NPO犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ

犬猫みなしご救援隊の日々の活動を通じて 一緒に動物愛護を考えてみませんか・・・

2019年10月

栃木拠点・10月16日

犬猫みなしご救援隊・栃木拠点に
朝が来た♪

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朝一番は従業員《全員》で
犬たちを運動させます。

犬たちは順番にパドックに出て

オシッコをしたりウン〇をしたり
お水を飲んだり

・・・で
再び犬舎に戻って

おやつをもらって朝ごはんを待ちます。
朝のおやつは基本パンです。

10月に入って
朝晩は10℃前後と小寒くなったので

ごはんも気温に合わせて

ロイカナミディアムアダルトに
あったかいスープをかけています。




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今日のスープは
マグロの血合いを茹でたものです。



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元気な子たちは
血合いスープをかけただけ


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お年より犬たちには

いりこや小魚のスープで一晩寝かせて
柔らかくしたものを与えています。



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同じお年寄り犬でも

便秘気味や下痢気味の
腸の弱い子には

《サイリウム団子》を加えています。

そのサイリウム団子は
見た目的にはとっても怪しい感じなんだが(笑)

犬用ちゅーるに混ぜているから
みんな喜んで一番に食べてくれます。

たったこれでだけのことで
腸の弱いお年より犬たちは快便になるのです。


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犬たちのごはんが終わると
従業員たちは各々の持ち場へバラケます。




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子猫部屋担当者は
小っちゃい子から始めます。

※乳飲み子や
問題のある子猫たちは
夜間は交代で育てています。



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ここ数年
年中乳飲み子がいます。

『TNRの普及』を痛感します。


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ケージ担当者は
ケージの掃除が終わると

ケージから出せる子がいるか考えます。

ごはんもしっかり食べ
初期医療もすべて終わると

《晴れてフリー》

まずはケージのドアをオープンにして

出たければ出てヨシ
入りたければ入ってヨシ・・・にします。

間違っても
《いきなり》出したりはしません。



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この写真の茶白の子は
勝手に入って来た子です。

こ~ゆ~気のいい子は
うちにとってはありがたい存在です。

特に人馴れしていない子を自由にするときは

こ~ゆ~気のいい子が
お手本になってくれるので

私たち人間は『要らんことはせん』
これに限るのです。





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千葉から来た負傷猫

足首から先の骨も折れていて
膀胱から結石を取り出す手術後に来たから

病院からもらったレントゲン写真や
入院中の治療データを見ていたら

病院名が
なんと柏市の岡部獣医科病院と・・・

『な~んじゃ♪』

岡部院長は
私らのTNR一斉の協力獣医さんです。

今後も
聞きたいことが出たら

直接ラインでやり取りできるので
超ラッキ~でした。


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犬と猫の差

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犬は人間と同じ雑食動物なので
報酬が絶対に必要です。

うちでは犬たちが
うちでのルールを守ってくれたら

《その都度》
ご褒美のおやつを与えています。

うちのルールは明朗会計♪

犬舎に入れたね・・・お利口さん
今日も1日よいこでしたね・・・ありがとう

これだけのルールですが

ちゃんと守ってくれたらご褒美を与えるのは
当たり前田のクラッカー

・・・けれど
肉食動物の猫は

人間にとって都合のいいルールを
守らせることもできないし

1日に何度か小分けされるご褒美
・・・ってわけにはいきません。

肉食動物である猫には

1発ドカ~ンと《血が騒ぐような》
美味しい美味しい目玉商品が必要なのです。

それが《パーティー》
うちでは毎日パーティーをしています。




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昼間は
好きな場所でまったりと過ごすのが

猫の日常です。

まったりするのは私も大好きですが
1日中まったりじゃ~味気ないよね


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うちでは
夜行性の猫の習性も考えて

夕方になるとパーティーを始めます。



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パーティーのメインディッシュは

鶏肉だったりチーズだったり
ちゅ~るだったりかつお節だったり
マグロの血合いだったり・・・いろいろです。

楽しいこと嬉しいことワクワクすること

これが猫の元気のみなもとだと
私はそう思うのです。



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「今日は何が食べれるんじゃろう?」

ワクワクして始まったパーティーも
終盤にさしかかかると


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少しずつバラケていきます。

もちろん最後まで
美味しいものを楽しむ子もいます。


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消灯時間を過ぎると

よほどのことがない限り
私たちは猫舎には入りません。

夜はカメラ管理です。

夜の猫舎は猫たちだけのパラダイス

人間がいない時間
それも猫には必要だと私は思うのです。




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一般家庭で飼われている猫も
飼い主のそばで寝ているようで

実は
飼い主が寝た後で自由にしているように

うちでも夜はまったく自由♪



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少し小寒くなったので

上がけを掛けて
猫こたつにしています。



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中は猫がぎっしり


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犬猫みなしご救援隊の保護施設には
元気で気のいい子より

傷病を負っている子や
気難しい子の方が多く暮らしているので

一般の方の見学は一切
お断りをしています。

一般の人を見学させた方が
「寄付活動になるよ」と言う人も多いですが

私はうちの子たちに
イヤな思いをさせてまでは・・・

・・・という思いが強いですし

一般の人を見学させないと
「信用できん」と言う人が現れて

悪口を言われることにつながるよ
・・・という意見もありますが

私は《私のことを知らない人》から

悪口を言われることは
なんともないので

まぁそこはお好きにどうぞ・・・って感じです。

その代わり
各地の議員も含む行政視察や企業視察

《内容がある》テレビ取材などは
私の日程さえ合えばO・Kだし

来月は
中学生の職場体験もありますし

犬猫みなしご救援隊の保護施設は
まったくをもって《開かずの扉》ではない

・・・のです。

そもそも
所在地も明確に示していますし

代表者の顔も《自慢げに》
出しまくってますしね


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にゃんまるのわ

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パチンコマルハン栃木の
社会貢献の取り組みとして

《にゃんまるのわ》というのがありまして

その《にゃんまるのわ》は
栃木県内で活動する団体の中から

マルハンに来られたお客様が
好きな団体を投票して

それによって
寄付金額がいただける・・・のです。

今年の1月だかにわざわざ
マルハンの方が栃木拠点に来られ

いろいろ説明を受け

「ぜひエントリーを」・・・と言われたので
喜んでエントリーしました。

そして今年の7月に
第一回《にゃんまるのわ》の表彰式があり

犬猫みなしご救援隊は
2位ということで

8万円のご寄付をいただきました。


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この《にゃんまるのわ》は
継続されていて

先日
マルハンのスタッフの方が

栃木拠点を視察されました。



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犬猫みなしご救援隊の施設とは
どんなとこなんだ?

マルハン栃木のスタッフとしては

お客様に
説明しなければなりませんからね




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もちろん
にゃんまるも来てくれました♪



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説明が悪くてすみません。

コチラをご覧ください。
https://www.maruhan.co.jp/blog/006027.html


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犬猫みなしご救援隊の活動を
支えてくださる

2020年度の
賛助会員を募集しております。

募集期間は6月1日~11月30日

お申し込み方法は
https://minashigo.jp/supporter/


ネットが苦手な方は
直接お電話ください。
082-812-3745

お申し込み後に
入金が確認できたら
自動的に登録完了になります。





ニホンザル・4


台風19号

この度の台風19号により

各地で甚大な被害が起きているとの
報道を見て

被災された方々に
心よりお見舞い申し上げます。

幸いなことに
犬猫みなしご救援隊・栃木拠点は

洗い場が雨漏りした程度で
ほかに被害はなく

今朝も通常と変わりなく
うちの者たちは

保護動物たちのお世話に勤しみ

私たち医療スタッフも予定通り
栃木拠点TNR一斉の準備を行っております。

TNR一斉に参加される方々は
すでに9時受付を待っておられる感じです。

繰り返しになりますが

台風19号により被災された方々に
心よりお見舞いを申し上げます。

犬猫に関して
お困りのことがございましたら

ご相談ください。
09013393745中谷

群馬みなかみ猫多頭飼養現場

私が
《群馬みなかみ猫多頭飼養現場》の

相談を受けたのは先月
9月の終わりのこと

相談者は
猫を保護していたと思われるオバサン

オバサンはパニック状態で
話は支離滅裂で

「猫の餌がなくて猫が全員死ぬ!」
・・・と泣いてみたり

「電気が止められ猫が寒くて死ぬ!」
・・・と泣いてみたり

真剣に話を聞けば聞くほど

話に整合性がなく

話は二転三転四転五転でした。

そんなオバサンから連日何度も何度も
電話があり

オバサンの話を聞いた私の判断では
《登場人物は男女4人》

話しぶりから猫好きだと感じるオバサンは

いろんなことに無知で

「一緒に保護団体を立ち上げよう」

・・・と言う

主導権を持っていた男の話をうのみにして

《まずは》オバサンの所有物件を

猫を保護するシェルターにしたみたいで

主導権を持っていた男が
猫を集めて来て

他に猫好きの高齢男性2人も加わって


実際に

何年間か保護活動をやっていたが

1人の高齢男性が亡くなり
1人の高齢男性が入院してしまい

主導権を握っていた男が
猫を置いたまま逃げて今日に至る

・・・そんな感じです。

とにかくオバサンは
いつ電話してきても

ギャ~ギャ~パニック状態で
支離滅裂なまま

猫が死ぬ!と言ったり
もう死んだみたいだ!と言ったりなので

私としては
多頭飼養崩壊現場にありがちな

《糞の堆積》と《ご遺体の未処理》かな
・・・と思って

『火葬するお金がないなら
自宅の庭にきちんと埋葬してあげなさい!』

・・・とオバサンに厳しく言い

とりあえずは
《私のリスト》に入れて

10月に栃木拠点に行ってから

『時間を作って訪問しよう』
・・・と思いました。


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10月に入って

北本TNR一斉や山形川西TNR一斉など
外部での活動に加え

行政視察や企業訪問など
バタバタと

内部での活動予定をこなしなしていた
10月8日(火)

オバサンが電話してきて


「発作が起きて入院している間に
警察が来て

猫の死体について捜査している」

・・・と
またまた理解不能なことを言いました。

落ち着かせて
よくよく話を聞いてみると

オバサンは発作が起きて
病院に入院(短期)しているのだが

その間に

誰かから
猫のご遺体があると通報を受けた群馬県警が

猫がいる建物に入って
猫のご遺体を持ち出しているんだそう・・・

『そんなことより

あんたの入院中は
誰が生きとる猫は面倒みとるん?』

私は
そっちの方が心配でした。

そしたらオバサンは

「それは息子がちゃんとしてくれてる」
・・・と

とりあえずは安心したけれど
緊急のことなので

午前中に用事を済ませて

午後一番にうみに運転してもらって
みなかみまで行きました。

そ~は言うても

栃木拠点からみなかみまで
3時間も4時間かかりますからね

1人じゃ道のりが長くツラいし・・・

田原君は
新・猫舎建設にたずさわっとるし・・・

それが
10月8日(火)のことです。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


10月8日(火)午後4時

オバサンちに着くと
本当に群馬県警が来ていました。

そして

段ボール箱に
猫のご遺体を入れていました。

まぁそこらは警察に任せるとして
私がすべきことは

その現場にいる
生きている猫の《身の安全の確保》です。

入院しているオバサンに代わって
オバサンの息子と話をしました。

常にパニック状態のオバサンと違って

息子の方はいたって普通で
ちゃんと話ができました。

当然のことですが
いかに親子とはいえ成人した者同士なので

お母さんがやってることを

息子が

一部始終知っているわけではなく
知らないことも多いわけで

「猫が何匹いるかも
どこにいるかも全くわからないが

猫を助けて欲しい」と・・・

まぁ・・・
そうだわなぁ・・・私もそのつもりじゃし

・・・けど私は
世間一般で言う《お人よし》ではないし

私が一番怖いのは
《猫多頭飼養の再犯》

せっかく助けても
また同じことを繰り返すことです。

オバサンの息子も
そこはとっても気にしていたので

オバサンが
詐欺まがいなことに引っかからないためにも

二度と猫を保護しないためにも

オバサンには
厳しい条件を言いました。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



翌朝オバサンから

《いつもにも増して》
泣き叫ぶ感じで電話がありました。

「猫を放置して殺したみたいに
上毛新聞に載った!」

オバサンは自分のことが上毛新聞に載った
・・・とパニック

私は言いました。

『オバサンは
上毛新聞の取材を受けてもいないし

まだ事実関係もわからん状態で
紙面に載るハズがない!

落ち着きんさいや!!』


私としては
現場で生きていた猫が元気そうだったし

《放置して餓死させた》と言う点が
自分の経験上では疑問があったので

通報を受けた警察が入ったけど
まだ捜査段階だし

こんな段階で新聞に載るとは
想像できませんでした。

・・・が

オバサンの
パニック状態がすごいので

事実かどうか確かめようと思い

《みなかみ在住の》うちの支援者さんに
問い合わせることにしました。

うちに送られてくる支援物資の
送り状のデータは

うちの事務が全部保管しているので
そこから電話番号を見て連絡しました。

初めての電話だし突然だし
大変失礼なことだとは思いましたが

地元の人に問うのが一番確かだと
私は思ったのです。

『上毛新聞の今日の朝刊に
猫虐待みたいな記事が載りましたか?』

すると
驚く答えが返って来ました。

「かなり大きく載ってましたよ!」

まだ何もわかってないのに・・・
オバサンは取材も受けてないのに・・・

しっかりした新聞社が載せたとなると
信憑性が高まって

あっという間に
三流のマスコミが騒いで駆けつけて

面白おかしくネット記事とかに上がったら

今まさにそこで生きている猫たちは
ど~するんじゃ!!


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


10月10日(木)の
私の予定は決まっていましたが

週末には台風も来るみたいだし

とにかく

朝早くから最低限のことだけやって

10月10日(木)朝8時すぎ

群馬みなかみを目指して
私は軽自動車で出発しました。

私がいないと生きていけない
《絶賛子育て中のヒロシ》も連れて・・・

途中の太田桐生あたりで
ヒロシの子守り役に3月ちゃんを迎えて

12時過ぎに現場に到着

そしたら
またまた群馬県警が来ていました。

オバサンも退院して現場にいました。
オバサンの息子もいました。

警察は死んだ猫のことやり


私とオバサンと息子は

生きとる猫のことをやる

お互いそこは分野が違うので
問題は生じませんでした。




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ここが
10月8日(火)

私が最初に訪れた
猫のご遺体があった元・民宿です。



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この奥がオバサンいわく
「エイズの猫を隔離している部屋」で

ここの環境が一番悪く
いわゆる猫多頭飼養《崩壊》現場

この部屋には

1秒たりとも
猫を置いておけない感じだったので

ここの子たちは
なんとしてでも連れて帰るつもりでした。



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新聞紙はオバサンの息子が
とりあえず置いたもので

この下は糞尿もぐれです。




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トイレ?がこれですからね・・・

今までサンザン見てきた
《崩壊現場》そのものです。


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ここに「エイズだ」と言われていた
メス猫が4匹いました。

オバサンは最初は「猫は馴れてる」
・・・と言っていたけど(みんなそう言う)

猫たちは
まったく馴れておらず逃げまどって

案の定オバサンは
1匹しか捕まえられなかったので

私が網で捕まえて
息子にケージの開閉をしてもらいました。

そして

この部屋以外の1階・2階からも
4匹の猫を保護しました。

そこは上毛新聞に載った
猫のご遺体があった近くなので

いろいろ配慮して写真は掲載しません。


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オバサンが

「電気が止まる!」
「電気が止まったら猫は寒くて死ぬ!」

・・・と泣きわめくので

そこの建物以外の建物にいた猫も
保護しました。

栃木拠点あたりも
すでに朝晩は10℃ですからね

寒冷地で電気がないなんて
私は怖いです。



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これが別の建物の猫部屋です。

廊下的なものを隔てて
区分されており

未去勢・未避妊の猫がケンカしないよう
考えていたんだそう



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これができたのは
2〜3年前だそうで

未去勢・未避妊がいたわりには
そこまで臭くもなく


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破損した箇所もなく

つい最近まで

お世話はできていたのだと思います。





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ごはんもお水も
きれいな入れ物に入っていたけど

やはり畳はダメですね・・・

一度オシッコとかされるとアウト!
不潔になりやすい

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


そんなこんなで急きょ
保護することになった猫たちですが

栃木拠点に到着したのが
夜7時



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栃木拠点に着いてから
しばらく静かにさせて

ごはんとお水を用意しました。



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この2匹と

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この2匹が

「エイズ」と言われ
劣悪なところにいました。

・・・が

何日も何ヶ月も
食べものがなかったような感じではないでしょ



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この2匹と

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この2匹が

猫のご遺体があった近くにいた
子たちですが

やはり

何日も何ヶ月も
食べものがなかったような感じではないでしょ




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この子たちは
別の建物にいた子たち



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そこには母猫と子猫5匹と母子と
別の子猫も4匹いましたが

子猫9匹とも

目ヤニとかも全く出ておらず


栄養状態も悪くなく
環境も問題なかったと思います。


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昨日は

突然知らないオバサンに捕獲され
車に乗せられて移動させられ

ストレスが満載なハズなので
とにかく静かにさせて寝かせました。


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オバサンが言うには
主導権を持っていた男が逃げるまでは

「ロイヤルカナンを与えていた」
・・・そうで

実際
オバサンの自宅のゴミ袋の中には

ロイカナの空き袋も大量にあったし

今回保護した猫たちを見る限り
それは否定できないと思うし

緊急性はそんなにない現場なので

10月8日の時点では私は


劣悪な環境のエイズ部屋の子たちと
ご遺体付近にいた子たちだけ

保護すれば終わるかと思っていましたが

この現場のことが
上毛新聞に載ってしまったことで

オバサンのパニックが倍増し
オバサンの息子からも頼まれたし

『じゃあもう1ヶ所の建物の猫も』
・・・となって

25匹の猫を保護しました。

あとはまだ
オバサンの家に13匹いますが

環境に問題はないし

それぐらいはオバサンが
責任をもって世話すべきじゃし

逆に
一気に猫がいなくなると

それはそれでパニックになるタイプだし

しばらくは

13匹残して静観するつもりです。

この現場の子たちの供養は

月例の健空阿闍梨による供養会で
執り行います。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


最後になりましたが
その現場で亡くなった猫たちへ

心より哀悼の意を表しますと共に
冥福を心よりお祈り申し上ます。

どうか
やすらかにお眠りください。








栃木拠点・10月8日

お久しぶりの栃木拠点

マリーがいなくなって
少し広くなった感じの雑木林


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山羊たちもみんな中高年・・・

一番若いこゆでさえ
もう8歳だし



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いつか・・・
誰もいなくなる日がくるのかな



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なにが来ても後悔しないように

今のうちに
精一杯やさしくして

今のうちに
あふれるだけの愛情を注がなきゃ♪



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・・・と言いながら
落ちたチモシーを食べない山羊たちに

『もったいないでしょうが!
落としたのは自分でしょ!』

・・・と
プンプンの私・・・ど~なん??


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


うさぎハウス


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栃木拠点のうさぎのピョンは
ケージが大嫌いなので

ごはんだけケージで食べて
あとは自由な生活をしています。



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私はうさぎに詳しくないので
よくわかりませんが

ピョンは
アンゴラウサギなんだそう

引き取った時点で
毛が長くからまっていたので

菊ちゃんがバツバツ切って
最近ちょっと伸びかけたところです。



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ピョンはトイレは完璧で

オシッコはいつもここでやってくれるので
とってもラクチンです。

糞なんて
うさぎなので手で拾えるし

そこらじゅうにやったって無問題だしね♪



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うさぎもオスメスが一緒にいたら
あっという間に増えるし

猫と同じように
子宮ら卵巣の病気になるので

必ず避妊&去勢をするように!!


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栃木拠点・令和の大改修
新・猫舎建設のその後♪



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なんと言っても

総床面積が200坪を超える
大きな建物なので

柱建てから屋根仕舞まで
連日12人の大工さんが入りました。



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スマホのカメラで撮ったんじゃ

柱がまっすぐ建ってないように
見えるのですが

この現象

私にゃ~理解できず
不思議でかなわんです・・・


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栃木拠点に終生依頼で来た子


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動物病院に去勢のお願いをしたら

「停留精巣で
片方のタマがお腹にある」

・・・と説明されただけで
そのまま何もしないで返された

・・・という子が来ました。

獣医なら獣医らしく
ちゃんと停留精巣を取ってよ

癌になるじゃんか!!




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ここにありますよね
誰が見てもここにあるよね・・・

鼠経部の深いところに入っているなら

「取れなかった」
・・・という言い訳も許せるけど

ここよ!!なんで取らんの??


無駄にまた麻酔をかけられるだけ
この子がかわいそ〜じゃん!



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ホント
動物病院はよく見極めないと

獣医・・・というだけで信用しちゃ
えらいことになりますよ!



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それにしても・・・なんともご立派な
停留精巣だこと



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このまま
お腹の中にあったんじゃ

腫瘍化するだけから取りました。

私は過去に

お腹の中にあったタマが
腫瘍になってしまっている子を

何匹も見ています。



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この子は前足が奇形で



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形がおかしいだけで爪もはえているから
切れた・・・のではなく

先天的な異常だと思います。




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顔も《いかにも》近親の子ですね・・・
シャム系だし青目だし・・・

こ~ゆ~子を輩出しないためにも
TNRは絶対に必要です。


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歯の悪い子も来ました。

尋常でない汚れ方だったので
『全抜歯》と指示したところ




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「歯はほとんどありませんよ」
・・・と

よく見ると確かに
キバ以外の歯は残っておらず



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その唯一残ったキバが
腐っているだけでした。




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抜いたキバ




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できるだけ
キレイに拭き取りましたが・・・

すでにクチビルの端っこは

ヨダレで
化膿して赤みになっていました。



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広島本部では

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今日センターから
広島本部に来た負傷子猫は

ビニールの輪っかが体にハマり
食い込んでいました。




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痛そうじゃねぇ・・・

脇は皮膚が破れたら
なかなか治らんところじゃし・・・




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患部をよく見ると
クラゲ状のものが見えるでしょ



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切り取ってみたら
こんな素材のものだったそうで

ど~してそ~なったのか
真実はわかりませんが

なにかの拍子に体にスポッとハマり
体の成長と共に取れなくなり

しまいには
肉に食い込んでしまった・・・のかな




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時間が
相当経っているみたいで

腐敗も進んでいるし
ほぼ体一周と範囲も広いですが



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小さな子猫なので
これから皮膚も成長していくだろうし

安易に縫うわけにもいかず
さあ!困った!



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大丈夫!

こんな時は
腐敗した部位をキレイに洗い流して


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これですよ!
得意の青い薬♪♪

そして

ほんの少量の抗生剤を飲ませながら
様子をみる・・・

私は
これでイケる自信はあります♪


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今回のケースのように
《輪っか》は怖いです。

はずれない首輪も怖いし

ノミ取り首輪なんか
効きもしないのに強度だから

もっと怖いです。

福島のとき

ノミ取り首輪が
木の枝に引っかかり

亡くなっていた子もいましたし

ノミ取り首輪が
道路端のグレーチングに引っかかって

亡くなっていた子もいました。

ノミ取り首輪が
脇の下にたすき掛けになって

首から脇にかけて
腐りまくっていた子を

保護したこともあります。

食べるものがなくなって
痩せたのが原因で

ノミ取り首輪の中に前足が入ってしまって
取れなくなったのだと思いますが

とにかく私にとって
《輪っか》はとっても怖い形なのです。



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特定非営利活動法人 
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