのぅ

私は昔から

犬も猫も
完全室内飼養をものすご~推奨しとる

・・・じゃのに

市長ともあろう人が
しっかり調べもせず勝手な妄想で


「自宅での飼養の取組をされておらず」
・・・と

私の考えや活動をスパッと否定した・・・

これにはさすがの私も怒りを通り越して
あっけにとられました(笑)


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


この尾道市野良猫問題も

広島県議会と広島県のセンターが動いて


2018年7月

広島県が尾道市をモデル場所に決め

犬猫みなしご救援隊に
《TNR一斉事業を委託》



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行政がやりたがるのは
《住民の納得を得た》地域猫活動であって

野良猫を捕まえて
不妊手術を施して元の場所に返す

TNR活動は行政はやりたがりません。


それを広島県は全国の先頭を切って

県の事業として
観光地である尾道市を制定し

TNR一斉事業を

民間団体に委託したのです。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


そうそう!

広島県のセンターとは協働で

猫多頭崩壊現場も2ヶ所やりましたねぇ


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


最初にやった

熊野町の猫多頭崩壊現場は

広島県のセンターと熊野町と

犬猫みなしご救援隊の三者協働でした。

・・・が写真が見つけられん

・・・けど

100匹はいましたよね!

あ!熊野現場には

海田警察署の刑事さんも来てましたね!

その次の

東広島の猫多頭崩壊現場は

広島県のセンターと東広島市と

犬猫みなしご救援隊との

三者協働でした。

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3



広島県のセンターの職員が

捕獲した猫を入れる檻に
敷物を敷いた!!

私しゃ~驚いた!!

処分機を使わなくなってから
職員の意識が変わり

こ~いったあたり前のことを

あたり前に
するようになったんですよ

ちょっと感心しました。



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飼い主がドライフードをばらまくと
どこからともなく猫がバ~ッと寄って来て

その数40~50匹



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「食べるか?」

・・・と
センター職員が置いた缶詰

『この状況で喰うわけがない!』
・・・と思ったけど

職員の気持ちなんで

さすがの鬼の中谷も
そ~は言えませんでした。

広島県のセンターの職員の意識は
本当に変わりました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


そ~言えば

劣悪な環境下の
犬猫保護シェルターも

広島県動物愛護センターと協働で
やりましたね




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広島で活動している
動物愛護家なら

誰もが知っていて
誰も手が出せなかった案件

10年以上
悩ませていた案件です。


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この汚くて臭い中

捕獲をしたのは
広島県のセンターの職員です。

私は外でブラブラしていました。

現場で働いたのは
広島県のセンターの職員です。

《私の仕事は》

モメ事が起きた時の対処と
そこにいた犬猫全頭の引き取りですから



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左頬が腫れてます。

おそらく歯根膿瘍
痛かったじゃろ・・・

もちろん即・抜歯しました。


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ここの子たちは今でも
うちにいますよ。



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猫が入っていたケージ

見事です・・・
ある意味感心しますよ・・・

これで愛護ってね・・・




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いったん

保護した犬猫は全頭
広島県動物愛護センターへ行き

不妊手術やワクチン接種を
してもらいました。



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そして・・・施設から逃げていた猫

ボロボロになっていますが
もう終わるって時に

ギリ捕まりました!!



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


広島県動物愛護センターに
到着



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2016年の8月から

広島県内にある
すべての殺処分機は

稼働していません。



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設備が整っておらず予算もない中

広島県のセンターの職員たちは
頑張っています。

この3年で
広島県のセンターは劇的に変わりました。

東京・神奈川といった先進県に
お住まいの方からしたら

チャンチャラおかしいと思われるかも
知れませんが

私の目から見たら

広島県のセンターの職員たちは
上等です!



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みんな自信に満ちた

ええ顔しとるじゃろ?

この写真の中に1名だけ
春から中谷担当になるDr・UEDAがいます。

私の噂はかねがね・・・じゃろ~から

まぁ・・・頑張りんさい!

くわばら・・・くわばら


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



呉市のセンターと
福山市のセンターの

私的に必要な職員たちの
異動はありませんが

これまた大きく人事異動があるのは
広島市のセンター

ただ・・・広島市のセンターは

《良いセンター》になって
は~7年も8年も経つけぇ

過去にどんな問題を起こしたか
私しゃ~思い出せんですわ(笑)

広島市のセンターが
《良いセンター》になって

所長だけでも3人目じゃからね

逆に《私の》用事がなくなって
ヒマになったぐらいじゃし(笑)

120万人都市の
政令指定都市HIROSHIMAで

広島市の事業としての地域猫活動は
どんどん進んで行っててね

今じゃ職員獣医が不妊手術をすることも
当たり前になっとるし

しかも
職員獣医たちの腕前はバッチグ~で

山口先生じきじきの指導が
しっかりと伝授されとるけぇ

そこらの開業医にゃ~
できん技を持っとるしね

中谷監修で始めた地域猫じゃから

ワクチン接種・ノミマダニ駆除
内部寄生虫駆除などは

普通にセットじゃしね

ためしに
一昨日も《奇襲攻撃》してみたら



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廊下には

町内の人が捕獲して
広島市のセンターに連れて来た

不妊手術を受けるための猫が入った
捕獲器が並んどりました。


その猫たちの手術を
主にやっているのが

前の所長だった鈴木さんです。

定年退職後に
オペ要員として残ったくれたのです。

一昨日も
手術室に捕獲器を2台入れて

まさに手術中でした。



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「こんな格好で写真は
恥ずかしいじゃないですか」

・・・とか言いながら

「じゃあ・・・これでお願いします!」
・・・と


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さすが公務員!
骨のズイまで真面目なんですよ(笑)

あ!思い出した!そ~言えば

鈴木さんが
所長としてセンターに来た時

私は《ひとこと》言ったんです。

『せっかくセンターが
前に向かい始めとるのに

あなたが所長になったせいで
後退したら許さんけん!』

そしたら鈴木さん

「ご心配なく!
私は前に進めるために来ましたから!」

・・・と

ほ~~~言うじゃん
なかなか気の強いオバサンじゃの

それが何年前?5年?6年?
まぁそんな感じで

あの時の気の強いオバサンは
所長としての任務をまっとうし

今はセンターで
地域猫の不妊手術をやってます。

朝からずっと・・・
さすがです・・・恐れ入りました。



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収容された犬猫たちのお世話は

委託先の企業の
《女性社員》が職務につき

ボランティアさんたちと一緒に

管理も
しっかり成されるようになりました。


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そんな努力もあって
明るく清潔な室内には見学者も増え

犬の譲渡も
どんどん決まるようになってます。

もちろん

センターから
一般に譲渡される犬たちは

仔犬であっても不妊手術済みという
確実なやり方ですよ!

広島市は
ホンマに安泰じゃと思いますよ



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ふと見ると・・・

阿部獣医がいたころの
小学生の自由研究が貼ってありました。



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犬猫みなしご救援隊のことも
書いてありました。

ほ~よ!ほ~よ!
広島市の子どもたちよ!

広島市を変える爆弾を投げたのは
犬猫みなしご救援隊の中谷さんなんよ

それに

素直なセンターの獣医さんたちが
ついて来て


そこからは
ドンドン前に進んでいって


今の広島市のセンターの
平和があるんよ


あとは
キミたちが大人になって


この精神を引き継いで
さらに成長させて


【犬や猫を捨てない町】にしてくれたら
ええのぅ・・・

・・・とオバチャンは思うよ



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広島市のセンターからは
山下次長と大川獣医

それと
北瀬のオジサンが居なくなります。

私的に必要な人たちです。


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北瀬のオジサンは
センター勤務45年だって・・・


最初は北瀬のオジサンと私は
かなり仲が悪う~てねぇ


私が電話する・・・
北瀬のオジサンが無愛想に電話に出る

また北瀬が出た!チッ!と思う

・・・みたいな(笑)


おそらく北瀬のオジサン的には


「また愛護のヤツが
殺処分ゼロじゃの理想を掲げやがって!


猫の全頭引き出し?
できるもんならやってみ~!」


・・・と思っていたのだと思います。

正直・・・動物愛護団体は
やらずして正義を言う団体が多いですもんね


ところがどっこい
私はやったんだな・・・ホンマに
・・・で
いつの間にかうちの者たちが

「広島市のセンターの北瀬さんは
優しいオジサンですよ」

・・・と言うようになって

私の電話にも
感じよく出てもらえるようになって

ええ関係が築けたのにね
これでサヨナラはさみしいね・・・

ええ関係・・・と言えば

広島市のセンターから異動した
職員獣医さんとは


今でもええ関係で
私的にはとっても助かってます。


栗ちゃん・・・森田さん・・・阿部さん

栗ちゃんなんかは
時代が悪かったから

在職中は私から一番
イジメられたと思うんですよね・・・

・・・なのに去年

私は異動先にいる栗ちゃんに
ものすごい助けてもろうたんです。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。





人事異動のシーズンは
やはり寂しいですよ・・・こんな私でもね


・・・けど私はこの寂しさを
次の職員をイジメる原動力に変え(笑)


センターと共にまた新しい一歩を
踏み出して行きたいと思います。


東京・神奈川といった先進県に
お住まいの方からしたら


広島県のセンターなんて特に

まどろっこしい点も
たくさんあったと思いますが

どうか
異動していく職員たちを

暖かいお気持ちで
見送っていただければ・・・と思います。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



アフラックたち



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この3羽が
ここでのんびり暮らせるのも

実は
広島県と広島市の職員のお蔭でね

なんだかんだ
犬猫みなしご救援隊という団体は

広島の各センターとは
うまくいっとると私は思うとります。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


では雨の中・・・
福山に犬のお迎えに行きます。

依頼者さんは
福山のセンターから

「ええ団体じゃから相談してみんさい」

・・・と
うちを紹介されたんだそう


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犬猫みなしご救援隊

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