NPO犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ

犬猫みなしご救援隊の日々の活動を通じて 一緒に動物愛護を考えてみませんか・・・

2018年08月

広島本部・8月31日

いよいよ8月も終わりですね

《光陰矢の如し》

こうやって私の今生も
あっという間に終わるのかと思うと

やるのは【今しかない】とつくづく思う
今日この頃


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


先日
個人で愛護活動をしていた人が

《直接関係もない》
《たいして愛護活動もやってない》

《ネット上での付き合いしかない》
人々たちから

よってたかって
悪口を言われたとかで

精神的に追い詰められ
愛護活動に見切りをつけたと聞きました。

残念ですよね・・・

活動家が1人減れば
それだけ助かる命が減るわけですから・・・

言いたい人には言わせておけば
ええのに・・・

それに対して
いちいち反論するから

ヒマ人の餌食になってしまうのに・・・

私だったら
絶対に相手にしないな・・・

・・・だって経験値の低い人と

机上の論争をしたって
ラチは開かんしね

いろんな人と話をして感じることは

【多くの経験をしている人は
他人を認める】

【多くの経験をしている人は
あわてない】

そして

【多くの経験をしている人は
道をゆずる】

動物愛護界の先達さんたちは
みんなそうです。

何十年も前から
TNRをやっておられた方や

何十年も前から
啓発活動をなさっていた方たちは

みんな一様に
《ポッと出の》私の今の活動を

とっても評価してくださり

「私がもう少し若かったら
中谷さんと一緒に活動ができたのに」

・・・と
逆に後押ししてくださいます。

今よりもっともっと
世の中がバカだった時代に

動物愛護活動をされていた方々の
苦労は

今の私の苦労とは
比べものにならないぐらい

大変だったと思います。

・・・なのに私に
「あなたはよくやってる」と・・・

経験者だからこそ
それが言えるのだと私は思います。

あら・・・
ちょっと論点がズレました(笑)

とにかく

老若男女
年上・年下を問わず

自分が尊敬できる人とだけ
付き合っていけばいいと私は思います。

尊敬できる人から言われるのなら
素直に聞けるでしょうし

たとえ
言われてちょっとムッとしたとしても

モメることはないと思います。

とりあえず
付き合う相手は選びましょうよ♪


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


乳飲み子のときに母猫と一緒に
うちに来た子猫たちが成長し

不妊手術も終わったので

いよいよ母猫と別れ
ちびっ子エリアにやって来ました。

うちでは
母猫と子猫が一緒に来ると

母猫は
早い段階で不妊手術を施しますが

子猫が成長して
不妊手術が終わって落ち着くまで

母子は

月単位で
同じケージで過ごさせます。




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《母乳が一番》みたいな
時代もありましたが

野良猫がストレス過多なのと
近親がすすんだことにより

最近では

母猫が育てるのと
私たちが人工的に育てるのと

乳飲み子の死亡率は
大差ないですね・・・

昨今は母猫が母乳で育てても
死ぬ子猫が増えました。




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数時間このままにして
周りの空気に慣れたら扉を開け

そのまま知らんぷりします。

すぐに出る子
なかなか出ない子

代わりに入る子など様々です(笑)


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


先日
埼玉県在住の人から

「立てない子狸を保護したのだが
野生動物だからという理由で

診てくれる病院がない

診てくれるなら
遠くても連れて行く」

・・・と電話がありました。

その人は

「このまま歩かれなくても飼う」
・・・というので

余計に私は張り切りまして

《わかる範囲いいから》診てほしい
・・・と

横浜の獣医さんに頼みました。

診察の結果
下半身麻痺でしたが

逆に《麻痺は痛みがないからいい》
・・・と私は思います。

うちには犬猫で下半身麻痺の子は
なんぼ~でもおります。

みんな
元気ハツラツで暮らしています。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


うちの子狸

うちの者からは
「たぬぅ」と呼ばれていますが

私は

一番最初に乳飲み子から育て
老衰で亡くなった

抱っこが大好きだった
タヌキの甚五郎から名前をもらって

「五郎」と呼んでいます。

私は呼び名が違っても
そこは気にしない主義です。

みんなが愛情をもって呼ぶのなら

どんな名前であっても構わない
・・・と思うし

動物もそれなりに
ちゃんと対応してくれますしね




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おいおい五郎
威張ってくつろいでいますけど

タマがおりてきたら
すぐに去勢するからね!

ニホンザルのあきらも
鹿のUPAもそうですが

野生種のオスの去勢手術こそ
早い方がええです。

早ければ早いほど
おとなしい良い子になりますから



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子狸は
死んだように寝ます(笑)



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うちでは子狸が来ると

1日に何回もいろんな人が
タオルで巻いて抱っこして

頭をヨシヨシして
いろいろ話しかけます。



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これぐらいの子狸なら
簡単に人馴れします。

成狸でも

《嫌がることさえしなければ》
攻撃はしてきません。

野生種の中でもタヌキは
比較的早い段階で良い関係性が作れます。



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良い関係を築くためには
美味しいものが必要です。

美味しいものを手から与えて
《良いオバチャン》のイメージを与えること

これは野生種を育てるにあたり
だいじなことです。



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美味しいじゃろ?

岡山の渡辺のオバチャンが
くれたんよ

ん?何?心配ない!
なんぼ~でも食べんさい

【きっとまた】渡辺のオバチャンが
送ってくれるけぇ(笑)



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よく考えたら・・・

私はいつも
《人のフンドシで相撲をとっとる》

支援者さんから送られて来た
支援物資を使って

《良いオバチャン》になって

動物たちから好かれて
毎日いい気分で暮らしとる

なんともラクチンなええ人生じゃわ♪♪


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



関西地方の
猫多頭飼養現場から

《有料》で
猫を終生飼養で引き取りました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



飼い主さんが高齢になり
大きな病気になり

飼養が難しくなったとのことで

捕獲もかねて
お迎えに行ったのですが

毎月栃木に行ってる私が言うのも
なんですが

関西地方も近いようで遠いですわ・・・

早朝に広島を出て
午後に現場に着き捕獲して

とんぼ返りをしても
広島に帰ったら夜でしたもんね・・・



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猫多頭ですからね
壁は普通にこ~なります。


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障子もこ~なります(笑)

窓は
雨戸をしめたり段ボールで隠すなど

猫脱走防止がなされていました。

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うちも

台所や洗面所やトイレみたいに
猫専用部屋として作ってない場所の壁は

いたるところが
これ以上にボロボロになってます。


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猫は多頭になると
いろんなところにオシッコをしますが

おやおや・・・臭くない・・・

そ~なんです!
このお宅はまったく臭くないのです。

その理由は

★子猫のときから
全頭に不妊手術を施しているから

★室内に
消臭効果のある新聞紙や段ボールが
たくさん置いてあるから


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うちも猫トイレは新聞紙ですが

やはり新聞紙の脱臭効果は
絶大ですね♪

飼い主は30年以上前から
愛護活動をしていた人で

これまでに
トイレができない猫も何匹か飼ってきたそうで

猫のトイレには
いろんなものを試したんだそう

単に
かわいいって理由だけで

猫を保護して多頭になった人との
違いが

話のハシバシに感じられました。



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こ~ゆ~部屋を見ると
一般の人は驚くかもですが

私は

『新聞紙で埋もれとるこの部屋は
猫にとっては快適じゃ』

・・・と思います。

私は
菌とかウイルスとか

目に見えないものと
常に戦っているので

《いつ洗濯したかもわからないような》
毛布やクッション類は嫌いです。

あの毛布の目の中に
どれだけの菌がいるのか・・・

あのクッションの中に
恐ろしいウイルスが潜んでいるかも・・・

そんなことを想像してしまいます。





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引き取った猫たちは
20歳の子を先頭に

あと2~3年かな
・・・という老猫ばかりでした。

私はハッキリ言いました。

『この子たちにはもう
そんなに残った時間はないですよ!

それでも手放しますか?』

飼い主は答えました。

「最期まで看取ってやりたいんやけど
この体がもうダメなんや・・・

ホンマは今日
病院へ行く日やしな・・・」

飼い主が悩みぬいて腹を決めたのなら
私もそれに沿います。

『ほいなら全員
うちに連れて帰りますね』



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連れて帰ったキャリーのまま

わざわざ出さんでも
これでええ

みんなお年寄りじゃし
ゆっくり時間を過ごさせよう・・・


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今回の関西の案件は

《多頭飼養宅》であって
《多頭飼養崩壊宅》ではありません。

猫たちは

10年以上も前に全頭
不妊手術を施されており

その後むやみに増えてもおらず

室内は猫が落ち着くもので囲まれ
悪臭もなく室温も快適

その上
前々から

自分に何かあったときのために
猫たちの行く末を案じて

その子たちのための《蓄え》も
用意してありましたもの

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


今回

遠く関西にお迎えに行き
直接飼い主といろんな話をして

私も考えさせられました。


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うちには

今日も今日とて
乳飲み子がまだまだたくさんいます。




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離乳期になろうかという
ちびっ子は50匹ぐらいいます。

それよりちと大きい手術寸前の
ちびっ子は80匹ぐらいいます。



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私も56歳
引き際を考えなきゃね・・・

カッコつけ~の私は
みんなが驚くほどスパッと辞める気なので

今のうちに
『もうええぞ』というとこまで

走って行きたいと思います。


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かざして募金が
つながる募金へリニューアル

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携帯電話代金と一緒に支払える
ソフトバンクのかざして募金が

8月23日にリニューアルし

名前が【つながる募金】に変わり
Tポイントも使えるようになりました。

そして

「まだ」かざして募金って名前の
7月分の集計が届きました。

■お支払日

 2018年8月31日(金)

■お支払い内容

かざして募金 都度寄付
(SoftBank携帯電話利用者の一回だけの寄付のお申し込み分)
  合計件数  191件
  募金額  396900円(課税対象外)
  利用料  -9525円(課税対象)
  消費税  -762円
  お支払額 386613円

かざして募金 継続寄付
(SoftBank携帯電話利用者の毎月継続での寄付のお申し込み分)
  合計件数   803件
  募金額  429600円(課税対象外)
  利用料  -10310円(課税対象)
  消費税  -824円
  お支払額 418466円 

かざして募金 クレジット
(クレジットカードでの寄付のお申し込み分)
  合計件数   275件
  募金額  759100円(課税対象外)
  利用料  -18218円(課税対象)
  消費税  -1457円
  お支払額 739425円

■お振込み金額
  1544504円

※寄付額・・・課税対象外
※利用料・・・課税対象。寄付額×2.4%(1円未満切捨て)
※消費税・・・課税対象額×消費税率
※お支払額・・・寄付額-(利用料+消費税)


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かざして募金制度を利用して
犬猫みなしご救援隊に
ご寄付してくださった方々

どうもありがとうございました。

携帯電話料金を一緒に支払えるので
ラクチンな寄付システムです。

もし
それを利用しよう・・・と思われる方は

犬猫みなしご救援隊
公式HPのトップページにある

【つながる募金】のところから
お入りください。

よろしくお願いいたします。


広島本部・8月29日

広島市の農林課による
1年に1回の

ニホンザルのあきらの
「飼育状況確認」が終わりました。


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ニホンザルを飼育するには
行政機関の許可がいるのですが

広島市の場合は
3年前のうちのあきらを最後に

「ニホンザルを飼うのはやめさせよう」
・・・と決まったとかで

広島市に限り
どんな手続きを踏んだとしても

ニホンザルの飼育の許可は
出さないんだそう

『じゃあ広島市は

どんなに
困っているニホンザルがいたとしても

絶対に助けちゃいけん!
・・・と言うのか?』

「その通りでございます」

気持ちがええ!
そこまで言われると

わたくし余計に
ニホンザルを助けたくなりますわよ(笑)

・・・って
私思うんですけど・・・

野生動物は保護しちゃダメ!とか
野鳥は保護しちゃダメ!とか

なんでもかんでも
ひとくくりにしないで

ケガが治るまでならO・Kとか
ちゃんと飼育するならO・Kとか

幅を持たせて

《ちゃんと飼育しているか

農林課が
監視すれば済むんじゃん!》

私に言わせれば
私がニホンザルを飼育することよりも

汚いとこで死ぬ手前まで産ませている
繁殖屋とか

仔犬や子猫などの命を売る
ペットショップが方が

よっぽど《悪》じゃし

行政ならそっちを厳しゅ~に
取り締まるべきです!!

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みなしごバス
お猿さんエリアで遊ぶ

あきら&私



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3年前
「子猿を引き取ってほしい」

・・・と
頼まれて引き取った私は

そのまま依頼人の話をうのみにして

あきらを
子猿として育てました。

・・・なので当時は

噛まれても『子猿だから』
噛まれても『子猿だから』

・・・と

くじけずに
毎晩あきらを抱いて寝たものです。

お蔭で
あきらとの関係もうまく築け

あきらが
2歳(私の計算で)になったころ

ニホンザルの研究の第一人者
清水教授のもとを訪ね

あきらの
去勢の時期を尋ねました。

すると
清水教授はあきらを見るなり

「見たところ
あきらくんは4歳半だから

そろそろ
去勢してもいいですよ!」

・・・と

あきらの実年齢が
2歳以上もズレていたことに

私と田原君は
おったまげました。

私を噛んでいた猿は
子猿ではなく

2歳半の青年猿だったのです(笑)

ど~りで
ひどいアザになってたわけじゃ(笑)




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なんのしつけもしないまま

『噛まれても寝るときは一緒に』

これだけを続けていたら
あきらは自然といい子になり

今では

あきらに襲われるとか
あきらに噛まれるとか

私には
まったく想像ができません。

あきらは今でも毎夜

私の首に手を回して
私にべったりくっついて寝ます。

首に手を回すのは
ただ単に

私の体の中で
そこが一番細いからですが(笑)

こんな
かわいらしいお猿さんが

山で困っていたら
そりゃ~私は助けたいでしょう!

命を助けようとしているのに

法律とか条令とか
偉い人が都合よく作ったきまりごとが

それを
邪魔をするのはおかしいでしょうよ!




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今現在
日本に存在する野生動物の中で

一番食べるものがない種は
ニホンザルです。

ニホンザルは

食べ物を探すためだけに移動し
食べ物を探すためだけに

生きています。

・・・だからニホンザルは毎年
子猿を産まないのです。

私は

あきらだけが
幸せになればいいなんて思っていません。

日本中のニホンザルが
みんな

人間から嫌われることなく

毎日
食べ物が見つけられればいいな

・・・と願っています。


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凶暴だと言われている
ニホンザルとて

私たちと同じ《哺乳類》です。

一緒に暮らしたこともない人が
騒いでいるだけで

凶暴だと言われている
ニホンザルは

本当は
心の優しい動物なのです。



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ニホンザルを飼育するには

鉄製の2重檻の中で
鍵をかけて飼育せねばなりません。

そんなね
《心のない冷たい》飼い方をして

どこに《愛情》が生まれるの??

私は
《この飼育方法》に対しては

全身全霊で異議を唱えています。




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サイワイなことに

広島市の農林課の
特定動物の飼育許可担当の職員は

こぞって
動物に優しい人ばかりで

そこだけは私も
かなり助かっています。

今回の視察も
気分が良かったので調子に乗って

『鹿も見る?』
UPAちゃんもお披露目しました。

職員たちは

「かわいい」「かわいい」
・・・と騒動していました♪

かわいいですよ!
猿も鹿も・・・

人間以外は
みんなかわいいです♪♪

ハイさいなら!また来年!


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また獣医に対して
腹が立つことがありました。


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飛びかかって来るぐらい
人に馴れていない子が

耳から血を流していると保護され

1ヶ月も《動物病院》に入院して
その間に

手術だ消毒だ去勢だなんだ・・・で

都合5回も
麻酔をかけられたのちに

うちに来ました。


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路上にいたシロくん

この状態で
やさしい人に発見されて保護されて

病院へ
連れて行ってもらったのですが


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入院先の病院からは
治療経過の写真等があり

この部位を
トリートメントして縫合したとか

書いてありましたが

手術から1ヶ月も入院治療をして




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うちに来たときの写真です。

《耳のケガ》で
《1ヶ月も入院治療して》

それでこの血膿???

ぜんぜん
良くなってないじゃん

むしろ
腫れ具合は悪化しとるじゃん

その原因は

まったく《おかどちがい》の治療をしたから
・・・だと私は思います!



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私が書いた記録本
【鼓動】を持っている人は見てください。

【鼓動】の後ろ表紙


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私が
何万枚もあった写真の中から

選びぬいた写真です。

警戒区域内という
特殊な場所での保護活動の難しさと

自分の不甲斐なさを思い知った
この1枚の写真



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福島原発20km圏内にいたときの
ならちゃんです。

右耳が欠損して血膿が
べったり出ているのに

この《凛とした姿》

これぞ
誰にもこびない野良猫の強い姿です。

この時に
私が捕獲できておれば・・・

・・・と
悔やんでも悔やみきれない写真です。



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【鼓動】にも書きましたが
ならちゃんを発見して捕獲するまでに

相当な時間がかかり
その間に病状が進行してしまい

結局私は

ならちゃんには
何もしてあげられませんでした。


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白猫に多発する
悪性度の非常に高い扁平上皮癌

その中でも

耳介に発生した場合のみ
発見が早ければ

大きく切り捨てることで
命を守ることはできると言われていて

現に栃木拠点には
耳を大きく切り落とした後に

転移もなく
普通に暮らしている子が2匹います。




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マンモンくんと


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チャミくん

大きく切り取るからかわいそうですが
死ぬよりマシです。



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シロくんも

ケガだと判断して
トリートメントして縫合するより何より

大きく切り取るべきじゃった
・・・と私は思います。

おまけに
飛びかかってくるぐらい気の強い子に

退院直前に
血膿が出るからって

『耳の中にガーゼを入れとるし!』

何がしたいん???

こんなに血膿が出てたら
耳の中でガーゼが腐るじゃんか!!

1ヶ月の入院期間中に5回も
麻酔をかけて処置して

その後の
シロくんはど~したらええ?

また麻酔をかけて(6回目の)
ガーゼを取り出すの?

それとも
馴れてくれるまで待つの???

もうね
できないなら獣医をやめてよ!

1ヶ月の入院費を支払って
うちに《有料で》連れてきた人の気持ちと

シロくんの今後を返して!!

私のこの怒りはどこに???

広島本部・8月27日

一昨日放送されたBSフジ

犬と猫の向こう側を
ご覧いただきましたでしょうか?

うちから
いぬ親さんち行った子は

比較的
私のことが好きみたいで

真面目に見てくれるそうです(笑)


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「5年前・・・

殺処分ギリギリのオレを
助けてくれた茶色いオバチャン

テレビなのに

あの時のまんま大口開けて
ガハハッと笑っとる・・・

残念じゃが
あの笑い方は治らんねぇ」

・・・by いっぽう君

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日曜のお昼の関東ローカル番組
ザ・ノンフィクションで

話題になり

BSフジで全国に放送されることになった
【犬と猫の向こう側】

そこからまたまた展開して

なんで?
・・・って感じですけど

このたび
本になりました。



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犬と猫の向こう側-扶桑社新書-
山田-あかね

もちろん
テレビより詳しい内容です。

皆さま
お買い求めください。

私はもう注文してもらいました♪
(自分ではできんから)


https://www.amazon.co.jp/%E7%8A%AC%E3%81%A8%E7%8C%AB%E3%81%AE%E5%90%91%E3%81%93%E3%81%86%E5%81%B4-%E6%89%B6%E6%A1%91%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E3%81%82%E3%81%8B%E3%81%AD/dp/4594080413



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広島県西警察署から
ニワトリ2羽の保護依頼がきて

『特別これと言って
断る理由もないので』

引き取りました。


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他人様の庭に入り込み
通報を受けて警察署員が駆け付け

数日間
警察署に留置されたが

当然飼い主は現れず

ニワトリ君たちは
不法侵入罪には当てはまらず(笑)

無罪放免

ご丁寧に
刑事さんに連れて来られた

ニワトリ君たち

慣れない警察署での生活に
緊張していたのか

雄鶏なのに
一緒にしててもケンカをしないんだそう・・・




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去年も同じ地区で
雄鶏が3羽捨てられました。

去年は公園
今年は人んちの庭

場所は違えど同じ地区内

誰がどが~に考えても
同一犯です。

警察には1軒1軒
確認に回ってもらわにゃいけん

【動物の遺棄虐待は犯罪です】




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お前たち

去年の子たちと
顔も背カッコウも同じじゃのぅ・・・

それがね・・・
捨てニワトリの保護をしていると

ニワトリの
顔の違いもわかるようになって(笑)

このまま犯人が見つからないと
来年も雄鶏が捨てられるし

うちには気の荒い
オスのニワトリばかり増えるってこと

いつまでもケージ飼いだと

昼間に外に出したりとか
お世話に手間がかかるから

来春までには

鶏舎なるものを
こしらえようかな・・・と思ったり


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ヒデキ自由になる・・・の巻


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いよいよ
ヒデキが2F犬部屋に移動しました。

さっそく
下半身麻痺のまことが

ニオイを嗅いだり
生意気なことをしています(笑)


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蛋白喪失性腸炎で
寝たきりになったかっちゃんの横に

そっと座ったヒデキ

だいたい
新しくここに来た子は

この場所で《息をひそめます》



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怖いねぇ・・・
なんか知らんけど犬がいっぱいおるねぇ・・・

・・・でも
それも少しの間

すぐに慣れるよ♪

みんな気のいいヤツらじゃし♪



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ここは

片眼が見えず
足腰が弱ったスバル(右の白い犬)や

後肢麻痺のエンちゃんのように
歩行が困難な子がいます。

吠えまくっているピンシャーは
来たばかりで

身体的には無問題なんだが
いろいろ様子見しているところです。



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向こうにあるベットには
寝たきりの大型犬がいます。

大型犬だと

これぐらいの高さがないと
お世話が難しいのです。




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今は

シベリアンハスキー雑種の
ゴンが寝ています。

ゴンも
寝たきり歴はかなり長いです。


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隣りのエリアは

徘徊しては座り込む感じの
お年寄りのエリアです。



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ぐるぐる回って
他の子を踏んづけます(笑)

・・・でも
ここはみんな自由で

ゆったりと時間が流れ

常に
《春》のような穏やかさがあります。


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おだやかでしょ♪♪


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このエリアには
それより少し若くて

それより少し
障害の度合いの低い子がいます。




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うちでは
行き場を失くしたいろんな犬種の子が

問題も起こさず
仲良く暮らしています。

真ん中の黒茶の雑種は

岡山の八つ墓村で
トラバサミに捕まっていたソバです。

うちでは3本足は《普通》です。

ヒデキも
積極的に行動するようになったら

ここに入れようかな
・・・と思っています。


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広島県のセンターから
シッポが腐っている子が来ました。



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もともと
シッポが短い子で

咬まれたのだと思いますが

触ってみたところ
なんかええ感じじゃし

飲み薬でイケるじゃろう


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気のいい子で
すごい甘えん坊なんですよ♪

間違いなく飼い猫で
バカなヤツが捨てたんです!


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今日は《終生引き取り》でも

連チャンで
負傷猫が来ました。

『これぐらいなら』
・・・と判断した子から

『これは院長!』
・・・と判断した子まで


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九州から来た子

地域猫だったそうですが
ケガがひどく

「このままでは外での生活は無理」

・・・と
うちに来ました。

この子が来てすぐに郷原さんが

「脱腸してるから
腸をいれてくれますか?」

・・・と言うので

腸を入れる気満々で
張り切って行ったら



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いやいや・・・
そ~ゆ~話じゃないし!

これじゃ
腸を入れてもすぐに出る

・・・と病院へ



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鎮静状態で近づいてみると

皮膚の境界的には
ケガから時間が経っています。

・・・けど
出ている腸はキレイ・・・

んんんん???



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院長は

腹圧がかかって脱腸したわけだから
交通事故かな・・・と

私は

脱腸は説明がつかんので
とりあえず《置いといて》

部位的に
機械挟まれ事故かな・・・と

2人の想像を合体させたら
バイク事故??



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肛門を巾着縫合してもらい
のちに抜糸して

皮膚は自力再生を待ちます。



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見たところ

ごはんさえ
しっかり食べてくれればイケそうですね♪


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犬猫みなしご救援隊の
2017年後期の活動報告書です。

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https://www.nekobu.com/blog/2018/08/2017-18-63.html





岡山TNR一斉

始まりました。
岡山TNR一斉


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今回も会場は

岡山No.1ゼネコン
荒木組本社

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荒木組の本社ビルは

それはそれは立派な建物で
TNRをやっていなかったら

門をくぐることすら「ありえない」
大手建設会社のビルです。


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2021年で創業100年になる
荒木組は

岡山の
大きな工事を請け負うだけでなく

日頃から

町の美化活動などの社会貢献にも
チカラを入れている企業です。



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消防車が通り抜けできるように
設計施工された駐車場だから

みなしごバスも余裕♪


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いつ見ても見事な「壁面緑化」
本物の植物です。

もし私が
動物のいない生活を送っていたとしたら

絶対に取り入れたい「壁面緑化」

緑はええね
見ていて飽きません!


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この暑い中
93匹の猫が集まりました。



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麻酔係は
おおまち動物病院の増田院長

オペは
同じく麻由子先生と



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東京日野市
きもと動物病院の木本院長


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私たちのTNR一斉に「初参戦」の

千葉県柏市
岡部獣医科病院の岡部院長

桂代ちゃんがしきりに

「ぜいたくなメンバーですよ!」
・・・と言っていましたが

確かにぜいたく♪

動物病院の院長レベルが3名と
優しさ日本一の麻由子先生

それに「ちばわん」の代表と
「みなしご」の代表

マニアから見たら豪華すぎて
かなわん(笑)



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手術痕も

木本先生と岡部先生は
糸を出さない方法だから

切り傷か
はたまた虫刺され程度


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こんな
「職人技」を使われたんじゃ

また私が
「手術してない嘘つき」にされるじゃん

そりゃ〜困ったなぁ・・・
あっはっは〜〜♪




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手術痕は
私の親指より小さいから

糸が出る方法でも
なんじゃこりゃ!ですよね♪


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手術済みだった子

ムカデか
魚の骨に見えるほどの手術痕

これが
だいたい普通の獣医の手術痕

こんなにオーバーな手術をされてしまって
この子には可哀想なことでしたが

「これは手術済みだね」

傷が簡単に見つけられるから
私たちにはラッキーです。


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ケンカ傷が
ようやく治った子が来ました。

生後10ヶ月ぐらい
人間の年だと17才ぐらい

生意気盛りですよ。

わかるわかる

オバチャンはお前の気持ちは
よ〜わかる!

・・・けど

もうケンカはやめよう!
ケンカは百害あって一利なし

オバチャンも56才になって
ちょっとだけわかってきたよ

ケンカは無駄かなぁ・・・と(笑)



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これは
どうしたんでしょうね・・・


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傷は大きいけど膿んでいないし
縫うほど皮膚がないし

特製のいつもの塗り薬を塗って

あとは餌やりさんに
よくよく様子を見てもらおう!



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あら・・・

これは負傷当時は
相当痛かったじゃろう・・・



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よ〜我慢したねぇ・・・

ちまたで有名な写真家が撮った
野良猫の写真集には

のんびりしている野良猫の姿ばかりが
載っていますが

野良猫は
決してのんびり生きていません!

野良猫は命ギリギリ生きているのです。



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曲がった手を伸ばしてみたら

おや・・・真っ黒・・・


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キレイにしてよく見たら
爪が肉球に刺さっていました。

そこからにじみ出る血で
真っ黒になっていたのです!



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これからも
爪がのびると肉球に刺さる・・・

野良猫は
決してのんびり生きていません!

野良猫は
命ギリギリ生きているのです。


。。。。。。。。。。。。。。。


Dr増田&Dr麻由子&Dr木本&Dr岡部
4名のプロフェッショナルのお蔭で

午後2時には岡山TNR一斉は終了♪

片付けも終わり
みなしごバスに帰ると



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おや?
もしかしてお前は・・・

そう右手が不自由な子です!

いつの間に?\(^o^)/


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この3匹も
TNRのRリターンできない子たち

いつの間に?\(^o^)/



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終生で引き取った

Wキャリアで
白血病を発症しているらしい

きんちゃんです。

カメラを向けたから
一気に緊張してしまいましたが

気のいいかわいらしい子です。

きんちゃんは

Wキャリアで行き場を失って
うちに来ますが

うちは
そ〜ゆ〜子のために存在しています。

きんちゃんは死ぬ日まで
精一杯生きる。

私も死ぬ日まで
精一杯生きる。

同じじゃん♪♪

ギャラリーコピス

8月24日(金)午後1時
佐賀から広島に戻った私は

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あっという間の九州4日間を
なつかしみ

そして

ちょっと寂しく思いながら
とりあえずは

お昼寝♪



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私の上に
堂々と乗ってる黒猫(佐賀)は

先月

「おしっこが漏れる状態」で
佐賀から来た下半身麻痺の子です。

私が知ってる佐賀は

圧迫排尿をすると暴れるし
カテーテル入れると抜く

どうすっぺ!な子だったのですが

私が栃木拠点にいた間に
会陰尿道ろう術をしてもらったみたいで

圧迫排尿が簡単になり
佐賀もご機嫌になり

栃木拠点から帰って
九州TNR一斉から帰ってみると

佐賀は

私が知ってる「怒りんぼうくん」では
なくなっていました!

佐賀から帰った私の上に
佐賀から来た佐賀が乗る

楽しいじゃん(笑)

。。。。。。。。。。。。。。。


今日は朝5時40分に家を出て
東京に向かいました。

新幹線のぞみに乗っても

東京に到着するのは
お昼になるわけですから

どんだけ田舎に住んでんだ中谷(笑)



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到着しました!

ギャラリーコピス



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私たちの

東日本大震災における
被災動物救援活動を知った

ギャラリーコピスのオーナー
みどりさんが

犬猫みなしご救援隊に保護されている
被災動物たちのために

毎年開いてくださっている
チャリティー展です。



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今年も16名のアーティストの方々が
出展してくださいました。


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まさかね

こんな私が「ギャラリー」って場所に
出入りできるなんてね


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まさかね
絵心のカケラもない私が

アーティストの方々と
知り合えるなんてね


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すべては

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サニーのお蔭♪


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15才のサニーは

クッシングになり
お薬を飲みながら皮下補液をしながら

頑張っていました。


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それにしてもサニーは

クッシングなのに
皮膚も驚くほどキレイをキープ

・・・それは

みどりさんの愛であり
みどりさんのプライドだね

つらい過去があって
みどりさんのとこに来たサニー

うん・・・良かった・・・ホントに




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広島本部の階段の壁
「ギャラリー・子ピス」に・・・

・・・と購入したイラストと

その作者のイラストレーター
なんばもにかさん

宇都宮在住とか

同じじゃん!
私も月に10日は栃木におるよ!



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ヤクルトのカレンダーで有名な
絵本作家の

山本祐司さん

似顔絵を書いてもらいました!


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サニーとどうぶつの仲間たち
チャリティー展にご協力いただいた

アーティストの方々
作品をご購入くださった方々
支援物資を持って来てくださった方々

本当にありがとうございました。

サニー!
来年も来るけぇ♪


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絶賛発売中
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