NPO犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ

犬猫みなしご救援隊の日々の活動を通じて 一緒に動物愛護を考えてみませんか・・・

2019年11月

広島本部・11月30日

先日
広島市動物管理センターに行ったら

広島市発行の広報紙が貼ってあり
その広報紙には

《人と動物が共生するまち》
・・・と書いてありました。

『どれどれ』
・・・と小姑根性で読んでみました。




DSC_3714



・・・と
その前に

広島市民である私が

各家庭に配達されているハズの
広島市発行の広報紙を見てない

・・・ってのも問題で

少しは
行政が発行するものを読まなきゃ・・・じゃ

老眼になってからは
字を読むのも書くのもおっくうで

無理して読むと頭が痛くなるし
・・・と言い訳してみた。

えへっ・・・♪



DSC_3715



地域猫について書いてある!

そもそも
広島市の地域猫活動の軸を作ったのは

《このわたくし》と
当時センターにいた阿部獣医ですからね

そりゃ~全国でも唯一無二の
素晴らしいシステムですよ♪

広島市の地域猫活動は

不妊手術とワクチン接種
ノミマダニ駆除など

頭数制限もなくすべて無料で
執刀は広島市の職員獣医師

その技術たるや
そりゃ~見事なもんで

当時うちの付属の病院内で

山口先生から直々に
講習を受けたわけですから《完璧》

早いし上手いし
言うことナッシングです♪



DSC_3716




草津南の町内会のことが
書かれていますが

3年前かのぅ・・・

私が草津南の自治会長のところに
捕獲器を持って行ったのは・・・

あのころは
野良猫問題に頭を抱えられている状態で

こんな笑顔じゃなかったのぅ・・・

それは草津南だけじゃなく
当時はどこの町内会も

地域猫活動に対しては半信半疑
・・・というか

ほぼほぼ
《うさんくさい話》だと思っていて

私も
広島市の動物管理センターから

「〇〇町の説明会に一緒に行ってください」
・・・と

よく呼び出されたもんですよ

私が行ったほうが
余程うさんくさいでしょうにね(笑)



DSC_3713


殺処分ゼロを目指すなら
入り口対策

まずは野良猫問題を解決すること

これ以上
望まれない命を増やさないために

不妊手術を施し

町内会レベルで
食餌やトイレの管理をする

まずはここからです。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


負傷猫

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



地域猫になりかけたが

後ろ足の先がなくて
自然界では生きられない


・・・と

個人の方の善意で
うちにやって来ました。




DSC_3720




『え?どこ?』

あら・・・ホンマじゃ
左後ろ足のよいよ先がないんじゃね!


・・・でもこれは判断が難しい

現時点ではすでに痛みはないけぇ
室内飼養ならこのままでいけるのか

痛みの問題ではなく皮膚の問題で
室内飼養でも無理なのか

よくよく様子を見ながら

無理なら
避妊手術と同時に断脚しようと決めました。




DSC_3719



骨は出ていますが
ええアンバイにミイラ化していたし

あれでも室内なら・・・と思いましたが

やはり・・・歩くたびに傷つき
赤身になり血がにじむので

この子の生活の質は保てない
・・・と判断し

うちに来てから数日後に
断脚に踏み切りました。




DSC_3760



負傷から時間が経っていて

うちに来た時点で
感染症の恐れもないし

すでに痛みもないし
なるべく残してあげたかったのだけど

足先だけ欠損している子は
どうしてもそこを使って歩いてしまうので

人間でいうところの
ヒザあたりで断脚した方が

猫にとっては安全なんだと思いました。



DSC_3763



術後のモリジョウ

これから
私たちは予後をしっかり看ながら

全力で

モリジョウの
心のケアもしていきたいと思います。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



呉市のセンターから来た負傷猫



DSC_3721



後肢麻痺+少し風邪気味です。

風邪ったってこれぐらいならね
チチンプイプイです♪

人馴れしていない子猫なので
かわいそうですが

これからはオバサン&オジサンが
オシッコを絞っていきます。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



同じくセンターから来た
負傷ではなく

ヒドイ猫風邪の子猫



DSC_3722



開いている方の眼球は

う~~ん頑張ればうっすら白濁
・・・ぐらいにはなるかな

問題は開かない方の眼球で

かなりマズイと思うけど
うちで暮らすならね

目が見えない・・・は無問題です♪


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



うちには

こんな感じで日常的に
負傷猫や状態の悪い猫が来ます。

簡単な計算でも

うちに来れない子たちは
うちに来た子の46倍はいるわけで・・・

この状況を変えるためにも

野良猫も飼い猫も
不妊手術をするしかないのです。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



広島市立安東小学校


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




11月27日(水)

広島市立安東小学校の
4年生・5年生・6年生を対象とした

《心の参観日》に
参加させていただきました。




DSC_3733




私のことですから
いつも通り

《手ぶら》で《なんのビジョンもなく》

学校に向かい
体育館で子どもたちと会いました。

軽く自己紹介して
子どもたちの反応を見ながら

いろんな話をしました。

30分ほど話したところで
子どもたちがグループに分かれて

私が話した内容について話し合い
疑問におもったことを質問しよう

・・・ってことになりました。

グループでなにやら楽しそうに話した後
まぁ手があがる♪手があがる♪

子どもたちの質問に
なるべくわかりやすいように

・・・と考えながら答えていたら

20人ぐらいの子どもたちが
時間切れとなったので

『時間切れは残念すぎる!』・・・と思い

先生に頼んで

最後の1人まで
ちゃんと質問に答えさせてもらいました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


私はいろんな話をしました。

自分が経験して感じたことを
いっぱい話しました。

その中で子どもたちは
《地域猫》に興味を持ってくれたので

安東小学校の学区内には
すみれが丘・グリーンハイツ・上安ゆきとも等

広島市の地域猫活動を行っている
町があるんだよ・・・と教えると

子どもたちも《耳先カット》された猫を
見たこともあるそうで

その後
地域猫についての質問もたくさん出ました。

子どもたちは

不妊手術をしたシルシに耳先を切ることを
かわいそうだと思うんだけど

ただやみくもに
「切らないで」と訴えるのではなく

その先を必死で考えてくれるんですよ

「首輪じゃダメですか?」

首輪はね

外れない首輪だと
高いところに登る猫は自然界じゃ危険で

逆に
簡単に外れると意味がなくなるじゃろ

「じゃあ腕輪はどうですか?」

腕だとね

猫はすぐにクチで引っ張って
外してしまうけぇね

私もね耳先を切らんで済む方法はないか
えっと考えたんじゃけど

無いんよ・・・

「耳の先を切ったとこから
ばい菌が入りませんか?」

ばい菌が入らんよ~にするために
私らは熱処理しとるんよ

それも手術をするための
麻酔がかかったままの時じゃけぇ

猫は痛くも熱くもないけぇね
安心してください。

「なんで野良猫がたくさんいるんですか?」

それはね

身勝手な人間が「かわいい」と飼ったくせに
「飽きちゃった」と捨てるからよ

「耳先カットの猫を見たら
触ってもいいですか?」

人間を怖がらない猫だったら
うんとヨシヨシしてあげて

「なんで地域猫がいるのに
地域犬がいないんですか?」

地域犬がいない理由は
日本の法律が遅れとるけぇよ

日本の狂犬病予防法という法律は
大昔にできた法律で

動物と共生したいと願う今の時代にゃ
合わん法律なんじゃ

狂犬病というのは
人間にもうつる恐ろしい病気じゃけど

予防注射を打ったら100%セーフで
絶対に狂犬病にはならんのよ

・・・じゃけど
日本の今の法律じゃ

その予防注射を獣医さんに頼めるのは
《飼い主だけ》なんよ・・・

よその国は誰でもええんよ

私ら愛護団体が頼んでもええし
犬好きの近所のオバサンが頼んでもええ

そして
狂犬病予防注射をうってもらった犬は

猫と同じように不妊手術をしてもらって
地域犬として生きれる

日本もそ~なりゃ~ええと私は思うんよ

そ~するためには
今の狂犬病予防法みたいな

古くさい法律は変えんといけん

じゃけぇ私は
頑張って法律を変えようと思うとるんよ!

あ~あ・・・中谷さん・・・
また勢い余って・・・

子どもの前で
大きいことを言っちゃったね・・・

約束を守ってもらわにゃいけんね


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


ロクに勉強もしないで
大人になった私が言うのもなんですが

人間に《教育》は絶対に必要です。

特に《素直な子どものとき》に
人ととしての道を教えるべきです。

子どものころに
いのちの大切さを学んでおれば

少々曲がったとしても必ず元に戻れます。
この私のように・・・(笑)

いずれにしてもこんな私を

《心の参観日》に呼んでくださった
安東小学校の林先生には

心より感謝しております。




DSC_3734



神原校長先生と

神原校長先生は
うちの範ちゃんに似たかわいらしい人で

私と同じ3月生まれで
私より2つ年下でした・・・

小学校の校長先生より年上・・・
そんな年になったんじゃ・・・私

ヤバい!
しっかりせにゃ~いけん!


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



犬猫みなしご救援隊の活動を支える
2020年度・賛助会員募集は

11月30日で締切です!
まだの方は急いで!!

本日ラストです!!

みなしご会員
年会費3,000円

プレミアム会員(ノベルティー付)
年会費10,000円

お申し込みは
公式ホームページかお電話で
0828123745

ホームページから申し込まれる方は

最初にサイトで
新規登録していただく必要があるそうです。

その会員登録と賛助会員は違います。

実は私もわからんので
これ以上の説明ができません。

できなくて悩むとストレスになるから
電話でお申し込みください。

今日なら私が電話に出るかもです。
オジサンみたいな声だと私(笑)

広島本部・11月27日

犬猫みなしご救援隊は
2013年から

広島市動物管理センターに収容され
殺処分対象となった猫全頭の引き出しを行い

徐々に手を広げていき6年経った今では

広島県内にある4ヶ所の
すべての動物収容センターから

猫全頭の引き出しを行っています。

センターからうちに来る
殺処分対象の子の中には当然

負傷猫も含まれているので

うちには日常的に
負傷猫がやって来るわけです。

そのお蔭で

私たちは通常見ることができないような
大ケガを負った子に対する

応急・対処・治療・看護など様々なスキルが
どんどん上がっていき

少々のことでは驚かない
強靭な精神力も

身についてきたと自画自賛しています。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


そんな中
広島県内のセンターと同じように

正式に
殺処分対象の子を引き出す書類を交わし

これまで野犬を中心に
引き出してきた

岡山市の動物愛護センターから

《初の負傷猫》の
引き出し依頼が来ました。

それはまだ
私が栃木拠点にいた11月上旬のこと

センター職員の話だと
後ろ足の麻痺により立てないんだそう

立てるとか立てないとかそ~ゆ~のは
ど~でもいいとして

問題は
『自分でオシッコをしているかどうか』

オシッコがたまる膀胱ってのは

臓器の中で唯一
《カラにしないといけない臓器》です。

私はちょいとバカなので説明がしづらいので
皆さまに質問します。

『あなたは
オシッコを最後まで出さないで

途中で半分だけ残して
やめることができますか?』

できんじゃろ?
膀胱とはそ~ゆ~臓器なんです。

オシッコが溜まったから出す・・・と

オシッコが溜まったからチビチビ漏れる
・・・には

大きな大きな違いがあるのです。

カラにしなければならない膀胱に
常にオシッコが溜まっていたんじゃ

膀胱はツラくなり
どんどん壁を分厚くしていきます。

そ~なると

膀胱炎になりますし
人力で絞りにくくもなります。

『オシッコを自分で
ちゃんと最後まで出せているのか

それとも漏れて
オシッコが出たと勘違いをしているのか

そこだけは
ちゃんと確かめてください!』

・・・とお願いをしました。

もし・・・自力排尿ができてないなら
誰かを岡山までお迎えに行かせるけど

もし・・・自力排尿ができているなら
今日明日と急ぐことはないので

香川県豊島TNR一斉が終わって
広島に帰る直前に引き取ろう

・・・と考えたのです。

数日後の岡山市のセンター職員の答えは
「ちゃんと出てますよ!」

そればかりか

「最初は怒ってましたけど
今はずいぶんと馴れてきましたよ」

『じゃあよかった!

事故に遭って
痛くて怒っていたのかもね!』

私は職員の話を額面どおりに受け止め
安心してしまい

予定通り11月21日
広島に連れて帰りました。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



岡山市のセンターから引き出して
みなしごバスまで連れて来てくれた渡辺から

「馴れとるもんか!
手も出りゃ~足も出りゃ~クチも出るよ」

・・・と聞いてはいましたが

だからと言って
放っておくわけにはいかんので

格闘の末
なんとか膀胱を触ることができました。

するとなんのこったない
膀胱がソフトボール大にパンパンで・・・

私の手じゃ
とても持てないようなサイズだったので

田原君に絞ってもらいました。

1回絞れば
あとはなんとかなるからね


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


負傷していたとしても

なんとか生かしたいと思う
岡山市のセンター職員の気持ちは

高評価にあたいしますが

様子や状態は
ホンマのことを言わにゃ~いけん!

「飛びかかってくるから
膀胱が触れず

オシッコが出ているのか
漏れているのかわかりません」

・・・たったこれだけを言えば済む

真実を言ってくれてたなら
何日も待たせることはせんかったしね

たまたま今回は問題もなく
元気にしているからええですけど

これがオシッコが出ず
尿毒症になって死んだりしたらどうする?

悔やんでも悔やみきれんじゃろ?


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



オシッコが溜まったから出す・・・と

オシッコが溜まったからチビチビ漏れる
・・・には

大きな大きな違いがあるのです。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


岡山から来た負傷猫は
運よく状態がいいので

避妊手術を済ませました。

子どもを産んで育てた経験がある
体をしていました。

もちろん
それは事故に遭う前のことでしょうが

それにしても
こんなに人に馴れていないのに

よく食べ物を見つけられたね・・・

車社会にもっていって
クソみたいな人間がうじょうじょいて

よ~生きていてくれたと思うよ
そりゃ~気も強うなるわ・・・

いろいろ考えたら
ものすごく愛おしくなりました。

・・・で

麻酔が効いている間に・・・と思い
存分に触ってヨシヨシしまくりました。


DSC_3661



岡山市のセンターから来た
初の負傷猫です。

やはり岡山と言えば桃ですからね
ありきたりでまったくヒネリもないですが

名前は桃ちゃんです。

こっぱくそ強い桃ちゃんです。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


今日の動画


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


こっぱくそ強い
岡山桃ちゃんのオシッコ絞りの様子です。


https://youtu.be/dmJe6svqf9g



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。






犬猫みなしご救援隊の活動を支える
2020年度・賛助会員募集は

11月30日で締切です!
まだの方は急いで!!

みなしご会員
年会費3,000円

プレミアム会員(ノベルティー付)
年会費10,000円

お申し込みは
公式ホームページかお電話で
0828123745



広島本部・11月26日

11月は決算報告の月なので
なにかと《やるべきこと》が多く

毎日クタクタになってます。

机に座って行う仕事が
私の脳を揺らして融かしています・・・

中谷を殺すには刃物はいらん

《平和な中》どこにも行かさず
パソコンの前に半日ほど座らせる

それだけで
簡単に中谷は殺せるんですよ・・・

ホンマに私・・・今・・・倒れる寸前です。

外に出て

無責任な餌やりのババアや
猫嫌いのクソジジイや

旧態依然で動こうともしない行政職員たちと
戦いたい・・・戦わせて・・・

それなら私は水を得た魚
ものすご~元気になれる・・・

平和な時間は苦手
椅子に座るのも苦手
パソコンはもっと苦手

どこかに《大きなモメごと》は
落ちとらんかのぅ・・・

今ならものすごいエネルギーが
体の奥の奥まで溜まっとるのに・・・

・・・な~んて
一体どんな性格なんでしょうね(笑)

私って・・・


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



例年より暖かな晩秋ですが

犬猫みなしご救援隊・広島本部付近の
山々は

今ちょうど紅葉がきれいです。




DSC_3636-800x600



窓の外の写真を撮って
今ブログに載せようとして笑いました。

山を写したつもりが
ひろしの手も写っていました。

まるで
心霊写真みたいですね(笑)




DSC_3708


UPAちゃんです。

毎夜UPAが
寝床として使っているこのスペースは

昼間は
お猿さんの遊び場となり

1つのスペースを
2種の野生動物が分けて使っている感じです。



DSC_3709



朝起きてUPAが
外に出た後はこんな感じ



DSC_3668




それを
すぐに掃除して



DSC_3669



BOXティッシュを散りばめると


DSC_3691




お猿さんの遊び場に変身します。

・・・で夜になると

お猿さんは1匹ずつケージに入って寝て
代わりにUPAがここで寝るのです。

これらは
私が広島本部にいる間の現象で

私が栃木拠点に行けば

UPAもお猿さんたちも
一緒に栃木拠点に行くから

ここは誰も使わない《空き家》になります。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


お久しぶりの2号館・子猫部屋


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


子猫部屋は
床暖房が入っていてポカポカです。



DSC_3663



昼間はみんな自由にしていますが
夜は全員ケージで寝ます。


DSC_3665


この子たちは
まだ小さいから不妊手術をしていません。



DSC_3666


この子たちは
大きさ的には手術ができるけど

風邪をひいていたり下痢だったり
調子が今イチなので

状態をよくすることに専念しています。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


今月は27匹の子猫が手術を受け

2号館・子猫部屋から
本館3Fに移動してきました。



DSC_3676

DSC_3677

DSC_3680

DSC_3681

DSC_3682



手術の翌朝

みんな調子が良さそうだし
小さな体で手術に耐えたので

《祝・手術終わったぞパーティー》をしました。

パーティーの参加者は
手術を終えたちびっ子だけでなく

もちろん
広島本部にいる猫全員です。



DSC_3704



大量の《タラ》を茹でて
濃い目のドロドロなタラ鍋を作って

ロイカナセンシブルにトッピング



1574679322023

1574679328557

1574679335623

1574679340163

1574679343789


これから寒くなると作業場で
ストーブを焚くし

広島は魚が豊富だからね
いろんな鍋が楽しめるじょ~~ッ♪♪


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


負傷猫



DSC_3654



広島のセンターから来た猫ですが


DSC_3655



干したホタテのヒモみたいなものが
くっついていました。

毛を剃ってみると


DSC_3658



傷とピッタリ!

カサブタ・・・と言うか
剥がれた皮膚・・・でした。


DSC_3659



まぁ・・・これぐらいの傷なら



DSC_3660



私の強い味方
青い薬でO・K♪♪

青い薬と言えば

11月14日にセンターから来た
後ろ足が麻痺している子猫も


1573816197062-600x800



抗生剤を飲ませて
青い薬を塗って様子見していたら


DSC_3662




1週間でここまで治り
避妊手術も終わりました。



DSC_3718




今は大阪から来た
負傷子猫ちゃんとよく遊んでいます。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



同じく

センターから来た負傷猫で
青い薬で治った子


DSC_3723




飛びかかってくるので
近寄れないし触れない子ですが

シッポが赤身になっていました。



DSC_3725



たまたま黒猫で
気のいい子が2匹いたので一緒にしてみました。

気のいい子の影響を
受けてくれないかな・・・と期待して


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



センターから来た負傷猫・・・と言えば




1573816160546-600x800



私が栃木にいるときに来て

このまま放置すると
感染症になるからすぐに断脚をして



DSC_3671





私が広島に帰ってきたら
傷口もええアンバイに枯れて来ていて

もう大丈夫じゃん♪


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


私たち人間が
ほんの少し手助けをするだけで

助かるいのちは無数にある
・・・と私は思っていて

その精神で

負傷動物を引き取る活動を
日常的にやっているわけですが

どうやっても
助けられない子もいます。




1573816213263-600x800




同じく

私が栃木にいる間にセンターから来た
《負傷猫》ですが

負傷と言うより腫瘍っぽかった子


1573537343951-600x800


これでもか・・・というほど
青い薬を塗られて

食べたいものを食べていましたが



1574727712263



やはり
腫瘍だったみたいで

他臓器にも癌があり
亡くなってしまいました。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



この世は諸行無常
形あるものはいつか壊れ

その姿を
永遠に保つことなど誰にもできません。

命に終わりが来るのなら

せめて
美味しいものをお腹一杯・・・

・・・と私は強く思います。




DSC_3620-800x600




そろそろお別れだな
・・・と思って

広島に連れて帰った山羊の
メロンおばさん

広島では毎日皮下補液をして

群馬の猿ヶ京から届いた
りんごを毎日食べて



DSC_3621-800x600



いまわのきわ

『メロンこの8年間
お前は幸せじゃったか?』

・・・と聞くと
頭を高く上げて答えたメロン

『そ~かそ~か・・・
メロンはそ~思うてくれるんか・・・』

・・・と言って

田原君と交代して10分後の
11月25日午後10時40分

福島県楢葉町で

青草を食べているところを発見した
田原君にヨシヨシされながら

メロンは静かに逝ってしまいました。




DSC_3622-800x600




広島で火葬して
遺骨となったメロンは

来月
私たちと一緒に栃木拠点に行って

大好きだったマリーの横に眠ります。

メロンはマリーのことが
大好きじゃったからね



DSC_3634-800x600




この世は諸行無常
形あるものはいつか壊れ

その姿を
永遠に保つことなど誰にもできません。

命に終わりが来るのなら

せめて
美味しいものをお腹一杯・・・

・・・と私は強く思います。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。






犬猫みなしご救援隊の活動を支える
2020年度・賛助会員募集は

11月30日で締切です!
まだの方は急いで!!

みなしご会員
年会費3,000円

プレミアム会員(ノベルティー付)
年会費10,000円

お申し込みは
公式ホームページかお電話で
0828123745


香川県豊島TNR一斉

瀬戸内海に浮かぶ島
香川県豊島(てしま)で

TNR一斉を実行するきっかけは

私たちが年に2回開催している
岡山TNR一斉に

香川県ナンバーの車に乗った
《おとなしそうなお姉ちゃん》が

軽自動車にケージを目一杯積んで
20匹ぐらい連れて来ていたので

私から話しかけたのです。

そしたら
個人ボランティアというほどでもなく

ただただ増え続ける猫を
なんとかしたい

・・・と思っている普通の人で

見た目は・・・そうねぇ・・・

強烈な印象もない
ごく普通に会社で働いているような感じの

どちらかと言えば
弱っちい雰囲気の人ですが

「大変だ」とか「協力者がいない」とか

とにかくマイナスなことを言わない
しっかりした人で

大量のケージも
黙って自分で買いそろえていて・・・

田原君なら
「ハイハイ」と納得笑いをするでしょうが

簡単に言うと
《この意地悪な中谷》が

『なにかしら私に協力させて!!』
・・・と思える人だったのです。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



それから月日は流れ

お姉ちゃんは
岡山TNR一斉に参加するだけでなく

広島本部まで
終生飼養で猫を連れて来たり

黙々と努力しておられたので

そんなに困っている猫がいるなら
『豊島TNR一斉をやる?』

・・・と
私から持ち掛けたのです。

「やりたいです!」
・・・と即答でしたが

あとは
私の出す条件がクリアできるか・・・です。

★餌やりに責任を持たせるために
手術代は無料ではなく有料

無料だと

また同じように
無責任に餌を与えますからね

私はそんな人を
今日も今日とてイヤと言うほど見ているので

★島民にTNR一斉を周知すること

周知しないと

せっかく手術をしても
かわいそうな目に遭うのは猫ですから

★手術会場は公共の建物を借りること

この理由は簡単ですよね
行政も納得したという事実になりますから


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


そこからの

お姉ちゃんの苦労は
想像を絶するものだと思います。

島ですからね・・・
かなり閉鎖的ですし・・・

おとなしそうなお姉ちゃんは

私が出した条件を
《すべてクリア》してきたので

私も自分で
自分のハードルを高くしました。

『200匹やろうや!』

簡単げに200匹と言いましたが
さぁ私も大変・・・(笑)


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



そんなこんなで始まりました。

香川県豊島TNR一斉




DSC_3507-800x600



宇野港に来るなんて
思いもせんかったけど・・・

うた君の引き合わせかな・・・

今回
岡山から豊島に

お手伝いにきてくれた4人も

話せば長いが
うた君から派生した関係だし・・・




DSC_3509-800x600




11月20日(水)7時
瀬戸内海に現れた朝一番の太陽です。

瀬戸内海の小島を縫って
到着しました豊島の家浦港




DSCPDC_0001_BURST20191120154600661_COVER-800x600



先生たちも到着するなり
お仕事開始!です。

私たちのTNR一斉は
《誰かが》べらぼうな計画を立てるから

先生たちは大変だと思いますよ

ず~~~~っと
立ちっぱで

ず~~~~っと
手術させられるんですもんね・・・

《誰か》の顔が見てみたい!




DSC_3539-800x600



島の漁師のオジチャンたちが
前日の捕獲から大活躍だったそう

あ!そうそう

「中谷さん!
私は前日から豊島に行って
捕獲の手伝いをしますからね!」

・・・と《大きなことを》言っていた
桂代さんですが

『何匹捕獲したん?』・・・と聞くと

「1匹です」

は?
1匹?1匹って何それ!

「だってね!
オジサンたちがバンバン捕まえて

軽トラでガンガン運ぶんですもん」

まぁ・・・およその見当はついていたので
特段驚きもしませんが

『・・・で絶景場所はあるの?』

「うんうんあるよあるある!

すごいきれいなとこがあってね
TNRが終わって時間があったら行きましょ♪」

ふ~~ん・・・やっぱりね・・・

あなたは前乗りして
豊島観光をしてたのね!!






DSC_3540-800x600



『無理にボランティアは
集めなくていいよ』

・・・と言っていたのですが

お姉ちゃんの姿に賛同した
職場の同僚をはじめ島の人がたくさん

お手伝いに来ていました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



今回は私の計画では
200匹目標のTNR一斉だったので

普段から
私たちに協力してくださっている先生を

4人揃えてみました。




DSC_3545-800x600



東京日野の
きもと動物病院の木本院長


DSC_3549-800x600



千葉柏の
岡部獣医科病院の岡部院長


DSC_3548-800x600



神奈川横浜の
いなば動物病院の稲葉院長



DSC_3550-800x600



東京日野の
きもと動物病院の千葉獣医


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


この4名が揃えば中谷に金棒♪
どんどん手術が終わっていきます。

豊島の子たちは比較的
健康な子が多かったです。

食べものが豊富なのと
車が飛ばさないのと

島の人たちの《人がらがいい》から
猫が受けるストレスが少ないのだと思います。

香川県は
弘法大師空海の生まれ故郷だからか

お接待文化が根付いているし

優しい・・・というか
穏やか・・・というか

親切な人が多いと私は思います。



DSC_3528-800x600



豊島の猫は抱いてみると
予想よりずっしりと重いです。

体重が重いことは
精神的に健康だという証拠ですからね!



DSC_3520-800x600



女の子でも
5㎏級の子が多かったです。



DSC_3513-800x600



ケンカ傷もぐれのオジチャン



DSC_3514-800x600




ノミの糞です。

温暖な島育ちなので
ノミはわんさかいますよ!



DSC_3542-800x600



耳血腫のように縮んだ耳

原因は耳ダニかと思いきや
耳ダニはおらず

たぶん・・・ケンカ



DSC_3543-800x600



反対の耳は
スコティッシュフォールドのように

耳の骨が折れていました。



DSC_3541-800x600




昔うちにいた
きぃちゃんみたいな

横張りのワタリガニ顔で
思わず連れて帰りたくなりました。




DSC_3532-800x600



ノミの糞です。



DSC_3530-800x600




ほとんどの子が

お腹がノミの糞で
真っ黒になるぐらいでした。

・・・が無問題!!

全員に3ヶ月効く
ノミ&マダニ駆除薬ブラベクトをつけたから♪

3ヶ月も効果が続くことは
猫にとってはかなりの利益がある

・・・と私は思いますよ♪




1574285624787-800x450


手術が終わって覚醒待ち中


1574285626966-800x450



1574285635737-800x450



1574285642484-800x450


1574285653725-600x338



元気な子に混じって
元気でない子も来ていました。

猫風邪をこじらせたような
子猫が来ましたが

私たちのTNR一斉では

2種類の抗生剤を打つので
たいがいの菌には効くし

猫風邪が治るケースがよくありますし

猫風邪程度なら
ワクチンも打つべきじゃと私は思います。

現に翌日
元気になってますもんね♪





DSC_3531-800x600



痩せてちっこいので

プラスアルファとして
皮下補液をして点眼をしました。

この子のことを気にして様子を聞いたら

お姉ちゃんから
写真が送られてきました。




1574484897347



心配でしたが
手術前よりええ感じになっていました♪




DSC_3522-800x600



抜歯が必要な子が
10匹ぐらいいました。

10/200だから
比率的にはこんなものでしょう



DSC_3523-800x600


DSC_3524-800x600



抜歯した子は全員補液をします。
あの人が・・・



DSC_3525-800x600



豊島に前乗りして
「捕獲をする!」・・・と言ったくせに

1匹しか捕獲しなかった
このお方は

当日は
耳先をカットしながらの補液担当で

う~~~ん

今回はこのお方にしては
よく働いたかも知れんですね(笑)



DSC_3526-800x600



この2匹は
同じ地区の子みたいで

明らかに状態はよくないですね・・・

・・・けど

不妊手術をしたら
繁殖のトレスがなくなるので

一気に元気になる子も多いので
私はそれに賭けます。




DSC_3515-600x800


ケンカではなく
なにかに引っかかったのか・・・



DSC_3516-800x600



縫った方が治りが早いと判断して
縫合しました。



DSC_3517-800x600


この程度なら


DSC_3518-800x600



青い薬で・・・


DSC_3544-800x600



これも青い薬で・・・


DSC_3535-800x600



アゴの下が
腫れているように思えたので

軽く毛を剃ってみました。



DSC_3536-800x600


やはり膿んでいました。


DSC_3537-800x600



これぐらいならキレイに洗って



DSC_3538-800x600




青い薬を流し込めばO・Kかと

青い薬には
鎮痛効果があるものも入っているので

予後がラクになります。


DSC_3519-800x600




ものすごい腹水が溜まっている子がいて
餌やりさんにはその旨伝えました。

原因はいろいろあって
なんとも言えないですが

美味しいものを
食べたいだけ食べさせてほしいですね


DSC_3534-800x600



瀬戸内海を見る先生たち

まるで
ドラマのワンシーン

4人は山口獣医科の卒業生で
先輩・後輩関係の仲良しさんたちです。



DSC_3533-800x600




いいシーンなのに
そこを普通に通るオバチャン・・・

「え?私?」

そうよ!
あなたよあなた!渡辺だよ!!


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



朝一番のフェリーで
高松港から豊島まで来た男の先生3人組には

高松空港から飛ぶ

最終の
東京行きの飛行機に間に合うように

貸し切り海上タクシーで
高松港まで帰ってもらいました。

※フェリーだと
最終時間が早いので
最初から海上タクシーを
予約していました。




DSC_3553-800x600



桂代ちゃんからケタ表をもらって
帰る寸前の先生たち



DSC_3554-800x600



『笑顔!笑顔!
全国の人が見るよ~~ッ♪』

明るい先生たち
ありがとうございました。

そして
お疲れさまでした。

先生たちおお蔭で

香川県豊島TNR一斉は予定頭数をクリアし
204匹でした。





DSC_3561-800x600



あのお方が切った耳先

ど~ですか?
なかなかじゃと私は思うのですが・・・


DSC_3559-800x600



翌朝会場に行くと

猫たちは
みんな元気に目覚めていました。



DSC_3560-800x600



田原君は
前夜みなしごバスをぶつけたので

朝になっても
それを引きずっていて動けない気分みたいで

そんなこと気にもしない私は

せっかくなので
リターン現場に同行させてもらいました。



DSC_3555-800x600



近所の漁師のオジチャンや
町会議員さんが

リターンのお手伝い



DSC_3556-800x600



準備が整い
一斉にドアを開いてリターン

この模様は動画で撮っています。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



桂代ちゃん夫婦と千葉先生が
民泊していたお宅で

私も一緒に朝ごはんをいただき
(田原君はショックで食欲無し)

フェリーの時間まで
豊島を観光をしてみました。

観光の案内人は

《前々日に捕獲もしないで観光していた》
桂代ちゃんです(笑)





DSC_3562-800x600



オリーブ畑です。

豊島は

《二十四の瞳》で有名な
小豆島の近くにある島で

小豆島と同じように
オリーブの栽培もさかんです。




DSC_3563-800x600



海に続く道



DSC_3565-800x600


キレイ♪



DSC_3567-800x600



波打ち際を見てください。

太平洋や日本海と比べると

青一色で
波しぶきが1粒も立ってないでしょ・・・

これが瀬戸内海なのです。

穏やかでしょ・・・
瀬戸内海は本当に穏やかなのです。

何気に私も
こんな穏やかな瀬戸内・広島で

生まれて育ったのですよ(笑)





1574303850206-800x450


必死で写真を撮る私


1574309543464-800x800



私の隣りにいるのは桂代ちゃん
この写真を撮ったのは千葉先生

困るなぁ・・・
こんな写真を撮られたら

まるで私たちが仲良しみたいじゃん(笑)


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


桂代ちゃんが
次に連れて行ってくれたのは

豊島のもうひとつの港

そこには


DSC_3568-600x800


こんなチラシが貼ってありました。


DSC_3569-800x600



募金箱もありました。



DSC_3570-800x600



千葉先生が募金していました。

自分で手術して募金して・・・
ええ人ですね・・・ホンマに・・・



DSC_3572-800x600



次に連れて行ってもらったのは
瀬戸内海の島によく見られる段々畑

段々畑を見に来たのに
目につくのは猫ばかり・・・



DSC_3571-800x600



お前・・・耳先カットがないじゃん!
顔的にオッサン猫じゃろ・・・

次回の香川県豊島TNR一斉は
来年2月じゃから

その時に必ずおいでよ♪

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


朝8時半
豊島観光から戻ってみると

TNR一斉終了後に
会場の中学校を出るときに

田原君が
道路のポールにバスをぶつけたので

事情を聴きに
警察官が来ていました。




DSC_3584-800x600



自治会長さんも一緒に来て
事情を説明してくださり

なんだか申し訳ないですねぇ・・・

全国を移動するために

あえて
9mのこじんまりとしたバス

日野セレガを選んでいるのですが

それでも道が狭くて
通れない場所がいっぱいあって

・・・でも
田原君がぶつけたのは初めてです。





_20191123_151418



ここをポールの先にぶつけ

田原君
ショック・ショック・ショック

かなり・・・ショック


DSC_3586-800x600



考えてもどが~にもならん

気になるなら
日野に持って行って板金してもらえばええし

厄落とし
厄落とし

相手がポールでよかったじゃん

猫でもひいた日にゃ~
うなだれる・・・じゃ済まされんしね!

・・・と

何を言っても
田原君は元気になりそうにないので

『めんどくさッ!』と思った私は
プンプン怒って

またまた独りで
ふらッと港のあたりを歩いてみました。




DSC_3587-800x600



防波堤の先っちょにカラスが2羽
望遠で撮ると・・・



DSC_3588-800x600



仲良しじゃねぇ・・・



DSC_3592-800x600



そうね・・・

こ~ゆ~ときは
私が優しくするべきじゃね・・・


DSC_3593-800x600



『お~~い!

そこのお兄さん!
TNRした猫を見に行こうや~~ッ』

「・・・・・・・・」

チッ!
無視しやがって!

もう2度と
優しゅ~なんかしてやらんけぇの!



DSC_3574-800x600




港近くに住んでいる
岡山TNRに参加した子を見ていたら

桂代ちゃんと千葉先生が
帰り支度をして港にやって来ました。





DSC_3577-800x600



『その子は
岡山のときにTNRした子よ』

「そ~ですか!」


DSC_3581-800x600

DSC_3583-800x600

DSC_3594-800x600

DSC_3595-800x600



野良猫に餌を与えたいならば
不妊手術を施す

これは今や常識です。



1574303869140-800x450



いつまでも豊島に居たいぐらい
気持ちのええ島でしたが

私ら・・・帰るしかないしね・・・
また来ようや!!


DSC_3599-800x600



瀬戸内海に浮かぶ島です。

瀬戸内海には
こんな感じの無人島が

あっちにもこっちにもいっぱいあって



DSC_3604-800x600



どこの島を買うかのぅ・・・(笑)


DSC_3603-800x600


あ!
かわいい親子島じゃ!

かわいい小さな島が2つもあるけぇ
ここを買うわ(笑)

・・・な~んて冗談はさておき

香川県豊島TNR一斉

多くの方々の協力のお蔭で
204匹の猫が参加してくれ

無事に手術を終え
リターンすることできました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


今日の動画

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


リターンの様子です。

https://youtu.be/JxMmrsTYelY






栃木拠点・出発

今朝5時
予定通り栃木拠点を出発しました。

向かうは香川県の豊島です。

私より1日早く現地入りして
今まさに捕獲をしている

桂代ちゃんからの情報だと

島のオジサンたちが
まるでプロの猫捕獲師のように

猫をバンバン捕まえて

軽トラで
会場まで運んでいるんだそう

今日1日で捕まるかな
200匹・・・

もともと1日で200匹の捕獲って
ベラボウな話だけど

実は私は

TNRの医薬品を
260匹分用意しとるんじゃ♪♪


。。。。。。。。。。。。。。。。



今年の春

蹄葉炎のマリーと共に
広島から連れて来た山羊4頭の中の

一番の長老メロンおばさんが
いよいよ足腰が弱り

山羊同士の角突き合わせ挨拶で
ひんぱんに転げるようになりました。

転んだら
自力ではなかなか立てず

立ち上がろうと
もがいている間に

コロンと横に倒れてしまい
ますますの悪循環

反芻動物が横に倒れるのは
死に直結するので

悩んだ末に
広島に連れて帰ることにしました。



DSC_3498-800x600



メロンおばさんは

みなしごバスでは
こゆきが使っていた場所に

おとなしく乗っています。

ゆ〜ても大動物ですからね
普通乗用車じゃ

ゆったりとは乗れないから
みなしごバスには感謝です。

私の席の斜め後ろは



DSC_3503-800x600



鹿がおるし♪

鹿こそ
体もデカイが足も長いから

普通乗用車じゃ乗れんですけぇ

これに

成犬がいて仔犬がいて猫がいて
お猿さんがいて

香川県の島に行くまでに
岐阜と大阪で猫を引き取って・・・

さて
いつもの《珍道中》の始まりです♪




DSC_3502-800x600



日本一の山
富士山は今日もご立派でした。


。。。。。。。。。。。。。。。。



犬猫みなしご救援隊・栃木拠点の
令和の大改修工事

その第一弾として現在
絶賛建設中の

新・猫舎&新・TNR病院


。。。。。。。。。。。。。。



絶賛建設中の新・猫舎は

冬場は乾燥を抑えるために
なるべくエアコンを点けなくて済むよう

オンドル式の床暖房を
導入したので

冬場は完璧です。

・・・けれど
夏場にエアコンがないと

いかに避暑地の那須地方とは言え

あんだけ猫がいたら暑くて
働く人間が参ってしまうし

後々のメンテナンスのことを考えて

空調の専門屋さんに
すべてお願いしました。




DSC_3472-800x600



天井の大型エアコンが6機
壁掛けエアコンも6機

一般住宅3軒分の広さがあるから
エアコンもそれなりに必要です。



DSC_3435-800x600



天井ボードを貼る
ある日の田原さん

向こうの部屋でなにやら考えてました。

建設業を辞めて8年
腕が落ちてしまったんだそう

『落ちたのは
腕だけじゃないよ脳もだよ』

・・・けど
それはしょ〜がない

私たち
すべてが落ちる年ごろだもん♪




DSC_3436-800x600


それでもたった1人で
みなしごバスに乗ってる犬・猫・猿

そして大動物の
山羊・鹿のお世話をしながら

朝早くから夜遅くまで
この15日間

壁と天井の下地を組みながら
貼っていき

それプラス

間仕切りだ猫のトイレだ
クローゼットだ

いろいろと造作もしているわけだから
じゅうぶんだと思うけどね♪



DSC_3437-800x600



おまけに
壁と天井は素地仕上げ
(ここは猫に関係ないからケチるとこ)

これだけキレイに短時間で
仕上げられるなら御の字じゃん

まだまだイケるよ頑張って♪

↑  ↑
私の特技は
人を使いまくることですから


DSC_3465-800x600



ここは私たち人間の
シャワールーム(浴槽は無し)

今現在は仮設のシャワールームが
外に置いてあって

冬になると
寒くて寒くて使えないから

私たちは
いつも温泉銭湯に行ってましたが

これを機に
そんな余分なことはやめよう!

どうせ
私にはイレズミもあるしね

・・・と
建物内に設置することにしたのです。




DSC_3466-800x600



シャワールームだけだと
何百万もかからないし

内装工事は田原大先生ができるし



DSC_3467-800x600



田原大先生は

すごい働き者で
すごく役に立つけど

1年365日
ほぼ一緒にいるとね

ムカつくことも多くて
1日に何回もケンカをしており・・・

うちに来るカラスだって
山鳩だって

ずっと同じ相手と一緒にいて
ずっと仲良くしているのにね

反省!反省!

・・・でも
明日はまたケンカしますよ私は(笑)



。。。。。。。。。。。。。。。



工事は大詰め



DSC_3479-800x600



スカイマスターに乗って
サッソウと

み〜くんが電柱から
何かをやっている下では

空調設備屋さんが
配管工事をしてくれてます。


。。。。。。。。。。。。。。。



先週から
オンドル式の床暖房を稼働させ

《わざと》コンクリートの割れを
誘発させています。

コンクリートは

乾燥したり
熱を帯びたりしたら割れます。

コンクリートを扱っている人の話だと

コンクリートを
割れないようにするには

時間をかけて
ゆっくりじんわり乾燥させるしかなく

早く完成させたい
うちの事情を考えたら

ハッキリ言って不可能

床の仕上げ材を貼った後で
下地のコンクリートが割れたんじゃ

どうにもならないから

先に割れるのを待ってから
仕上げ材を貼るのがベストなんだそう



DSC_3453-800x600



私の予想より早く割れました。

オンドル式の床暖房は
想像を超える暖かさで

建物内に入ると
まるでエアコン暖房が入っているぐらい

建物全体の空気が暖かいです。

このオンドル式の床暖房の燃料は
灯油ですが

まさか人力で何百リットルもの灯油を
運ぶわけにはいかんので

灯油を配達してくれる
ガソリンスタンドとの契約が必要です。

地元民でもない私には
栃木ではなんの信用もありません。

そこで協力してくれたのが
近所の乳牛農家の蓮実さん

蓮実さんの紹介で

ガソリンスタンドから
灯油が配達してもらえることになり

ホンマに助かりました。



DSC_3462




もちろん

座ると
ポカポカ暖かくて

猫には持ってこいの暖かさです。

・・・とは思いましたが

うちの猫たちに対して
私には代表者としての責任があるから

新聞紙を広げて

まさる&けんた&ひろしと
実際にお昼寝をしてみました。

やはりバッチリでした♪



DSC_3480-800x600



猫部屋2F
ここは木造床です。

これから床屋さんがシートを貼って
床を仕上げてくれます。



DSC_3481-800x600


2Fにも
広い生活空間が広がり

木造特有の
《いい香り》が漂っています。



DSC_3482-800x600


天井は上がり放題


DSC_3483-800x600



猫が好きな高台の棚

南の窓の外には田んぼが広がり

ザ・にっぽんの風景が
楽しめます。



DSC_3485-800x600


東の窓のそばには
どんぐりの木

うちは花1輪・観葉植物1鉢
置けない環境なので

窓の外に落葉樹って最高です。


。。。。。。。。。。。。。。。


12月に私たちが
栃木拠点に戻って来たときには

外注工事は
あらかた終わっていて

残るは

田原大先生の造作と
外装工事かな・・・という感じ


。。。。。。。。。。。。。。。。



広島本部にしても
栃木拠点にしても

このような
大がかりな改修工事ができるのも

すべては

犬猫みなしご救援隊を
後ろからしっかりと支援してくださっている

全国の支援者さまのお蔭です。

栃木拠点に滞在中は毎日
新・猫舎を見上げながら

『こんな立派なものができて
ホンマにありがたいことじゃ』

・・・と繰り返し
手を合わせておりました。

お引っ越しの目標は
1月10日

新・猫舎建設計画から
ちょうど1年ですね・・・

設計図が出来上がったところで

うちが
《都市計画内にある》ことがわかり

建築許可申請がややこしくて

申請しても《お役所仕事》で
無駄に待たされ

イライラもしましたが

ここにきてようやく
まぁなんとか形が見えてきて

田原大先生のケツを叩いてきた
私としては

責任が果たせた感じで一安心です。


。。。。。。。。。。。。。。。


おまけ

。。。。。。。。。。。。。。。



行く先々で大人気の
ニホンザルの幼獣のひろし君

赤ちゃん猿だから

風邪をひいたり
お腹を壊したり

日々いろんなことがありますが

りんごや梨や柿も
自分で噛みちぎることができるまでに

なんとか成長してくれました。

※※
こないだまでは小さく切り刻んで
少しずつ食べていました。



DSC_3458-800x600


ひろしのお母さんへ

生まれたばかりのひろしを抱いて

めったに車なんて通らない道を
渡っていたあなたは

たまたま通った車にハネられて
命を落としてしまったけれど

あのときあなたが
抱きかかえて離さなかったひろしは

随分と成長し
今ではガンガン走って

迷惑なぐらい
ぴょんぴょん飛んでいますよ

そこはひとつ安心してください。

もちろん

あなたと比べたら
力不足がいなめない私ではありますが

誰にも負けない愛情で

ひろしを
育てていこうと思っているので

今生の
ひろしのことは私に任せて

来世で再び
ひろしを抱けるその日まで

どうか気長に待っていてください。



お知らせ
東日本大震災記録本
【鼓動】
絶賛発売中
『NPO法人 犬猫みなしご救援隊公式チャンネル』のチャンネル登録よろしくお願いします。
住所
コールセンター
080-3522-3745


広島本部

〒731-0234
広島県広島市安佐北区
可部町今井田690-1

FAX:082-815-2711

栃木拠点

〒325-0014
栃木県那須塩原市野間
308-1

FAX:0287-74-5038



中谷PCアドレス
nakatani@minashigo.jp
社会貢献支援財団


平成24年度
「東日本大震災における
貢献者表彰」で
NPO法人
犬猫みなしご救援隊が
受賞しました。
振込口座
支援金は

<銀行口座への
お振込をご希望の方>

■東京三菱UFJ銀行 
広島支店
普通預金 0348748
特定非営利活動法人 
犬猫みなしご救援隊 
理事長 中谷 百里

■広島銀行 安(やす)支店
 普通預金 3102619
NPO法人 
犬猫みなしご救援隊

■ジャパンネット銀行
 本店営業部(001)
普通預金 3989953
特定非営利活動法人 
犬猫みなしご救援隊

<郵便振替口座への
お振込をご希望の方>

■口座番号: 
01320-2-47269
■口座名義: 
特定非営利活動法人 
犬猫みなしご救援隊

まで
宜しくお願いいたします。

記事検索
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ